JPH0659091B2 - 同期信号発生回路 - Google Patents

同期信号発生回路

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JPH0659091B2
JPH0659091B2 JP62132908A JP13290887A JPH0659091B2 JP H0659091 B2 JPH0659091 B2 JP H0659091B2 JP 62132908 A JP62132908 A JP 62132908A JP 13290887 A JP13290887 A JP 13290887A JP H0659091 B2 JPH0659091 B2 JP H0659091B2
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pulse
waveform
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郁男 秋山
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は映像機器の同期信号発生回路に関する。
(従来の技術) テレビカメラやテレビモニタ等2次元の情報を1次元の
時系列信号として扱う映像機器では、物体の明暗等を振
幅の大小で表わす映像情報のほかに、物体の位置を特定
するための同期信号が必要である。このためNTSCや
PALなどのテレビジョン標準方式では、第4図(a)
に示すように映像信号のブランキング期間中に負極性パ
ルス(2値波形)を挿入して同期信号としている。しか
しながら、この方式には伝送系での遅延誤差や映像機器
間の同期識別レベルの偏差が再生同期信号位相の偏差と
なって現われる欠点があった。このため、同期信号の位
相偏差をより小さくしなければならない高精細度テレビ
ジョンの同期信号として、第4図(b)に示す3値波形
を用いた正負両極性同期信号が提案されている。すなわ
ち、この正負両極性同期信号では、同期識別レベルを多
くの映像機器で精度よく再生可能なペデスタルレベルと
しているため、上述した伝送系での遅延誤差や同期識別
レベルの偏差を小さくすることができる。
第5図および第6図に上述した正負両極性同期信号を発
生させるための従来の回路例とその動作タイミングを示
す。第5図において101と102はバッファアンプ、103は
直流分を遮断するためのコンデンサ、104はバッファア
ンプ102に印加されたパルスがバッファアンプ101の電源
に逆流するのを防ぐためのダイオード、105は映像信号
と同期信号とを合成するためのミックスアンプである。
この回路は次のように動作する。まずバッファアンプ10
1に時刻▲t 1▼から▲t 2▼の期間に低レベルとな
る第1の同期信号生成パルス106が印加される。次にバ
ッファアンプ102には時刻▲t 2▼から▲t 3▼の期
間に高レベルとなる第2の同期信号生成パルス107が印
加され、コンデンサ103を介してバッファアンプ101の出
力信号に重畳される。このためバッファアンプ101の出
力端108には、時刻▲t 1▼から▲t 2▼の期間が低
レベルで時刻▲t 2▼から▲t 3▼の期間が高レベ
ル、その他の期間で中間レベルとなる3値波形の正負両
極性同期信号109が得られる。この正負両極性同期信号1
09は、端子110から入力される映像信号111とミックスア
ンプ105で合成され、複合映像信号112として出力され
る。
(発明が解決しようとする問題点) かかる従来の回路は、時刻▲t 2▼における第1の同
期信号生成パルス106の立ち上がりのタイミングと第2
の同期信号生成パルス107の立ち上がりのタイミングが
完全に一致していれば問題なく動作する。しかしなが
ら、上記2つのパルスのタイミングは温度変動などによ
りずれることが多く、最悪の場合には、拡大波形113に
示すごとく、正負両極性同期信号にとって一番重要であ
る低レベルから高レベルへの立ち上がりの中間に段差が
できてしまう。このような状態では、たとえ同期識別レ
ベルがペデスタルレベルに固定されていても再生同期信
号位相が段差の幅の分だけ変動し、再生画像にジッター
となって現われ好ましくない。
そこで、本発明の目的は、上記従来の欠点を無くし、再
生同期信号位相の偏差が少なく、かつ回路構成の容易な
同期信号発生回路を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明によれば、3値波形を同期信号とする映像機器の
同期信号発生回路であって、第1及び第2の同期信号生
成パルスを入力しこれら両パルスの合成により前記3値
波形を生成するパルス合成手段が備えてあり、このパル
ス合成手段は前記第1及び第2の同期信号生成パルスが
ともに低レベルのときに前記3値波形を低レベルにし、
前記第1の同期信号生成パルスが高レベルでかつ前記第
2の同期信号生成パルスが低レベルのときに前記3値波
形を高レベルにし、前記第1及び第2の同期信号生成パ
ルスが前述のレベル関係以外のときに前記3値波形を中
間レベルにすることを特徴とする同期信号発生回路が得
られる。
(作用) 上述の本発明の同期信号発生回路では、3値波形の低レ
ベルから高レベルへの立ち上がりのタイミングは、第1
の同期信号生成パルスの立ち上がりのタイミングで一義
的に決定されるため、従来のようにその中間に段差がで
きて、再生同期信号位相が変動することはない。また回
路構成が容易なため、回路設計工数や調整工数が低減で
きる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図および第2図はそれぞれ本発明の第1の実施例の
ブロック図およびその動作タイミング図である。本実施
例では3値波形のパルス合成手段として、3ステート出
力の非反転バッファ1を用いている。また、2と3は非
反転バッファ1がハイインピーダンス状態時の出力端4
の電位を決定するための抵抗、5は映像信号と同期信号
とを合成するためのミックスアンプである。この回路の
動作は、まず非反転バッファ1の出力イネーブル端子▲
▼に時刻tからtの期間に低レベルとなる同期
信号生成パルスSYNC2が印加される。このため非反
転バッファ1は時刻tからtの期間のみがアクティ
ブとなり、他の期間はハイインピーダンス状態となる。
次に非反転バッファ1の入力端子Aに時刻tからt
の期間に高レベルとなる同期信号生成パルスSYNC2
が印加される。これらの動作により、出力端4には時刻
からtの期間が低レベルで時刻tからtの期
間が高レベル、その他の期間で抵抗2と3の分割比によ
って定まる中間レベルとなる3値波形の正負両極性同期
信号6が得られる。この正負両極性同期信号6は、端子
7から入力される映像信号8とミックスアンプ5で合成
され、複合映像信号9として出力される。かかる本実施
例の動作に従えば、正負両極性同期信号6によって一番
重要である3値波形の低レベルから高レベルへの立ち上
がりのタイミングは同期信号生成パルスSYNC1の立
ち上がりのタイミングで一義的に決定される。よって、
同期信号生成パルスSYNC1の立ち上がりのタイミン
グの位相精度のみ高めることにより、非常に精度の良い
正負両極性同期信号を発生させることができる。また同
期信号生成パルスSYNC2の立ち下がりのタイミング
は時刻tからtまでのどこにあっても良い。
本発明による第2の実施例を第3図(a)に示す。本実
施例の動作タイミングは第2図と同様である。本実施例
では3値波形のパルス合成手段として、アナログ・マル
チプレクサ10を用いている。アナログ・マルチプレクサ
10は標準ロジックICとして様々なメーカーから色々な
種類が発売されており、安価に入手することができる。
同図において11〜14はアナログスイッチであり、入力端
子X〜Xからの入力信号をデコード15からのデータ
により切り換えて出力端子Xへ伝達する。11〜15はアナ
ログ・マルチプレクサ10内に集積化されている。16と17
はその分割比によって3値波形の中間レベルを決定する
ための抵抗、18は映像信号と同期信号とを合成するため
のミックスアンプである。この回路は次のように動作す
る。まずアナログ・マルチプレクサ10のコントロール入
力端子Aに第2図に示す同期信号生成パルスSYNC1
が印加される。またコントロール入力端子Bには同期信
号生成パルスSYNC2が印加される。このため、第3
図(b)に示すアナログ・マルチプレクサ10の真理値表
に従えば、出力端子Xからは、時刻tからtの期間
は入力端子Xが選択されて低レベルとなり時刻t
らtの期間は入力端子Xが選択されて高レベル、そ
の他の期間は入力端子のXかXのいずれかが選択さ
れて中間レベルとなる3値波形の正負両極性同期信号6
が得られる。この正負両極性同期信号6は、端子19から
入力される映像信号8とミックスアンプ18で合成され、
複合映像信号9として出力される。本実施例の動作に従
えば、第1の実施例と同様に、3値波形の低レベルから
高レベルへの立ち上がりのタイミングは同期信号生成パ
ルスSYNC1の立ち上がりのタイミングで一義的に決
定され、非常に精度の良い正負両極性同期信号を発生さ
せることができる。また、第1の実施例の場合、3値波
形の高レベルから中間レベルへの立ち下がりは抵抗3を
介しての放電によって行なわれるので、例えば抵抗3が
1.5kΩの場合には約50nSの立ち下がり時間が必要とな
る。これに対して本実施例での立ち下がりはスイッチ11
〜14の切り換えスピードのみに依存するので非常に高速
となる。例えば高速CMOS・IC μP−D74HC
4052を使った場合の立ち下がり時間は約10nSに高速
化される。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明による同期信号発生回路によ
れば、同期識別レベルの変動が少なく位相精度が優れた
正負両極性同期信号を得ることができる。
なお、本発明による第1の実施例の説明にあたっては、
3値波形のパルス合成手段として3ステート出力の非反
転バッファを使ったが、3ステート出力の付いたICな
ら、例えば反転バッファ,ラッチ,フリップ・フロップ
等を使っても同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ本発明による同期信号発
生回路の第1の実施例のブロック図およびその動作タイ
ミング図、第3図(a)は本発明による同期信号発生回
路の第2の実施例を示すブロック図、第3図(b)はこ
の第2の実施例におけるアナログ・マルチプレクサの真
理値を示す図、第4図は正負両極性同期信号を説明する
ための図、第5図および第6図はそれぞれ従来の同期信
号発生回路のブロック図およびその動作タイミング図で
ある。 図において、1は3ステート出力の非反転バッファ、
5,18,105はミックスアンプ、10はアナログ・マルチプ
レクサ、101,102はバッファアンプである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3値波形を同期信号とする映像機器の同期
    信号発生回路において、 第1及び第2の同期信号生成パルスを入力しこれら両パ
    ルスの合成により前記3値波形を生成するパルス合成手
    段が備えてあり、 このパルス合成手段は前記第1及び第2の同期信号生成
    パルスがともに低レベルのときに前記3値波形を低レベ
    ルにし、前記第1の同期信号生成パルスが高レベルでか
    つ前記第2の同期信号生成パルスが低レベルのときに前
    記3値波形を高レベルにし、前記第1及び第2の同期信
    号生成パルスが前述のレベル関係以外のときに前記3値
    波形を中間レベルにすることを特徴とする同期信号発生
    回路。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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