JPH028893A - 受像管の画像鮮明度自動調整方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ 本発明は、例えば単色モニタおよびカラーモニタにおけ
る受像管の画像鮮明度自動調整方法に関する。

〔従来の技術〕

多数のプロセスの推移中、テレビジョンモニタに画像、
文字およびグラフィックが表示される。

このためには最適な画像鮮明度が必要である。画像鮮明
度はスクリーンの位置が異なると異なり得るので、画像
鮮明度を判定するためには全ての画像内容が利用されな
ければならない。

従来、このようなことはコストの非常に高い装置を用い
て自動的に行われていた。

モニタおよびテレビジョン受像機を製造する際には電気
的値が試験され調整されるのもならず、画イ象幾何形状
および他の画像パラメータも調整されなければならない
。

画像調整を自動化することは製造上の経済性を高めるだ
けでなく、品質改善をもたらさなければならない。

例えば画像高さ、画像幅、画像位置および画像輝度の検
知は公知のセンサシステムを用いて行うことができる。

それに対して、画像鮮明度の自動検知は実現が困難であ
るかまたは相当なコストを要する。

種々異なったモニタまたはテレビジョン受像機の画像撮
影を行わなければならない場合には他の問題が生じる。

５０Ｈｚまたは６０Ｈｚのフィールド周波数で動作する
テレビジョン受像機が存在する。

モニタの組立ラインにおいては例えばモニタは３つの異
なったフレーム周波数を用いて調整される。

ここで必要な自動画像（最影のために、（最影を行うカ
メラは種々異なったモニタと同期が取られる。

従来、多くの場合スクリーンは目視によって観察されて
いた。十分に熟練している場合には作業者はスクリーン
上において縁部の画像鮮明度と中央部の画像鮮明度との
相違を見分けることができる。画像鮮明度の調整は偏向
装置におけるポテンショメータの調整によって行われる
。

画像鮮明度を自動検出する際には、公知の方法によれば
、例えば半導体カメラを用いてモニタ画像の一部分にお
ける測定マークが撮影される。コストの掛かる特殊なハ
ードウェアロジックを用いてカメラ信号が評価され、画
像鮮明度が検出される。

モニタが異なったフレーム周波数を用いてｉｊＮ　！＋
！されなければならない場合には、５０）（ｚモニタの
ための上記解決方法は原理的にのみ使用できる。

従って、異なったフレーム周波数への迅速な整合が可能
になるように、全ての画像内容の画像鮮明度の測定およ
びハードウェア回路の拡張が行われなければならない。

コストの掛かる画像処理装置を用いてグレー画像でのグ
ラジェント分布について画像鮮明度を検出することも公
知である。ハードウェアおよびソフトウェアコストが高
く掛かることの他に、上記解決方法においても同様に、
異なるスクリーン位置での多数の測定によって画像鮮明
度の平均値を検知しなければならないという欠点がある
。従って、画像鮮明度の検出時間が大抵非常に長くなる
。

製造を自動化する際には数１００ミリ秒の時間となるよ
うに努力しなければな、らない。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明は、例えば３つの異なったフレーム周波数を用い
て調整される例えば異なったモニタまたはテレビジョン
受像機の画像撮影を行わなければならない場合にも使用
可能な受像管の画像自動調整方法を提供することを課題
とする。

（課題を解決するための手段） このような課題を解決するために、本発明は、例えばテ
キストまたはグラフィックのようなキャラクタが表示さ
れるべき受像管を備えた調整すべき装置、例えばモニタ
においてスクリーンに例えば将棋盤パターンに似た点パ
ターン又は線パターンのような出来る限り多数の明暗移
行部を有する特殊な画像が作成され、センサ、例えば半
導体カメラによって撮影され、画像搗影の際の写像尺度
はカメラ信号における微細な点パターンが全解像度にて
検出されるように選定され、カメラ信号は画像処理シス
テムによって評価され、画像鮮明度はヒストグラム演算
によって求められ、存在する手段によりヒストグラム曲
線から測定されたデータに店づいてモニタの偏向装置に
おける所属のポテンシヨメータが鮮明度調整のために調
整されることを特徴とする。

本発明の有利な構成は請求項２以下に記載されている。

写像尺度は、モニタの画像点がカメラの直線解像度に対
して２倍の解像度でもって撮影されるように選定される
。

〔発明の効果〕

本発明の主要な利点は、今日では普通に用いられている
画像撮影システムおよび画像処理システムを備えたコス
トの掛かる大規模な電子装置ハードウェアを用いること
なく、適当なプログラムによって、異なったフレーム周
波数で動作するモニタまたはテレビジョン受像機の画像
鮮明度を検知することができるということである。

〔実施例］ 次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

Ｆ、　１図においてｌはモニタである。スクリーン２の
画像は光学要素３を介してカメラ４によって撮影される
。カメラ４から発信された値は評価ロジック５において
処理される。

第２回においては、複数個のカメラ４．６が使用されて
いる点でのみ第１図と異なっている。

第３１においては、Ｘ軸に画像のグレー値がとられ、ｙ
軸に画像点の個数がとられている。７はヒストグラム曲
線である。

調整すべきモニタには特殊な画像が作られる。

ここでは微細な将棋盤パターンに類似した点パターンが
使用された。他のパターン、例えば線パターンのような
ものも用いることができる。この特殊な画像を得るため
に、スクリーンには出来る限り多数の明暗移行部が作ら
れる。ここで「出来る限り多数の明暗移行部」とは、調
整すべきモニタの技術的な構成により写し取り得る最も
微細なパターンがスクリーンに描かれることを意味する
。

モニタ画像は半導体カメラ４．６によって撮影される。

画像切片および、従って解像度は、カメラ信号の微細な
点パターンが十分な解像度でもって検出されるように選
定されている。ＣＣＤ半導体ヒンサを備えたここで使用
されているカメラはセンサチップ上に所定個数の感光面
要素（ピクセル）を有している。テレビジョン画像の垂
直・水平解像度の定義と同じように、各カメラ毎にライ
ン解像度がある。このライン解像度はピクセル個数のみ
ならず後続接続されているカメラ−ビデオ増幅器のハン
ド幅にも関係する。ここで必要な解像度は、例えば、モ
ニタの点パターンがカメラの解像度に対して２倍の解像
度でもって撮影される場合に得られる。

カメラ信号は公知の画像処理システムによって評価され
る。画像処理システムは、スクリーン上の他のテスト画
像の助けによって画像位置、画像画さ、画像幅等を検出
するためにも使用される。

カメラによってＩ最影されるグレー画像の画像鮮明度は
、例えば次の方法に基づく２値化装置におい°ζヒスト
グラムの助けによって検出される。

閾（１１ｉｎにおいて成る個数の画像点が形成される（
総和ｍ）が、その画像点の電圧値はグレー画像において
は閾値ｎ以上の所に位置している。その後、闇値が１値
だけ静められ、画像点の総和（ｍ＋１）が検出される。

その画像点の電圧値は閾値（ｎ＋１）以上の所に位置し
ている。（ｍ＋１　）とｍとの差から、ヒストグラムに
おいてグレー値ｎに対して表示すべき目盛の高さが得ら
れる。この算出はグレー値０〜２５５に対して行われる
（第３図）。ヒストグラム曲線の幅は画像鮮明度に対す
る尺度を表す。

不鮮明な画像の場合には、例えば適切な装置によってモ
ニタの偏向装置における所属のポテンショメータが調整
される。例えば電動式スクリューがロボットの把持手段
に固定されると、所定の目的のために必要な融通性が得
られる。モニタが異なると大きさが種り異なるだけでな
く、ポテンショメータもそれぞれの偏向装置の異なった
位置に存在する。

カメラによって撮影される全てのグレー画像が画像処理
システムに記憶される場合には、ヒストグラム演算は短
時間で行うことができる（数百ミリ秒）。従って、画像
鮮明度の検出時間は製造自動化のために必要な短いもの
が得られる。

上述した拡大ないし解像およびヒストグラム演算を行う
際に複数個のカメラによってスクリーンを撮影すること
により、全てのモニタ画像に対して画像鮮明度の平均値
を算出することができる。

通常５０　Ｈｚまたは６０Ｈｚのフレーム周波数（フィ
ールド）で駆動されるコスト的にを利な市販のビデオカ
メラを用いて、異なったフレーム周波数で動作する種々
のタイプのモニタまたはテレビジョン受像機の乱れのな
い画像撮影を得るためには、撮影を行うカメラのライン
方向はモニタのライン方向に対して９０°の角度をなす
ように配置される。さらに、画像議影の簡単な同期化を
実現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理を示す原理図、第２図は複数個の
カメラを備えた概略構成を示す概略図、第３図はヒスト
グラム曲線図である。 ｌ・・・モニタ ２・・・スクリーン ３・・・光学要素 ４．６・・・カメラ ５・・・評価ロジンク ７・・・ヒストグラム曲線

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）例えばテキストまたはグラフィックのようなキャラ
   クタが表示されるべき受像管を備えた調整すべき装置、
   例えばモニタ（１）においてスクリーン（２）に例えば
   将棋盤パターンに似た点パターン又は線パターンのよう
   な出来る限り多数の明暗移行部を有する特殊な画像が作
   成され、センサ、例えば半導体カメラによって撮影され
   、画像撮影の際の写像尺度はカメラ信号における微細な
   点パターンが全解像度にて検出されるように選定され、
   前記カメラ信号は画像処理システム（５）によって評価
   され、画像鮮明度はヒストグラム演算によって求められ
   、存在する手段によりヒストグラム曲線から測定された
   データに基づいて前記モニタの偏向装置における所属の
   ポテンショメータが鮮明度調整のために調整されること
   を特徴とする受像管の画像鮮明度自動調整方法。 ２）ヒストグラム曲線のデータから画像鮮明度を求める
   ために例えばヒストグラムの幅が使用されることを特徴
   とする請求項１記載の方法。 ３）調整手段として例えば電動式スクリューが手動にて
   またはロボットの把持手段に固定して使用されることを
   特徴とする請求項１記載の方法。 ４）ポテンショメータの代わりに電子式画像鮮明度調整
   手段を使用し、電子式インターフェースを介して画像鮮
   明度の目標値がモニタの電子回路に入力されることを特
   徴とする請求項１記載の方法。 ５）スクリーン上に一様に存在する画像鮮明度を求める
   ために、複数個のカメラを用いてスクリーンの面要素を
   撮影することによってスクリーンの大部分またはスクリ
   ーンの全部が撮影され、画像鮮明度を検知するために全
   カメラの画像情報が利用されることを特徴とする請求項
   １記載の方法。 ６）５０Ｈｚまたは６０Ｈｚのフレーム周波数で駆動さ
   れるビデオカメラを用いて、異なるフレーム周波数で動
   作する異なる型のモニタの乱れのない画像撮影を行うた
   めに、撮影を行うカメラ（４、６）のライン方向はモニ
   タ（１）のライン方向に対して９０°の角度をなすよう
   に配置されることを特徴とする請求項１記載の方法。