JPH0659147A - 光導波路及びその製造方法 - Google Patents

光導波路及びその製造方法

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JPH0659147A
JPH0659147A JP21411492A JP21411492A JPH0659147A JP H0659147 A JPH0659147 A JP H0659147A JP 21411492 A JP21411492 A JP 21411492A JP 21411492 A JP21411492 A JP 21411492A JP H0659147 A JPH0659147 A JP H0659147A
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core
optical waveguide
substrate
film
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JP21411492A
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Katsuyuki Imoto
克之 井本
Akihiro Hori
彰弘 堀
Shigeru Kawamata
繁 川又
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Hitachi Cable Ltd
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Hitachi Cable Ltd
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B19/00Other methods of shaping glass
    • C03B19/14Other methods of shaping glass by gas- or vapour- phase reaction processes
    • C03B19/1415Reactant delivery systems
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/10Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type
    • G02B6/12Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type of the integrated circuit kind
    • G02B2006/12133Functions
    • G02B2006/12147Coupler

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  • Glass Melting And Manufacturing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コアとクラッドとの屈折率差が大きくて反り
も小さく、かつ低損失な光導波路を提供する。また低コ
ストな光導波路の製造方法も提供する。 【構成】 基板1上にプラズマCVD法により、屈折率
が1.46〜1.60の範囲内にあるSiOx(x=
1.5〜1.9)を用いて略矩形状のコア2を形成し、
コア2をそれよりも屈折率の低い材料からなる低屈折率
材(クラッド3)で覆った。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光導波路及びその製造
方法に係り、特に、コアとクラッドとの屈折率差が大き
くて反りも小さく、かつ低損失なガラス導波路及びその
低コストな製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ通信の進展に伴い、光デバイ
スには、1)小型化、2)大量生産性、3)高信頼性、
4)結合の無調整化、5)自動組立、6)低損失化など
が要求されるようになり、これらの課題を解決するため
に導波路型の光デバイスが注目されるようになってき
た。
【0003】光導波路の中で、石英系ガラス光導波路は
低損失であり、また光ファイバとの接続損失も非常に小
さいため、将来の光導波路として有望視されている。従
来、石英系ガラス光導波路の製造方法として、図9に示
す火炎堆積法が知られている。これは(a)シリコン基
板上への石英ガラス多孔質膜(バッファ層)の形成およ
びその膜上への屈折率制御用添加物(TiあるいはGe
など)を含んだ石英ガラス多孔質膜(コア層)の形成、
(b)その加熱透明化による平面光導波膜の形成、
(c)および(d)パターン化による3次元光導波路の
形成、(e)上記3次元光導波路上への石英ガラス多孔
質膜(クラッド層)の形成、(f)その加熱透明化によ
って実現されている(宮下:光導波路、1.最近の光導
波路技術,Oplus E,No.78,P.59-67)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図9の石英系ガラス光
導波路の製造方法には次のような問題点がある。
【0005】(1)コアとクラッドとの屈折率差の大き
いガラス導波路を製造するために、屈折率の高いコアガ
ラス膜をバッファ層の上に形成すると、基板全体が熱膨
張係数の違いによって反りを生じ、高寸法精度の光回路
をパターニングすることがむずかしい。
【0006】(2)上記製造方法は、(1)の理由以外
に、次の理由によりコアとクラッドとの屈折率差に限界
があることがわかった。すなわち、屈折率の高いコア用
多孔質膜を堆積させても(b)の焼結プロセスで屈折率
制御用添加物が揮散してしまい、屈折率の高いコア層を
実現することがむずかしい。
【0007】(3)屈折率制御用添加物を多く含んだコ
ア層を(d)に示すように、ドライエッチングプロセス
により、パターニングすると、SiO2 と上記添加物と
のエッチング速度との違いによってエッチング側面が凹
凸に荒れ、散乱損失を増大させるという問題点があっ
た。
【0008】(4)焼結プロセスが2回もあり、時間が
かかること、ユーティリティコストがかかり、低コスト
化がむずかしい。
【0009】本発明の目的は、前記した従来技術の欠点
を解消し、コアとクラッドとの屈折率差が大きくて反り
も小さく、かつ低損失なガラス導波路を提供することに
ある。また低コストなガラス導波路の製造方法も提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、基板上にプラズマCVD法により、屈折率
が1.46〜1.60の範囲内にあるSiOx(x=
1.5〜1.9)を用いて略矩形状のコアを形成し、こ
のコアをそれよりも屈折率の低い材料からなる低屈折率
材で覆ったものである。
【0011】上記コアを添加物を含まないコアで形成し
てもよい。
【0012】上記基板にガラス、強誘電体、磁性体或い
は半導体のいずれかを使用してもよい。
【0013】上記低屈折率材をSiO2 、或いはSiO
2 にB、F、P、Ge等の屈折率制御用添加物を少なく
とも1種類添加した材料としてもよい。
【0014】上記低屈折率材を高分子材料としてもよ
い。
【0015】また、その製造方法は、低屈折率材からな
る基板上にプラズマCVD法でSiOx膜を成膜する工
程と、このSiOx膜をフォトリソグラフィ及びドライ
エッチングにより略矩形状にパターン化する工程と、こ
のパターン表面に低屈折率材を被覆する工程とからな
る。
【0016】上記パターン表面に低屈折率材を被覆する
工程を、まずプラズマCVD法によって薄層の低屈折率
材を成膜し、その上に別の低屈折率材を被覆して行って
もよい。
【0017】上記プラズマCVD法でSiOx膜を成膜
する際に、成膜時の真空度か、或いは基板加熱温度を変
えることによってSiOx膜の屈折率を設定するように
してもよい。
【0018】
【作用】上記構成により、屈折率が1.46〜1.60
の範囲内にあるSiOx(x=1.5〜1.9)を用い
て略矩形状のコアを形成し、このコアをそれよりも屈折
率の低い材料からなる低屈折率材で覆ったので、コアと
クラッドとの屈折率差が大きくなる。
【0019】また、光導波路のコア内には、従来用いて
いた屈折率制御用添加物(Ge,P,Ti,Al,Z
n,Na,K等)が添加されていないので、光導波路の
製造工程中に上記添加物の揮散による屈折率変化がほと
んどない。またコア層の熱膨張係数は、バッファ層,ク
ラッド層あるいは基板とのそれと大きな違いがないの
で、反りがほとんど生じない。その結果、高寸法精度の
光回路をパターニングすることができる。
【0020】また、本発明の光導波路の製造方法は、
1)コア層内に高価な屈折率制御用添加物を添加しなく
てもよいこと、2)焼結プロセスが1回でよいこと、な
どの理由により、光導波路を低コストで作ることができ
る。
【0021】
【実施例】図1に本発明の光導波路の断面図を示す。こ
れは基板1にSiO2 ガラスを用い、コア2にプラズマ
CVD法(CVD法;気相化学蒸着法)によって作成し
たSiOx(x=1.5〜1.9)のガラス膜を用い
る。このコア2の屈折率nwは、後述するように、1.
46〜1.60の範囲に入るように作成される。クラッ
ド3にはSiO2 、あるいはSiO2 にB,P,F等の
屈折率制御用添加物を少なくとも1種含んだものを用い
る。このクラッド3はプラズマCVD法,常圧CVD
法,スパッタリング法,電子ビーム蒸着法,火炎堆積法
等によって形成することができ、その屈折率ncの値は
nwの値よりも低くなるように選ぶ。たとえば、常圧C
VD法により、SiO2 膜を形成した場合にはncの値
は約1.458であり、コア2とクラッド3(あるいは
基板1)との比屈折率差は最大約8.8%を達成するこ
とができる。つまり、従来の方法では、たかだか比屈折
率差は1%程度が限界であったが、本発明の構成では従
来のそれの約8.8倍も大きくとることができる。しか
も、このSiOx のコア膜はSiO2 基板1,クラッド
3の熱膨張係数に近い値を有しているので、成膜時にほ
とんど基板の反りがなく、高寸法精度の光回路をパター
ニングすることができる。またコア2内には、従来のよ
うに、屈折率制御用添加物としてP,Ge,Al,T
i,B等が含まれていないので、光導波路作成プロセス
の途中でコア2の屈折率が低下することがない。さら
に、コア2内には屈折率制御用添加物が含まれていない
ので、ドライエッチングプロセスにより略矩形状構造に
加工する際にほぼ等速でエッチングすることができ、側
面荒れの少ないコア側面を実現することができる。
【0022】図2に本発明の光導波路の別の実施例を示
す。同図は光導波路の断面図を示しており、基板1にS
i基板を用い、その基板1上に低屈折率層4(屈折率n
b<nw)を設け、この低屈折率層4上にクラッド3に
囲まれたコア2を略矩形状に形成した構成である。低屈
折率層4の材質はクラッド3の材質と同様のものを用い
ることができ、その屈折率nbはクラッド3の屈折率n
cと同程度か、あるいはnb>nc、nb<ncであっ
てもよい。
【0023】図3は本発明の光導波路のさらに別の実施
例を示したものである。この図も光導波路の断面図を示
している。この構成は低屈折率層4およびコア2の上に
屈折率nt(nt≦nb)を有する薄層15を設け、そ
の上にクラッド3を形成したものである。この薄層15
はクラッド3を形成する方法と同様の方法によって成膜
することができる。この薄層15を設けることによっ
て、コア2内への光の閉じ込めをさらに強くすることが
できる。
【0024】図4に本発明の光導波路の製造方法を示
す。まずSiO2 基板1上に、後述するように、プラズ
マCVD法によってコア層2´となるSiOx膜を堆積
させる。このSiOx の膜厚はシングルモード光導波路
を実現する場合には数μmから20数μm、マルチモー
ド光導波路を実現する場合には1数μmから100μm
の範囲内に設定する(図4(a))。次に、図4(b)
に示すように、反応性イオンエッチング装置を用いてド
ライエッチングにより矩形状のコア2に加工する。その
後、プラズマCVD法,常圧CVD法,あるいは火炎堆
積法等によってクラッド3の膜を堆積させる。このクラ
ッド3の膜厚は5μm以上あればよい。なお、プラズマ
CVD法,減圧CVD法などによってクラッド3を形成
した場合には、透明なガラス膜を形成することができる
ため、その後の高温熱処理工程を省いてもよい。火炎堆
積法,常圧CVD法等でクラッド3の膜を形成した場合
には、その膜は多孔質状であるため、その後に高温熱処
理工程を必要とする。
【0025】図5に本発明のプラズマCVD法によって
コア用膜を基板1上に堆積する方法の概略図を示す。プ
ラズマCVD装置5内には上部と下部に2つの平行平板
電極6,7が設置され、これらの電極間に高周波電源1
2から高周波電圧が印加されている。そしてこの装置5
内は真空排気装置61によって真空に排気されている。
下部電極7の上には基板1が設置され、その電極7の下
のヒータ10に電圧11を印加することによって数百℃
に加熱されている。上部電極6は矢印9−1方向から送
られてきたガスを平行平板電極6、7間に一様に噴出す
るためのシャワー電極構造が用いられている。このシャ
ワー電極6は絶縁体13によってプラズマCVD装置5
と絶縁されている。矢印9−1方向からプラズマCVD
装置5内に送り込むガスは、Si(OC2 5 4 ,S
i(OCH3 4 等の金属アルコオキシドの蒸気をO2
ガスで搬送したものを用いるか、SiH4 のようなシリ
コン化合物の蒸気をO2 ガスで搬送したものを用いる。
またプラズマ雰囲気8内には外部から矢印14で示した
ように、O2 ガスが送り込まれている。このような装置
構成でSiOx の膜は基板1上に形成される。ここで、
前述したコアの屈折率1.46〜1.60を実現するた
めの成膜条件の実施例について述べる。
【0026】図6は矢印9−1方向から導入するガスと
して、先に述べたSi(OC2 5 4 の上記とO2
スを用いて実験した場合の成膜時の真空度と屈折率,成
膜速度との関係を示したものである。このグラフでは、
屈折率を破線で、液成膜速度を実線で示した。体Si
(OC2 5 4 の温度を17℃とし、この液体内にO
2 ガスを40SCCM送り込んでバブリングさせ、Si(O
2 5 4 の蒸気とO2 ガスを矢印9−1方向から導
入した。また矢印14方向からO2 ガスを50SCCM導入
した。そして基板1をヒータ10により350℃に加熱
し、高周波電源のパワーを100Wに設定して成膜を行
なった。屈折率は所望値1.46〜1.60の範囲を達
成できることを示している。高真空になる程、屈折率は
低く、成膜速度は速い。逆に真空度が悪くなると、屈折
率は高くなるが、成膜速度は遅くなる傾向を示してい
る。
【0027】図7は屈折率の基板温度依存性を示したも
のであり、屈折率は1.46以上、1.60以下を実現
できることがわかる。なお、この結果は高真空時(0.
4torr)の特性例である。
【0028】図8は図4(a)のコア層2´を形成した
場合のコア層2´の膜厚と屈折率の面内分布を測定した
結果である。基板1の平面図上に設けた0〜4の5カ所
の測定位置での測定結果が表に示されている。熱処理前
の特性は膜成形後のものであり、熱処理後の特性は、成
膜後に1000℃、O2 雰囲気(O2 ガス流量;3 l/min
)で3時間加熱処理した後の特性を示したものであ
る。前述したように、コア層2´内には屈折率制御用添
加物が含まれていないので、熱処理前と後の屈折率特性
には密度の変化による違い程度の変化しか生じていな
い。つまり従来のように、熱処理によって屈折率制御用
添加物の揮散による屈折率の大幅な低下がない。また基
板の反りも数μm以下でほとんど問題にならない値であ
った。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の光導波路及
びその製造方法は次のような効果を有している。
【0030】(1)高い比屈折率差の光導波路を実現す
ることができるので、光導波路の性能を可及的に向上す
ることができる。
【0031】(2)基板の反りがほとんど生じないので
パターニングの精度が向上する。
【0032】(3)ドライエッチングプロセスによって
コアを矩形状にパターニングする際にコア側面のエッチ
ング荒れが極めて少ないので、散乱損失が少なくなる。
【0033】(4)焼結プロセスが多くても1回でよい
ため、ユーティリティコストが安くてすむ。
【0034】(5)高価な屈折率制御用添加物の使用量
を大幅に低減できるため(クラッド用のみで、コア用は
不要なため)、低コストを図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す光導波路の断面図であ
る。
【図2】本発明の別の実施例を示す光導波路の断面図で
ある。
【図3】本発明の別の実施例を示す光導波路の断面図で
ある。
【図4】本発明の光導波路の製造方法を示す工程図であ
る。
【図5】本発明のプラズマCVD法によってコア用膜を
基板上に堆積する方法の概略図である。
【図6】本発明において、成膜時の真空度と屈折率,成
膜速度との関係を表すグラフを示す特性図である。
【図7】本発明において、屈折率の基板温度依存性を表
すグラフを示す特性図である。
【図8】図4(a)のコア層2´を形成した場合のコア
層2´の膜厚と屈折率の面内分布を測定する位置を示す
基板の平面図及びその結果を示す表である。
【図9】従来例を示す火炎堆積法の工程図である。
【符号の説明】
1 基板 2 コア 3 クラッド
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 光導波路及びその製造方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光導波路及びその製造
方法に係り、特に、コアとクラッドとの屈折率差が大き
くて反りも小さく、かつ低損失なガラス導波路及びその
低コストな製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ通信の進展に伴い、光デバイ
スには、1)小型化、2)大量生産性、3)高信頼性、
4)結合の無調整化、5)自動組立、6)低損失化など
が要求されるようになり、これらの課題を解決するため
に導波路型の光デバイスが注目されるようになってき
た。
【0003】光導波路の中で、石英系ガラス光導波路は
低損失であり、また光ファイバとの接続損失も非常に小
さいため、将来の光導波路として有望視されている。従
来、石英系ガラス光導波路の製造方法として、図9に示
す火炎堆積法が知られている。これは(a)シリコン基
板上への石英ガラス多孔質膜(バッファ層)の形成およ
びその膜上への屈折率制御用添加物(TiあるいはGe
など)を含んだ石英ガラス多孔質膜(コア層)の形成、
(b)その加熱透明化による平面光導波膜の形成、
(c)および(d)パターン化による3次元光導波路の
形成、(e)上記3次元光導波路上への石英ガラス多孔
質膜(クラッド層)の形成、(f)その加熱透明化によ
って実現されている(宮下:光導波路、1.最近の光導
波路技術,Oplus E,No.78,P.59-67)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図9の石英系ガラス光
導波路の製造方法には次のような問題点がある。
【0005】(1)コアとクラッドとの屈折率差の大き
いガラス導波路を製造するために、屈折率の高いコアガ
ラス膜をバッファ層の上に形成すると、基板全体が熱膨
張係数の違いによって反りを生じ、高寸法精度の光回路
をパターニングすることがむずかしい。
【0006】(2)上記製造方法は、(1)の理由以外
に、次の理由によりコアとクラッドとの屈折率差に限界
があることがわかった。すなわち、屈折率の高いコア用
多孔質膜を堆積させても(b)の焼結プロセスで屈折率
制御用添加物が揮散してしまい、屈折率の高いコア層を
実現することがむずかしい。
【0007】(3)屈折率制御用添加物を多く含んだコ
ア層を(d)に示すように、ドライエッチングプロセス
により、パターニングすると、SiO2 と上記添加物と
のエッチング速度との違いによってエッチング側面が凹
凸に荒れ、散乱損失を増大させるという問題点があっ
た。
【0008】(4)焼結プロセスが2回もあり、時間が
かかること、ユーティリティコストがかかり、低コスト
化がむずかしい。
【0009】本発明の目的は、前記した従来技術の欠点
を解消し、コアとクラッドとの屈折率差が大きくて反り
も小さく、かつ低損失なガラス導波路を提供することに
ある。また低コストなガラス導波路の製造方法も提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、基板上にプラズマCVD法により、屈折率
が1.46〜1.60の範囲内にあるSiOx(x=
1.5〜1.9)を用いて略矩形状のコアを形成し、こ
のコアをそれよりも屈折率の低い材料からなる低屈折率
材で覆ったものである。
【0011】上記コアを添加物を含まないコアで形成し
てもよい。
【0012】上記基板にガラス、強誘電体、磁性体或い
は半導体のいずれかを使用してもよい。
【0013】上記低屈折率材をSiO2 、或いはSiO
2 にB、F、P、Ge等の屈折率制御用添加物を少なく
とも1種類添加した材料としてもよい。
【0014】上記低屈折率材を高分子材料としてもよ
い。
【0015】また、その製造方法は、低屈折率材からな
る基板上にプラズマCVD法でSiOx膜を成膜する工
程と、このSiOx膜をフォトリソグラフィ及びドライ
エッチングにより略矩形状にパターン化する工程と、こ
のパターン表面に低屈折率材を被覆する工程とからな
る。
【0016】上記パターン表面に低屈折率材を被覆する
工程を、まずプラズマCVD法によって薄層の低屈折率
材を成膜し、その上に別の低屈折率材を被覆して行って
もよい。
【0017】上記プラズマCVD法でSiOx膜を成膜
する際に、成膜時の真空度か、或いは基板加熱温度を変
えることによってSiOx膜の屈折率を設定するように
してもよい。
【0018】
【作用】上記構成により、屈折率が1.46〜1.60
の範囲内にあるSiOx(x=1.5〜1.9)を用い
て略矩形状のコアを形成し、このコアをそれよりも屈折
率の低い材料からなる低屈折率材で覆ったので、コアと
クラッドとの屈折率差が大きくなる。
【0019】また、光導波路のコア内には、従来用いて
いた屈折率制御用添加物(Ge,P,Ti,Al,Z
n,Na,K等)が添加されていないので、光導波路の
製造工程中に上記添加物の揮散による屈折率変化がほと
んどない。またコア層の熱膨張係数は、バッファ層,ク
ラッド層あるいは基板とのそれと大きな違いがないの
で、反りがほとんど生じない。その結果、高寸法精度の
光回路をパターニングすることができる。
【0020】また、本発明の光導波路の製造方法は、
1)コア層内に高価な屈折率制御用添加物を添加しなく
てもよいこと、2)焼結プロセスが1回でよいこと、な
どの理由により、光導波路を低コストで作ることができ
る。
【0021】
【実施例】図1に本発明の光導波路の断面図を示す。こ
れは基板1にSiO2 ガラスを用い、コア2にプラズマ
CVD法(CVD法;気相化学蒸着法)によって作成し
たSiOx(x=1.5〜1.9)のガラス膜を用い
る。このコア2の屈折率nwは、後述するように、1.
46〜1.60の範囲に入るように作成される。クラッ
ド3にはSiO2 、あるいはSiO2 にB,P,F等の
屈折率制御用添加物を少なくとも1種含んだものを用い
る。このクラッド3はプラズマCVD法,常圧CVD
法,スパッタリング法,電子ビーム蒸着法,火炎堆積法
等によって形成することができ、その屈折率ncの値は
nwの値よりも低くなるように選ぶ。たとえば、常圧C
VD法により、SiO2 膜を形成した場合にはncの値
は約1.458であり、コア2とクラッド3(あるいは
基板1)との比屈折率差は最大約8.8%を達成するこ
とができる。つまり、従来の方法では、たかだか比屈折
率差は1%程度が限界であったが、本発明の構成では従
来のそれの約8.8倍も大きくとることができる。しか
も、このSiOx のコア膜はSiO2 基板1,クラッド
3の熱膨張係数に近い値を有しているので、成膜時にほ
とんど基板の反りがなく、高寸法精度の光回路をパター
ニングすることができる。またコア2内には、従来のよ
うに、屈折率制御用添加物としてP,Ge,Al,T
i,B等が含まれていないので、光導波路作成プロセス
の途中でコア2の屈折率が低下することがない。さら
に、コア2内には屈折率制御用添加物が含まれていない
ので、ドライエッチングプロセスにより略矩形状構造に
加工する際にほぼ等速でエッチングすることができ、側
面荒れの少ないコア側面を実現することができる。
【0022】図2に本発明の光導波路の別の実施例を示
す。同図は光導波路の断面図を示しており、基板1にS
i基板を用い、その基板1上に低屈折率層4(屈折率n
b<nw)を設け、この低屈折率層4上にクラッド3に
囲まれたコア2を略矩形状に形成した構成である。低屈
折率層4の材質はクラッド3の材質と同様のものを用い
ることができ、その屈折率nbはクラッド3の屈折率n
cと同程度か、あるいはnb>nc、nb<ncであっ
てもよい。
【0023】図3は本発明の光導波路のさらに別の実施
例を示したものである。この図も光導波路の断面図を示
している。この構成は低屈折率層4およびコア2の上に
屈折率nt(nt≦nb)を有する薄層15を設け、そ
の上にクラッド3を形成したものである。この薄層15
はクラッド3を形成する方法と同様の方法によって成膜
することができる。この薄層15を設けることによっ
て、コア2内への光の閉じ込めをさらに強くすることが
できる。
【0024】図4に本発明の光導波路の製造方法を示
す。まずSiO2 基板1上に、後述するように、プラズ
マCVD法によってコア層2´となるSiOx膜を堆積
させる。このSiOx の膜厚はシングルモード光導波路
を実現する場合には数μmから20数μm、マルチモー
ド光導波路を実現する場合には1数μmから100μm
の範囲内に設定する(図4(a))。次に、図4(b)
に示すように、反応性イオンエッチング装置を用いてド
ライエッチングにより矩形状のコア2に加工する。その
後、プラズマCVD法,常圧CVD法,あるいは火炎堆
積法等によってクラッド3の膜を堆積させる。このクラ
ッド3の膜厚は5μm以上あればよい。なお、プラズマ
CVD法,減圧CVD法などによってクラッド3を形成
した場合には、透明なガラス膜を形成することができる
ため、その後の高温熱処理工程を省いてもよい。火炎堆
積法,常圧CVD法等でクラッド3の膜を形成した場合
には、その膜は多孔質状であるため、その後に高温熱処
理工程を必要とする。
【0025】図5に本発明のプラズマCVD法によって
コア用膜を基板1上に堆積する方法の概略図を示す。プ
ラズマCVD装置5内には上部と下部に2つの平行平板
電極6,7が設置され、これらの電極間に高周波電源1
2から高周波電圧が印加されている。そしてこの装置5
内は真空排気装置61によって真空に排気されている。
下部電極7の上には基板1が設置され、その電極7の下
のヒータ10に電圧11を印加することによって数百℃
に加熱されている。上部電極6は矢印9−1方向から送
られてきたガスを平行平板電極6、7間に一様に噴出す
るためのシャワー電極構造が用いられている。このシャ
ワー電極6は絶縁体13によってプラズマCVD装置5
と絶縁されている。矢印9−1方向からプラズマCVD
装置5内に送り込むガスは、Si(OC2 5 4 ,S
i(OCH3 4 等の金属アルコオキシドの蒸気をO2
ガスで搬送したものを用いるか、SiH4 のようなシリ
コン化合物の蒸気をO2 ガスで搬送したものを用いる。
またプラズマ雰囲気8内には外部から矢印14で示した
ように、O2 ガスが送り込まれている。このような装置
構成でSiOx の膜は基板1上に形成される。ここで、
前述したコアの屈折率1.46〜1.60を実現するた
めの成膜条件の実施例について述べる。
【0026】図6は矢印9−1方向から導入するガスと
して、先に述べたSi(OC2 5 4 の上記とO2
スを用いて実験した場合の成膜時の真空度と屈折率,成
膜速度との関係を示したものである。このグラフでは、
屈折率を破線で、液成膜速度を実線で示した。体Si
(OC2 5 4 の温度を17℃とし、この液体内にO
2 ガスを40SCCM送り込んでバブリングさせ、Si(O
2 5 4 の蒸気とO2 ガスを矢印9−1方向から導
入した。また矢印14方向からO2 ガスを50SCCM導入
した。そして基板1をヒータ10により350℃に加熱
し、高周波電源のパワーを100Wに設定して成膜を行
なった。屈折率は所望値1.46〜1.60の範囲を達
成できることを示している。高真空になる程、屈折率は
低く、成膜速度は速い。逆に真空度が悪くなると、屈折
率は高くなるが、成膜速度は遅くなる傾向を示してい
る。
【0027】図7は屈折率の基板温度依存性を示したも
のであり、屈折率は1.46以上、1.60以下を実現
できることがわかる。なお、この結果は高真空時(0.
4torr)の特性例である。
【0028】4(a)のコア層2´を形成した場合の
コア層2´の膜厚と屈折率の面内分布を測定した結果
説明する。図8に示されるように基板1の平面図上に設
けた0〜4の5カ所の測定位置での測定を行なった。そ
結果が表に示されている。
【0029】
【表1】
【0030】表1において、熱処理前の特性は膜成形後
のものであり、熱処理後の特性は、成膜後に1000℃、O
2 雰囲気(O2 ガス流量;3 l/min )で3時間加熱処
理した後の特性を示したものである。前述したように、
コア層2´内には屈折率制御用添加物が含まれていない
ので、熱処理前と後の屈折率特性には密度の変化による
違い程度の変化しか生じていない。つまり従来のよう
に、熱処理によって屈折率制御用添加物の揮散による屈
折率の大幅な低下がない。また基板の反りも数μm以下
でほとんど問題にならない値であった。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の光導波路及
びその製造方法は次のような効果を有している。
【0032】(1)高い比屈折率差の光導波路を実現す
ることができるので、光導波路の性能を可及的に向上す
ることができる。
【0033】(2)基板の反りがほとんど生じないので
パターニングの精度が向上する。
【0034】(3)ドライエッチングプロセスによって
コアを矩形状にパターニングする際にコア側面のエッチ
ング荒れが極めて少ないので、散乱損失が少なくなる。
【0035】(4)焼結プロセスが多くても1回でよい
ため、ユーティリティコストが安くてすむ。
【0036】(5)高価な屈折率制御用添加物の使用量
を大幅に低減できるため(クラッド用のみで、コア用は
不要なため)、低コストを図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す光導波路の断面図であ
る。
【図2】本発明の別の実施例を示す光導波路の断面図で
ある。
【図3】本発明の別の実施例を示す光導波路の断面図で
ある。
【図4】本発明の光導波路の製造方法を示す工程図であ
る。
【図5】本発明のプラズマCVD法によってコア用膜を
基板上に堆積する方法の概略図である。
【図6】本発明において、成膜時の真空度と屈折率,成
膜速度との関係を表すグラフを示す特性図である。
【図7】本発明において、屈折率の基板温度依存性を表
すグラフを示す特性図である。
【図8】膜厚と屈折率の面内分布を測定する位置を示す
基板の平面図である。
【図9】従来例を示す火炎堆積法の工程図である。
【符号の説明】 1 基板 2 コア 3 クラッド
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図8】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図9】

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上にプラズマCVD法により、屈折
    率が1.46〜1.60の範囲内にあるSiOx(x=
    1.5〜1.9)を用いて略矩形状のコアを形成し、該
    コアをそれよりも屈折率の低い材料からなる低屈折率材
    で覆ったことを特徴とする光導波路。
  2. 【請求項2】上記コアを添加物を含まないコアで形成し
    たことを特徴とする請求項1記載の光導波路。
  3. 【請求項3】上記基板にガラス、強誘電体、磁性体或い
    は半導体のいずれかを使用することを特徴とする請求項
    1記載の光導波路。
  4. 【請求項4】 上記低屈折率材をSiO2 、或いはSi
    2 にB、F、P、Ge等の屈折率制御用添加物を少な
    くとも1種類添加した材料とすることを特徴とする請求
    項1記載の光導波路。
  5. 【請求項5】 上記低屈折率材を高分子材料とすること
    を特徴とする請求項1記載の光導波路。
  6. 【請求項6】 低屈折率材からなる基板上にプラズマC
    VD法でSiOx膜を成膜する工程と、該SiOx膜を
    フォトリソグラフィ及びドライエッチングにより略矩形
    状にパターン化する工程と、該パターン表面に低屈折率
    材を被覆する工程とからなることを特徴とする光導波路
    の製造方法。
  7. 【請求項7】 上記パターン表面に低屈折率材を被覆す
    る工程が、まずプラズマCVD法によって薄層の低屈折
    率材を成膜し、その上に別の低屈折率材を被覆して行わ
    れることを特徴とする請求項6記載の光導波路の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 上記プラズマCVD法でSiOx膜を成
    膜する際に、成膜時の真空度か、或いは基板加熱温度を
    変えることによってSiOx膜の屈折率を設定するよう
    にしたことを特徴とする請求項6記載の光導波路の製造
    方法。
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