JPH0651535U - 流体軸受 - Google Patents

流体軸受

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JPH0651535U
JPH0651535U JP9227392U JP9227392U JPH0651535U JP H0651535 U JPH0651535 U JP H0651535U JP 9227392 U JP9227392 U JP 9227392U JP 9227392 U JP9227392 U JP 9227392U JP H0651535 U JPH0651535 U JP H0651535U
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JP
Japan
Prior art keywords
shaft
lubricant
peripheral surface
sleeve
dynamic pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP9227392U
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English (en)
Inventor
大治 平岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP9227392U priority Critical patent/JPH0651535U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、スリ−ブに軸が嵌挿され、スリ−
ブ内周面又は軸外周面の少くとも一方に動圧溝を形成
し、潤滑剤注入孔を設けた流体軸受に関し、その目的と
するところは潤滑剤溜り部の潤滑剤が潤滑剤注入孔より
外部に漏れることを防止せんとするにある。 【構成】 スリ−ブに軸が嵌挿され、スリ−ブ内周面と
軸外周面の少くとも一方に軸方向間隔をおいて動圧溝が
配置され、該動圧溝間に形成された円周凹部が潤滑剤溜
り部とされるとともに、該スリ−ブの前記潤滑剤溜り部
に外部から連通する潤滑剤注入孔が形成された流体軸受
に於て、潤滑剤注入孔の潤滑剤溜り部出口に軸外周面に
近接する突部を設けたことを特徴とする流体軸受。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スリ−ブに軸が嵌挿され、スリ−ブ内周面又は軸外周面の少くとも 一方に動圧溝を形成し、潤滑剤注入孔を設けた流体軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来図2に示すような流体軸受は公知である。即ち、スリ−ブ10に軸11が 嵌挿され、該軸11の外周面軸方向に所定間隔をおいて動圧溝12,13を形成 し、両動圧溝12,13間のスリ−ブ10内周面に環状凹部からなる潤滑剤溜り 部14を形成し、スリ−ブ10外部から潤滑剤溜り部14の中間位置に向って潤 滑剤注入孔15が形成されている。16はスラスト軸受で、軸11のスリ−ブ1 0端面の当接面11a及び軸11端面11bには環状の動圧溝17,18が形成 されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術に於ては、回転時潤滑剤注入孔から潤滑剤が漏出したり、注入時 潤滑剤溜り部内両側に均等に流れないで一方の動圧溝に潤滑剤が不足するという 問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記問題点を解決することを目的とし、スリ−ブに軸が嵌挿され、ス リ−ブ内周面と軸外周面の少くとも一方に軸方向間隔をおいて動圧溝が配置され 、該動圧溝間に形成された円周凹部が潤滑剤溜り部とされるとともに、該スリ− ブの前記潤滑剤溜り部に外部から連通する潤滑剤注入孔が形成された流体軸受に 於て、潤滑剤注入孔の潤滑剤溜り部出口に軸外周面に近接する突部を設けたこと を特徴とするものである。
【0005】
【実施例】 次に図1に示した本考案の一実施例について詳細に説明する。スリ−ブ1に軸 2が嵌挿され、該軸2の外周面軸方向に所定間隔をおいて動圧溝3,4を形成し 、両動圧溝3,4間のスリ−ブ1内周面に環状凹部からなる潤滑剤溜り部5を形 成し、外部より潤滑剤溜り部5の中間位置に向って潤滑剤注入孔6を形成し、そ の出口に軸2外周面に近接した突部1aを設けている。7はスラスト軸受で軸2 のスリ−ブ1端面の当接面及び軸2端面に環状の動圧溝8,9が形成されている 。
【0006】 次に作用について説明する。潤滑剤注入孔6より注入された潤滑剤は出口の突 部1aと軸2の外周面との狭い流通路から両側に分岐して流れ動圧溝3,4に均 等に導かれ、更にスラスト軸受の動圧溝8,9に導かれる。回転中遠心力が作用 しても潤滑剤溜り部の潤滑剤は潤滑剤注入孔の出口に突部があるので通路が狭く なっており、潤滑剤注入孔への流れが抑制され潤滑剤注入孔6より外部に漏れる ことを防止する。
【0007】
【考案の効果】
本考案によると、スリ−ブに軸が嵌挿され、スリ−ブ内周面と軸外周面の少く とも一方に軸方向間隔をおいて動圧溝が配置され、該動圧溝間に形成された円周 凹部が潤滑剤溜り部とされるとともに、該スリ−ブの前記潤滑剤溜り部に外部か ら連通する潤滑剤注入孔が形成された流体軸受に於て、潤滑剤注入孔の潤滑剤溜 り部出口に軸外周面に近接する突部を設けてあるので、潤滑剤注入孔より注入さ れた潤滑剤は両側に均等に導かれ、又回転中遠心力が作用しても潤滑剤溜り部の 潤滑剤は潤滑剤注入孔出口に突部があり通路が狭くなっているので潤滑剤注入孔 への流れを抑制され、潤滑剤流入孔より外部に漏れることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例要部切断正面図である。
【図2】従来の流体軸受の要部切断正面図である。
【図3】図2の端面11a部の平面図である。
【図4】図2の端面11b部の平面図である。
【符号の説明】
1 スリ−ブ 2 軸 3 動圧溝 4 動圧溝 5 潤滑剤溜り部 6 潤滑剤注入孔 1a 潤滑剤注入出口の突部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スリ−ブに軸が嵌挿され、スリ−ブ内周
    面と軸外周面の少くとも一方に軸方向間隔をおいて動圧
    溝が配置され、該動圧溝間に形成された円周凹部が潤滑
    剤溜り部とされるとともに、該スリ−ブの前記潤滑剤溜
    り部に外部から連通する潤滑剤注入孔が形成された流体
    軸受に於て、潤滑剤注入孔の潤滑剤溜り部出口に軸外周
    面に近接する突部を設けたことを特徴とする流体軸受。
JP9227392U 1992-12-22 1992-12-22 流体軸受 Pending JPH0651535U (ja)

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JP9227392U JPH0651535U (ja) 1992-12-22 1992-12-22 流体軸受

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JP9227392U JPH0651535U (ja) 1992-12-22 1992-12-22 流体軸受

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