JPH0659746A - 油圧装置 - Google Patents

油圧装置

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Publication number
JPH0659746A
JPH0659746A JP4210213A JP21021392A JPH0659746A JP H0659746 A JPH0659746 A JP H0659746A JP 4210213 A JP4210213 A JP 4210213A JP 21021392 A JP21021392 A JP 21021392A JP H0659746 A JPH0659746 A JP H0659746A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
hydraulic oil
pressure
hydraulic
characteristic data
Prior art date
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Pending
Application number
JP4210213A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Tanaka
誠二 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP4210213A priority Critical patent/JPH0659746A/ja
Publication of JPH0659746A publication Critical patent/JPH0659746A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • B29C47/92

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  • Feedback Control In General (AREA)
  • Control Of Fluid Pressure (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】油圧油の温度が変化しても所望の圧力や速度の
作動を行えるようにした油圧装置を提供することを目的
とする。 【構成】作動条件の設定時、例えば、成形機における圧
力や速度といった成形条件の設定時の油圧油の温度を基
準温度として基準温度記憶部21に記憶しておくととも
に、油圧油の温度に対する粘性変化などの特性データを
特性データ記憶部22に予め記憶しておき、温度センサ
17で検出された油圧油の温度と前記基準温度との温度
差、および前記特性データに基づいて、出力部20から
の制御出力に補正を加え、油圧油の温度が、作動条件の
設定時の油圧油の温度から変化したとしても作動条件の
設定時と同じ作動を行えるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチックやゴムの
各種成形機あるいは産業用ロボットなどのような油圧を
利用した油圧装置に関し、さらに詳しくは、その圧力や
流量の制御に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の油圧装置、例えば、油圧式の射
出成形機では、金型の開閉工程や射出工程などにおける
圧力や速度の制御は、油圧油の圧力や流量を制御するこ
とにより行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる射出成形機で
は、オペレータが、先ず試運転を行って所望の成形品が
得られる圧力や速度などの成形条件を設定し、かかる成
形条件の下で本格的に成形を始めるが、油圧油は、温度
によって粘性が変化するために、油圧油の温度が、成形
条件を設定したときの温度から大幅に変化したような場
合には、成形の圧力や温度が影響を受けることになり、
所望の成形品を得ることが困難になる。
【0004】本発明は、上述の点に鑑みて為されたもの
であって、油圧油の温度が変化しても所望の圧力や速度
の作動を行えるようにした油圧装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
【0006】すなわち、本発明は、所望の作動に対応し
た作動条件が設定される設定部と、設定された作動条件
に応じた制御出力を与える出力部とを備え、前記制御出
力に基づいて、前記所望の作動を行うように、油圧油の
圧力および流量の少なくとも一方を制御する油圧装置に
おいて、前記油圧油の温度を検出する温度センサと、前
記作動条件が設定されたときの油圧油の温度を、基準温
度として記憶する基準温度記憶部と、前記油圧油の特性
データが、予め記憶された特性データ記憶部と、前記温
度センサで検出される油圧油の温度と前記基準温度との
温度差、および前記特性データに基づいて、前記出力部
からの制御出力を補正する補正部と、前記補正された制
御出力に応じて油圧ポンプからの油圧油の圧力および流
量の少なくとも一方を制御する制御弁とを備えている。
【0007】
【作用】上記構成によれば、作動条件の設定時、例え
ば、成形機における圧力や速度といった成形条件の設定
時の油圧油の温度を基準温度として記憶しておくととも
に、油圧油の温度に対する粘性変化などの特性データを
予め記憶しておき、温度センサで検出された油圧油の温
度と前記基準温度との温度差、および前記特性データに
基づいて、制御出力に補正を加えるので、油圧油の温度
が、作動条件の設定時の油圧油の温度から変化したとし
てもその分補正されることになり、作動条件の設定時と
同じ作動を行うことが可能となる。
【0008】
【実施例】以下、図面によって本発明の実施例につい
て、詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施例の概略構成図で
あり、この実施例では、油圧式の射出成形機に適用して
説明する。
【0010】同図において、1は金型、2は金型位置検
出用エンコーダ、3は金型1を開閉する型締シリンダ、
4はノズル、5はスクリュー、6は材料を供給するホッ
パ、7はシリンダ8内で材料を加熱溶融するためのヒー
タ、9はスクリュー位置検出用エンコーダ、10はスク
リュー5を移動させる射出シリンダ、11はスクリュー
1を回転させる油圧モータ、12,13は油圧経路を金
型移動用とスクリュー移動用とに切換えるための金型移
動用バルブおよびスクリュー移動用バルブ、14は油圧
ポンプ15からの油圧油の流量を制御する流量制御バル
ブ、16は油圧ポンプ15からの油圧油の圧力を制御す
る圧力制御バルブ、17は油圧油の温度を検出する温度
センサ、18は成形条件などを設定するための設定部、
19は設定された成形条件および上述のエンコーダ2,
9等の出力に基づいて、制御バルブ14,16等に制御
出力を与える成形機ユニットである。
【0011】この実施例の成形機ユニット19も従来例
と同様に、設定部18で成形条件、例えば、型締力や型
締速度などの成形条件が設定されると、それに応じた制
御出力を流量制御バルブ14および圧力制御バルブ16
等に出力するものであり、これによって、金型1の開閉
工程や射出工程が行われるものである。
【0012】例えば、図2は、型閉工程における型締速
度、型締圧力の変化および成形機の概略状況を示してお
り、図3は、射出工程における射出速度、射出圧力の変
化および成形機の概略状況を示している。
【0013】型閉工程においては、金型の位置に応じて
型締速度、型締圧力が、例えば、図2(a)に示される
ように段階的に変化するよう流量制御バルブ14および
圧力制御バルブ16が制御され、また、射出工程におい
ては、スクリューの位置およびタイマ出力に応じて射出
速度、射出圧力が、例えば、図3(a)に示されるよう
に段階的に変化するよう流量制御バルブ14および圧力
制御バルブ16が制御される。
【0014】このように成形条件が設定されたときに、
成形条件に対応した制御出力を流量制御バルブ14およ
び圧力制御バルブ16に与えて速度および圧力を制御す
るという点は、従来例と同様である。
【0015】この実施例では、油圧油の温度が、成形条
件を設定したときの温度から変化したような場合にも、
前記成形条件を設定したときと同様に、所望の成形品を
安定して得ることができるように次のように構成してい
る。
【0016】すなわち、図4は、この実施例の機能ブロ
ック図であり、図1に対応する部分には、同一の参照符
号を付している。
【0017】この実施例の成形機ユニット19は、設定
部18で設定された成形条件に応じた制御出力を従来と
同様に与える出力部20と、成形条件が設定されたとき
の油圧油の温度を、基準温度として記憶する基準温度記
憶部21と、油圧油の温度変化に対する粘度変化を示す
特性データが、予め記憶された特性データ記憶部22
と、温度センサ17で検出される油圧油の温度と前記基
準温度との温度差、および前記特性データに基づいて、
出力部20からの制御出力を補正する補正部23とを備
えており、この補正部23で補正された制御出力が、上
述の流量制御バルブ14および圧力制御バルブ16に与
えられるようになっている。
【0018】この補正部23は、成形条件設定時の油圧
油の温度と現在の油圧油の温度とに温度差がある場合
に、その温度差によって成形条件が影響を受けないよう
に補正するものであり、したがって、温度差が全くない
ときには、出力部20からの制御出力、すなわち、従来
と同様の制御出力がそのまま出力されることになる。
【0019】この補正部23による補正は、予め実験等
を行ってその実験結果等に基づいて行うようにしてい
る。
【0020】このように、成形条件設定時の油圧油の温
度と現在の油圧油の温度とに温度差がある場合には、補
正部23によって制御出力の補正を行うことにより、温
度差による影響を受けないようにしている、すなわち、
成形条件設定時と同じ作動が可能となるので、成形条件
設定時と同様に、所望の成形品を安定して成形できるこ
とになる。
【0021】上述の実施例では、射出成形機に適用して
説明したけれども、本発明は、油圧を利用した他の工作
機械や産業用ロボットなどにも同様に適用できるもので
ある。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、作動条件
の設定時、例えば、成形機における圧力や速度といった
成形条件の設定時の油圧油の温度を基準温度として記憶
しておくとともに、油圧油の温度に対する粘性変化など
の特性データを予め記憶しておき、温度センサで検出さ
れた油圧油の温度と前記基準温度との温度差、および前
記特性データに基づいて、制御出力に補正を加えるの
で、油圧油の温度が、作動条件の設定時の油圧油の温度
から変化したとしてもその分補正されることになり、作
動条件の設定時と同じ作動を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例の概略構成図である。
【図2】型閉工程の説明図である。
【図3】射出工程の説明図である。
【図4】図1の実施例の機能ブロック図である。
【符号の説明】
14 流量制御バルブ 15 油圧ポンプ 16 圧力制御バルブ 17 温度センサ 18 設定部 20 出力部 21 基準温度記憶部 22 特性データ記憶部 23 補正部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望の作動に対応した作動条件が設定さ
    れる設定部と、設定された作動条件に応じた制御出力を
    与える出力部とを備え、前記制御出力に基づいて、前記
    所望の作動を行うように、油圧油の圧力および流量の少
    なくとも一方を制御する油圧装置において、 前記油圧油の温度を検出する温度センサと、 前記作動条件が設定されたときの油圧油の温度を、基準
    温度として記憶する基準温度記憶部と、 前記油圧油の特性データが、予め記憶された特性データ
    記憶部と、 前記温度センサで検出される油圧油の温度と前記基準温
    度との温度差、および前記特性データに基づいて、前記
    出力部からの制御出力を補正する補正部と、 前記補正された制御出力に応じて油圧ポンプからの油圧
    油の圧力および流量の少なくとも一方を制御する制御弁
    と、 を備えることを特徴とする油圧装置。
JP4210213A 1992-08-06 1992-08-06 油圧装置 Pending JPH0659746A (ja)

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JP4210213A JPH0659746A (ja) 1992-08-06 1992-08-06 油圧装置

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JP4210213A JPH0659746A (ja) 1992-08-06 1992-08-06 油圧装置

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ID=16585664

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6638620B2 (en) 2000-08-09 2003-10-28 The Pilot Ink Co., Ltd. Reversible thermochromic composition having improved light-fastness and product comprising same
US7419934B2 (en) 2006-05-08 2008-09-02 Ricoh Company Limited Reversible thermosensitive coloring material and reversible thermosensitive recording material using the reversible thermosensitive coloring material
JP2020134375A (ja) * 2019-02-22 2020-08-31 株式会社日立インダストリアルプロダクツ 油圧駆動式試験装置
JP2021091195A (ja) * 2019-12-12 2021-06-17 キョーラク株式会社 成形システム
WO2021117713A1 (ja) * 2019-12-12 2021-06-17 キョーラク株式会社 成形システム、支持アーム、樹脂成形装置及び被支持部材の支持方法、金型及び成形体の製造方法

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