JPH09248276A - 視野方向可変硬性鏡装置 - Google Patents

視野方向可変硬性鏡装置

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JPH09248276A
JPH09248276A JP8057992A JP5799296A JPH09248276A JP H09248276 A JPH09248276 A JP H09248276A JP 8057992 A JP8057992 A JP 8057992A JP 5799296 A JP5799296 A JP 5799296A JP H09248276 A JPH09248276 A JP H09248276A
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JP
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optical system
image
rigid endoscope
pupil
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JP8057992A
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Naoki Hasegawa
直樹 長谷川
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 先端部及び像伝達部に可動部を設けることな
く、簡単な構成により、滅菌耐性に優れ、かつ複数視野
方向の像を伝達すると共に回転補正を行い、所望の視野
像の観察を可能とする。 【解決手段】 対物光学系20により作られる複数の視
野方向からの像I1と瞳11a,11bとがリレーレン
ズ系21により接眼光学系方向に伝達されていく。リレ
ーレンズ系21と接眼光学系22の間には像I2がつく
られ、接眼光学系22を通して、各視野方向に対応した
複数の瞳P3が得られる。瞳P3の後方には瞳選択絞り3
4及び結像光学系23からなるアダプタ35を介して、
撮像素子24を備えたTVカメラ5が配置される。TV
カメラ5は、アダプタ35により硬性鏡3の回転によら
ず撮像素子24を一定の姿勢に保持できる構造になって
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、視野方向可変硬性
鏡装置、特に複数の視野方向の像を選択的に撮像する部
分に特徴のある視野方向可変硬性鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、硬性鏡を用いて開腹せずに手術を
行う内視鏡下外科手術が盛んに行われている。この手技
は、腹腔内を観察するための硬性鏡や鉗子等の処置具を
挿入するために、小さな穴を数カ所腹部にあけるだけで
手術を行うものである。
【0003】この手技によれば、大きな傷跡を残さずに
済み、患者の術後の回復も早く、早期に社会復帰できる
ので、患者の精神的、肉体的、経済的負担を軽減するこ
とができる。
【0004】このような内視鏡下外科手術では、一回の
手術中に視野方向の異なる硬性鏡を複数用いる例が少な
くない。例えば、患部が正面視可能な場合では直視の硬
性鏡が用いられるが、直視で死角になる場合には斜視の
硬性鏡を用いる場合がある。
【0005】ところが、外科手術では術者がこなすべき
作業が非常に多く、視野方向を変更する毎に患者から硬
性鏡を抜去して取り替える作業は非常に煩わしく、頻度
が多い場合には大きな負担となる。また、硬性鏡が交換
される間は、患部は術者が視認できない状態に置かれて
おり、安全性から見ても好ましくない。
【0006】こうしたことから、術中に硬性鏡を抜去せ
ずに複数の視野方向を一本で観察できる視野可変硬性鏡
に対するニーズがある。
【0007】そこで、例えば特開昭57−200125
号公報において、直視、及び側視の方向を切り換えて観
察することができる内視鏡が開示されている。
【0008】この特開昭57−200125号公報の内
視鏡は、図16に示すように、対物光学系には直視方向
の光学系101と、側視方向の光学系102を備えてお
り、これらの光軸をハーフミラー103で合成して、1
つの画像として重ね合わせている。すなわち、いずれの
光学系が結像した像も、後続する光学系104に受け渡
すことができるようになっている。そして、直視、側視
の両方についてプリズムの物体側に設けられ且つ電気的
に光の透過/遮断を切り換えることのできる遮光部材1
05により、直視方向、側視方向のいずれか一方が観察
できるようにしている。
【0009】なお、視野方向の変換には、上述した遮光
部材105等を用いる手段の他に、直視または側視の方
向に向けた照明照射方向を観察したい方向に切り換える
ものがある。
【0010】また、特開平2−32313号公報には、
2つの視野方向をもち、視野方向の変換には偏光を利用
している内視鏡が開示されている。
【0011】この特開平2−32313号公報の内視鏡
の先端部では、図17に示すように、2つの視野方向を
実現するために、2つの視野方向からの光線を合成する
2つのプリズム121、122の間に偏光装置123を
設け、それぞれの視野方向の画像を互いに直交した直線
偏光でリレーレンズ系の中を伝送し、内視鏡基端部にお
いて偏光フィルタ叉はプリズムを機械的、電気的に90
゜の回転させることにより視野方向の一方を選択して観
察ができるようになっている。
【0012】さらに、特開平2−156923号公報に
は、図18(a)に示す関節鏡が示されており、この関
節鏡は2つの視野方向を形成する光路を3つのプリズム
131、132、133により形成し、それぞれの視野
方向に対応する対物光学系の瞳の中心が図18(b)の
134、135の位置に1つの共通な面に横方向に並ぶ
ようにしている。そして、同図(b)に示す矢印の範囲
で、プリズムより後ろにある光学系の位置を移動させる
ことにより、瞳の一方を選択することで視野方向の変換
が行えるようになっている。
【0013】一方、硬性鏡を用いた外科手術に固有の特
徴として、斜視硬性鏡における像の回転補正の必要性が
ある。術者以外の者が硬性鏡の操作を行い、術者は主に
TVモニタに表示された画像を見ながら、左右の手で使
って鉗子等を操作する。この時、術者が円滑に作業する
為には、手元の患者とTVモニタ画像の上下関係が絶え
ず対応して一致している必要がある。
【0014】このような理由から、従来の斜視硬性鏡で
は、TVモニタの画像を見ながら挿入部の回転に合わせ
てTVカメラを回転させることで、TVモニタ画像の上
下関係を補正していた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た硬性鏡の先端部や像伝達部に電気的、機械的な視野方
向の切り換え装置を持つものでは、構造が複雑となり、
そのため組立性も悪くなるといった問題がある。また、
視野方向の変換に偏光を利用したものでは、偏光装置よ
り後ろのレンズ系を透過するため、光軸の付近では直線
偏光はそのままの偏光で伝わるが、周辺部では偏光軸の
回転が起こるため、周辺画像において互いに異なる視野
方向からの画像が漏れ込んで画像の劣化が起こるといっ
た問題がある。
【0016】さらに、一般に硬性鏡は、滅菌を行うため
に100゜以上の高温水蒸気にさらされるため水密構造
が要求される。しかし、可動部の存在は、水密構造をよ
り困難にする虞があり、滅菌耐性を考慮すると硬性鏡本
体に可動部を設けることは耐性上問題がある。
【0017】また、斜視の硬性鏡を用いる場合には、上
述したように、患者とTVモニタの上下関係を一定に保
つ必要から、挿入部の回転に合わせてTVカメラを回転
させる必要がある。特開平2−156923号公報に示
したような複数の視野方向を有する硬性鏡の場合には、
複数の瞳が存在するためTVカメラを回転させる場合に
は瞳がけられないように、挿入部の回転に同期して瞳を
選択する明るさ絞りも回転する必要がある。しかし、こ
の従来例では、この点についてなんら考慮されていない
ため、視野は可変であるが、実際には回転補正すること
ができないといった欠点がある。
【0018】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、先端部及び像伝達部に可動部を設けることな
く、簡単な構成により、滅菌耐性に優れ、かつ複数視野
方向の像を伝達すると共に、回転補正を行い、所望の視
野像が観察できる視野方向可変硬性鏡装置を提供するこ
とを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の視野方向可変硬
性鏡装置は、少なくとも被写体を照明する照明光学系
と、前記被写体の像を形成するための観察光学系とを有
する硬性鏡と、前記照明光学系に接続され、前記照明光
を前記硬性鏡に供給する光源手段と、前記観察光学系に
接続され、前記観察光学系により形成された前記被写体
の像を撮像する撮像手段とを備えた視野方向可変硬性鏡
装置において、前記観察光学系は、少なくとも視野方向
の異なる複数の対物レンズと、前記対物レンズの像を後
方に伝送する像伝送光学系を有し、前記像伝送光学系と
前記撮像手段との間に、前記観察光学系を介して得られ
る前記複数の対物レンズの像のうち1つの像を選択し、
前記撮像手段の撮像面に結像させる視野方向選択手段を
備え、前記撮像手段は、前記観察光学系に対して、相対
的に回転可能に構成されている。
【0020】本発明の視野方向可変硬性鏡装置では、前
記撮像手段が前記観察光学系に対して相対的に回転可能
に構成され、前記像伝送光学系と前記撮像手段との間に
設けられた前記視野方向選択手段が前記観察光学系を介
して得られる前記複数の対物レンズの像のうち1つの像
を選択し前記撮像手段の撮像面に結像させることで、先
端部及び像伝達部に可動部を設けることなく、簡単な構
成により、滅菌耐性に優れ、かつ複数視野方向の像を伝
達すると共に回転補正を行い、所望の視野像の観察を可
能とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について述べる。
【0022】図1ないし図11は本発明の第1の実施の
形態に係わり、図1は硬性鏡の光学系の構成を示す構成
図、図2は図1の硬性鏡を備えた視野方向可変硬性鏡装
置の構成を示す構成図、図3は図1の硬性鏡の光学系に
配置される瞳分割絞りの構成を示す構成図、図4は図2
の硬性鏡の基部とTVカメラとの接続部の構成を示す構
成図、図5は図4のA−A線断面を方向aから見た断面
図、図6は図4のA−A線断面を方向bから見た断面
図、図7は図1の対物光学系の実際の設計例の構成を示
す構成図、図8は図1の瞳選択絞りの第1の変形例の構
成を示す構成図、図9は図1の瞳選択絞りの第2の変形
例の構成を示す構成図、図10は図1の瞳選択絞りの第
3の変形例の構成を示す構成図、図11は図1の硬性鏡
の光学系の変形例の構成を示す構成図である。
【0023】図2に示すように、視野方向可変硬性鏡装
置1は、細長で硬性な挿入部2を有し且つ視野方向が可
変可能な硬性鏡3と、この硬性鏡3が伝送する硬性鏡像
を撮像する硬性鏡3の基部4に設けられたTVカメラ5
と、TVカメラ5により撮像された硬性鏡像を表示する
モニタ6と、硬性鏡3に照明光を供給する光源手段とし
ての光源装置7とを備えて構成される。
【0024】前記硬性鏡3は、後述するように、その挿
入部2の先端部8に複数の視野方向をもつ対物光学系及
びそれぞれの視野方向を照明するライトガイドを組み込
んで構成している。そして、前記挿入部2には、前記対
物光学系に続き、像や瞳の伝送光学系であるリレーレン
ズ系が設けられている。また、前記硬性鏡3の基部4に
は、接眼光学系が配置され、その接眼光学系の後ろにT
Vカメラ5が取付可能にんなっている。ここで、前記硬
性鏡3の基部4及びTVカメラ5は、一体式または脱着
式に構成されている。TVカメラ5で撮像された被写体
は、最終的にモニタ6で硬性鏡画像として観察者に観察
可能に表示される。
【0025】ここで、前記光源装置7からの照明光は、
ライトガイドケーブル9を伝送し、前記基部4、挿入部
2及び先端部8を経て各視野方向を照明するようになっ
ている。
【0026】次に、硬性鏡3の光学系の詳細について説
明する。本実施の形態の硬性鏡3の光学系は、瞳分割を
利用するものであり、また、接眼光学系を有した構成と
なっている。
【0027】瞳分割方式は、基本的に一つの光軸を有す
る光学系で構成されているが、複数視野方向とするた
め、前記光学系の前方には、複数の視野方向に対応する
レンズ群が配置されることになる。この瞳分割方式を採
用した複数視野方向の光学系は、物体側から順に、複数
の視野方向で同一構成であり、且つそれぞれの視野方向
を向いて配置された前方レンズ群と、前記複数の視野方
向に対応した前記前方レンズ群の後ろに複数視野方向か
らの像を形成するためのプリズムと複数の視野方向に対
応する複数の瞳と、複数の視野方向からの光束を重なっ
た1つの像に結像する後方レンズ群とにより構成され
る。
【0028】本実施の形態では、本来1つの光学系の光
束を図3に示す瞳分割絞り11により2つの瞳11a,
11bに分割し、後述するように、瞳分割絞り11の一
方を通る瞳11aの光束をそのまま直視に、瞳分割絞り
11の他方を通る瞳11bの光束をプリズムにより視野
方向を斜視化したものとしている。ここで、像面上では
2つの視野方向の像が重なって形成される。
【0029】具体的に図1を用いて本実施の形態に係る
光学系の構成を説明する。図1に示すように、本実施の
形態における光学系は、硬性鏡3側の対物光学系20と
伝送光学系としての1組のリレーレンズ系21及び接眼
光学系22と、TVカメラ5側の結像光学系23及び撮
像手段としての撮像素子24とから構成されている。
【0030】前記対物光学系20は、最も物体に近い位
置に配置される直視方向と斜視方向にそれぞれ向いた2
つの対物レンズ25、26と、この2つの対物レンズか
らの光束を異なる面で入射する第1プリズム27と、第
1プリズム27からの光束を同一面から入射する第2プ
リズム28と、前述した視野方向に対応して瞳11a,
11bに分割する瞳分割絞り11とからなる前方レンズ
群29aを有する。そして、この前方レンズ群29aの
後方には、前記瞳11a,11bからの光束を収斂させ
て対物像を結像させるための後方レンズ群29bが配置
されている。なお図中、1点鎖線は各視野方向つまり、
対物レンズ25、26の光軸を示している。
【0031】この光学系で直視方向の像は、以下のよう
にして形成される。
【0032】直視用の対物レンズ26を透過した光線
は、第1プリズム27の面30を通過後、接合面31に
至る。第1プリズム27側の接合面31は、有害なフレ
アを防ぐため有効な光線以外は通さぬよう黒塗りされ、
フレア絞りが形成されている。第1、第2プリズム2
7、28は同じ硝材で作られているため、屈折率が等し
く屈折せずに面28を透過する。その後、瞳分割絞り1
1の下側の瞳11b(図3参照)を通り、後方レンズ群
29bにより、この後方レンズ群29bの光軸を中心と
した像I1が結像される。
【0033】一方、斜視方向の像は次のようにして形成
される。
【0034】斜視用の対物レンズ25を通過した光線
は、第1プリズム27の面32を通過後、接合面31に
至る。このとき、斜視方向の像を形成する光線は、直視
光線と同様屈折せずに接合面を直進する。そして、第1
プリズム27側の接合面31は、有害なフレアを防ぐた
め有効な光線以外は通さないフレア絞りを形成してい
る。
【0035】直視方向の光軸と斜視方向の光軸とが接合
面のところで交わっているため、同じフレア絞りが両方
向からの光線に対して有効に機能する。直進した斜視方
向からの光線はミラー加工された面34で反射され、第
2プリズム28側の面31に再び至る。第2プリズム2
8側の面31は、瞳分割で分離された直視光線及び斜視
光線をケラない範囲で且つ面33で反射された斜視光線
をカバーする範囲でミラー加工されている。従って、ケ
ラれなく面33で反射された斜視方向からの光線は、瞳
分割絞り11の上側の瞳11a(図3参照)を通過後、
直視光線同様に後方レンズ群29bにより、この後方レ
ンズ群29bの光軸を中心軸とした像I1となって結像
される。
【0036】前記対物光学系20により作られる複数の
視野方向からの像I1と瞳11a,11bとがリレーレ
ンズ系21により接眼光学系方向に伝達されていく。図
中の記号P2は、リレーレンズにより伝達された各視野
方向に対応する複数の瞳を示している。リレーレンズ系
21と接眼光学系22の間には像I2がつくられ、接眼
光学系22を通して、各視野方向に対応した複数の瞳P
3が得られる。
【0037】そして、瞳P3の後方には、視野方向選択
手段としての瞳選択絞り34及び結像光学系23からな
るアダプタ35を介して、撮像素子24を備えたTVカ
メラ5が配置される。つまり、本実施の形態では、接眼
光学系22までが硬性鏡3側にあり、瞳選択絞り34は
硬性鏡3とは別体に設けられている。
【0038】説明の都合上、対物光学系20に複数の明
るさ絞り11を有しているが、瞳選択絞り34にて瞳選
択を行う構成では明るさ絞り11を設けなくてもよい。
【0039】ここで、TVカメラ5は、アダプタ35に
より硬性鏡3の回転によらず撮像素子24を一定の姿勢
に保持できる構造になっている。つまり、瞳選択絞り3
4は接眼光学系22の瞳位置P3に対応して連結可能で
あり、連結後、瞳選択絞り34は接眼光学系22の瞳P
3と一定の位置関係を保ちながら、硬性鏡3の回転に連
動して、撮像素子24に対して回転可能な構成になって
いる。
【0040】より詳細に説明すると、図4に示すよう
に、硬性鏡3の基部4には、アダプタ35、TVカメラ
5が順に接続される。アダプタ35には瞳選択絞り3
4、結像光学系23が配置され、また、TVカメラ5に
は撮像素子24が配置される。そして撮像素子24で電
気信号に変換された撮像信号は、ケーブル41を通り信
号処理を施された後、画像情報としてモニタ6に表示さ
れる。
【0041】硬性鏡3の基部4では、位置決めのための
ガイドピン45が設けられており、一方、瞳選択絞り3
4にはガイドピン45に対応した受け部46が設けられ
ている。また、瞳選択絞り34には、ガイドピン45に
対向した位置に前記瞳11a,11bの一方の光束を透
過させる開口部34aが設けられている。
【0042】つまり、ガイドピン45を受け部46に嵌
合させてアダプタ35を硬性鏡3の基部4に接続するこ
とで、開口部34aが硬性鏡3の一方の瞳を選択する位
置に対応して瞳選択絞り34が接続されることになる。
【0043】ここで、図4のA−A線断面を方向aから
見た断面によりガイドピン42の位置を図5に示し、図
4のA−A線断面を方向bから見た断面により受け部4
3の位置を図6に示す。図5に示すように、ガイドピン
45は硬性鏡3の基部4の内周面において、実線及び破
線に示す位置に選択的に設けることができ、例えば実線
位置にガイドピン45を設けた場合には、瞳選択絞り3
4は開口部34aにより瞳11aを選択し、破線位置に
ガイドピン45を設けた場合には、瞳選択絞り34は開
口部34aにより瞳11bを選択することになる。
【0044】なお、このガイドピン45の位置決めは、
例えばガイドピン45を着脱自在とし、硬性鏡3の基部
4の内周面所望の位置にガイドピン45を接続する接続
部を設けたり、あるいは硬性鏡3の基部4の内周面にお
いてガイドピン45を180°回転可能に構成すればよ
い。
【0045】一方、図4に戻り、TVカメラ5はアダプ
タ35に対して回転可能な構成となっている。そして、
TVカメラ5には重力により撮像素子24が常に一定の
方向を向くようにウエイト50が設けられている。従っ
て、硬性鏡3の回転に応じて、瞳選択絞り34とアダプ
タ35は一緒に回転するが、TVカメラ5のみ常に一定
の姿勢を保つことになる。この結果、患者と撮像素子2
4の上下関係は硬性鏡3の回転によらず常に一定の対応
を保つことが可能となる。
【0046】ここで、実際の対物光学系の設計例を図7
に、そして、その数値データを表1に記載する。なお、
図7に示す構成は、図1において後方レンズ群29bと
して示した部分が、3つの接合レンズ29’で構成され
ている。また、図7におけるリレーレンズ系21は、実
際には、レンズの光軸上の厚さが外径よりも大きくなっ
ている。
【0047】
【表1】 このように本実施の形態では、結像される像が1つとな
る構成をとることにより、次のような効果を得ることが
できる。すなわち、複数視野方向型の硬性鏡の対物光学
系は、複数の視野方向と視野方向に1対1に対応した複
数の瞳と一つの像を有し、一つの像は複数の視野方向の
像が重なったものであり、複数の視野方向の光軸が、像
の位置で伝達系の光軸と一致しており、結像にするにあ
たり像より後ろの伝達光学系での伝達途中で一つの像及
び複数の瞳がケラれること無く伝達される。
【0048】このため、本実施の形態では、視野方向選
択のために対物光学系や伝達光学系に可動部を必要とせ
ず、伝達光学系の後方で視野方向の選択を行う瞳選択絞
り34を設けることで、簡単に所望の視野方向の像を得
ることができる。
【0049】また、TVカメラ5にウエイト50を設け
たことで、重力により撮像素子24が常に一定の方向を
向き、この結果、患者と撮像素子24の上下関係は硬性
鏡3の回転によらず常に一定の対応を保つことができ、
簡単に回転補正を行うことができる。
【0050】さらに、本実施の形態は、対物光学系等に
視野方向の切り換え装置を持たないので、構造が簡単で
組立性も良い。また偏光を用いていないので、偏光方向
の回転による周辺部の像の劣化もない。
【0051】なお、瞳選択絞り34にガイドピン45と
嵌合する受け部46を開口部34aに対向する位置に設
け、かつガイドピン45を瞳位置に応じた位置に設けて
瞳選択を行う構成としたが、これに限らず、図8に示す
ように、瞳選択絞り34の第1の変形例として、開口部
34aに対向する側及び開口部34a側にそれぞれ受け
部46a.46bを備えた構成としてもよく、この場
合、ガイドピン45は図4に示した実線位置に固定して
設ければよい。
【0052】また、図9に示すように、瞳選択絞り34
の第2の変形例としては、予め、硬性鏡3の瞳位置に対
応させて複数の電子絞り55を設け、TVカメラ5側に
設けたスイッチを切り換えることで、電子絞り55によ
り電気的に開口部を選択して視野方向を切り換えるよう
に構成してもよい。
【0053】さらには、図10示すように、瞳選択絞り
34の第3の変形例として、瞳位置に対応した2つの開
口部34aを設け、この開口部34aの一方を遮光部材
57を移動させることで選択するように構成してもよ
い。あるいは、図示はしないが、2つの開口部にそれぞ
れ液晶シャッタをそれぞれ設け、液晶シャッタを駆動す
ることで選択的に一方を透過可能にして構成してもよ
い。
【0054】このように、瞳選択絞り34は、複数の瞳
のうち1つを選択することのできる構成ならばどのよう
な構成でも適用可能である。
【0055】また、上述したように、対物光学系20
は、2つの対物レンズ25、26と、第1プリズム27
と、第2プリズム28と、瞳分割絞り11とからなる前
方レンズ群29a及び後方レンズ群29bとから構成さ
れるとしたが、1つのプリズムを共有することが困難な
場合には、図11に示すように、直視、斜視毎に独立し
た対物光学系20a,20bをそれぞれ備えて構成して
もよい。この場合も本実施の形態と同様な効果を得られ
ることはいうまでもない。
【0056】図12ないし図14は本発明の第2の実施
の形態に係わり、図12は硬性鏡の基部とTVカメラと
の接続部の構成を示す構成図、図13は図12のB−B
線断面を示す断面図、図14は図12のC−C線断面を
示す断面図である。
【0057】第2の実施の形態は、第1の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0058】第1の実施の形態では、TVカメラ5には
重力により撮像素子24が常に一定の方向を向くように
ウエイト50が設けられていたが、第2の実施の形態で
は、ウエイト50を設けずに回転補正を行う。
【0059】すなわち、図12に示すように、第2の実
施の形態のアダプタ35aは、外管61、内管62から
なる2重構造になっており、TVカメラ5を連結した結
像光学系23を内包する内管62は、外管61とは独立
して回転可能に構成されている。また、瞳選択絞り34
の外周面にはギア63が設けられ、外管61と内管62
の間に設けられた回転伝達ギア64と噛み合っている。
回転伝達ギア64の支柱の他端には回転方向を換える第
1のギア65が設けられている。
【0060】また、内管62の外周面にもギア66が設
けられ、外管61と内管62の間に設けられた回転駆動
ギア67と噛み合っている。回転駆動ギア67の支柱の
他端には第1のギア65と噛み合っている第2のギア6
8が設けられている。
【0061】これにより、図12のB−B線断面である
図13に示すように、硬性鏡3と一体となって回転する
瞳選択絞り34の回転量をギア63により回転伝達ギア
64に伝達し、第1のギア65及び第2のギア68によ
り回転方向を逆転させて回転駆動ギア67に回転量を伝
達する。
【0062】そして、図12のC−C線断面である図1
4に示すように、回転駆動ギア67がギア66により内
管62を回転させることで、瞳選択絞り34と等しい角
度で逆方向に内管62を回転させる。
【0063】その他の構成は、第1の実施の形態と同じ
である。
【0064】第2の実施の形態では、術者はアダプタ3
5aの外管61を保持し、他方で硬性鏡3を所望の方向
に回転させて用いる。
【0065】この際、硬性鏡3と一体となって瞳選択絞
り34が回転し、ギア63〜68により同じ角度だけ逆
向きに撮像素子24が回転することになるので、患者と
撮像素子の上下関係を常に一定に保つことができる。
【0066】その他の作用、効果は第1の実施の形態と
同じである。
【0067】図15は本発明の第3の実施の形態に係る
硬性鏡の光学系の構成を示す構成図である。
【0068】第3の実施の形態は、第1の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0069】第3の実施の形態の硬性鏡80の光学系
は、図15に示すように、先端側から順に対物光学系8
1、82と、リレーレンズ83と、接眼レンズ84と、
結像レンズ85と、CCD86とを有し、接眼光学系ま
でが硬性鏡80に内蔵され、CCD86がTVカメラ8
7に、結像レンズ85がTVカメラ87を硬性鏡80に
接続するアダプタ88に内蔵されている。
【0070】本光学系は、複数の異なる視野方向のスコ
ープを1本にまとめたものである。複数の観察用基端部
の各々にTVカメラ88が接続可能とするために、挿入
部の光軸間隔を広げる光軸変換手段89を有している。
【0071】TVカメラ87及びアダプタ88は、硬性
鏡80とは別体に設けた構成になっており、アダプタ8
8をつけかえることで、視野方向の切り換えが可能とな
っている。また、撮像系は、重力により姿勢制御できる
構成になっており、CCD86と硬性鏡80との間は自
在に回転可能となっている。
【0072】その他の構成、作用及び効果は第1の実施
の形態と同じである。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本発明の視野方向可
変硬性鏡装置によれば、撮像手段が観察光学系に対して
相対的に回転可能に構成され、像伝送光学系と撮像手段
との間に設けられた視野方向選択手段が観察光学系を介
して得られる複数の対物レンズの像のうち1つの像を選
択し撮像手段の撮像面に結像させるので、先端部及び像
伝達部に可動部を設けることなく、簡単な構成により、
滅菌耐性に優れ、かつ複数視野方向の像を伝達すると共
に回転補正を行い、所望の視野像の観察ができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る硬性鏡の光学
系の構成を示す構成図
【図2】図1の硬性鏡を備えた視野方向可変硬性鏡装置
の構成を示す構成図
【図3】図1の硬性鏡の光学系に配置される瞳分割絞り
の構成を示す構成図
【図4】図2の硬性鏡の基部とTVカメラとの接続部の
構成を示す構成図
【図5】図4のA−A線断面を方向aから見た断面図
【図6】図4のA−A線断面を方向bから見た断面図
【図7】図1の対物光学系の実際の設計例の構成を示す
構成図
【図8】図1の瞳選択絞りの第1の変形例の構成を示す
構成図
【図9】図1の瞳選択絞りの第2の変形例の構成を示す
構成図
【図10】図1の瞳選択絞りの第3の変形例の構成を示
す構成図
【図11】図1の硬性鏡の光学系の変形例の構成を示す
構成図
【図12】本発明の第2の実施の形態に係る硬性鏡の基
部とTVカメラとの接続部の構成を示す構成図
【図13】図12のB−B線断面を示す断面図
【図14】図12のC−C線断面を示す断面図
【図15】本発明の第3の実施の形態に係る硬性鏡の光
学系の構成を示す構成図
【図16】従来の第1の視野可変型内視鏡の要部の構成
を示す構成図
【図17】従来の第2の視野可変型内視鏡の要部の構成
を示す構成図
【図18】従来の関節鏡の要部の構成を示す構成図
【符号の説明】
1…視野方向可変硬性鏡装置 2…挿入部 3…硬性鏡 4…基部 5…TVカメラ 6…モニタ 7…光源装置 8…先端部 9…ライトガイドケーブル 11…瞳分割絞り 11a,11b…瞳 20…対物光学系 21…リレーレンズ系 22…接眼光学系 23…結像光学系 24…撮像素子 25,26…対物レンズ 27…第1プリズム 28…第2プリズム 29a…前方レンズ群 29b…後方レンズ群 34…瞳選択絞り 34a…開口部 35…アダプタ 41…ケーブル 45…ガイドピン 46…受け部 50…ウエイト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも被写体を照明する照明光学系
    と、前記被写体の像を形成するための観察光学系とを有
    する硬性鏡と、 前記照明光学系に接続され、前記照明光を前記硬性鏡に
    供給する光源手段と、 前記観察光学系に接続され、前記観察光学系により形成
    された前記被写体の像を撮像する撮像手段とを備えた視
    野方向可変硬性鏡装置において、 前記観察光学系は、 少なくとも視野方向の異なる複数の対物レンズと、前記
    対物レンズの像を後方に伝送する像伝送光学系を有し、 前記像伝送光学系と前記撮像手段との間に、前記観察光
    学系を介して得られる前記複数の対物レンズの像のうち
    1つの像を選択し、前記撮像手段の撮像面に結像させる
    視野方向選択手段を備え、 前記撮像手段は、前記観察光学系に対して、相対的に回
    転可能に構成されていることを特徴とする視野方向可変
    硬性鏡装置。
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