JPH0651441U - キー装置 - Google Patents

キー装置

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JPH0651441U
JPH0651441U JP9262892U JP9262892U JPH0651441U JP H0651441 U JPH0651441 U JP H0651441U JP 9262892 U JP9262892 U JP 9262892U JP 9262892 U JP9262892 U JP 9262892U JP H0651441 U JPH0651441 U JP H0651441U
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case body
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key plate
key
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恒徳 矢野
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株式会社本田ロック
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キープレートと把持部となるケース体との結
合を堅牢にすると共に、プリント基板をケース体内に確
実に収容保持する。 【構成】 蓋体5、プリント基板3、及びキープレート
2のこれら3部材を、それぞれに形成された孔19、3
a、2dにスプリングピン6を圧入することで、まずこ
れら3部材を強固に結合し、さらに蓋体5及びプリント
基板3が結合されたキープレート2の基部2bの両側縁
を、ケース体4内両側に形成された嵌合溝11に嵌合さ
せると共に、プリント基板3の後端縁を底溝12に嵌合
する。 【効果】 キープレート2の基部2b両側縁がケース体
内部の側溝11に嵌合されているので、キープレート2
はケース体4内の側溝11にて位置決めされて堅固に結
合され、さらにはプリント基板3がキープレート2にス
プリングピン6を介して結合されると共に、その後端縁
がケース体4内の底溝12に支持されるので、プリント
基板3もまたケース体内に確実に保持することができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、固有の無線信号を発信するため等の電子回路が実装されたプリント 基板を機械式のロック装置を施錠・解錠させるためのキープレートの基部に設け られた把持部に内蔵してなるキー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
機械的な暗号(キーの輪郭形状)と、電気的な暗号(ディジタルパルス)とを 併用してロック装置の操作を行うようにしたキー装置が、種々提案されている。
【0003】 このようなキー装置にあっては、シリンダ錠などの機械式ロック装置の施錠・ 解錠を従来形式のキーと同様に行え、かつ携帯の妨げにならないようなものであ ることが望ましく、一般的にキーの握り部分に電子回路を内蔵するようにしてい る。
【0004】 キーの握り部分に電子回路を内蔵する構造としては、本出願人による出願であ る実開平2−27471号公報に開示されているような、キープレートの基部に フィルム状のプリント基板を装着し、その基部を把持部となる有底筒状のケース 体に収容し、そのケース体の開口部を蓋体にて閉塞した構造が提案されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
この種の装置は、前記したように機械式ロック装置を施錠・解錠させるために も使用されるため、キープレートと把持部となるケース体との結合を堅牢にする 必要があり、また、プリント基板をケース体内に確実に収容保持する構造が要求 される。
【0006】 このような従来技術の問題点に鑑み、本考案の主な目的は、キープレートと把 持部となるケース体との結合を堅牢にすると共に、プリント基板をケース体内に 確実に収容保持し得るキー装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した目的は本考案によれば、キープレートと、電子回路を実装したプリン ト基板を内蔵した把持部とを有するキー装置に於いて、前記把持部が、有底筒状 をなすケース体と、前記キープレートを挿通した状態で前記ケース体の開口部を 閉塞する蓋体とからなり、前記プリント基板と前記キープレートの基部とがピン 手段を介して結合されると共に、前記ケース体内の両側には前記基部の両側部が 嵌合する側溝が形成され、かつ該ケース体内の底部には該プリント基板の後端部 が嵌合する底溝が形成されていることを特徴とするキー装置を提供することによ り達成される。
【0008】
【作用】
このようにすれば、キープレートの基部両側縁がケース体内部の側溝に嵌合さ れているので、キープレートの基部はケース体内にて位置決めされて堅固に結合 され、さらにはプリント基板がキープレートの基部にピン手段を介して結合され ると共に、その後端縁がケース体内の底溝に支持されるので、プリント基板もま たケース体内に確実に保持される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の好適実施例を添付の図面について詳しく説明する。
【0010】 図1は、本考案に基づき構成された車輌用キー装置を示している。このキー装 置1は、公知のシリンダ錠からなるロック装置の施錠・解錠を行うための所定の キー山2aを有するキープレート2と、その基部2bに設けられた無線信号を送 信する送信回路が実装されたプリント基板3と、プリント基板3の全面を覆うた めのケース体4と、ケース体4の開口を閉塞すると同時にケース体4とキープレ ート2とを連結する蓋体5とからなっている。
【0011】 キープレート2は、金属板からなり、基本的には在来の機械式キーと何等変わ ることがないが、在来のキーの握りに相当する基部2bにはプリント基板3が装 着される段部2cと、キープレート2とプリント基板3と蓋体5とを結合するべ くスプリングピン6を圧入するための孔2dが形成されている。また、基部2b 側の側縁には後述する脚体が係合する一対の係止突条2eが形成されている。
【0012】 プリント基板3は、ハード基板からなり、その表面に形成されたパターン(図 示せず)上にコントロールIC7、押し釦スイッチ8、その他電子部品から構成 された赤外線送信回路が実装されている。また、コントロールIC7などが実装 された面の反対側の面には、充放電可能なバッテリ9を含む電源部が形成されて いると共に、その前方には、赤外線発光素子10が前記送信回路と電気的に接続 されている。
【0013】 ケース体4は、合成樹脂材などにて一体成形され、一方が開口される偏平な有 底筒状をなしている。そして、ケース体4内の両側面には、キープレート基部2 bの両側縁が嵌合する側溝11が形成されていると共に、そのケース体4内の底 部には、プリント基板3の後端縁が嵌合する底溝12が形成されている。また、 ケース体4の開口部内周縁には、後述する蓋体5の後部外周縁に嵌合するべく嵌 合凹部4aが形成されている。このケース体4の周壁に於ける押し釦スイッチ8 に対応する部分は薄肉に形成されると共に、ゴム材などの可撓性に富む材料にて 形成されたタッチ部13が設けられており、ケース体4の外面から押し釦スイッ チ8を押圧すれば前記薄肉部が撓んでスイッチを作動させることができる。
【0014】 蓋体5は、赤外線透過タイプの樹脂材にて成形されており、中央部にキープレ ート2を挿通し得る偏平な挿通孔14が開設されると共に、キープレート2の側 縁を沿う一対の脚片15が前方に向けて突設せれている。また、両脚片15の外 周面には、部分的に断面コ字状をなす充電端子16がインサート成形により固定 され、その充電端子の後端は蓋体5の後方に延出されて露出している。そして、 両脚片15の互いの対向面には、前記したキープレート2の係止突条2eと断面 を同じとする係止溝17が形成され、係止突条2eが圧入可能とされている。
【0015】 また、蓋体5の脚片15と相反する側には、前記した挿通孔14を外囲するよ うに後方に向けて突設された中央突部18が形成されており、その遊端部側には 、上下方向に貫通された孔19が形成されていて、前記したスプリングピン6が 圧入されるようになっている。この後部に於ける両脚片15の基端部側には、一 対の窪み20がそれぞれ凹設されており、この窪み20内には、赤外線発光素子 10を収納するようになっている。そして、蓋体5の後部外周縁には、ケース体 4の嵌合凹部4aと嵌合するべく嵌合凸部5aが形成されている。
【0016】 このように形成されたキー装置1を組み立てるに際して、先ずキープレート2 の段部2cにプリント基板3を載置する。このままの状態で、キープレート2の 前方部分を蓋体5のキー挿入孔14に挿通させ、そのときキープレート2の係止 突条2eを蓋体5の脚片15に形成された係止溝17に圧入させる。これら係止 突条2eと係止溝17との係合端Aは、図4に示されるようにその断面両側が鋭 角に形成されているので、互いに離反しないように係合させることができる。
【0017】 そして、スプリングピン6を蓋体5、プリント基板3、及びキープレート2の それぞれのピン圧入孔19、3a、2dに圧入させることにより、それらの3つ の部材が強固に結合される。このとき、蓋体5の充電端子16の他端側はプリン ト基板3裏面上に形成されたパターン上に対応して接触しているので、その部分 を半田付けする。
【0018】 また、プリント基板3に設けられた赤外線発光素子10は、蓋体5に形成され た窪み20内に収容された形になっており、その窪み20内にアクリル樹脂を注 入して硬化させる。これにより赤外線発光素子10は窪み20内に確実に保持さ れる。そして、プリント基板3及び蓋体5が固定されたキープレート2を、その 基部2bからケース体4内部に挿入する。このとき基部2bの両側縁をケース体 4内部の側溝11に嵌合させると共にプリント基板3の後端縁を底溝12に嵌合 させる。これによりキープレート2とケース体4は確実に位置決めされて結合さ れると共に、プリント基板3もケース体4内に確実に保持される。そして、蓋体 5の中央突部18がケース体5内の上下面に当接すると共に、蓋体5の嵌合突部 5aとケース体5の嵌合凹部5aとが印篭結合する。最後に、蓋体5とケース体 4との接合部分を超音波溶着して互いに接着する。
【0019】 このようにして組み立てられたキー装置は、機械式のロック装置、例えば車輌 のドアシリンダ錠にキープレート2を挿入して回動させることによりドアのロッ ク装置を機械的に施錠または解錠させることができる。また、前記把持部に設け られた押し釦スイッチを押圧することにより、前記した送信回路が作動して、固 有の無線信号、例えば赤外線信号が発信され、その信号が車輌側の受信部で受信 され、予め設定された設定コードと合致した場合にはドアロック装置内のアクチ ュエータを作動させてドアロック装置を遠隔的に施錠・解錠させることができる 。さらに、キープレート2の両側には充電端子が設けられており、イグニッショ ンスイッチに挿入してスイッチがオン状態になったときに、車輌側のバッテリに よってキー装置内のバッテリが充電されるようになっている。
【0020】 さて、上記したキー装置1は、携行の都合から、可及的に小型であることが望 ましく、同時に使用時の捩りトルクに耐え得るように、キープレート2とケース 体4との間の結合強度が可及的に高いことが望まれる。そこで本考案に於いては 、蓋体5、プリント基板3、及びキープレート2のこれら3部材を、それぞれに 形成された孔19、3a、2dにスプリングピン6を圧入することで、まずこれ ら3部材を強固に結合し、さらに蓋体5及びプリント基板3が結合されたキープ レート2の基部2bの両側縁を、ケース体4内両側に形成された嵌合溝11に嵌 合させると共に、プリント基板3の後端縁を底溝12に嵌合することにより、キ ープレート2、プリント基板3、蓋体5、並びにケース体4が互いに確実に結合 されて、通常のキー操作に耐え得る堅牢なキー装置を提供することができる。
【0021】 尚、本考案の一実施例を車輌のロック装置及びイグニッションスイッチを操作 するものについて説明したが、本考案は、この他の制御機器のためのキースイッ チ、あるいは建屋、収納庫等のドアロックに用いることも可能である。
【0022】
【考案の効果】
以上の説明により明らかなように、本考案によるキー装置によれば、キープレ ートとプリント基板とがピン手段を介して結合され、しかもそのキープレートの 基部両側縁がケース体内部の側溝に嵌合され、かつプリント基板の後端縁がケー ス体内の底溝に支持されるので、キープレート、プリント基板、並びにケース体 とを互いに確実に結合することができる。したがって、激しい使用条件にも耐え 得るキー装置を提供でき、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に基づくキー装置の分解斜視図である。
【図2】図1に示すキー装置を一部切除して示す部分的
な平面図である。
【図3】図1に示すキー装置を一部切除して示す部分的
な側面図である。
【図4】図1に示すキー装置の一部分を切除して示す断
面図である。
【符号の説明】
1 キー装置 2 キープレート 2a キー山 2b 基部 2c 段部 2d 孔 2e 係止突条 3 プリント基板 4 ケース体 4a 嵌合凹部 5 蓋体 5a 嵌合凸部 6 スプリングピン 7 コントロールIC 8 押し釦スイッチ 9 バッテリ 10 赤外線発光素子 11 側溝 12 底溝 13 タッチ部 14 孔 15 脚片 16 充電端子 17 係止溝 18 中央突部 19 孔 20 窪み

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キープレートと、電子回路を実装したプ
    リント基板を内蔵した把持部とを有するキー装置に於い
    て、 前記把持部が、有底筒状をなすケース体と、前記キープ
    レートが挿通された状態で前記ケース体の開口部を閉塞
    する蓋体とからなり、 前記プリント基板と前記キープレートの基部とがピン手
    段を介して結合されると共に、 前記ケース体内の両側には前記基部の両側部が嵌合する
    側溝が形成され、かつ該ケース体内の底部には該プリン
    ト基板の後端部が嵌合する底溝が形成されていることを
    特徴とするキー装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018131868A (ja) * 2017-02-17 2018-08-23 アルプス電気株式会社 電子キーシステムにおける携帯機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0232574U (ja) * 1988-08-25 1990-02-28
JPH0289164U (ja) * 1988-12-28 1990-07-16

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