JPH0659199A - 立体視内視鏡 - Google Patents

立体視内視鏡

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JPH0659199A
JPH0659199A JP5028278A JP2827893A JPH0659199A JP H0659199 A JPH0659199 A JP H0659199A JP 5028278 A JP5028278 A JP 5028278A JP 2827893 A JP2827893 A JP 2827893A JP H0659199 A JPH0659199 A JP H0659199A
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Susumu Takahashi
進 高橋
Masao Uehara
政夫 上原
Shingo Kato
眞悟 加藤
Atsushi Kidawara
厚 貴俵
Katsuyuki Saito
克行 斉藤
Masahito Goto
正仁 後藤
Wataru Ono
渉 大野
Itsuki Kanamori
厳 金森
Toyoji Hanzawa
豊治 榛澤
Kenji Yoshino
謙二 吉野
Akio Nakada
明雄 中田
Akihiro Taguchi
晶弘 田口
Nobuaki Akui
伸章 安久井
Hitoshi Karasawa
均 唐沢
Toshihiko Hashiguchi
敏彦 橋口
Akihiko Mochida
明彦 望田
Takashi Fukaya
孝 深谷
Keisuke Saito
圭介 斎藤
Shinji Yamashita
真司 山下
Akira Murata
晃 村田
Hideki Koyanagi
秀樹 小柳
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内視鏡を回転しても、得られる像の上下方向
の回転を防止すること。 【構成】 瞳分割プリズム8が、リレーレンズ系7によ
り伝達された被写体像を、リレーレンズ系の光軸を中心
に、その瞳の左と右とにそれぞれ入射した左被写体像及
び右被写体像に分割する。二つのCCDは、プリズム8
で分割された左被写体像及び右被写体像をそれぞれ撮像
する。回転機構13は、瞳分割プリズム8及び二つのC
CDをリレーレンズ系7の光軸を中心に回転させる。 【効果】 前記左被写体像及び右被写体像は、視差を有
しているので、立体像を構築できる。そして、回転機構
13によって、瞳分割プリズム8及び二つのCCDをリ
レーレンズ系7の光軸を中心に回転させることにより、
本内視鏡1を動かさずに、立体視の方向を自由に変える
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被写体を立体的に観察
するのに用いられる立体視内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、体腔内に細長な挿入部を挿入する
ことにより、体腔内の臓器を観察したり、必要に応じ、
処置具チャンネル内に挿入した処置具を用いて、各種治
療処置のできる内視鏡が広く用いられている。また、ボ
イラー・ガスタービンエンジン・化学プラント等の配管
・自動車エンジンのボディ等の内部の傷や腐蝕等の観察
や検査等に、工業用内視鏡が広く利用されている。
【0003】前記内視鏡には、挿入部が軟性で、口腔等
から屈曲した体腔内を挿通して、体腔内の患部を観察、
あるいは診断できる軟性内視鏡がある。また、前記内視
鏡としては、挿入部が硬性で、目的部位に向けて直線的
に挿入される硬性内視鏡がある。
【0004】前記軟性内視鏡は、光学式のものでは、可
撓性のイメージガイドファイバを用い、このファイバを
像伝達手段としている。
【0005】また、前記硬性内視鏡は、挿入部が硬性で
あるので、狙撃性に優れていると共に、像伝達手段とし
て、一般にリレー光学系を用いて、光学像を得るように
なっている。
【0006】さらに、硬性内視鏡を含む内視鏡には、光
学像を肉眼で直接観察するものと、電荷結合素子(CC
D)等の固体撮像素子を撮像手段に用いた電子内視鏡が
提案されている。
【0007】前述した各内視鏡は、例えば体腔内を遠近
感の無い平面として見るものがほとんどである。しか
し、従来の内視鏡は、診断指標として非常に重要な、例
えば体腔内壁表面の微細な凹凸を観察することが困難で
あった。これに対処するため、立体視内視鏡が提案され
ている。例えば、特開昭57−69839号公報には、
二本で一対のイメージガイドの各一端にそれぞれ対物レ
ンズを設け、他端に接眼レンズを設けたものが開示され
ている。この立体視内視鏡では、前記二本のイメージガ
イドを一対として、内視鏡挿入部に内装し、一対の対物
レンズと観察対象点とのなす輻輳角を立体視可能な角度
となるようにして、体腔内を立体的に観察できるように
している。
【0008】前記従来の立体視内視鏡は、軟性内視鏡に
適用した例であるが、立体視硬性内視鏡としては、二つ
のリレー光学系を平行して配置し、二つのリレー光学系
で得られる光学像をCCD等で撮像し、立体的な観察を
可能とするものがある。また、米国特許4,924,8
35号公報には、二つの光伝達手段と、二つのシャッタ
とを備え、これら光伝達手段で得られる二つの光像をシ
ャッタで交互に遮蔽し、立体観察を可能としているもの
が記載されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
の立体視内視鏡は、二本の光学系と二つのCCDとを用
いて左右の被写体画像を得ている。従って、従来の立体
視内視鏡では、二つのCCDを左右に配置した場合、こ
の位置でモニタ上に表示される立体画像の鉛垂方向(上
下方向)が決まっている。そのため、内視鏡を光軸を中
心に回転して視野方向を変換する場合は、モニタ上に表
示される立体画像の鉛垂方向も内視鏡の回転に伴なって
回転してしまう。
【0010】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
もので、内視鏡の光軸を中心とした回転に伴う画像の回
転を補正し、画像を鉛直方向に修正することができるよ
うにした立体視内視鏡を提供することを目的としてい
る。
【0011】また、本発明は請求項2により、内視鏡が
光軸を中心に回転しても、得られる画像の鉛垂方向は常
に自動的に修正されるようにした立体視内視鏡を提供す
ることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、一本の光軸を有し被写体像を結像する結像レンズ
と、この結像レンズによって結像された被写体像を伝達
する像伝達手段と、この像伝達手段によって伝達された
被写体像を分割して左右の像を得る瞳分割手段と、この
瞳分割手段により分割された左被写体像及び右被写体像
を撮像する撮像手段と、前記瞳分割手段及び撮像手段を
前記像伝達手段の光軸を中心に一体的に回転する回転手
段とを備えている。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1の回転
手段が、瞳分割手段及び撮像手段を重力方向に対し一定
の方向に保持する方向保持手段を有している。
【0014】
【作用】請求項1の構成では、像伝達手段により伝達さ
れた被写体像を、瞳分割手段にて像伝達手段の光軸を中
心に左右に分割して左被写体像と右被写体像とを得、こ
れらの像を撮像手段にて撮像する。この左被写体像と右
被写体像は、視差を有しているので、立体像が構築され
る。そして、内視鏡を光軸を中心に回転すると、瞳分割
手段及び撮像手段も回転しようとする、すなわち撮像画
像も回転しようとするが、回転手段により前記瞳分割手
段及び撮像手段側の鉛垂方向を維持すれば、得られる画
像は回転しない。
【0015】一方、請求項2の構成では、内視鏡が回転
しても、瞳分割手段及び撮像手段は、鉛垂方向に対し常
に一定の方向を保持し、得られる撮像画像は回転しな
い。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0017】図1は本発明の第1実施例に係る立体視硬
性内視鏡の構成図である。
【0018】図1に示す立体視硬性内視鏡1は、後述す
るリレーレンズ系を内蔵し、被写体の立体観察に用いら
れる内視鏡である。この立体視硬性内視鏡1は、硬性の
挿入部2と、この挿入部2に連結された太径の操作保持
部3とを備えている。前記操作保持部3は、後方にケー
ブル4を延出している。
【0019】前記立体視硬性内視鏡1の挿入部2は、先
端側から、複数レンズからなる対物レンズ5と、複数の
レンズ群からなるリレーレンズ部6とを内蔵している。
この対物レンズ5、及びリレーレンズ部6が、リレーレ
ンズ系7を構成し、被写体を後述する分割手段へ伝達し
ている。前記複数のレンズからなる対物レンズ5の間に
は、絞り14aを介装している。この絞り14aの開閉
具合(絞り量)を制御することにより、対物レンズ5の
瞳の範囲は、変化することになる。そして、結果的に、
その後方に設けたリレーレンズ系7の瞳の範囲も制御さ
れることになる。尚、図1中、リレーレンズ部6内に示
す両側に向き合った矢印は、この絞り14aによる瞳の
範囲を示している。尚又、前記絞りとしては14b,1
4cに示すように配置してもよい。
【0020】前記立体視硬性内視鏡1の操作保持部3
は、前記対物レンズ5、及びリレーレンズ部6が伝達し
た被写体像を、左右の像に分割する分割手段としての瞳
分割プリズム8が配置されている。この瞳分割プリズム
8は、前記リレーレンズ系の光軸に、頂点が一致するよ
うに配置された例えば三角プリズムである。この瞳分割
プリズム8の二つの反射面は、前記光軸に対して45°
となるように形成されている。この瞳分割プリズム8
は、リレーレンズ系7の光軸を中心に、このリレーレン
ズ系7の瞳に左と右とに入射した左被写体像及び右被写
体像を、それぞれ光軸に直角(左右)に反射し分割する
ようになっている。
【0021】また、前記操作保持部3は、瞳分割プリズ
ム8が分割した左被写体像及び右被写体像をそれぞれ結
像する結像レンズ9a,9bと、これら結像レンズ9
a,9bを経た左及び右被写体像を、それぞれ直角方向
に反射するミラー10a,10bと、これらミラー10
a,10bが反射した左及び右被写体像をそれぞれ撮像
する撮像手段としてのCCD11a,11bとを内蔵し
ている。これらCCD11a,11bは、結像レンズ1
0a,10bの結像位置に配置されている。そして、C
CD11a,11bは、結像した左被写体像及び右被写
体像を電気信号にそれぞれ変換し、後述する制御装置に
出力するようになっている。
【0022】さらに、前記操作保持部3は、瞳分割プリ
ズム8、結像レンズ9a,9b、ミラー10a,10
b、及びCCD11a,11bを載置固定する回転体1
2と、このステージ12を前記リレーレンズ系7の光軸
を中心に回転させるモータを含む回転手段としての回転
機構13とを有している。回転機構13のモータを回転
させることにより、前記光学系を固定した回転体12
が、円筒形の操作保持部3内を回転するようになってい
る。
【0023】前記立体視硬性内視鏡1は、図示しない照
明光学系を内設し、被写体に照明光を供給するようにな
っている。
【0024】前記制御装置は、回転機構13の回転量制
御と、前記照明光学系への照明光の供給を行っている。
この制御装置は、前記絞り14aの開閉量も制御するよ
うになっている。
【0025】また、前記制御装置は、ケーブル4を介し
て、立体視硬性内視鏡1に電気的に接続されている。こ
の制御装置は、CCD11a,11bを駆動すると共
に、出力された電気信号を信号処理し、図示しないモニ
タに左被写体像と右被写体像とを1秒間に、例えば30
回交互に表示するようになっている。観察者は、遮光メ
ガネを介して、モニタに表示された被写体像を立体像と
して観察できるようになっている。遮光メガネは、表示
画像に同期して、左右が交互に遮光されるようになって
いる。これは、残像現象を利用して観察者に立体感を与
えるもので、対物レンズ5の瞳に入射する左被写体像と
右被写体像との視差を有する立体像として観察できる。
【0026】尚、被写体像は、図1に示すように、リレ
ーレンズ系7において、1回以上リレー位置で左右に分
かれて結像し、対物レンズ5の瞳の左側に入射する左被
写体像は左目で、瞳の右側に入射する右被写体像は右目
で観察できるように光軸を中心に分割され、電気信号に
変換されて信号処理され、前記モニタに交互に表示され
る。
【0027】前記構成で、図1の紙面表面に垂直な方向
を上方向とする。この内視鏡1を被写体の体腔内に挿入
し、内視鏡の上下方向と、実際の上下方向とが一致して
いる場合、術者は、図1に示す位置で回転体12を固定
し、観察を行えば良い。
【0028】しかし、内視鏡の上下方向と、実際の上下
方向とが一致していない場合、表示される被写体像は、
例えば上下が逆になり、従来の立体視内視鏡では、内視
鏡自体を回転させなければならなかった。本実施例で
は、瞳分割プリズム8の瞳分割面までは光学系が1本で
あるので、立体視の方向を自由に変えられる。本実施例
では、回転機構13によって回転体12を回転させるこ
とにより、リレーレンズ系7の光軸と直角で、かつ任意
の方向に瞳分割プリズム8等を配置できる。従って、本
実施例では、内視鏡の上下方向と、実際の上下方向との
ズレに応じて、回転体12を回転させれば、常に、実際
の上下をモニタの上下に合わせた立体像を観察できる。
さらに、モニタの上下が常に実際の上下と一致していれ
ば、術者は、処置具等の操作が逆になったりすることも
なく、操作しやすいし、観察部位の上下を誤ることもな
い。つまり、本内視鏡を用いれば、処置具の狙撃性を向
上させることができる。
【0029】また、本実施例では、瞳分割プリズム8ま
では、一本の光学系で構成されているので、左右像のズ
レが生じ難いと共に、コストも二本の光学系を用いるも
のより安くできる。尚、本実施例は、回転体12及び回
転機構13を除いた構成のものとすれば、上下位置の変
動には前述のように対応できないが、左右像のズレや、
コスト低減を図ることはできる。
【0030】尚、本実施例は、撮像方式として、色面順
次方式、または同時式のいずれにも適用できる。また、
CCD11a,11bの代わりに、接眼レンズを設ける
構成にすれば、モニタを用いず、肉眼で被写体を観察で
きる。
【0031】また、前記モニタへの左右像の表示は、交
互に行う方式以外に、同時に表示する方式でも良い。
【0032】さらに、前記瞳分割を3個以上とし、その
うち任意の2個を選んで立体観察することも可能であ
る。この例では、結像レンズ及びCCDを分割個数に合
わせて、増やすことになる。この例では、前記回転手段
と組み合わせた場合、前述した二つの瞳分割のものよ
り、上下位置の変動に素早く対応できる。
【0033】また、本実施例は、重力検知手段により検
知した下方向を基に、前記回転手段の制御をするように
構成すれば、モニタの下方向に、実際の下(重力)方向
を一致させた画像を表示でき、この構成では、自動的に
常に一致させることができる。
【0034】また、本実施例の使用方法は、モニタの下
方向に、実際の下方向を合わせるだけでなく、使用状況
に応じて、例えば観察者とモニタとの相対的な位置関係
に応じて、観察者がモニタの手前側を下方向とした方
が、観察しやすい場合には、そのように表示することも
できる。
【0035】図2に示す立体視硬性内視鏡21は、図1
の実施例の内視鏡の変形例である。この変形例では、実
施例の前記ミラー10a,10bを除き、リレーレンズ
系7の光軸と直角方向にCCD11a,11bを配置し
ている。このCCD11a,11bは、結像レンズ9
a,9bの結像位置に、図示しないイメージエリアが位
置するように配置している。その他の構成及び作用効果
は、実施例と同様で、同じ符号を付して説明を省略す
る。
【0036】図3(a)に示す立体視硬性内視鏡22
は、第2実施例に係り、この実施例は、図1に示す第1
実施例のものと異なり、リレーレンズ系7のみならずこ
のリレーレンズ系7の後方に配置する光学系及び撮像手
段も一つとしたものである。その他の構成、及び作用は
第1実施例と同様である。
【0037】前記立体視硬性内視鏡22は、図3
(a),(b)に示すように、リレーレンズ系7の最後
端に位置するレンズ6aの後方に向かって、順に、瞳分
割シャッタ23、結像レンズ24、及びCCD25を配
置している。
【0038】前記瞳分割シャッタ23は、図3(b)に
示すように、円板に円形の孔23aを形成している。こ
の瞳分割シャッタ23は、円板の中心軸が、リレーレン
ズ系7の光軸に一致するように配置されていると共に、
図示しない回転手段により、中心軸を中心に回転するよ
うになっている。瞳分割シャッタ23の孔23aは、中
心軸より離して設ける方が視差が大きくなり、望まし
い。
【0039】前記結像レンズ24は、瞳分割シャッタ2
3の後方に位置し、リレーレンズ系7の光軸に一致して
配置されている。この結像レンズ24は、瞳分割シャッ
タ23の孔23aを通過した被写体像のみをCCD25
のイメージエリア25aに結像するようになっている。
【0040】この立体視硬性内視鏡22は、CCD25
に接続された信号線26を介して、制御装置27に電気
的に接続されている。この制御装置27は、立体視硬性
内視鏡22の図示しない照明光学系に照明光を供給する
ものである。また、この制御装置27は、CCD25の
出力する電気信号を信号処理してモニタ28,29へ出
力し、モニタ28,29に立体観察可能な被写体像を表
示するものである。
【0041】前記CCD25の読み出しのタイミング
は、前記制御装置27の図示しないタイミングコントロ
ーラにより制御されている。そして、CCD25は、瞳
分割シャッタ23の孔23aの回転位置が図3(c)に
示すように、上,下,左,右のそれぞれに位置のときの
被写体像を撮像し、電気信号に変換して出力している。
CCD25での撮像のタイミングは、図3(d)に示す
瞳分割シャッタ23の孔23aの四つの位置である。
【0042】撮像された上,下,左,右の被写体像は、
リレーレンズ系7の瞳の上,下,左,右に分割した位置
(瞳分割位置)に入射した像に相当する。上,下の被写
体像は、視差を有する。また、左,右の被写体像も同様
である。
【0043】このCCD25の出力する電気信号は、制
御装置27のA/D変換器30によりA/D変換され、
スイッチ31を介して選択的に四つのフレームメモリ3
2aないし32dに順次、供給される。
【0044】このスイッチ31の切り替えは、図3
(c)に示すように、瞳分割シャッタ23の回転に同期
している。選択された前記映像信号は、孔23aが上に
位置するときに、上用フレームメモリ32aへ、孔23
aが右のときに右用フレームメモリ32bに格納され
る。さらに、選択された前記映像信号は、孔23aが下
に位置するときに、下用フレームメモリ32cへ、孔2
3aが左のときに左用フレームメモリ32dに格納され
る。各フレームメモリの読み出しは、以下のように行な
われる。
【0045】上用フレームメモリ32aに格納された映
像信号は、スイッチ33aを介して、Aフィールドの映
像信号として読み出される一方、下用フレームメモリ3
2aに格納された映像信号は、Cフィールドの映像信号
として読み出される。モニタ28は、Aフィールド及び
Cフィールドの映像を交互に表示する。
【0046】左右用フレームメモリ32b,32dも同
様で、スイッチ33bを介して映像信号がモニタ29に
選択的に出力される、モニタ29は、Bフィールド及び
Dフィールドの映像を交互に表示する。
【0047】前記各フレームメモリ、スイッチ31,3
3a,33bは、前記タイミングコントローラにより書
き込み、読み出し、及び切り替えが制御されている。
【0048】前記立体視硬性内視鏡22と制御装置27
によれば、観察者は、上下、及び左右の視差を有する立
体象を同時に観察できる。
【0049】前記立体視硬性内視鏡22は、撮像方式と
して同時式で構成する方が容易である。色面順次で構成
する場合には、瞳分割シャッタ23の回転のタイミング
の3倍で、色照明光の照射タイミングを同期させるか、
あるいは瞳分割シャッタ23の3回転で、三色の像を撮
像する必要がある。また、フレームメモリも3倍の数が
必要である。
【0050】尚、実施例の信号処理の具体的な構成例
は、図3に示す制御装置27の構成のうち、上下または
左右の系統のいずれか一方の構成があれば十分である。
【0051】図4に示す立体視硬性内視鏡22は第3実
施例に係り、この実施例は図3に示す実施例に対し、瞳
分割シャッタ23にて入射被写体像を左右に分割し、さ
らにこの瞳分割シャッタ23及びCCD25の重力方向
をおもり61等により、常に一定に保持して内視鏡の回
転によるモニタ画像の回転を自動的に修正するものであ
る。また、この実施例では、挿入部2先端の斜前方を視
野とする斜視型の内視鏡としている。
【0052】この実施例では、リレーレンズ系7の光軸
上に瞳分割シャッタ23とCCD25とを配置し、これ
ら瞳分割シャッタ23とCCD25とは前記光軸を中心
に回転する回転体12に配設されている。そして、前述
したように回転体12にはおもり61が設けられてお
り、瞳分割シャッタ23及びCCD25の重力方向位置
を常に一定に保持している。前記瞳分割シャッタ23と
しては、例えば図5(a),(b)、図6に示すものが
用いられる。図5(a)に示す瞳分割シャッタ23は、
円板の中心軸がリレーレンズ系7の光軸に一致させて配
置され、図示しない回転駆動手段により回転するように
なっている。このシャッタ23の孔23aは、中心軸か
ら離して一つ設けられている。また、図5(b)に示す
瞳分割シャッタ23は、シャッタ孔23aが円板中心を
挾んだ左右に二つ設けられている。さらに、図6に示す
瞳分割シャッタ23は、90度方向と0度方向のように
偏光方向を90度回転させたものを左右方向に2枚配置
した偏光板23cと、ツイストネマティック液晶23d
と前記偏光板23cのいずれか一方と同一偏向方向の偏
光板23eとを積層して形成され、左右を交互に開閉動
できるようになっている。
【0053】この実施例の立体視硬性内視鏡22は、C
CD25に接続された信号線26を介して制御装置27
に電気的に接続されている。この制御装置27は、CC
D25が出力する撮像信号を信号処理してモニタ28へ
出力し、モニタ28に立体観察可能な被写体像を表示す
るものである。この実施例は、図3(a)に示すものと
異なり、左右の被写体像が撮像されるので、左右のフレ
ームメモリー32b,32dを有し、このフレームメモ
リー32b,32dはタイミングコントローラ63によ
って制御されるスイッチ31及び33により切換えられ
るようになっている。また、このタイミングコントロー
ラ63は、前記瞳分割シャッタ23を制御して左右交互
に被写体像を透過し、CCD25に入射するようになっ
ている。この実施例によれば、図7の(a),(b)に
示すように内視鏡22が回転しても、瞳分割シャッタ2
3とCCD25とは、おもり61を有する回転体12に
よって重力方向を一定に保持され、従って、モニタ28
に表示される像の上下方向が内視鏡22の回転に追従し
て回転することがない。また、この実施例では前記した
ようにCCD25の上下方向位置が一定(回転しない)
のため、CCD25から外部に延出される配設がねじれ
ることがない。
【0054】尚、前記図示例では、回転体12はおもり
61により重力方向を一定に保持しているが、これに代
えて図示はしないが重力検出装置と回転駆動装置とを用
いて同様の作用をさせてもよい。
【0055】図8に示す立体視硬性内視鏡22は第4実
施例に係り、この実施例は図1に示す実施例に対し、図
4に示す回転体12とおもり61とを設け、さらに斜視
型としたものである。すなわち、この実施例は、重力方
向を一定に保持するおもり61を設けた回転体12に瞳
分割プリズム8、ミラー10a,10b、CCD11
a,11b等を配設している。従って、この実施例では
図4に示す実施例と同様に内視鏡22が回転しても撮像
側は重力方向に対し回転せず、モニタに表示される像は
回転しない。
【0056】図9に示す立体視硬性内視鏡22は第5実
施例に係り、この実施例は図1に示す実施例に対し、回
転体を設ける代わりに内視鏡22の挿入部2を前部側2
aと後部側2bとに分離し、リレーレンズ系7の光軸を
中心に両者を相対的に回転自在に構成したものである。
この実施例によれば、挿入部後部側2bに連設して撮像
系を内設した操作保持部3を把持し、この操作保持部3
の重力方向位置を一定にした状態で挿入部前部側2aを
回転できる。
【0057】図10は図9に示す実施例の変形例で、挿
入部2と操作保持部3とを分離し、両者を光軸を中心に
相対的に回転可能に構成したものである。この実施例で
は、挿入部2の後端部と、操作保持部3の前端部とにレ
ンズ64,65を配置し、挿入部2と操作保持部3との
接続部(回転部)における光束を平行光束としている。
従って、この変形例によれば、回転部の長手方向にガタ
があっても、画像の劣化を防止できる。
【0058】図11(a)に示す立体視硬性内視鏡35
は、硬性で細長の挿入部の先端から順に、対物レンズ3
6、レンズ37a,37b、複数のレンズからなるリレ
ーレンズ部38、及びリレーレンズ部38の最後端に位
置する結像レンズ38aが結ぶ被写体像を撮像するCC
D39を内蔵している。この立体視硬性内視鏡35も、
前記同様に、瞳分割により左右の被写体像を得るもので
ある。
【0059】被写体からの光は、対物レンズ36とレン
ズ37a、及び対物レンズ36と37bを経て、光軸を
中心に瞳分割されて二つの像が、後方にそれぞれ結像さ
れる。レンズ37a,37bは、図示しない遮光部材に
より遮光され、レンズ37a,37bのうち他方のレン
ズを経た像が結像しないように、互いに光学的に分離す
るように構成している。
【0060】これらレンズ37a,37bが結像した二
つの像は、リレーレンズ部38により後方に伝達され、
CCD39は、視差の有る二つの被写体像を結像する。
前記例と同様に、このCCD39が出力する電気信号を
信号処理して、モニタに表示すれば、観察者は被写体の
立体観察が可能となる。
【0061】この立体視硬性内視鏡35は、一本の光学
系で構成されているので、左右像のズレが生じ難いと共
に、コストも二本の光学系を用いるものより安くでき
る。
【0062】図11(b)に示す立体視硬性内視鏡40
は、図11(a)に示す内視鏡35において、リレーレ
ンズ部38を除き、先端部にCCD39を配置して構成
となっている。レンズ37a,37bの間には、遮光部
材41が介装されており、この遮光部材41は、CCD
39の表面まで延出されている。
【0063】尚、図11(c)は、CCDの正面図であ
る。
【0064】その他、構成及び作用効果は、図11
(a)に示す立体視硬性内視鏡40と同様で、説明を省
略する。
【0065】図12(a)に示す立体視硬性内視鏡43
は、立体観察を行うための二つのリレー光学系44a,
44bと、各々のリレー光学系44a,44bが伝達し
た被写体像を撮像するCCD45a,45bとを備えて
いる。
【0066】前記立体視硬性内視鏡43は、硬性の挿入
部46と、この挿入部46に連結された太径の操作保持
部47とを備えている。前記操作保持部47は、後方に
ケーブル48を延出している。前記挿入部46には、リ
レー光学系44a,44bが内蔵されている。リレー光
学系44a,44bは、図示しない遮光部材により互い
に遮光されている。
【0067】また、操作保持部47は、その先端側にカ
バー部材47aと、このカバー部材47aに螺合する保
持部本体47bとを有している。この保持部本体47b
は、その後方に突出した突出部と螺合する後方部材47
cが設けられている。後方部材47cの後端部は、前記
ケーブル48を覆う例えば、樹脂製のケーブル折れ止め
49が螺合している。また、カバー部材47aと保持部
本体47bとの間には、螺合した際に生じる内部空間を
水密に保つシール部材47dが、介装されている。
【0068】前記操作保持部47のカバー部材47a
は、リレー光学系44a,44bが伝達した各被写体像
を、その光軸の直角方向に反射するプリズム50を配置
している。また、カバー部材47aは、プリズム50が
反射した二つの被写体像を、リレー光学系の光軸と平行
な方向に反射するミラー51a,51bと、これらミラ
ー51a,51bが反射した像を結像する結像レンズ5
2a,52bとを内蔵している。
【0069】前記操作保持部47の保持部本体47b
は、先端開口近傍に、カバーガラス53を装着してい
る。また、保持部本体47bは、結像レンズ52a,5
2bが結像した二つの被写体像を、カバーガラス53を
介して、入射し撮像する前記CCD45a,45bを内
蔵している。CCD45a,45bの後端には、撮像周
辺回路58a,58bが設けられている。
【0070】CCD45a,45bは、前記二つのリレ
ー光学系が伝達した視差の有る被写体像を撮像し電気信
号に変換する。立体観察をするための信号処理等の構成
は、前記例と同じであり省略する。
【0071】図12(a)に示す立体視硬性内視鏡43
は、前記光学系と、CCDとを着脱自在とすることがで
きる。そして、立体視硬性内視鏡43は、前記光学系
と、CCDとを一体に構成できるので、操作性に優れて
いる。
【0072】また、内視鏡挿入部に内蔵されたリレー光
学系の光軸は、CCDの大きさに合うようにするため、
光路変更手段であるプリズム、及びミラーにより曲げて
いる。従って、この立体視硬性内視鏡43は、分解能の
高い大きなCCDを用いることができる。内視鏡挿入部
は、挿入性向上のため細径化が望まれており、二つのリ
レー光学系は可能な限り近づけて配置する必要がある。
そこで、本立体視構成内視鏡では、ある程度、太径とな
っても良い操作保持部に、光路変更手段を設けると共
に、二つのCCDの光軸に光路を一致させている。
【0073】図12(b)に示す立体視硬性内視鏡54
は、図12(a)に示す内視鏡を一部変形した構成を有
している。この立体視硬性内視鏡54は、リレー光学系
の光軸を曲げる光路変更手段を撮像側、つまり保持部本
体47bに設けている。前記カバーガラス53の内側に
は、リレー光学系44a,44bの光軸が互いに開く方
向に、つまり斜めに屈曲させるプリズム55と、プリズ
ム55で曲げられた光軸上にあって、各被写体像をCC
D56a,56bに結像する結像レンズ57a,57b
とを配置している。従って、CCD56a,56bは、
そのイメージエリアがリレー光学系の光軸と斜めに配置
されている。その他の構成及び作用効果は、図12
(a)に示す内視鏡43と同様で、同じ符号を付して説
明を省略する。
【0074】図12(a)に示す内視鏡43は、光路変
更手段を撮像手段側に設けても良いし、また図12
(b)に示す内視鏡54は、スペース確保のため光軸を
斜めに曲げる光路変更手段を光学系側に設けても良い。
【0075】
【発明の効果】前述したように本発明の立体視硬性内視
鏡によれば、内視鏡の光軸を中心とした回転に伴う画像
の回転を補正し、画像を鉛直方向に修正することができ
る、また、請求項2により、内視鏡が光軸を中心に回転
しても、得られる画像の鉛垂方向は常に自動的に修正さ
れるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1実施例に係る立体視硬性内
視鏡の構成図。
【図2】図2は図1に示す立体視硬性内視鏡の変形例に
係る構成図。
【図3】図3は第2実施例の構成を示す立体視硬性内視
鏡及び制御装置の構成図。
【図4】図4は第3実施例を示す立体視硬性内視鏡及び
制御装置の構成図。
【図5】図5は瞳分割シャッタを示す説明図。
【図6】図6は瞳分割シャッタを示す説明図。
【図7】図7は第3実施例の内視鏡の説明図。
【図8】図8は第4実施例を示す立体視硬性内視鏡の構
成図。
【図9】図9は第5実施例を示す立体視硬性内視鏡の構
成図。
【図10】図10は図9の実施例の変形例に係る構成
図。
【図11】図11は遮蔽手段を有する立体視硬性内視鏡
の構成図。
【図12】図12は二つの光学系を有する立体視硬性内
視鏡の構成図。
【符号の説明】
1…………………立体視硬性内視鏡 2…………………挿入部 3…………………操作保持部 5…………………対物レンズ 6…………………リレーレンズ部 7…………………リレーレンズ系 8…………………瞳分割プリズム 11a,11b…CCD 1…………………回転体 1…………………回転機構 61………………おもり
フロントページの続き (72)発明者 貴俵 厚 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 斉藤 克行 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 後藤 正仁 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大野 渉 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 金森 厳 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 榛澤 豊治 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 吉野 謙二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中田 明雄 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 田口 晶弘 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 安久井 伸章 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 唐沢 均 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 橋口 敏彦 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 望田 明彦 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 深谷 孝 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 斎藤 圭介 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 山下 真司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 村田 晃 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小柳 秀樹 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一本の光軸を有し被写体像を結像する結
    像レンズと、この結像レンズによって結像された被写体
    像を伝達する像伝達手段と、この像伝達手段によって伝
    達された被写体像を分割して左右の像を得る瞳分割手段
    と、この瞳分割手段により分割された左被写体像及び右
    被写体像を撮像する撮像手段と、前記瞳分割手段及び撮
    像手段を前記像伝達手段の光軸を中心に一体的に回転す
    る回転手段とを備えたことを特徴とする立体視内視鏡。
  2. 【請求項2】 前記回転手段は、瞳分割手段及び撮像手
    段を重力方向に対し一定の方向に保持する方向保持手段
    を有していることを特徴とする請求項1に記載の立体視
    内視鏡。
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