JPH0657071B2 - コンバ−ゼンス誤差補正方法 - Google Patents

コンバ−ゼンス誤差補正方法

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JPH0657071B2
JPH0657071B2 JP6829086A JP6829086A JPH0657071B2 JP H0657071 B2 JPH0657071 B2 JP H0657071B2 JP 6829086 A JP6829086 A JP 6829086A JP 6829086 A JP6829086 A JP 6829086A JP H0657071 B2 JPH0657071 B2 JP H0657071B2
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純二 熊田
勝 金澤
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はカラー受像管などの表示装置のコンバーゼン
ス誤差の検出とその補正方法に関するものである。
(従来の技術) 従来カラー表示装置のコンバーゼンス誤差を検出するに
は、調整者が目視で行なうのがほとんどで、このためコ
ンバーゼンス補正は大変時間のかかるものであつた。
また電子的に行なうものとしては、例えば特公昭第58-3
8995号「コンバゼンス色ずれ検知方法及びその装置」公
報記載のごとく、被検査カラー受像管の画面の同じ位置
にR(赤)、G(緑)、B(青)各色の格子状パターン
を順次に映し出し、これを上記画面の前方に配置した撮
像装置の位置を調節することにより、画面に映し出され
た各色の格子状パターンから一つの山形波形を呈する映
像信号を抽出し、その映像信号の各々の波形の尖頭位置
を前記撮像装置の水平同期信号を基準にして計測して、
これをカラー受像管のコンバーゼンスの色ずれとして検
知し、コンバーゼンス誤差の補正に使用している。
(発明が解決しようとする問題点) カラーコンバーゼンス誤差調整を目視で行なう従来例
は、大画面になるほど時間がかかると共に、人間の目が
判断を下すため速やかに最適状態に誤差補正をすること
は困難である。
コンバーゼンス誤差は走査線1本以下の精度で検出され
なければならないが、前記特公昭第58-38995号記載の検
知方法では、検知信号に細い山形波形のパルスを使用す
るため、検知用カメラ(撮像装置)の解像度を考える
と、1台のカメラ(撮像装置)で画面の一部分を拡大し
て見ることになる。従つて全画面についてコンバーゼン
ス誤差を検出しようとすると、カメラを移動して1点ず
つ検出するか、複数のカメラを利用し各々のカメラは画
面の一部のみを受け持つという方法になるが、これは時
間的またはコスト的にみて実用的でない欠点がある。
(問題点を解決するための手段) そこで本発明方法の目的は、前述の従来の欠点を除去
し、検知用撮像カメラは1台のみで一度に表示装置の全
表示画面の各点でカラーコンバーゼンス誤差を精度良く
検知し、誤差補正の可能な実用的な方法を提供せんとす
るものである。
すなわち本発明コンバーゼンス誤差補正方法は、カラー
画像表示装置のコンバーゼンスを調整するにあたり、前
記カラー画像表示装置の全表示画面を水平ならびに垂直
方向にそれぞれ正の整数N,M分割した領域を作り、そ
のマトリクス状各領域での各色の表示信号波形が、画面
の水平ならびに垂直方向でみてそれぞれ山形波形となる
1つの左右対称波形信号を、信号発生装置より前記画像
表示装置に供給するとともに、前記カラー画像表示装置
の表示画面を撮像する撮像装置からの信号を画像処理装
置に導き、前記各領域ごとに画面の水平ならびに垂直方
向の重心誤差値を算出し、当該重心誤差値に基づき前記
カラー画像表示装置のコンバーゼンスを調整するように
したことを特徴とするものである。
(作用) 従来カラーコンバーゼンス誤差の測定用映像パターンと
しては、高周波の映像信号を用いていたため、ジツター
やノイズの影響を受け易く、また1台の撮像カメラのみ
で検出しようとすると、精度を上げるため画面の一部分
のみを拡大せねばならなかつたが、本発明方法では誤差
検知用パターンとして低周波の信号を用いるため、コン
バーゼンス誤差が画面の大きな領域の積分から求められ
精度も上昇し、また低周波信号のため1台の撮像カメラ
で全画面をみることができる。
(実施例) 以下添付図面を参照し実施例により本発明を詳細に説明
する。
本発明による表示装置コンバーゼンス誤差検出補正装置
の構成を第1図に示す。ここに示す装置は、コンバーゼ
ンス誤差被測定用表示装置1、この表示装置1への表示
信号を送る信号発生装置2、表示信号を表示装置1のR
(赤)、G(緑)、B(青)のうちいずれか1つのみに
出力する信号切換器3、表示装置1へ表示された信号を
撮像するための撮像装置4、撮像装置4からの信号を処
理してコンバーゼンス誤差を検出するための画像処理装
置5および画像処理装置5を制御するための制御器6か
ら構成されている。
信号発生装置2では低周波の信号を作り、それは例えば
第2図示のように、画面の水平方向x軸にも画面の垂直
方向y軸にも繰返しパターンとなるような、以下に示す
式(1),(2),(3)を満足する信号を発生する。
xの上記以外の範囲ではf(x)=0 (1) yの上記以外の範囲ではg(y)=0 (2) h(x,y)=f(x)・g(y) (3) ここでN,Mは10前後の正の整数でよく、それぞれx
軸方向、y軸方向の信号の山の数に相当する。この発生
信号により表示装置1にパターンが表示されるが、その
際信号切換器3によりR,G,Bのどれか1色のみに切
換えられる。
撮像装置4は例えば白黒カメラで表示装置1の全画面を
撮像し、その映像出力は画像処理装置5へ送られる。
画像処理装置5は例えば第3図示の構成になつており、
撮像装置4からの映像信号はまず同期分離回路8へ導か
れる。その他にA/D変換器7によつてデイジタル信号に
変換され画像メモリ9に送られる。この時同期分離回路
8によつて作られた同期信号によつてメモリ制御器10
が動作し、映像信号は計算機11で処理し易いように画
像メモリ9に貯えられる。一画面分すべてが貯えられた
後で計算機11内で信号処理されるが、ノイズの影響を
少なくするため第3図に点線で示した加算器12を画像
メモリ9の入力側に付加して、数画面分の信号を加算す
ることも考えられる。
次に計算機11内の処理について考察する。水平方向に
N分割、垂直方向にM分割した画面のどの領域の画像も
同一処理であるから、第4図(a),(b)図示のごとく第2
図示の山形の1つのみについて説明する。
各チャンネルR,G,Bの表示された信号は表示装置の
偏向歪などのためΔx,Δy(それぞれ水平、垂直方向
のずれ)だけ中心位置がずれ式(4)〜(6)となる。
xの上記以外の範囲ではf1(x)=0 (4) yの上記以外の範囲ではg1(y)0 (5) h1(x,y)=f1(x)・g1(y) (6) ここでは簡易化のため表示装置のガンマは考慮しないが
原理的には問題はない。この信号は撮像装置4で撮像さ
れ画像処理装置5の中の画像メモリ9に入力される。問
題はこの時Δx,Δyが計算できるかどうかである。
1つの方法として式(7),(8)を使用するとΔx,Δyが
計算できる。
具体的には画像メモリ9の中の信号は不連続な値であ
る。すなわち式(4),(5),(6)で用いた全画面NM分割の
1領域2x1×2y1をさらにN1M1分割したものを第5図に示
すが、N1,M1をともに50程度に選ぶとその1小領域の信
号h1n1m1で表わされる1画素相当の信号となり、第3図でのA/D
変換器7の使用を考えるとh1n1m1は8ビツト程度の量子
化された値となつている。
従つて前述の式(7),(8)のΔx,Δyは次の式(10),(1
1)で近似できる。
式(10),(11)に基づき実際に計算機シミユレーシヨンを
実行した結果、分割数N1やM1が10程度でも撮像装置4
の1走査線の1/10程度の誤差も検出できることがわかつ
た。それ故撮像装置4としては特別解像力のある特殊カ
メラを使用しなくてもよい。
次の手順として式(10),(11)のΔx,Δyを三色R
(赤)、G(緑)、B(青)の各信号について求める。
コンバーゼンス誤差は各チャンネルのΔx,Δyの差で
求められる。そしてさらに上記手順を第2図示の信号の
おのおのの山、式(1),(2)でいうとn=0,1,…,N
−1とm=0,1,2,…,M−1との組合せ回だけ行
うことによつて画面全体のコンバーゼンス誤差が検出さ
れる。
なお入力された画像にセツトアツプがある場合は、 h1(x,y)=f1(x)・g1(y)+A (12) とすると真のコンバーゼンス誤差は として検出される。
以上の実施例では式(7),(8)のような演算を用いている
が、他の演算としては式(19)から式(22)までのような2
次式を用いる演算もある。
とすると となる。
また撮像装置4として以上の実施例では白黒カメラを使
用してきたが、フオトセンサーを表示装置に密着させる
方法、第1図示の信号切換器3を用いずに、R、G、B
各色をすべて同時に表示装置に表示し、カラーカメラで
撮像する方法、上の方法で白黒カメラと色フイルタを用
いる方法などが考えられる。
さらにまた画面全体を撮像する代りに第6図示のように
表示装置のスクリーン面13に数点〜数十点のみにフオ
トセンサー14を密着させ、発生器の位相を順次変化さ
せることによつて、フオトセンサーの出力は上記のカメ
ラ出力と同等のものが得られる。フオトセンサーを用い
る時は画像処理装置5は第7図のようになる。
以上の実施例では信号として式(1),(2)を用いたが、低
域の信号であればこれに限らず式(23),(24)のような信
号でもよい。
上記以外のxの範囲ではf2(x)=0g2(y)はf2(x)と同
形 (23) 上記以外のxの範囲ではf3(x)=0g3(y)はf3(x)と同
形 (24) さらに本発明方法を延長させると、信号発生装置2から
の発生信号の代りに一般の画像信号でもよい。この時の
誤差検出補正装置の構成は第8図のようになる。入力の
一般画像信号と撮像装置4で撮像された信号とはそれぞ
れ低域通過フイルタ16を通過した後、入力信号から得
られた(Δx,Δy)とカメラ信号から得られた(Δ
x,Δy)を比較することにより、コンバーゼンス誤差
を検出することができる。この時入力画像信号がコンバ
ーゼンス誤差の検出に不適当ならば、適当な信号が来る
まで待てばよい。このような方法を使用すれば信号発生
装置2を使用しなくてもコンバーゼンス誤差を検出でき
る。
また本発明方法は撮像カメラのコンバーゼンス誤差検出
補正にも応用することができる。特殊なパターン(R、
G、Bともh(x,y)を与えるパターン)を使用する時は、
第1図示の構成で表示装置1の代わりに特殊パターンを
置き、撮像装置4の位置に被測定用撮像カメラが来る。
こうして検出されたコンバーゼンス誤差は、被測定用撮
像カメラに送られコンバーゼンスの補正がなされる。
(発明の効果) 以上これまで述べてきたように本発明方法によれば、コ
ンバーゼンス誤差検出用映像パターンとして低周波の信
号を使用するため、検出される誤差が画面の大きな領域
の誤差値の積分となるためノイズやジツターの影響も少
なくなり、精度が上り、また低周波法なので1台の撮像
用カメラで全画面の各点で誤差を1度に検出でき、全体
的な誤差補正の確度も速度も改善される。
また上記方法を発展させ、一般画像でも誤差検出に好適
なパターンを画像中から選択すれば検出が可能なため、
通常の画像を表示したままコンバーゼンス調整を自動的
に行なうことが常時可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明方法になるコンバーゼンス誤差補正装
置実施例の構成を示す図、 第2図は、第1図示信号発生装置で作られる誤差検出用
信号の水平方向(a)、垂直方向(b)の波形の一例を示す
図、 第3図は、第1図示画像処理装置のさらに細部の構成を
示す図、 第4図(a),(b)は、第2図示信号波形の一部山形波形よ
りコンバーゼンス誤差を求めることを説明するための
図、 第5図は、本発明で画面のNM分割領域の1つをさらにN1
M1分割することを示す図、 第6図、第7図は、表示装置の画面にフオトセンサーを
離散的に複数個密着させ、コンバーゼンス誤差を測定す
る本発明方法の他の実施例を説明するための図と、その
時の画像処理装置の構成を示す図、 第8図は、本発明方法をさらに発展させた場合の誤差補
正装置の構成を示す図である。 1…被測定用表示装置、2…信号発生器 3…信号切換器、4…撮像装置 5…画像処理装置、6…制御器 7…A/D変換器、8…同期分離回路 9…画像メモリ、10…メモリ制御器 11…計算機、12…加算器 13…表示装置のスクリーン面 14…フオトセンサー、15…切換器 16…低域通過フイルタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラー画像表示装置のコンバーゼンスを調
    整するにあたり、前記カラー画像表示装置の全表示画面
    を水平ならびに垂直方向にそれぞれ正の整数N,M分割
    した領域を作り、そのマトリクス状各領域での各色の表
    示信号波形が、画面の水平ならびに垂直方向でみてそれ
    ぞれ山形波形となる1つの左右対称波形信号を、信号発
    生装置より前記画像表示装置に供給するとともに、前記
    カラー画像表示装置の表示画面を撮像する撮像装置から
    の信号を画像処理装置に導き、前記各領域ごとに画面の
    水平ならびに垂直方向の重心誤差値を算出し、当該重心
    誤差値に基づき前記カラー画像表示装置のコンバーゼン
    スを調整するようにしたことを特徴とするコンバーゼン
    ス誤差補正方法。
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