JPH0659731A - 搬送設備ならびに台車搬送装置 - Google Patents

搬送設備ならびに台車搬送装置

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JPH0659731A
JPH0659731A JP4214428A JP21442892A JPH0659731A JP H0659731 A JPH0659731 A JP H0659731A JP 4214428 A JP4214428 A JP 4214428A JP 21442892 A JP21442892 A JP 21442892A JP H0659731 A JPH0659731 A JP H0659731A
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JP
Japan
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self
carriage
propelled carriage
line
truck
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Application number
JP4214428A
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English (en)
Inventor
Tadashi Sekiya
直史 関屋
Tomoaki Hayashi
智亮 林
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Publication date
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  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 吊り下げ搬送装置1は第1部材Aを所定速度
(一定速度)で搬送し得、台車搬送装置10は自走台車13
を無端状の下部搬送ライン22で自動走行し得る。自動走
行は、検出装置12が誘導体11を検出することで、位置ず
れを自動的に修正しながら行える。自走台車13が第1部
材Aと同期走行中に、自走台車13の第2部材Bを第1部
材Aに下方から組み込み得、固定を行える。この後に自
走台車13は、下部搬送ライン22を高速で自動走行し第2
部材Bの積み込み部へ達する。 【効果】 床側は構造簡単な誘導体の敷設だけでよく、
搬送ラインの変更は容易に行え、自走台車を使用するこ
とで、走行速度の変更を容易に行え、同期走行しない非
作業ライン部では能率のよい高速走行を行え、下部搬送
ラインでの使用台数を減少できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば自動車製作工
場において、車体に内燃機関(エンジン)を組み込むラ
インなどに採用される搬送設備ならびに台車搬送装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものとしては、たとえば
図8,図9に示す構成が提供されている。すなわち車体
Aを支持搬送する吊り下げ搬送装置1は、トロリ案内用
レール2と、その上方に架設されたガイドレール3と、
前記トロリ案内用レール2に支持案内されるトロリ装置
4と、このトロリ装置4に取り付けた支持装置5と、前
記駆動体用レール3に支持案内されて前記トロリ装置4
に移動力を付与するチェーン使用の駆動装置6などから
構成され、上部搬送ライン7上で車体Aの搬送を行って
いる。
【0003】そして前記車体Aに組み込まれる内燃機関
Bを支持搬送する台車搬送装置80は、複数の車輪81を有
する台車82に、昇降動装置83を介して内燃機関Bの支持
部84を設けて構成している。さらに台車82の前後部から
は受動ピン85が垂設され、この受動ピン85の上方からの
突入を許するピット83が床87側に形成されている。
【0004】このピット83内には上下二段にガイドレー
ル88,89が配設され、上段のガイドレール88は、前記受
動ピン85が係脱自在な可動体(台車)90を支持案内し、
また下段のガイドレール89は、前記可動体90に移動力を
付与する駆動装置(チェーン)91を支持案内する。これ
により台車72は、下部搬送ライン92上で内燃機関Bの搬
送を行っている。
【0005】この従来構成によると、下部搬送ライン92
の少なくとも一部は上部搬送ライン7に対して上下で対
向しており、この対向部ではトロリ装置4と台車82とを
同期して移動させている。そして同期移動中において、
昇降動装置83により支持部84を上昇させ、これにより内
燃機関Bを車体Aに下方から組み込んだ状態で、作業者
が所期の組み立てを行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来構成によ
ると、台車搬送装置80側においては、床87側に大きな幅
でかつ深いピット86を形成し、しかも大規模の走行駆動
設備を配設していることから、その下部搬送ライン92の
変更は容易に行えない。また台車82は駆動装置91により
常に一定速度で走行駆動されることから、組み込み部な
どを除いた非作業ラインでは能率の悪い走行になるとと
もに、下部搬送ライン92の長さに応じて多数台の台車82
が必要になる。
【0007】さらに台車82上の内燃機関Bは位置修正が
行えないことから、車体Aに対する正確な組み込みを容
易に迅速に行えない。しかも昇降動装置83に対する駆動
力源(電力など)の付与は簡単に行えない。
【0008】本発明の目的とするところは、台車搬送装
置部における搬送ラインの変更や走行速度の変更を容易
に行えるとともに、下部搬送ラインでの使用台数を減少
し得、しかも精度の高い組み込みを容易に迅速に行え、
さらに駆動力源の付与を簡単に行える搬送設備ならびに
台車搬送装置を提供する点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
第1発明の搬送設備は、第1部材を支持搬送する吊り下
げ搬送装置と、前記第1部材に組み込む第2部材を支持
搬送する台車搬送装置とを有し、この台車搬送装置によ
る下部搬送ラインは無端状で、その一部を、前記吊り下
げ搬送装置による上部搬送ラインに上下で対向して形成
し、前記台車搬送装置は、床側に設けた誘導体と、この
誘導体を検出自在な検出装置を有しかつ第2部材の支持
部を設けた自走台車とにより構成している。
【0010】そして本第2発明の台車搬送装置は、床側
に設けた誘導体と、この誘導体を検出しながら一定経路
上を走行自在な自走台車とからなり、この自走台車に、
昇降動装置を介して昇降体を設けるとともに、この昇降
体に、平面動許容装置を介して支持部を設けている。
【0011】さらに本第3発明の台車搬送装置は、床側
に設けた誘導体と、この誘導体を検出しながら一定経路
上を走行自在な自走台車とからなり、この自走台車に、
作動部に接続するエアユニットとバッテリとを設け、前
記一定経路の所定箇所に、前記エアユニット側に接続自
在なエア補給装置と、前記バッテリ側に接続自在な充電
装置とを設けている。
【0012】
【作用】上記した本第1発明の構成によると、吊り下げ
搬送装置においては第1部材を所定速度(一定速度)で
搬送し得、また台車搬送装置においては自走台車を無端
状の下部搬送ライン上で自動走行し得る。この自動走行
は、検出装置が誘導体を検出することで、位置ずれを自
動的に修正しながら行える。
【0013】第2部材を支持している自走台車は、上部
搬送ラインを搬送されてきた第1部材側に対して同期走
行され、その同期走行中において自走台車上の第2部材
は、第1部材に対して下方から組み込まれ、その後に固
定作業が行われる。この固定作業を終えたのち自走台車
は、下部搬送ラインを高速で自動走行して新たな第2部
材の積み込み部へと走行される。
【0014】そして本第2発明の構成によると、同期走
行中において昇降動装置により昇降体を上昇させること
で第2部材を持ち上げ得、さらに第2部材は平面動許容
装置を介して平面方向に移動し得、以て第2部材は第1
部材に正確に対応させて組み込みと固定を行える。る。
【0015】また本第3発明の構成によると、自走台車
の停止時などに、充電装置を介してバッテリに充電を行
えるとともに、エア補給装置を介してエアユニットに対
してエアの補充を行える。
【0016】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図1〜図7に基づ
いて説明する。なお本実施例において吊り下げ搬送装置
は従来例と同様の構成であり、以下においては同一符号
を付して詳細な説明は省略する。すなわち図1、図2に
おいて1は吊り下げ搬送装置、2はトロリ案内用レー
ル、3はガイドレール、4はトロリ装置、5は支持装
置、6は駆動装置、7は上部搬送ライン、Aは第1部材
の一例である車体をそれぞれ示す。
【0017】第2部材の一例である内燃機関Bを支持搬
送する台車搬送装置10は、床8側に設けた誘導体(ガイ
ドマグネットなど)11と、この誘導体11を検出自在な検
出装置(ガイドセンサなど)12を有する自走台車13とか
らなる。この自走台車13は、本体14の前部中央に駆動車
輪15を有するとともに、後部に左右一対の従動車輪16を
有している。
【0018】図3〜図7において前記駆動車輪15は、本
体14に対して走行駆動装置(モータなど)17とともに旋
回自在に取り付けられ、そして巻掛け伝動構造やモータ
を含む旋回駆動装置18は、本体14の前部に搭載した制御
盤19にて旋回制御される。この制御盤19や前記走行駆動
装置17などは本体14の後部に搭載したバッテリ20に接続
し、また本体14の前部に設けた前記検出装置12は制御盤
19に接続している。なお制御盤19上には部品受け21が設
けられている。
【0019】上記構成の台車搬送装置10において自走台
車13は、検出装置12が誘導体11を検出することで方向制
御しながら下部搬送ライン(一定経路)22上で自動走行
し得る。その際に下部搬送ライン22は無端状に形成さ
れ、そして一部を、前記上部搬送ライン7の直線状部分
に上下で対向すべく形成し、以て対向部分を組み込み作
業部23に形成している。
【0020】前記誘導体11は、床8側に形成した溝9内
に敷設され、その際に誘導体11に沿ってフィーダケーブ
ル24が敷設されるとともに、両者11,24の上面は樹脂モ
ールドされている。前記誘導体11を検出自在な検出装置
12は駆動車輪15の側部に設けられ、そして検出装置12の
下手位置にフィーダケーブル24に対向自在なフィーダ無
線25を設けるとともに、その側部に充電用のコレクタ26
を設け、さらに両側部に光伝送装置27を設けている。こ
こでフィーダ無線25や光伝送装置27はそれぞれ制御盤19
に接続し、またコレクタ26はバッテリ20に接続してい
る。
【0021】前記本体14の中央部には、作動部の一例で
ある下部用昇降動装置30を介して下部昇降体31が設けら
れる。前記下部用昇降動装置30は複数(前後一対)のシ
リンダ装置からなり、そのシリンダ本体を本体14に固定
するとともに、上向きのピストンロッドの上端を平枠状
の下部昇降体31に連結している。
【0022】そして下部昇降体31には、作動部の一例で
ある上部用昇降動装置32を介して上部昇降体33が設けら
れる。前記上部用昇降動装置32は中央部に位置したシリ
ンダ装置からなり、そのシリンダ本体を下部昇降体31に
固定するとともに、上向きのピストンロッドの上端を平
枠状の上部昇降体33に連結している。なお上部用昇降動
装置32の前後の両位置には、下部昇降体31に設けた上下
方向のガイド筒34と、このガイド筒34に嵌入すべく上部
昇降体33から垂設したガイドロッド35とからなる昇降ガ
イド機構が設けられる。
【0023】前記上部昇降体33上には、左右ガイド装置
40を介して下位スライド板41が設けられる。すなわち左
右ガイド装置40は、上部昇降体33上に複数配設した左右
方向のガイドレール42と、このガイドレール42に上方か
ら嵌合すべく下位スライド板41の下面に取り付けた摺動
体43とからなるLMガイドに構成され、そして下位スラ
イド板41の左右移動限を規制するストッパー(図示せ
ず)が設けられる。
【0024】さらに下位スライド板41の中立位置を維持
する下位ロック機構44が設けられ、この下位ロック機構
44は、前記下部昇降体31の側部から連設されかつ上面開
放でV状の凹部45を有する嵌合部材46と、下位スライド
板41の側部から垂設された被嵌合部材47とにより構成さ
れ、この被嵌合部材47は、下降時にV状面に案内された
のち凹部45に嵌合自在なローラ48を有する。
【0025】前記下位スライド板41上には、前後ガイド
装置50を介して上位スライド板51が設けられる。すなわ
ち前後ガイド装置50は、下位スライド板41上に複数配設
した前後方向のガイドレール52と、このガイドレール52
に上方から嵌合すべく上位スライド板51の下面に取り付
けた摺動体53とからなるLMガイドに構成され、そして
上位スライド板51の左右移動限を規制するストッパー
(図示せず)が設けられる。
【0026】さらに上位スライド板51の中立位置を維持
する上位ロック機構54が設けられ、この上位ロック機構
54は、前記下部昇降体31の後部から連設されかつ上面開
放でV状の凹部55を有する嵌合部材56と、上位スライド
板51の後部から垂設された被嵌合部材47とにより構成さ
れ、この被嵌合部材47は、下降時にV状面に案内された
のち凹部55に嵌合自在なローラ58を有する。上記した左
右ガイド装置40と前後ガイド装置50とにより平面動許容
装置を構成する。
【0027】前記上位スライド板51からは、左右方向な
らびに後方へ伸びる支持部(スキット)60が連設され、
これら支持部60間で前記内燃機関Bを支持すべく構成し
てある。また前記本体14には、前記昇降動装置(シリン
ダ装置)30,32を昇降動させるための操作具である昇降
レバー61が複数箇所に設けられ、さらに作業完了釦62が
設けられている。そして前記昇降動装置30,32にエアを
供給するためのエアユニット63が本体14の後部に搭載さ
れ、このエアユニット63はアキュームレータを内蔵する
とともに、エアカプラ64を有する。
【0028】前述したように無端状の下部搬送ライン22
で、組み込み作業部23の終端から始端に亘ってのライン
部分には、第1ステーション65と第2ステーション66と
待機部67とがこの順で配設され、さらに床8側の複数箇
所にはIDタグ68が設けられている。
【0029】両ステーション65,66は内燃機関Bの積み
込み部に形成され、そしてエア補給装置69や充電装置70
が設けられている。前記エア補給装置69は、たとえばコ
ンプレッサなどのエア発生装置、このエア発生装置から
のホース先端に取り付けられかつ前記エアカプラ64に対
して雄雌形式により接続自在なエアカプラ、このエアカ
プラを接断移動させるシリンダ装置、などにより構成さ
れ、また前記充電装置70は、前記コレクタ26が上方から
当接自在なレール形式からなる。
【0030】以下、上記実施例における作用を説明す
る。吊り下げ搬送装置1においては、車体Aを支持して
いるトロリ装置4が、駆動装置6からの移動力を受けて
移動し、以て上部搬送ライン7上で車体Aを所定速度
(一定速度)で搬送している。また台車搬送装置10にお
いては、バッテリ20の電力により走行駆動装置17を介し
て駆動車輪15が強制駆動され、これにより自走台車13を
下部搬送ライン22上で自動走行し得る。
【0031】その際に、検出装置12が誘導体11を検出
し、この誘導体11に対して検出装置12の位置がずれよう
としたときに、制御盤19から旋回駆動装置18に正または
逆の指令が発せられ、これにより自走台車13の位置ずれ
を自動的に修正しながら、この自走台車13を下部搬送ラ
イン22上で自動走行し得る。
【0032】内燃機関Bを支持している自走台車13は待
機部67に停止される。このとき自走台車13では、上部昇
降動装置32の下降動により下部昇降体31に対して上部昇
降体33が下降しており、この下降により、嵌合部材46に
対して被嵌合部材47が上方から嵌合することで、上部昇
降体33に対して下位スライド板41の左右方向の位置を中
央部に修正するとともに、その修正位置をロックしてい
る。さらに嵌合部材56に対して被嵌合部材57が上方から
嵌合することで、下位スライド板41に対して上位スライ
ド板51の前後方向の位置を中央部に修正するとともに、
その修正位置をロックしている。
【0033】このような状態において待機部67に待機し
ている自走台車13は、上部搬送ライン7の所定位置にト
ロリ装置4が達することで再び自動走行され、組み込み
作業部23へと入って行く。そして図1、図2の実線で示
すように、上部搬送ライン7を搬送されてきた車体Aの
所定位置に内燃機関Bを対向させた状態で、トロリ装置
4側に対して自走台車13を同期走行させる。
【0034】この組み込み作業部23においては自走台車
13に作業者が付き、同期走行に合わせて歩行を行う。こ
の歩行の最中に作業者は昇降レバー61を操作し、下部用
昇降動装置30の上昇動により本体14に対して下部昇降体
31を上昇させるとともに、上部用昇降動装置32の上昇動
により下部昇降体31に対して上部昇降体33を上昇させ
る。この上部昇降体33の上昇により両ロック機構44,54
は自動的にロック解除される。
【0035】前述した上部昇降体33の上昇は少しずつ行
われ、その間に作業者は車体Aに対する内燃機関Bの最
終的な位置修正を行う。すなわち作業者は内燃機関Bに
対して位置修正方向に力を付与する。これにより左右方
向での位置修正は、左右ガイド装置40の許容構造により
上部昇降体33に対して下位スライド板41が左右動するこ
とで可能になり、また前後方向での位置修正は、前後ガ
イド装置50の許容構造により下位スライド板41に対して
上位スライド板51が前後動することで可能になる。
【0036】このようにして、車体Aに対して位置修正
を終えた内燃機関Bは、図1、図2の仮想線に示すよう
に車体Aに対して下方から組み込まれ、その後、作業者
による固定作業が行われる。この固定作業を行う際に部
品受け21内の部品が利用される。そして固定作業を終え
た作業者は、昇降レバー61を前述とは逆操作し、下部用
昇降動装置30の下降動により本体14に対して下部昇降体
31を下降させるとともに、上部用昇降動装置32の下降動
により下部昇降体31に対して上部昇降体33を下降させ
る。この上部昇降体33の下降により両ロック機構44,54
は自動的にロック動される。
【0037】さらに作業者は昇降レバー61の逆操作とと
もに作業完了釦62を押す。これによりロック機構44,54
のロック動を確認した状態で作業が完全終了となり、以
て自走台車13は、下部搬送ライン22を高速で自動走行し
てステーション65,66のいずれかに停止する。この停止
時に、積み込み装置の作動や人手作業により前記支持部
60に対して新たな内燃機関Bが積み込まれる。この積み
込みは、両スライド板41,51がロック状であることか
ら、安定して確実に行われる。
【0038】さらに停止時には、コレクタ26が充電装置
70に自動的に接触してバッテリ20に対する充電が行われ
るとともに、エアユニット63のエアカプラ64に対してエ
ア補給装置69のエアカプラが接続してエアユニット63の
アキュームレータにエアの補充が行われる。そして自走
台車13は下部搬送ライン22上を再び高速で自動走行し、
待機部67にて一旦停止して待機される。上述のようにし
て下部搬送ライン22上を走行中の自走台車13は、IDタ
グ68との間で無線授受を行い、在席確認などが行われ
る。
【0039】上記実施例で示すように二箇所(複数箇
所)にステーション65,66を設けたときには、自走台車
13のステーション65,66での停止時間を十分に取れる
が、これは一箇所であつてもよい。また上記実施例では
誘導体11としてガイドマグネットを示したが、これは磁
気テープなどであつてもよく、磁気テープの場合には検
出装置12としてピックアップコイルが使用される。
【0040】上記実施例では左右ガイド装置40と前後ガ
イド装置50とにより平面動許容装置を構成して入るが、
この平面動許容装置は、平面視において回動する方向の
移動を含めた構造であつてもよい。さらに上記実施例で
は第1部材として車体Aを、第2部材として内燃機関B
を示したが、これは他の部材の組み立てにも利用し得
る。
【0041】
【発明の効果】上記構成の本第1発明によると、床側は
構造簡単な誘導体の敷設だけでよいことから、台車搬送
装置部における搬送ラインの変更は容易に行うことがで
き、また自走台車を使用することで、下部搬送ラインで
の走行速度の変更を容易に行うことができるとともに、
同期走行しない非作業ライン部では能率のよい高速走行
を行うことができ、かつ下部搬送ラインでの使用台数を
減少できる。
【0042】そして上記構成の本第2発明によると、第
2部材の持ち上げと位置(向き)変更とを行うことがで
き、精度よい組み込みを容易に迅速に行うことができ
る。さらに上記構成の本第3発明によると、エアユニッ
トに対するエアの補給とバッテリに対する充電とを、下
部搬送ライン中の自走台車の停止位置で簡単に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、搬送設備の同期走行
部の側面図である。
【図2】同搬送設備の同期走行部の正面図である。
【図3】同搬送設備のライン全体を示す概略平面図であ
る。
【図4】同自走台車の一部切り欠き側面図である。
【図5】同自走台車の一部切り欠き正面図である。
【図6】同自走台車の一部切り欠き背面図である。
【図7】同自走台車の一部切り欠き平面図である。
【図8】従来例を示し、搬送設備の同期走行部の側面図
である。
【図9】同搬送設備の同期走行部の正面図である。
【符号の説明】
1 吊り下げ搬送装置 4 トロリ装置 5 支持装置 7 上部搬送ライン 8 床 9 溝 10 台車搬送装置 11 誘導体 12 検出装置 13 自走台車 17 走行駆動装置 18 旋回駆動装置 19 制御盤 20 バッテリ 22 下部搬送ライン(一定経路) 23 組み込み作業部 30 下部用昇降動装置(作動部) 31 下部昇降体 32 上部用昇降動装置(作動部) 33 上部昇降体 40 左右ガイド装置(平面動許容装置) 41 下位スライド板 44 下位ロック機構 50 前後ガイド装置(平面動許容装置) 51 上位スライド板 60 支持部 61 昇降レバー 62 作業完了釦 63 エアユニット 64 エアカプラ 65 第1ステーション 66 第2ステーション 67 待機部 69 エア補給装置 70 充電装置 A 車体(第1部材) B 内燃機関(第2部材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1部材を支持搬送する吊り下げ搬送装
    置と、前記第1部材に組み込む第2部材を支持搬送する
    台車搬送装置とを有し、この台車搬送装置による下部搬
    送ラインは無端状で、その一部を、前記吊り下げ搬送装
    置による上部搬送ラインに上下で対向して形成し、前記
    台車搬送装置は、床側に設けた誘導体と、この誘導体を
    検出自在な検出装置を有しかつ第2部材の支持部を設け
    た自走台車とにより構成したことを特徴とする搬送設
    備。
  2. 【請求項2】 床側に設けた誘導体と、この誘導体を検
    出しながら一定経路上を走行自在な自走台車とからな
    り、この自走台車に、昇降動装置を介して昇降体を設け
    るとともに、この昇降体に、平面動許容装置を介して支
    持部を設けたことを特徴とする台車搬送装置。
  3. 【請求項3】 床側に設けた誘導体と、この誘導体を検
    出しながら一定経路上を走行自在な自走台車とからな
    り、この自走台車に、作動部に接続するエアユニットと
    バッテリとを設け、前記一定経路の所定箇所に、前記エ
    アユニット側に接続自在なエア補給装置と、前記バッテ
    リ側に接続自在な充電装置とを設けたことを特徴とする
    台車搬送装置。
JP4214428A 1992-08-12 1992-08-12 搬送設備ならびに台車搬送装置 Pending JPH0659731A (ja)

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JP4214428A JPH0659731A (ja) 1992-08-12 1992-08-12 搬送設備ならびに台車搬送装置

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JP4214428A JPH0659731A (ja) 1992-08-12 1992-08-12 搬送設備ならびに台車搬送装置

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