JP2789666B2 - 雑音低減装置 - Google Patents

雑音低減装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カメラ一体型ビデオテープレコーダ(以
下、カメラ一体型VTRという)に使用して有効な雑音低
減装置に関するものである。
従来の技術 近年、カメラ一体型VTRは、S-VHSの導入により高画質
化が進んでいるが、音質の面でも性能向上の要求が強く
なってきている。
以下、図面を参照にしながら従来のカメラ一体型VTR
について説明する。
第2図は従来のカメラ一体型VTRのFMオーディオ回路
のノイズリダクション部(以下、NR部という)のブロッ
ク図を示すものである。第2図において、1はオーディ
オ信号入力端子、2はアンプ回路、3は記録再生切換ス
イッチで、記録時は記録側に、再生時は再生側にスイッ
チが接続される。4は記録出力端子で、記録時にFM変調
回路に接続される。5は再生出力端子で、再生時に出力
回路に接続される。6はウェイティング回路、7は検波
回路、8はノイズリダクションエンファシス回路(以
下、NRエンファシス回路という)、9はボルテージ・コ
ントロールド・アンプ回路(以下、VCA回路という)で
ある。
以上のように構成された従来のカメラ一体型VTRのFM
オーディオ回路のNR部について、以下その動作について
説明する。
まず、記録時はマイクロホンから入力されたオーディ
オ信号はマイクアンプ回路で増幅されたあと、オーディ
オ信号入力端子1を通りアンプ回路2に入力される。こ
の時、記録再生切換スイッチ3は記録側に接続されてい
るため、アンプ回路2にフィードバックループが形成さ
れている。また、アンプ回路2の出力はウェイティング
回路6と、NRエンファシス回路8に入力され、ウェイテ
ィング回路6で240μsecと24μsecの時定数の高域下降
の特性を持たせ、検波回路7でピーク検波する。一方、
NRエンファシス回路8で240μsecと56μsecの時定数の
高域上昇特性を持たせたあと、VCA回路9に入力され
る。VCA回路9に入力された信号は、検波回路7で検波
されたレベルにより、2:1の比で圧縮される。そして圧
縮された信号は、記録出力端子4よりFM変調回路に供給
され、回転ヘッドにより磁気テープに記録される。
また、再生時は、FM復調されたオーディオ信号はオー
ディオ信号入力端子1を通りアンプ回路2に入力され
る。この時、記録再生切換スイッチ3は、再生側に接続
されているためアンプ回路2はバッファ回路となる。ま
たアンプ回路2の出力は、ウェイティング回路6とNRエ
ンファシス回路8に入力され、ウェイティング回路6で
240μsecと24μsecの時定数の高域上昇の特性を持た
せ、検波回路7でピーク検波する。一方、NRエンファミ
ス回路8で、240μsecと56μsecの時定数の高域下降の
特性を持たせたあと、VCA回路9に入力される。VCA回路
9に入力された信号は、検波回路7で検波されたレベル
により2:1の比で伸張される。そして、伸張された信号
は、再生出力端子5を通してオーディオ出力回路に接続
される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような構成では、カメラ一体型
VTRは通常内蔵のマイクロホンから音を記録するので、
カメラ一体型VTR自身が動作する時に発生するモータな
どに起因するメカニカルノイズ(以下、メカノイズとい
う)が、記録したい音といっしょにマイクロホンから入
力されてしまい、そのままのレベルで記録再生されてし
まう。そして、そのメカノイズが非常に耳ざわりな音と
なって再生されるという問題点を有していた。
本発明は、上記問題点に鑑み、FMオーディオ回路のNR
部の検波回路の前にスライス回路を入れ、メカノイズな
どの小信号をスライス回路で低減する。そして、メカノ
イズ以外のレベルの大きい信号成分を検波回路に送り、
VCA回路で伸張される信号から、メカノイズを低減する
ことにより、耳ざわりのないすばらしいHi-Fi音声を再
生するようにしたカメラ一体型VTRの雑音低減装置を提
供するものである。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、FMオーディオ
回路のNR部にレベルの低い信号を通さないスライス回路
と信号レベルを検波する検波回路を備え、メカノイズな
どの小信号をスライス回路で低減し、メカノイズ以外の
レベルの大きい信号成分を検波回路に供給するという構
成を備えたものである。
作用 本発明は、上記した構成によってメカノイズなどの小
信号をスライス回路で低減し、メカノイズ以外のレベル
の大きい信号成分を検波回路に送ることにより、VCA回
路で伸張される信号からメカノイズが低減することとな
る。
実施例 以下、本発明の実施例のカメラ一体型VTRについて図
面を参照にしながら説明する。第1図は、本発明の実施
例の要部ブロック図を示すものである。第1図におい
て、1はオーディオ信号入力端子、2はアンプ回路、3
は記録再生切換スイッチで、記録時は記録側に、再生時
は再生側にスイッチが接続される。4は記録出力端子
で、記録時にFM変調回路に接続される。5は再生出力端
子で、再生時に出力回路に接続される。6はウェイティ
ング回路、7は検波回路、8はノイズリダクションエン
ファシス回路、9はボルテージ・コントロールド・アン
プ回路である。また、10はスライス回路、11は記録再生
切換スイッチで、記録時は記録側に、再生時は再生側に
スイッチが接続される。
以上のように構成された本実施例の動作について以
下、第1図を用いてその動作を説明する。
まず、記録時はマイクロホンから入力されたオーディ
オ信号はマイクアンプ回路で増幅されたあと、オーディ
オ信号入力端子1を通りアンプ回路2に入力される。こ
の時、記録再生切換スイッチ3は記録側に接続されてい
るためアンプ回路2にフィードバックループが形成され
ている。また、アンプ回路2の出力は記録再生切換スイ
ッチ11とNRエンファシス回路8に入力され、記録再生切
換スイッチ11は記録側に接続されているためスライス回
路10はショートされ、そのままのレベルでウェイティン
グ回路6に入力され、ウェイティング回路6で240μsec
と24μsecの時定数の高域下降の特性を持たせ、検波回
路7でピーク検波する。
一方、NRエンファシス回路8で240μsecと56μsecの
時定数の高域上昇特性を持たせたあと、VCA回路9に入
力される。VCA回路9に入力された信号は、検波回路7
で検波されたレベルにより2:1の比で圧縮される。そし
て、圧縮された信号は、記録出力端子4よりFM変調回路
に供給され回転ヘッドにより磁気テープに記録される。
また、再生時は、FM復調されたオーディオ信号はオー
ディオ信号入力端子1を通りアンプ回路2に入力され
る。この時、記録再生切換スイッチ3は再生側に接続さ
れているためアンプ回路2はバッファ回路となる。また
アンプ回路2の出力は、記録再生切換スイッチ11とNRエ
ンファシス回路8に入力され、記録再生切換スイッチ11
は再生側に接続されているためスライス回路10に入力さ
れる。スライス回路10ではレベルの大きい信号成分はそ
のまま通過するが、レベルの小さい信号成分はさらにレ
ベルが小さくなり、ウェイティング回路6に入力され
る。ウェイティング回路6で240μsecと24μsecの時定
数の高域上昇の特性を持たせ検波回路7でピーク検波す
る。一方、NRエンファシス回路8で240μsecと56μsec
の時定数の高域下降の特性を持たせたあと、VCA回路9
に入力される。VCA回路9に入力された信号は検波回路
7で検波されたレベルにより2:1の比で伸張される。そ
して、伸張された信号は、再生出力端子5を通してオー
ディオ出力回路に接続される。
以上のように本実施例によれば、再生時、検波回路の
前にスライス回路を設けることにより、メカノイズなど
の小信号成分のレベルを低減し、バックノイズのないす
ばらしいHi-Fi音声を再生することができる。
なお、本実施例において、スライス回路を再生時のみ
に動作させたが、記録時のみに動作させることとしても
よい。
発明の効果 以上のように本発明によれば、カメラ一体型VTR自身
から発生するメカノイズなどを低減して記録再生するこ
とにより、耳ざわりのないすばらしいHi-Fi音声を提供
するといったすぐれた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係るカメラ一体型VTRのFM
オーディオ回路のNR部のブロック図、第2図は従来例の
ブロック図である。 1……オーディオ信号入力端子、2……アンプ回路、3
……記録再生切換スイッチ、4……記録出力端子、5…
…再生出力端子、6……ウェイティング回路、7……検
波回路、8……NRエンファシス回路、9……VCA回路、1
0……スライス回路、11……記録再生切換スイッチ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声信号を記録再生するため、アンプを有
    する雑音低減装置であって、アンプの時定数を決める出
    力系あるいは帰還系において、前記アンプ出力を入力し
    レベルの低い信号を通さないスライス回路と、前記スラ
    イス回路出力を入力し周波数特性を補正して記録時は低
    域通過、再生時は高域通過させるウエイティング回路
    と、前記ウエイティング回路出力を入力し信号レベルを
    検波する検波回路と、前記アンプ出力を入力し周波数特
    性を補正して記録時は高域通過、再生時は低域通過させ
    るNRエンファシス回路と、前記検波回路出力により前記
    NRエンファシス回路からの信号を圧縮あるいは伸長する
    VCA回路とを備え、記録時あるいは再生時に前記スライ
    ス回路の入出力を短絡するスイッチを有することを特徴
    とする雑音低減装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS613364A (ja) * 1984-06-14 1986-01-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 雑音低減装置
JPH0775103B2 (ja) * 1987-05-13 1995-08-09 三菱電機株式会社 ノイズリダクシヨン回路

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