JP3031066B2 - 酸化膜の製造方法及び光導波路の製造方法 - Google Patents

酸化膜の製造方法及び光導波路の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、酸化膜の製造方法及び
光導波路の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光通信の発展に伴ない光デバイスには
大量生産性、高信頼性、結合時の無調整化、自動
組立の容易性、低損失性等が要求されるようになって
きたので、これらの要求に答えるため導波路型の光デバ
イスが注目されるようになってきた。
【0003】光導波路の中で特に石英系ガラス光導波路
は、導波路自体が低損失で、光ファイバとの接続損失も
非常に小さいため有望視されている。
【0004】図5は、従来のこの種の石英系ガラス光導
波路を製造するための火炎堆積法(宮下:光導波路技
術,1.最近の光導波路技術,O plus E,N
o.78,pp.59−67参照)の説明図である。
【0005】同図に示すように、まずSi基板1上に石
英ガラスからなるバッファ用多孔質膜2を形成し、この
バッファ用多孔質膜の2上に屈折率制御用添加物(T
i、Ge等)を含んだ石英ガラスからなるコア用多孔質
膜3を形成する(a)。
【0006】両多孔質膜2、3が形成された基板1を、
加熱して透明化(焼結)することにより、バッファ層2
a及びコア層3aを有する平面光導波膜を形成する
(b)。
【0007】コア層3aの上にマスク4をフォトリソグ
ラフィにより形成する(c)。
【0008】バッファ層2a上に、断面が略矩形のコア
層3bのパターンを、ドライエッチングプロセスにより
形成する(d)。
【0009】バッファ層2a及びコア層3bの上に、石
英ガラスからなるクラッド用多孔質膜5を形成する
(e)。
【0010】クラッド用多孔質膜5を、加熱して透明化
することによりクラッド層5bを形成する(f)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た石英系ガラス光導波路の製造方法には次のような問題
点がある。
【0012】(1)コア層の屈折率とクラッド層の屈折
率との差(屈折率差)の大きいガラス導波路を製造する
ために、屈折率制御用添加物を含んだ屈折率の高いガラ
ス膜をバッファ層の上に形成すると、基板全体が熱膨張
係数の違いによって反りを生じ、その反り量が10μm
をはるかに超える大きな値となるので、高精度の光回路
をパターニングすることが難しく、屈折率差を大きくす
るには限界があった。
【0013】(2)コア層及びクラッド層の比屈折率差
には限界がある。すなわち、屈折率の高いコア用多孔質
膜を堆積させても、図5(b)の焼結プロセスで屈折率
制御用添加物が揮散してしまい、屈折率の高いコア層を
実現することが難しく、1.47を超えることはなかっ
た。そのため、比屈折率差はたかだか1%程度が限界で
あった。
【0014】(3)屈折率制御用添加物を多く含んだコ
ア層を、図5(d)に示すようにドライエッチングプロ
セスによりパターニングすると、コア層を構成するSi
2 のエッチング速度と添加物のエッチング速度との違
いによりエッチング層面が凹凸状に荒れ、散乱損失が増
大する。
【0015】(4)屈折率の高いコア層を形成しようと
すると、Ti、Ge、Al、P等の屈折率制御用添加物
を10モル%以上も添加させなければならない。しか
し、それにつれて熱膨張係数も大きく変化する。そのた
め、コア層を形成する時に基板に反りが生じ、(1)に
述べたような問題点につながる。
【0016】(5)屈折率制御用添加物を増加すると、
吸収及び散乱損失が増加し、低損失の光導波路を実現す
ることが困難となる。
【0017】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、酸化膜製造時における基板の反りの発生が少なく、
しかも高屈折率、高透明度の酸化膜を形成すると共に、
低損失、高精度、低コストの光導波路の製造方法を提供
することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、基板上にSiO2 の多孔質膜を形成し、多
孔質膜をHeを含むNH3 雰囲気内で加熱して透明な酸
化膜に形成したものである。
【0019】また、本発明は、基板上にコア層を形成
し、コア層及び基板上にコア層の屈折率より低い屈折率
を有するクラッド層を形成した光導波路の製造方法にお
いて、SiO2 ガラスの屈折率と略等しい屈折率の層を
有する基板上にコア層となるSiO2 の多孔質膜を形成
し、多孔質膜をHeを含むNH3 雰囲気中で加熱して透
明な酸化膜に形成し、酸化膜をフォトリソグラフィ及び
ドライエッチングにより断面が略矩形状のコア層に形成
し、コア層を、コア層の屈折率より低い屈折率を有する
クラッド層で覆うように形成したものである。
【0020】
【作用】上記構成によれば、基板上にSiO2 の多孔質
膜を形成し、この多孔質膜をHeを含むNH3 雰囲気内
で加熱して透明な酸化膜に形成することにより、多孔質
膜から透明酸化膜に変化する過程で酸化膜中にNが含ま
れるので、屈折率を大きくすることができ、しかも反り
が発生しにくくなる。この透明な酸化膜をフォトリソグ
ラフィ及びドライエッチングによりコア層に形成するこ
とにより高精度、低損失、低コストの光導波路を形成す
ることができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。
【0022】図1は本発明の酸化膜の製造方法を示す説
明図である。
【0023】図1(a)に示すように、まず基板10上
にSiO2 からなるコア用の多孔質膜11を形成する。
基板10の材料にはガラス(石英系ガラス、多成分系ガ
ラス等)、半導体(Si、GaAs、InP、酸化膜付
きSi等)、磁性体、強誘電体(LiNbO3 、LiT
aO3 等)のいずれか1種類が用いられる。
【0024】多孔質膜11にはSiO2 あるいはSiO
2 にGe、P、Ti、Al、Nb、Zn、Zr、Na、
K、B等の屈折率制御用添加物を少なくとも1種類含ん
だものが用いられる。そして、この多孔質膜11は火炎
堆積法、火炎加水分解法、熱CVD法、ゾル・ゲル法等
の方法によって形成されるが、その膜厚は数μmから百
数十μmの範囲から選ばれる。
【0025】次に、図1(b)に示すように多孔質膜1
1が形成された基板10を、電気炉12のガラス管13
内に挿入し、ガラス管13内にHeガスとNH3 ガスと
を導入し、電気炉12の温度を上げて加熱し透明な酸化
膜を形成する。尚、加熱方法には次の2つの方法がある
が、いずれの方法を用いてもよい。
【0026】第1の加熱方法は、多孔質膜11が透明に
なる前の仮焼結温度(約500〜1200℃)で加熱し
た後、焼結温度(約1300〜1450℃)に保って透
明化する方法である。第2の加熱方法は、焼結温度に保
って一度で透明化する方法である。
【0027】Heガスの導入は、多孔質膜11中へのN
の混入を容易にする効果と、多孔質膜11中の脱ガス化
を容易にする効果と、多孔質膜11の透明化を容易にす
る効果がある。尚、前述した加熱を加圧雰囲気下で行な
うと、より効果的にNを多孔質膜11中に添加すること
ができる。
【0028】図1(c)は、上述のようにして透明なコ
ア用の酸化膜11aが形成された基板10の断面図であ
る。
【0029】ここで、上述した酸化膜の製造方法の具体
例について述べる。
【0030】基板10にはSi基板(直径3インチ、厚
さ0.45mm)を用い、このSi基板上にSiO2
2 5 −B2 3 系の多孔質膜11を、火炎堆積法に
よって約20μmの厚さに形成した。この多孔質膜11
を焼結させることにより透明な酸化膜11aに形成し
た。この酸化膜11aの屈折率は約1.458( 波長
0.63μmでの値)であるが、図1(b)に示すよう
に、NH3 ガス雰囲気下においてNH3 ガス流量を変え
て焼結(温度約1350℃、時間約3時間)した結果、
酸化膜11aの屈折率が1.90の範囲のものを得るこ
とができた。しかもこの酸化膜11aの形成された基板
10の反りはわずか35μm以下であった。
【0031】図2は図1に示した方法によって製造した
酸化膜を用いた導波路の製造方法を示す説明図である。
【0032】同図(a)に示す酸化膜11aが形成され
た基板10は、前述した図1(a)から図1(c)まで
の工程により形成された基板10である。
【0033】この基板10上に形成した酸化膜11a上
に、マスク用のメタル膜(たとえば、WSi膜)15を
スパッタリング法により形成する。このメタル膜15の
厚さは数千オングストロームから1μmの範囲が好まし
い(図2(b))。
【0034】メタル膜15の上にフォトレジストを塗付
した後、紫外線露光、ベーキング、現像、定着等のフォ
トリソグラフィ工程により、フォトレジスト膜のマスク
パターン16を形成する(図2(c))。
【0035】メタル膜15を、マスクパターン16を用
いてドライエッチングしてメタルパターン15aを形成
する。このドライエッチングは、例えば、NF3 ガスを
用いてプラズマ雰囲気下で行なわれる(図2(d))。
【0036】さらに酸化膜11aを、メタルパターン1
5aをマスクにしてドライエッチングを行ない酸化膜1
1bを形成する。このエッチングには、例えばCHF3
ガスが用いられる(図2(e))。
【0037】酸化膜11b上のメタル膜15をドライエ
ッチングにより剥離する(図2(f))。
【0038】最後に図2(g)に示すように、酸化膜1
1bの屈折率よりも低い材質のクラッド膜17を形成
し、酸化膜11bを埋め込んだ、いわゆる埋込型光導波
路を得ることができる。
【0039】次に実施例の作用を述べる。
【0040】基板10上にSiO2 の多孔質膜11を形
成し、NH3 雰囲気内で加熱してこの多孔質膜11を透
明な酸化膜11aに形成することにより、多孔質膜11
が酸化膜11aに変化する過程で酸化膜11aにNが含
まれるので、屈折率を大きくすることができ、しかも基
板10に反りが発生しにくくなる。この酸化膜11aを
フォトリソグラフィ及びドライエッチングによりコア層
に形成することにより高精度、低損失、低コストの光導
波路を形成することができる。
【0041】図3は本発明の酸化膜の製造方法の他の実
施例を示す説明図であり、図4は図3に示した方法によ
って製造した酸化膜を用いた導波路の製造方法を示す説
明図である。
【0042】図3において図1に示した実施例と異なる
点は、基板10上に予め低屈折率値の第1クラッド膜2
0を形成してこれをバッファ層としても用い、その上に
Nを含んだコア用の多孔質膜11を形成した点である。
この第1クラッド膜20を基板10上に形成しておくこ
とにより、基板10の材質としてガラス、半導体、磁性
体及び強誘電体のいずれの材質でも幅広く用いることが
できる。なお、この第1クラッド膜20の屈折率は酸化
膜の屈折率よりも低い値である。
【0043】また、図4において図2に示した実施例と
異なる点は、図4(a)のコア用の酸化膜付きの基板と
して、基板10上に予め第1クラッド膜20が形成さ
れ、その上に酸化膜11aが形成されたものを用いた点
である。後の図4(b)から図4(g)の工程は図2と
同様の工程からなる。
【0044】以上において、本実施例によれば、基板1
0上にSiO2 の多孔質膜11を形成し、NH3 雰囲気
内で加熱して多孔質膜11を透明な酸化膜11aに形成
したので、製造時における基板10に反りの発生が少な
く、しかも高屈折率、高透明度の酸化膜を形成すること
ができる。
【0045】また、SiO2 ガラスの屈折率と略等しい
屈折率の層を有する基板10上にコア層となるSiO2
の多孔質膜11を形成し、多孔質膜11をNH3 雰囲気
中で加熱して透明な酸化膜11aに形成し、この酸化膜
11aをフォトリソグラフィ及びドライエッチングによ
り断面が略矩形状のコア層を形成し、このコア層を、コ
ア層の屈折率より低い屈折率を有するクラッド層で覆う
ように形成したので、低損失、高精度、低コストの光導
波路を製造することができる。
【0046】すなわち、 (1)基板上に屈折率が1.46〜1.90の範囲の高
屈折率で、かつ透明度が良く、さらに基板10に反りを
ほとんど発生させずにSix y z の透明な酸化膜1
1aを形成することができ、この酸化膜11aの屈折率
の値はNH3 ガスの濃度、加熱透明化の温度、加熱時間
によって制御することができる。
【0047】(2)屈折率制御用添加物は基板と酸化膜
との熱膨張係数の整合用添加物として使うことができる
ので、種々の材質の基板を用いることができる。
【0048】(3)加熱透明化する際にHeガスを添加
することにより、多孔質膜中にNを容易に混入させるこ
とができ、また多孔質膜の透明化を促進することができ
る。さらにClガスを添加すれば、多孔質膜中に含有し
ているOH基を取除くことができ、透明化したNを含有
している酸化膜中のOH基の含有量を最小限にすること
ができる。
【0049】(4)比屈折率差が約0.5〜10数%の
光導波路を実現することができる。また基板に反りがほ
とんど生じないので偏光依存性の少ない光回路を実現す
ることができ、フォトリソグラフィの際に高寸法制度の
パターンをパターニングすることができるので、所望設
計値通りの光回路を実現することができる。
【0050】また高比屈折率差の実現により、従来の導
波路型光回路に比し、1/3から1/50以下の超小型
光回路を達成することができる。さらにこの超小型化に
伴ない、低損失化、低コスト化を達成することができ
る。またドライエッチングの際のコア側面荒れの少ない
いわゆる散乱損失の低い光回路を得ることができる。
【0051】(5)コアの屈折率を広範囲に選べ、コア
に屈折率制御用添加物を入れることにより、熱膨張係
数、屈折率の異なる種々の基板を用いても光導波機能を
実現することができ、熱膨張係数のバランスがとれる。
【0052】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
【0053】(1)基板上に高屈折率で、かつ透明度が
良く、さらに基板に反りをほとんど発生させずにSix
y z の透明な酸化膜を形成することができ、しかも
この酸化膜の屈折率の値はNH3 ガスの濃度、加熱透明
化の温度、加熱時間によって制御することができる。
【0054】(2)基板にはガラス、半導体、磁性体、
強誘電体等種々の材質を用いることができる。
【0055】(3)加熱透明化する際にHeガスを添加
することにより、多孔質膜中にNを容易に混入させるこ
とができ、多孔質膜の透明化を促進することができる。
さらにClガスを添加すれば、多孔質膜中に含有してい
るOH基を取除くことができ、透明化したNを含有して
いる酸化膜中のOH基の含有量を最小限にすることがで
きる。
【0056】(4)比屈折率差が約0.5〜10数%の
光導波路を実現することができ、偏光依存性の少なく、
高寸法制度のコアパターンを形成することができる。
【0057】また高比屈折率差の実現により、従来の導
波路型光回路に比し、1/3から1/50以下の超小型
光回路を達成することができる。さらにこの超小型化に
伴ない、低損失化、低コスト化を達成することができ
る。またドライエッチングの際のコア側面荒れの少ない
いわゆる散乱損失の低い光回路を得ることができる。
【0058】(5)コアの屈折率を広範囲に選べ、コア
に屈折率制御用添加物を入れることにより、熱膨張係
数、屈折率の異なる種々の基板を用いても光導波機能を
実現することができ、熱膨張係数のバランスがとれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の酸化膜の製造方法の一実施例を示す説
明図である。
【図2】図1に示した方法によって製造した酸化膜を用
いた導波路の製造方法を示す説明図である。
【図3】本発明の酸化膜の製造方法の他の実施例を示す
説明図である。
【図4】図3に示した方法によって製造した酸化膜を用
いた導波路の製造方法を示す説明図である。
【図5】従来の石英系ガラス光導波路を製造するための
火炎堆積法を説明するための説明図である。
【符号の説明】
10 基 板 11 多孔質膜 11a,11b 酸化膜 12 電気炉 13 ガラス管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G02B 6/13 G02B 6/12 N // H01L 27/15 M (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C03B 8/00 C03B 19/12 C03B 19/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上にSiO2 の多孔質膜を形成し、該
    多孔質膜をHeを含むNH3 雰囲気内で加熱して透明な
    酸化膜に形成したことを特徴とする酸化膜の製造方法。
  2. 【請求項2】前記NH 3 雰囲気に、更にCl 2 を含ませ
    たことを特徴とする請求項1に記載の酸化膜の製造方
    法。
  3. 【請求項3】基板上にコア層を形成し、該コア層及び該
    基板上に該コア層の屈折率より低い屈折率を有するクラ
    ッド層を形成した光導波路の製造方法において、SiO
    2 ガラスの屈折率と略等しい屈折率の層を有する基板上
    にコア層となるSiO 2 の多孔質膜を形成し、該多孔質
    膜をHeを含むNH 3 雰囲気中で加熱して透明な酸化膜
    に形成し、該酸化膜をフォトリソグラフィ及びドライエ
    ッチングにより断面が略矩形状のコア層に形成し、該コ
    ア層を、該コア層の屈折率より低い屈折率を有するクラ
    ッド層で覆うように形成したことを特徴とする光導波路
    の製造方法。
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