JPH0660158B2 - 3つの置換基を有する安息香酸中間体 - Google Patents

3つの置換基を有する安息香酸中間体

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JPH0660158B2
JPH0660158B2 JP61047467A JP4746786A JPH0660158B2 JP H0660158 B2 JPH0660158 B2 JP H0660158B2 JP 61047467 A JP61047467 A JP 61047467A JP 4746786 A JP4746786 A JP 4746786A JP H0660158 B2 JPH0660158 B2 JP H0660158B2
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ロイス リー ダビツト
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ストウフアー ケミカル カンパニー
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    • C07C321/24Thiols, sulfides, hydropolysulfides, or polysulfides having thio groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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Description

【発明の詳細な説明】 2−(2−置換ベンゾイル)−1,3−シクロヘキサン
ジオン除草剤類が1983年9月16日米国特許出願、
出願番号第532,869号及び第532,882号;
1984年3月7日米国特許出願第587,331号;
1984年7月31日米国特許出願第634,408
号;1982年12月27日米国特許出願第566,0
77号及び1984年8月17日米国特許出願第64
0,791号明細書に記載されている。
除草剤は次の構造式をもつ。
〔但し、R,R,R,R,R及びRは水素或
はC−Cのアルキル基;Rは塩素、C−C
アルコキシ又はC−Cのアルキルチオ基;RはC
−Cのアルキル基;nは0又は2の整数である。〕 これらの除草剤は構造式 〔但し、R,R,R,R,R及びRは上に定
義されたものである。〕 のジオンと構造式 〔但し、R,Rは上に定義されたものである。〕 の3置換ベンゾイルシアナイドのモルと反応することに
より合成されえる 塩化亜鉛(ZnCl2)の僅かな過剰モルがメチレンクロラ
イドのような適切な溶媒中で2反応物と共に使用されて
いる。トリエチルアミンの僅かな過剰モルが冷却してい
る反応混合物に徐々に加えられる、その結果えられた混
合物は数時間室温で攪拌され、反応生成物は在来の方法
により作り出される。
3つの置換基を有するベンゾイルシアナイドは、対応す
る3つの置換基を有するベンゾイルクロライドから合成
され、置換ベンゾイルクロライドは後に詳細に記された
方法により、対応する3つの置換基を有する安息香酸か
ら合成できる。
この発明は新規な3つの置換基を有する安息香酸中間体
に関する。それは以前に記した除草剤2−(2,3,4
−3置換ベンゾイル)−1,3−シクロヘキサンジオン
類の合成に使用される。この発見の中間体安息香酸は次
の構造式をもっている。
こゝで、Rは塩素、C−Cのアルコキシ或はC
−Cのアルキルチオ基;nは0又は2の整数;R
−Cのアルキル、好ましくはC−Cのアルキ
ル基である。好ましくはRは塩素、メトキシ、エトキ
シ又はプロポキシ基であり;nは2;Rはメチル或は
エチルである。
構造式 をもつ新規中間体もこの発明の化合物である。こゝでR
、nは定義されたものである。
本願発明の中間体化合物は、C−Cのアルキル基で
あるR,R′,R″,Rで画かれている図−1に示さ
れた一般的方法により合成される。
図−1を参照して、特に反応ステップ(A)から(I)
をとおして次に考えてみよう:一般に反応ステップ
(A)で、1−メルカプト−2,3−ジクロルベンゼン
と、C−Cのハロゲン化アルキル例えばエチルクロ
ライドのようなアルキル化試薬(RX)のモル量が、炭
酸カリのような酸受容体の僅かなモル過剰で反応され
る。2つの反応物と炭酸カリはアセトニトリルのような
適した溶媒において結合されている。反応混合物は1−
3時間約80℃に加熱され、反応生成物は一般的方法に
より回収される。
反応(B)に対し、1−(C−C−アルキルチオ)
−2,3−ジクロルベンゼン(1モル)とアセチルクロ
ライド(2モル)が、1〜2時間、0°から5℃の温度
で、エチレンクロライド、又はメチレンクロライドのよ
うな適した溶媒に徐々に加えられた塩化アルミニウム、
又は塩化亜鉛の2モルと反応されている。反応混合物が
室温にあったまったあと、2規定塩酸と氷の混合物にそ
れは加えられる。水相と溶媒相が生成し、分離される。
目的の4−(C−Cアルキルチオ)−2,3−ジク
ロルアセトフェノンは一般的方法により、溶媒から回収
される。
新規中間体化合物、4−(C−C−アルキルチオ)
−2,3−ジクロル安息香酸は反応ステップ(B)で合
成した4−(C−C−アルキルチオ)−2,3−ジ
クロルアセトフェノンのモル量をピリジンにおけるヨウ
素の少なくともモル量で酸化し、引続いてエル・シー・
キング、(L.C.King,)J.Amer.Chem.Soc.,66,894
(1944)により記された方法で水酸化ソーダで加水
分解することにより、反応ステップ(C)で合成され
る。目的の中間体化合物は一般的方法により回収され
る。
別法において、別の新規中間体化合物4−(C−C
−アルキルスルフォニル)−2,3−ジクロル安息香酸
は、反応ステップ(B)で合成された4−(C−C
−アルキルチオ)−2,3−ジクロルアセトフェノンの
モル量をジオキサンのような適した溶媒中次亜塩素酸ソ
ーダのような酸化剤の少なくとも5モルで、反応物の溶
液を80℃に熱し、酸化することにより反応ステップ
(D)で合成される。発熱反応のあと、混合物は冷却さ
れ、塩酸で酸性にされる。沈降している目的物は濾過に
より回収される。
反応ステップ(E)において、反応ステップ(D)で合
成された4−(C−C−アルキルスルフォニル)−
2,3−ジクロル安息香酸は苛性ソーダの20%水溶液
にとかされ、5−10時間還流下に熱せられる。えられ
た混合物は冷却され、濃塩酸のような酸で酸性にされ
る。それを酢酸エチルで抽出し、硫酸マグネシウムで乾
燥し、減圧下に酢酸エチルを除くことにより粗製酸が回
収される。目的の新規中間生成物、4−(C−C
アルキルスルフォニル)−2−クロル−3−ヒドロキシ
安息香酸は酢酸エチルからの再結晶によりえられる。
反応ステップ(F)において、反応ステップ(E)で合
成された4−(C−C−アルキルスルフォニル)−
2−クロル−3−ヒドロキシ安息香酸の1モルと、C
−Cのアルキルヨーダイド、例えば、エチルヨーダイ
ドのようなアルキル化剤(R′X)(2モル)が炭酸カ
リのような酸受容体の僅かなモル過剰と反応される。2
つの反応物と酸受容体はジメチルホルムアミドのような
適した溶媒に結合され、7−24時間50−100℃
で、加熱される。冷却後、反応混合物は酢酸エチルと5
%炭酸カリに分配される。4−(C−C−アルキル
スルフォニル)−3−(C−C−アルコキシ)−2
−クロル安息香酸のエチルエステルが一般的方法により
酢酸エチル層から回収される。エステルの塩基性加水分
解は目的の中間体酸を生じる。
反応ステップ(G)において、反応(F)で合成された
3−(C−C−アルコキシ)−4−(C−C
アルキルスルフォニル)−2−クロル安息香酸とジ−C
−C−アルキルサルフェート(R″)SOのモ
ル量が炭酸カリの3モルと共にジメチルホルムアミドの
ような適した溶媒中で0.5−1.5時間、室温で攪拌され、
出発物質3置換安息香酸のアルキルエステルを生成す
る。ついで、C−Cアルキルメルカプタン(RS
H)の2モルが反応混合物に添加され、数日間室温で攪
拌される。そこでエステルの4−(C−C−アルキ
ルスルフォニル)基がC−Cアルキルメルカプタン
群と置換される。反応混合物はメチレンクロライドと水
の間に分配され、メチレンクロライドは真空下に濃縮さ
れ、目的の安息香酸の粗エステルを生じる。エステルの
塩基性加水分解後、目的の3−(C−C−アルコキ
シ)−4−(C−C−アルキルチオ)−2−クロル
安息香酸がえられる。
反応ステップ(H)で、(反応ステップ(D)でえられ
た)4−(C−C−アルキルスルフォニル)−2,
3−ジクロル安息香酸のモル量と、苛性ソーダ5モルと
−Cアルキルメルカプタン(R′SH)の4モル
が水中で24時間還流下に加熱される。冷却後、反応混
合物は濃塩酸で酸性にされ、メチレンクロライドで抽出
される。2層が生じ分離される。メチレンクロライド層
は硫酸マグネシウムで乾燥される。メチレンクロライド
は真空下にストリップされ、新規中間体4−(C−C
−アルキルスルフォニル)−3−(C−C−アル
キルチオ)−2−クロル安息香酸と新規中間体3,4−
ビス(−C−C−アルキルチオ)−2−クロル安息
香酸の混合物を与える。2安息香酸はクリントンとラス
コウスキイ(Clinton and Laskowski),J.Amer.Chem.So
c.,70,3135(1948)に詳述された処置によ
り、エチレンジクロライド溶媒中でメタノールと硫酸で
メチルエステルにエステル化される。それからエステル
は標準のクロマトグラフ法により分離される。分離され
たエステルの塩基性加水分解は目的の酸を与える。最初
の酸、4−(C−C−アルキルスルフォニル)−3
−(C1−C4−アルキルチオ)−2−クロル安息香酸がよ
り多量えられる。
反応ステップ(I)において、反応(H)で合成された
3−(C−C−アルキルチオ)−4−(C−C
−アルキルスルフォニル)−2−クロル安息香酸とジア
ルキルサルフェイト(R″)SOの、モル量が炭酸
カリの3モルと共に、ジメチルホルムアミドのような適
当な溶媒中で、0.5−1.5時間室温で攪拌され、出発物質
3置換安息香酸のエチルエステルを生成する。次にC
−Cアルキルメルカプタン(RSH)の2モルが反
応混合物に加えられ、数日間室温で攪拌される、そこで
エステルの4−(C−C−アルキルスルフォニル)
基がC−C−アルキルメルカプタン基と置換され
る。反応混合物はメチレンクロライドと水の間に分配さ
れる。メチレンクロライドは真空下に濃縮され、目的の
安息香酸の粗エステルをえる。エステルの塩基性加水分
解後、目的の3−(C−C−アルキルチオ)−4−
(C−C−アルキルチオ)−2−クロル安息香酸が
えられる。
例の次の系列は本願発明の代表的化合物の合成を示して
いる。例と表の全化合物の構造は核磁気共鳴(nmr)、赤
外分光(ir)、質量分析(ms)により証明された。
例1.2,3−ジクロル−4−エチルチオ−アセトフェ
ノン メチレンクロライド500mlにエチルチオ−2,3−ジ
クロルベンゼン0.5モルとアセチルクロライド78.5g(1.0
モル)をとかした溶液に5℃で塩化アルミニウム(133.
5g、1.0モル)を1.0時間にわたり小量づつ加え、反応は
室温に温められた、それからゆっくりと2N−塩酸と氷
の混合物に反応物が注入された。層が分離され、メチレ
ンクロライド層は5%NaOH、水で洗滌された。硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、メチレンクロライドは真空下に除却
し、融点53−55℃の黄かっ色の固体としてアセトフ
ェノン(114g、90%)をえた。
例1に記された同じ処置により別の化合物が作られ、表
−1に示されている。
例2.2,3−ジクロル−4−エチルチオ安息香酸 例1で合成された4−エチルチオ−2,3−ジクロルア
セトフェノンがエル・シ・・キング(L.C.King),J.Amer.
Chem.Soc. 66,894 (1944)により記された
方法でヨウ素−ピリジン、苛性ソーダを使って対応する
酸に酸化された。融点204−206℃。
例2に記されたと同じ処置により別の化合物が合成さ
れ、表−2に示されている。
例3.4−エチルスルフォニル−2,3−ジクロル安息
香酸 例1で合成された4−エチルチオ−2,3−ジクロルア
セトフェノン(0.25モル)、ジオキサン(200ml)、
5%次亜塩素ソーダ(1860ml、1.25モル)のはげし
く攪拌された混合物が徐々に80℃に熱せられ、発熱反
応を生じた。発熱(80−100℃)が静まったあと、
反応混合物は冷却され、濃塩酸で酸性にされた。生じた
沈殿をろ過して融点170−172℃の目的の酸をえ
た。
例3に記した同じ方法で別の化合物が合成され、表−3
に示されている。
例4.2−クロル−4−エチルスルフォニル−3−ハイ
ドロキシ安息香酸 例3で合成された4−エチルスルフォニル−2,3−ジ
クロル安息香酸(0.35モル)を20%苛性ソーダ500
mlにとかした溶液が7時間還流下に加熱された。冷却
後、水溶液は濃塩酸で酸性にされ、酢酸エチルで2回抽
出された。酢酸エチル抽出液は合せられ、硫酸マグネシ
ウムで乾燥され、真空下に濃縮され、粗製の酸をえた。
酢酸エチルで粗製の酸を再結晶し、白色結晶、融点18
8−192℃の目的の純粋な酸をえた。
例4に記されたと同じ方法で別の化合物が合成され、表
−4に示されている。
例5.3−エトキシ−4−エチルスルフォニル−2−ク
ロル安息香酸 例4で合成された2−クロル−4−エチルスルフォニル
−3−ハイドロキシ安息香酸(0.075モル)、ヨウ化エ
チル(0.5モル)、炭酸カリ(0.1モル)のジメチルホル
ムアミド(150ml)における混合物が7時間90℃で
加熱された、冷却後、反応混合物は酢酸エチルと5%炭
酸カリの間に分配された。それから酢酸エチル層は塩水
で洗浄され硫酸マグネシウムで乾燥され、真空下に濃縮
され、目的の安息香酸の粗エチルエステルをえた。エス
テルの酸への加水分解はエタノール(100ml)中苛性
ソーダ(0.1モル)のような塩基で、室温、16時間エ
ステル(0.075モル)を攪拌することにより達せられ
た。反応混合物は2N−HClで酸性にされ、それからメ
チレンクロライドと水の間に分配された。メチレンクロ
ライド層は硫酸マグネシウムで乾燥され、真空で濃縮さ
れ、油状として酸をえた。
例5に記された同じ方法により別の化合物が合成され、
表−5に示されている。
例6.3−アルコキシ−4−アルキチオ−2−クロル安
息香酸 3−エトキシ−4−エチルスルフォニル−2−クロル安
息香酸(0.1モル)、炭酸カリ(0.3モル)、ジエチルサ
ルフェト(0.1モル)、ジメチルホルムアミド(150m
l)の混合物が室温で1時間エチルエステルをえるため
攪拌された。それからエチル−メルカプタン(0.2モ
ル)が加えられ、反応混合物は4日室温で攪拌され、4
−エチルスルフォニル基を4−エチルチオ基で置換し
た。反応混合物はメチレンクロライドと水の間で分配さ
れ、メチレンクロライド層は真空下に濃縮され、粗生成
物エステルをえた。エステルの酸への加水分解は16時
間室温でエタノール(100ml)中苛性ソーダ(0.1モ
ル)のような塩基とエステル(0.1モル)を攪拌するこ
とにより達成された。反応混合物は2N−HClで酸性に
され、メチレンクロライドと水の間に分配された。メチ
レンクロライド層は硫酸マグネシウムで乾燥され、真空
下に濃縮され、酸をえた。融点116−120℃。
例7.4−エチルスルフォニル−3−エチルチオ−2−
クロル安息香酸と3,4−ビス−エチルチオ−2−クロ
ル安息香酸 例3で合成された4−エチルスルフォニル−2,3−ジ
クロル安息香酸(0.2モル)エチルメルカプタン(0.8モ
ル)、苛性ソーダ(1モル)の水(300ml)における
溶液が24時間還流下に加熱された。冷却後、反応混合
物は濃塩酸で酸性にされ、メチレンクロライドで抽出さ
れた。水層とメチレンクロライド層は分離され、メチレ
ンクロライド層は硫酸マグネシウムで乾燥された。メチ
レンクロライドの真空下での蒸発は酸の混合物を与え
た。酸の混合物はクリントン及びラウコウスキイ(Clint
on and Lawkowski)J.Amer.Chem.Soc.,70,3135(1
948)の方法によりエチレンジクロライド中メタノー
ルと硫酸でメチルエステルにエステル化された。それか
らエステルは標準のクロマトグラフ技術により分離され
た。各メチルエステルの塩基性加水分解は3,4−ビス
−エチルチオ−2−クロル安息香酸、融点73−75
℃、と2−クロル−4−エチルスルフォニル−3−エチ
ルチオ−安息香酸油状を与えた。
例7に記されたと同じ方法で別の化合物が合成され、表
−6、7に示されている。
本願発明の中間体安息香酸は次の2反応により容易にそ
れぞれの酸クロライドとそれから酸シアナイドに変換さ
れえる。まず、メチレンクロライドのような適切な溶媒
中でオギザリルクロライドのモル量が20−40℃、1
〜4時間、次の反応式に従って中間体酸のモル量と加熱
される。
n、R及びRは定義されたものである。
対応する安息香酸シアナイドは次の反応に従い1〜2時
間、150−220℃の温度でシアン化第一銅との反応
により安息香酸クロライドから容易に合成されえる。
上に記した酸クロライドは1,3−シクロヘキサンジオ
ンと反応して、次の2−ステップ反応により上に記した
除草剤2,3,4−トリ置換ベンゾイル−1,3−シク
ロヘキサンジオンを生成する: 一般に、ステップ(1)で、ジオンと置換ベンゾイルク
ロライドのモル量がトリエチルアミンの僅かなモル過剰
と共に使用される。2反応物はメチレンクロライドのよ
うな溶媒中で結合される。トリエチルアミンは冷却下反
応混合物に徐々に加えられる。混合物は室温で数時間攪
拌される。
反応生成物は在来の技術によりつくり出される。
一般に、ステップ(2)で、エチルエステル中間体のモ
ルは、トリエチルアミンの1から4モルと、好ましくは
トリエチルアミンの2モルと、シアナイド源(例えば、
シアンカリ又はアセトシアンヒドリン)の0.5モルま
で、好ましくは0.1モルと反応される。混合物は反応器
で、室温、約1時間攪拌され、目的の生成物は在来の技
術で回収される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願発明の系列反応を化学式で示した大要図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A01N 41/10 A 9159−4H

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】構造式 をもつ化合物。こゝでR6は塩素原子、C1−C4のアルコキ
    シ基、C1−C4のアルキルチオ基、或は水酸基であり;n
    は0又は2の整数;R7はC1−C4のアルキル基である。但
    しR6が水酸基であるときはnは2である。
  2. 【請求項2】R6が塩素原子、C1−C4のアルコキシ基、或
    はC1−C4のアルキルチオ基である特許請求の範囲第1項
    記載の化合物。
  3. 【請求項3】R6が水酸基で;nが2である特許請求の範
    囲第1項記載の化合物。
  4. 【請求項4】R6が塩素原子で;R7がメチル或はエチル基
    であり;nが0或は2である特許請求の範囲第1項記載
    の化合物。
  5. 【請求項5】R6がC1−C4のアルキルチオ基で;R7がメチ
    ル或はエチル基であり;nが2である特許請求の範囲第
    1項記載の化合物。
  6. 【請求項6】R6がメトキシ、エトキシ或はn−プロポキ
    シ基で;R7がメチル或はエチル基であり;nが2である
    特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  7. 【請求項7】R6がメチルチオ或はエチルチオ基で;R7
    メチル或はエチル基で;nが2である特許請求の範囲第
    1項記載の化合物。
  8. 【請求項8】R6がエトキシ基で、nが2、R7がエチル基
    である特許請求の範囲第1項記載の化合物。
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