JPH0653075U - 電動ホッチキスにおけるマガジン作動案内装置 - Google Patents

電動ホッチキスにおけるマガジン作動案内装置

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JPH0653075U
JPH0653075U JP9362592U JP9362592U JPH0653075U JP H0653075 U JPH0653075 U JP H0653075U JP 9362592 U JP9362592 U JP 9362592U JP 9362592 U JP9362592 U JP 9362592U JP H0653075 U JPH0653075 U JP H0653075U
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Abstract

(57)【要約】 【構成】ステープルを打ち出すドライバプレート13を
備えたマガジン1をフレーム2に支持した打ち出し部3
と、打ち出し部3によって打ち出されたステープルの脚
部を折り曲げるクリンチャ部4とを備え、打ち出し部3
のフレーム2とマガジン1には、打ち出し部3とクリン
チャ部4との間に挿入された用紙27に対して略直交す
る方向にマガジン1を作動案内する案内機構を形成し
た。 【効果】マガジン1がフレーム2に対して作動する際、
マガジン1は用紙27に対して略直交する方向に作動案
内されるから、ドライバプレート13も用紙27に対し
て略直交する方向に打ち出される。したがって、用紙2
7の厚みの大小に関係なくドライバプレート13を用紙
27に対して直交方向に打ち込むことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はステープルを打ち出す打ち出し部と、打ち出されたステープルの脚部 を折り曲げるクリンチャ部とを分離した電動ホッチキスにおいて、上記打ち出し 部に設けられたマガジンを綴り用紙に対して略直交する方向に上下動可能させる マガジン作動案内装置に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】
ステープルの打ち込み部とクリンチャ部とを基部で回動可能に連結する方式の 従来の電動ホッチキスにおいては、打ち込み部のマガジンは支点を中心に回動す るから、マガジンに設けられたドライバもステープルをクリンチャ部に向けて打 ち出すときに円弧を描くように動作する。したがって、綴り用の用紙の厚みが小 さいときはドライバプレートの先端の用紙の表面に対す打ち込み角度は直角に近 くなるとともに、ドライバプレートの先端が用紙表面に当接する位置も支点に近 くなるが、これに対し、用紙の厚みが大きいときは、ドライバプレートは用紙の 表面に対する打ち込み角度は浅くなるとともに、ドライバプレートの先端が用紙 表面に当接する位置も支点から遠くなる。
【0003】 このように、打ち込み部を回動させて打込む方式のホッチキスには、ドライバ プレートの芯位置とステープルの貫通角度が用紙の厚みの大小によって変わって しまうという欠点が内在している。
【0004】
【考案の目的】
本考案は上記欠点を解消し、用紙の厚みの大小に関係なくドライバプレートを 用紙に対して直角に打込んで、常に同じ位置で良好に綴ることができる電動ホッ チキスにおけるマガジンの作動案内装置を提供することをその目的とする。
【0005】
【目的を達成するための手段】 前記目的を達成するため、本考案に係る電動ホッチキスにおけるマガジンの作 動案内装置は、ステープル収納部から供給されたステープルを打ち出すドライバ プレートを備えたマガジンをフレームに支持した打ち出し部と、打ち出し部によ って打ち出されたステープルの脚部を折り曲げるクリンチャ部とを備え、上記フ レームには、電動モータと電動モータに連係する減速ギアを配置し、かつ一端が 減速ギアの最終制御ギアに連係し、他端がマガジンの打ち出し装置の前端に係合 した駆動リンクの中間部とを回動自在に支持させるとともに、上記打ち出し部の フレームとマガジンには、上記打ち出し部とクリンチャ部との間に挿入された用 紙に対して略直交する方向にマガジンを作動案内する案内機構を形成したことを 特徴とする。
【0006】 なお、前記打ち出し部とクリンチャ部とは互いに分離する構成でもよい。
【0007】
【考案の作用、効果】
前記構成によれば、打ち出し部とクリンチャ部との間に用紙を挿入した後に電 動モータと減速ギアにより駆動リンクが揺動し、マガジンが作動する。その際、 マガジンは用紙に対して略直交する方向に作動案内されるから、ドライバプレー トも用紙に対して略直交する方向に打ち出される。したがって、用紙の厚みの大 小に関係なくドライバプレートを用紙に対して直交方向に打ち込むことができ、 用紙に対するステープルの芯位置は常に同じになる。したがって、綴りをいつも 良好に確保することができ、その品質を安定に保持することができる。
【0008】
【実施例】
図1は電動ホッチキスを示すもので、該電動ホッチキスは、ステープル収納部 内のステープルを打ち出す打ち出し装置を備えたマガジン1をフレーム2に支持 した打ち出し部3と、打ち出し部3によって打ち出されたステープルの脚部を折 り曲げるクリンチャ部4とを上下に分離してなるものである。
【0009】 上記フレーム2には、電動モー5と電動モータ5に連係する減速ギア6が配置 されている。また、上記フレーム2の左右両側壁には駆動リンク7の中間部が回 動自在に支持され、該駆動リンク7の後端は減速ギア6の最終制御ギアのカム8 に係合し、前端はマガジン1の打ち出し装置の前端に係合している。なお、駆動 リンク7の中間部には支軸9が設けられ、該支軸9はフレーム2の左右側壁に上 下に長く形成された長孔10に支持されているとともに、支軸9とフレーム2の 下部に形成された係合片11とには紙厚調整バネ12が取付けられている。
【0010】 また、マガジン1は箱形のマガジン本体1a内にステープル収納部と打ち出し 装置とを備えている。ステープル収納部は着脱自在なカートリッジによって構成 されている。ステープルは真直のステープル材をシート状に形成してなり、カー トリッジ内に積層収納されている。カートリッジ内のシート状ステープルは最下 段のものから順に図示しない送り機構により打ち出し装置側に送られる。打ち出 し装置は送り機構によって送られたステープルをコ字状に成形するフォーミング プレートと成形されたステープルを打ち出すドライバプレート13とを結合する 突片14をマガジン本体1aの前壁に形成したスリット15を貫通させて前方に 突出させるとともに、突片14に貫通させた連結軸16に上記駆動リンク7の前 端7aを連結させることによって構成されている。そして、連結軸16が移動す るとき、上記ドライバプレート13とフォーミングプレートとは、マガジン本体 1aの前壁の内面に沿って作動する。
【0011】 なお、ステープルを収納するカートリッジとカートリッジ内のステープルの送 りからステープルの成形、打ち出しに至る機構は公知の電動ホッチキスに設けら れた機構と同じであるから、説明は省略し、ここではドライバプレート13のみ を図示する。
【0012】 次に、上記フレーム2とマガジン1には、マガジン1を作動案内する案内機構 が形成されている。すなわち、図3に示されるように、マガジン本体1aの両側 壁の前後には上下に長い羽根板18が形成され、該羽根板18の側部には凸部1 9が形成されている。一方、フレーム2の両側壁の前部と中央部と後部には上下 に長い平行な縦長案内孔20、21、22が貫通形成されている。そして、マガ ジン1の打ち込み部の連結軸16とマガジン本体1aの凸部19とはフレーム2 の縦長案内孔20、21、22に摺動可能に係合され、これによりマガジン1は フレーム2に対し縦長案内孔20、21、22に沿って上下動可能に支持される 。
【0013】 なお、案内機構としては、マガジンの両側壁に縦長案内孔20、21、22を 形成し、該案内孔にフレームの内側面に形成した凸部を摺動自在に係合するよう に構成してもよく、あるいはマガジン1の両側壁に沿って上下方向に案内突条を 突設し、フレーム2の内側に上記案内杆に係合するC形部材を形成する構成等で あってもよい。
【0014】 さらに、マガジン本体1aの後部上方に突出する係合部23とフレーム2の側 壁の係合片24にはバネ25が取り付けられ、該バネ25によりマガジン本体1 aは下方に付勢されている。同様に、駆動リンク7の後端もリターン用バネ26 により下方に付勢されている。
【0015】 次に、クリンチャ部4は用紙27の先端を載せる綴り台28の上にクリンチャ 溝29を設けて成るもので、該クリンチャ溝29は綴り台28と一体的に形成さ れた固定式のものでも、あるいはステープル脚が用紙27を貫通した後に上記ス テープル脚を折り曲げる可動式のものでもよい。
【0016】 前記構成によれば、打ち出し部3とクリンチャ部4との間に用紙27を挿入し た後に電動モータ5を作動させることにより減速ギア6とともにカム8が回転す るから、駆動リンク7の後端がカム8によって押し上げられて支軸9を中心に揺 動し、駆動リンク7の前部は下方に作動するから、連結軸16も下方に駆動され る(図2参照)。このため、打ち込み装置のドライバプレート13も下方に駆動 されるが、これらの打ち込み装置の構成部品とマガジン本体1aとの間には摩擦 力が働いているので、マガジン本体1aはフレーム2に対し縦長案内孔20、2 1、22に沿って用紙27に対して略直交する方向に下動するように案内される 。同時に、ドライバプレート13もマガジン本体1aの移動軌跡と平行に作動す るから、用紙27に対して略直交する方向に下動する。なお、このとき摩擦力が 作用するマガジン本体1aの前部のみが下方に移動してマガジン1が傾いてしま わないように、マガジン本体1aの後部もバネ25により下方に付勢されている から、マガジン本体1aが全体に平行移動する。
【0017】 マガジン1は用紙27の表面に当接するまで下降するが、ドライバプレート1 3はさらに下降するので、打ち出されたステープルの脚部は用紙27を貫通した 後、クリンチャ部4のクリンチャ溝29に当たって折り曲げられ、綴りが完了す る。
【0018】 綴りが完了した用紙27は打ち出し部3とクリンチャ部4との間を通過して排 出させることもできる。綴り作動後は、カム8の回動に応じて駆動リンク7が逆 方向に揺動するので、マガジン1も上動する。このとき、マガジン本体1aはバ ネ25により下方に付勢されているので、連結軸16によってまず打ち込み装置 の構成部品(ドライバプレート13、フォーミングプレート等)が先に上動し、 その後にマガジン本体1aが上動する。
【0019】 上述のように、マガジン1がフレーム2に対し縦長案内孔20、21、22に 沿って用紙27に対して直交する方向に下動するから、用紙27の厚みの大小に 関係なくドライバプレート13を用紙27に対して直交方向に打ち込むことがで き、用紙27に対するステープルの芯位置は常に同じになる。したがって、綴り をいつも良好に確保することができ、その品質を安定に保持することができる。
【0020】 なお、前述の例は打ち出し部3とクリンチャ部4とを分離した構成の電動ホッ チキスに関するものであるが、本考案のマガジンの作動案内装置は、打ち出し部 とクリンチャ部とが一体構成の電動ホッチキスにも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電動ホッチキスにおけるマガジン
の作動案内装置の作動前の状態を示す側面図である。
【図2】上記マガジンの案内装置の作動状態を示す側面
図である。
【図3】上記マガジンの案内装置の正面図である。
【符号の説明】
1 マガジン 2 フレーム 3 打ち出し部 4 クリンチャ部 5 電動モータ 6 減速ギア 7 駆動リンク 13 ドライバプレート 27 用紙

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステープル収納部から供給されたステー
    プルを打ち出すドライバプレートを備えたマガジンをフ
    レームに支持した打ち出し部と、打ち出し部によって打
    ち出されたステープルの脚部を折り曲げるクリンチャ部
    とを備え、 上記フレームには、電動モータと電動モータに連係する
    減速ギアを配置し、かつ一端が減速ギアの最終制御ギア
    に連係し、他端がマガジンの打ち出し装置の前端に係合
    した駆動リンクの中間部とを回動自在に支持させるとと
    もに、 上記打ち出し部のフレームとマガジンには、上記打ち出
    し部とクリンチャ部との間に挿入された用紙に対して略
    直交する方向にマガジンを作動案内する案内機構を形成
    したことを特徴とする電動ホッチキスにおけるマガジン
    作動案内装置。
  2. 【請求項2】 前記打ち出し部とクリンチャ部とが互い
    に分離して形成された前記請求項1記載の電動ホッチキ
    スにおけるマガジン作動案内装置。
JP9362592U 1992-12-29 1992-12-29 電動ホッチキスにおけるマガジン作動案内装置 Expired - Lifetime JP2561157Y2 (ja)

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US08/174,003 US5460314A (en) 1992-12-29 1993-12-28 Stapler with improved stapling precision
DE69313999T DE69313999T2 (de) 1992-12-29 1993-12-28 Präzisionsheftgerät
EP93121037A EP0605888B1 (en) 1992-12-29 1993-12-28 A stapler with improved stapling precision

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WO2006008967A1 (ja) * 2004-07-15 2006-01-26 Max Co., Ltd. ステープラー
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