JPH0653513U - クレーンと多階層ステーションとの間の通信装置 - Google Patents

クレーンと多階層ステーションとの間の通信装置

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JPH0653513U
JPH0653513U JP9216992U JP9216992U JPH0653513U JP H0653513 U JPH0653513 U JP H0653513U JP 9216992 U JP9216992 U JP 9216992U JP 9216992 U JP9216992 U JP 9216992U JP H0653513 U JPH0653513 U JP H0653513U
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JP
Japan
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crane
station
conveyor
drive motor
control device
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JP9216992U
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English (en)
Inventor
浩自 杉本
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信装置の数を少なくする。 【構成】 3階層のコンベア8a、8b、8cを有する
多階層のステーション7のステーション制御装置16
は、クレーン2の制御装置10と4ビット光り空間伝送
装置である通信装置14、15を介してインタロックの
取り合いを行う。ステーション制御装置16からは左右
の入庫セット可信号、出庫セット可信号を送信してクレ
ーン2のスライドフォーク駆動モータ13を駆動させ、
クレーン制御装置10からは左右の駆動不可信号を送信
してフォーク出しの間のコンベア駆動モータ17、リフ
タ駆動モータ18の駆動を禁止する。クレーン2からの
出力の残り2点を使用し、ON、OFFの組み合わせに
より、コンベア8の階層を識別する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、多階層のステーションを有する自動倉庫に関し、さらに詳しくは、 クレーンと多階層ステーションとの間で相互にインタロック制御を行うために、 クレーン側及び地上側に対応して配置された通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
工場や倉庫内等において製品や被加工品を一時保管するために、マトリクス状 に並んだ複数の棚を有する棚連と、棚の間口の前面を走行・昇降して物品の搬送 を行うクレーンとを有する自動倉庫が実用されている。棚連の端にはクレーンと の間で入出庫する物品の受け渡しを行うためのステーションが配置されている。 クレーンとステーションとの間では、ステーションに備えられたコンベアと、ク レーンの昇降台に備えられたフォークとの作動をインタロック制御するために、 クレーン側と地上側とに相互に送受信可能な通信装置が備えられている。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
ステーションはスペースを節約しつつ入出庫の能力を向上させるために、上下 に多階層に構成されている場合がある。このような場合、多階層ステーションの 各階層のいずれの階層とで受け渡し作業を行うのかを識別する必要があるので、 クレーン側及び地上側には、それぞれの階層専用に、階層数と同数の通信装置を 備えなければならなかった。このため、通信装置が複数必要でコストが高く付き 、配線や制御構造等も複雑になっていた。
【0004】 よって本考案の目的は、クレーンと多階層ステーションとの間の通信装置の数 を少なくすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、クレーンと多階層ステーションとの間で 相互にインタロック制御を行うためにクレーン側及び地上側に対応して配置され た空間光伝送装置であって、クレーン側からの出力信号のうちの少なくとも2点 は、多階層ステーションの受け渡しを行う階層を識別する識別信号としてクレー ンと多階層ステーションとの間の通信装置を構成した。
【0006】
【作用】
本考案は上記の構成としたので、次のような作用を奏する。
【0007】 本考案に係るクレーンと多階層ステーションとの間の通信装置によれば、クレ ーン側及び地上側に対応して配置された例えば4ビットの空間光伝送装置は、ク レーン側からの出力信号のうちの2点を、多階層ステーションの受け渡しを行う 階層を識別する識別信号に割り当てることにより、最高で4つの階層まで階層の 識別を行うことができ、識別された階層とクレーンとの間で相互にインタロック 制御を行うことができる。
【0008】
【実施例】
以下図示の実施例について説明する。
【0009】 図1は、本考案に係るクレーンと多階層ステーションとの間の通信装置の一実 施例の制御構造を示すブロック図であり、図2、3はそれぞれ図1の通信装置が 適用可能な自動倉庫の一例の一部を示す正面図及び側面図である。
【0010】 図2、3において、自動倉庫は2連の棚連1、1を備えており、棚連1、1の 対面する間口の間をクレーン2が走行して物品Wを搬送する。
【0011】 クレーン2は、走行台車3と、走行台車3に立設された2本のマスト4、4と 、マスト4、4に沿って昇降する昇降台5とからなる。昇降台5には、物品Wを 受け渡すために図2視左右方向へ摺動して伸ばすことのできるスライドフォーク 6が備えられている。
【0012】 棚連1、1の端には、ステーション7が配置されている。ステーション7は多 階層に構成され、図2視左右に3階ずつ、計6個のコンベア8を備えている。各 コンベア8は図3視左右方向に物品Wを搬送でき、また図3視右端に達した物品 Wをリフタ9によりコンベア8の搬送面から上昇させることができる。
【0013】 以上のような自動倉庫において、自動倉庫に物品Wを入庫する時には、入庫し ようとする物品Wを他の搬送装置によりコンベア8の図3視左端に物品Wを載置 する。そしてコンベア8を作動させ、図3視右端まで搬送し、リフタ9を上昇さ せる。平行して、入庫指令を受けたクレーン2は走行台車3を走行させ、昇降台 5を昇降させて、該当コンベア8の前面に昇降台5を位置させる。そしてリフタ 9の上昇により生じたコンベア8の搬送面と物品Wの底面との間に昇降台5のス ライドフォーク6を差し込み、昇降台5を上昇させて物品Wをすくい取る。
【0014】 物品Wを出庫する時には、予めリフタ9を上昇させておき、物品Wを載せたス ライドフォーク6をリフタ9の上方へ伸ばし、昇降台5を下降させると、物品W はリフタ9条に載せられる。スライドフォーク6を引っ込めた後、リフタ9を下 降させ、コンベア8の搬送面に物品Wを載せ、コンベア8を駆動して物品Wを図 3視左端に搬送し、他の搬送装置で搬出する。
【0015】 このようなクレーン2とステーション7との間の作業においては、両者間でイ ンタロック信号を授受し、それぞれの動作をインタロック制御する必要がある。 例えばスライドフォーク6を伸ばした状態でコンベア8やリフタ9が作動してし まうと、物品Wの受け渡しができなかったり事故が起きたりすることがある。
【0016】 図1において、クレーン2に内蔵されたクレーン制御装置10は走行駆動モー タ11、昇降駆動モータ12、スライドフォーク駆動モータ13を制御する。ま た、クレーン制御装置10には通信装置14が接続されている。通信装置14は 4ビット空間光伝送装置であって、地上側に配置された通信装置15との間で4 ビットのデータを相互に送信・受信することができる。通信装置14、15は、 クレーン2が図3のようなステーション7との間で物品移載が可能な位置に停止 している時に交信可能なように、それぞれクレーン2側と地上側とに対応して配 置されている。
【0017】 通信装置15は、ステーション7を制御するステーション制御装置16に接続 されている。ステーション制御装置16は各階層の左右のコンベア8のコンベア 駆動モータ17及びリフタ駆動モータ18を制御する。図1には図3視右側の各 階層のコンベア8a、8b、8cのみを示す。
【0018】 クレーン制御装置10とステーション制御装置16とは、通信装置14、15 を通じてインタロック制御を行っている。入庫時及び出庫時の入出力は、それぞ れ図4、5のタイムチャートで示される通りである。
【0019】 図4に示す入庫時には、まずステーション7のコンベア駆動モータ17及びリ フタ駆動モータ18を作動させて停止後、図示しない載荷センサにより物品受け 渡し位置に物品Wが載荷されていることがステーション制御装置16に入力され たら、ステーション制御装置16は通信装置15より入庫セット可信号を出力さ せる。
【0020】 クレーン2側では、クレーン2が物品移載位置に達して、図示しないセンサに よりクレーン到着が確認されると、クレーン制御装置10は入庫セット可信号の 入力を待ってフォーク出しを行う。フォーク出しの間は、クレーン制御装置10 は通信装置14より駆動不可信号を出力し、ステーション7が駆動しないように しておく。フォーク出しが終了すると、駆動不可信号が出力されなくなり、ステ ーション7の駆動ができるようになる。
【0021】 図5の出庫時には、ステーション7側からは、リフタ9が載荷なしに上昇して いる状態で出庫セット可信号が出力される。クレーン2が到着し、フォーク出し をしている間は駆動不可信号が出力され、ステーション7の駆動が禁止される。 載荷が検知され、駆動不可信号が入力されなくなると、ステーション7が駆動さ れる。
【0022】 このように、ステーション7側からは入庫セット可信号、出庫セット可信号が 出力され、クレーン2側からは駆動不可信号が出力される。コンベア8は左右に 設けられているから、それぞれの信号は左右のコンベア8毎に区別されるので、 ステーション7側からは右入庫セット可信号、左入庫セット可信号、右入庫セッ ト可信号、左出庫セット可信号の4点が出力され、クレーン2側からは右駆動不 可信号、左駆動不可信号の2点が出力されることになる。
【0023】 本実施例においては、通信装置14、15はコンベア8の階層数に応じて3個 備えられているのではなく、1個で各階層のいずれとも通信可能なようになって いる。
【0024】 上述のように、4ビットのデータを送受信する通信装置14、15は、クレー ン2側からは2点が出力されているので、残り2点が使用可能である。この2点 を使用して階層の識別を行う。具体的には、識別信号1がON、識別信号2がO FFならば1階、識別信号1がOFF、識別信号2がONならば2階、識別信号 1、2ともONならば3階というように切り替える。
【0025】 例えば、クレーン2がコンベア8bから自動倉庫内への入庫作業を行う場合、 クレーン2は入庫指令に応じて走行・昇降し、昇降台5を図2、3に示す物品移 載位置に移動させる。クレーン到着が検知されると、クレーン制御装置10は通 信装置14にコンベア識別信号を出力させる。この場合、該当コンベアは2階な ので、識別信号1がOFF、識別信号2がONである。
【0026】 通信装置15を介して識別信号を受け取ったステーション制御装置16は、2 階のコンベアの状態を通信装置15を通じてクレーン制御装置10に知らせる。 この場合ならば右入庫セット可信号を送信する。これに応じてクレーン制御装置 10は入庫作業を行う。
【0027】 以上のように本実施例のクレーンと多階層ステーションとの間の通信装置によ れば、1組の通信装置で多階層のステーションに対応することができ、階層と同 数の通信装置を備える必要がなく、よってコストを低減させることができる。ま た、通信装置の取り付けや配線に要する手間を省略することができる。
【0028】 以上本考案の実施例について説明したが、本考案は上記実施例に限定されるも のではなく、本考案の要旨の範囲内において適宜変形実施可能であることは言う までもない。
【0029】 例えば、図示の実施例では3階層のステーションを示したが、2階層や4階層 以上の多階層ステーションにも応用可能である。
【0030】
【考案の効果】
以上のように、本考案に係るクレーンと多階層ステーションとの間の通信装置 によると、クレーン側からの出力信号のうちの少なくとも2点を多階層ステーシ ョンの受け渡しを行う階層を識別する識別信号に割り当ててインタロック制御を 行うようにしたので、通信装置の数を少なくすることができ、取り付けや配線等 の手間を省略してコストの低減を図ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案に係るクレーンと多階層ステー
ションとの間の通信装置の一実施例の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】図2は、図1の実施例が応用可能な自動倉庫を
示す正面図である。
【図3】図3は、図2の自動倉庫の一部を省略した側面
図である。
【図4】図4は、図2の自動倉庫における入庫時のイン
タロックの取り合いを示すタイムチャートである。
【図5】図5は、図2の自動倉庫における出庫時のイン
タロックの取り合いを示すタイムチャートである。
【符号の説明】
2 クレーン 7 ステーション 8a、8b、8c コンベア 10 クレーン制御装置 13 スライドフォーク駆動モータ 14、15 通信装置 16 ステーション制御装置 17 コンベア駆動モータ 18 リフタ駆動モータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレーンと多階層ステーションとの間で
    相互にインタロック制御を行うためにクレーン側及び地
    上側に対応して配置された空間光伝送装置であって、ク
    レーン側からの出力信号のうちの少なくとも2点は、多
    階層ステーションの受け渡しを行う階層を識別する識別
    信号としたことを特徴とするクレーンと多階層ステーシ
    ョンとの間の通信装置。
JP9216992U 1992-12-22 1992-12-22 クレーンと多階層ステーションとの間の通信装置 Pending JPH0653513U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006056687A (ja) * 2004-08-23 2006-03-02 Nippon Yusoki Co Ltd 搬送装置
JP2006062771A (ja) * 2004-08-24 2006-03-09 Nippon Yusoki Co Ltd 搬送装置、及び搬送方法
JP2012153469A (ja) * 2011-01-25 2012-08-16 Murata Machinery Ltd 搬送車システム

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