JPH065326U - 電気接続箱のカバーロック構造 - Google Patents
電気接続箱のカバーロック構造Info
- Publication number
- JPH065326U JPH065326U JP4241992U JP4241992U JPH065326U JP H065326 U JPH065326 U JP H065326U JP 4241992 U JP4241992 U JP 4241992U JP 4241992 U JP4241992 U JP 4241992U JP H065326 U JPH065326 U JP H065326U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- connection box
- wall surface
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- engaging portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 分割された電気接続箱の上下カバーを相互に
確実に係止させ得る電気接続箱のカバーロック構造を提
供する。 【構成】 外壁面5,6にスルーコネクタ取付部7を連
設した電気接続箱3の上下カバー1,2を相互に係止さ
せるカバーロック構造であって、スルーコネクタ取付部
7に対応して一方のカバー1の内壁面に係止部3を設
け、内壁面12に対する他方のカバー2の係合外壁面1
5に、係止部13に対する係合部16を設け、係止部と
係合部とがスルーコネクタ取付部に対応して位置するも
のである。
確実に係止させ得る電気接続箱のカバーロック構造を提
供する。 【構成】 外壁面5,6にスルーコネクタ取付部7を連
設した電気接続箱3の上下カバー1,2を相互に係止さ
せるカバーロック構造であって、スルーコネクタ取付部
7に対応して一方のカバー1の内壁面に係止部3を設
け、内壁面12に対する他方のカバー2の係合外壁面1
5に、係止部13に対する係合部16を設け、係止部と
係合部とがスルーコネクタ取付部に対応して位置するも
のである。
Description
【0001】
本考案は、上下に分割された電気接続箱のカバーを相互に係止させる構造に関 するものである。
【0002】
図3は、実願平2−16584号公報に記載された従来の電気接続箱のカバー ロック構造を示すものである。 図で、20は、上カバー21と下カバー22とをロック手段23,24で係止 させた電気接続箱、25は、該電気接続箱20に取り付けられるスルーコネクタ を示す。
【0003】 該上カバー21と下カバー22との外壁面には、前記ロック手段として係止突 起23と係合枠部24とを設けると共に、該ロック手段の側方にスルーコネクタ 取付部として一対のガイドレール26,26を上下に連設してあり、該ガイドレ ール26にコネクタ外壁のスライドレール27を係合させてコネクタ25を固定 させる。
【0004】 しかしながら、上記構造にあっては、取り付られたコネクタ25にこじり方向 の力が作用した場合に、カバー壁21が撓んでカバーのロック23,24が外れ やすいという欠点があった。
【0005】
本考案は、上記した点に鑑み、コネクタにこじり方向の力が作用した場合でも 、上カバーと下カバーとがロック外れを起こさない電気接続箱のカバーロック構 造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために、本考案は、外壁面にスルーコネクタ取付部を連設 した電気接続箱の上下カバーを相互に係止させるカバーロック構造であって、該 スルーコネクタ取付部に対応して一方の該カバーの内壁面に係止部を設け、該内 壁面に対する他方のカバーの係合外壁面に、該係止部に対する係合部を設け、該 係止部と係合部とが前記スルーコネクタ取付部に対応して位置することを特徴と する。
【0007】
カバーの係止部と係合部とは、ロックした状態でスルーコネクタによって外側 から押さえられる。従って、ロック外れを起こすことがない。
【0008】
図1は、本考案に係る電気接続箱のカバーロック構造の一実施例を示す分解斜 視図、図2は、同じく組付状態を示す縦断面図である。 図で、1,2は、電気接続箱3の接続箱本体を構成する合成樹脂製の上カバー と下カバー、4は、該電気接続箱3に取り付られるスルーコネクタを示す。
【0009】 該上カバー1と下カバー2との外壁面5,6には、従来同様にスルーコネクタ 取付部としての一対のガイドレール7,7を連設し、該上カバー1の外壁面5の 該ガイドレール7,7の中間にコネクタ係止突起8を配設してある。該スルーコ ネクタ4の外壁面9には、該ガイドレール7,7に対する一対のスライド係合レ ール10,10と、該係止突起8に対する係合板11とを設けている。該係合板 11は、一対のスライドレール10,10を中央で連結するように設けられ、ス ライドレール表面と同一面まで突出している。
【0010】 さらに、該上カバー1の内壁面12には、カバーロック用の係止突起13を設 けている。該係止突起13は、前記一対のガイドレール7,7の中間位置に対応 して、すなわち図2に示す如く、スルーコネクタ4の係合板11とほぼ対応した 位置に設けられる。また、下カバー2には、該上カバー1の内壁面12に対面す る係合壁14を、前記ガイドレール7を突設した外壁6よりも内側に立設し、該 係合壁14の外壁面15に、該係止突起13に対する係合溝16を設けている。
【0011】 該係合溝16の上方すなわち該係合壁14の上端には、係止突起13の傾斜面 13aに対する摺接用テーパ面17を形成してあり、該係合溝16の内端面16 aに係止突起13の垂直壁13bを当接係止させる。 該係合溝16に係合した係止突起13は、前述した如く、スルーコネクタ4の 係合板11とほぼ対応して位置する。そして該係合板11がカバー外壁面5に接 してカバー1の撓みを阻止するから、ロック外れを起こすことがない。
【0012】 なお、上記ロック部(係止突起13と係合溝16)の位置は、必ずしもスルー コネクタ4の係合板11に対応する必要はなく、一対のガイドレール7,7の間 で、例えばスライドレール10上に対応しても良く、またスライドレール10, 10の間に位置していてもカバー壁5の撓みが抑えられるから有効である。
【0013】
以上の如くに、本考案によれば、コネクタにこじり方向の力が作用した場合に 、カバーの係止部と係合部とがロックした状態で該コネクタによって外側から押 さえ付けられるから、ロック外れが防止され、電気的接続の信頼性や防水性が良 好に保たれる。
【図1】本考案に係る電気接続箱のカバーロック構造の
一実施例を示す分解斜視図である。
一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】同じく組付状態を示す縦断面図である。
【図3】従来例を示す分解斜視図である。
1 上カバー 2 下カバー 3 電気接続箱 4 スルーコネクタ 5,6 外壁面 7 ガイドレール 12 内壁面 13 係止突起 14 係合壁 16 係合溝
Claims (1)
- 【請求項1】 外壁面にスルーコネクタ取付部を連設し
た電気接続箱の上下カバーを相互に係止させるカバーロ
ック構造であって、該スルーコネクタ取付部に対応して
一方の該カバーの内壁面に係止部を設け、該内壁面に対
する他方のカバーの係合外壁面に、該係止部に対する係
合部を設け、該係止部と係合部とが前記スルーコネクタ
取付部に対応して位置することを特徴とする電気接続箱
のカバーロック構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992042419U JP2575613Y2 (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 電気接続箱のカバーロック構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992042419U JP2575613Y2 (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 電気接続箱のカバーロック構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH065326U true JPH065326U (ja) | 1994-01-21 |
JP2575613Y2 JP2575613Y2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=12635550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992042419U Expired - Fee Related JP2575613Y2 (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 電気接続箱のカバーロック構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2575613Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001102021A (ja) * | 1999-09-30 | 2001-04-13 | Yazaki Corp | 電気接続箱のバッテリーへの組付け構造 |
JP2020029890A (ja) * | 2018-08-21 | 2020-02-27 | 矢崎総業株式会社 | ロック構造、電気接続箱及びワイヤハーネス |
-
1992
- 1992-06-19 JP JP1992042419U patent/JP2575613Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001102021A (ja) * | 1999-09-30 | 2001-04-13 | Yazaki Corp | 電気接続箱のバッテリーへの組付け構造 |
JP2020029890A (ja) * | 2018-08-21 | 2020-02-27 | 矢崎総業株式会社 | ロック構造、電気接続箱及びワイヤハーネス |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2575613Y2 (ja) | 1998-07-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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