JP2000124626A - トランスミッタ構造 - Google Patents

トランスミッタ構造

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JP2000124626A
JP2000124626A JP29714398A JP29714398A JP2000124626A JP 2000124626 A JP2000124626 A JP 2000124626A JP 29714398 A JP29714398 A JP 29714398A JP 29714398 A JP29714398 A JP 29714398A JP 2000124626 A JP2000124626 A JP 2000124626A
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JP
Japan
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substrate
case
button
type battery
transmitter
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JP29714398A
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English (en)
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Minoru Umeo
稔 梅尾
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Naldec Corp
Original Assignee
Naldec Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】薄型化を図る。 【解決手段】電子部品14やスイッチ接点15を基板1
3の片面に実装し、この基板13とボタン型電池16と
を隣接するようにアッパケース11とロアケース12の
内部に収納した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動車の
キーレスエントリシステムに用いられるトランスミッタ
の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車等のドアロック装置に、従
来の機械式若しくは電子式の鍵を用いたロック解除機構
に代わって、電波若しくは赤外線などを用いた所謂「キ
ーレスエントリシステム」が実用化されている。このシ
ステムは、鍵の代わりとなるトランスミッタからロック
又は解除させるための無線信号をロック解除機構に向け
て送信する。ロック解除機構側では無線信号に応じてド
アロックのロック又は解除を実行する。
【0003】図4を参照して従来のトランスミッタ構造
について説明すると、トランスミッタ30は樹脂製のア
ッパケース31とロアケース32とが組み合わされ、基
板33やボタン型電池36や電池端子37等はアッパケ
ース31とロアケース32の間に挟持されている。基板
33の上面にはロック、ロック解除、トランクロックと
いう3つのスイッチ接点35が実装され、下面には電子
部品34が実装されている。アッパケース31にはスイ
ッチ接点35を押下するスイッチボタン38が形成され
ている。ボタン型電池36や電池端子37はロアケース
32と基板33の隙間に配置されている。基板33の上
面にはラバー部材39が配設され、スイッチボタン38
とスイッチ接点35との間に介在される。即ち、従来の
電子部品34やボタン型電池37は基板33の両面に配
置され、構造全体としては上側からアッパケース31、
ラバー部材39、基板33、ボタン型電池37、ロアケ
ース32の順に重ねた構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
トランスミッタ構造では、電子部品34やスイッチ接点
35やボタン型電池36は全て基板33上に重ね合わせ
てレイアウトされているため、その厚さ寸法が約10〜
13ミリと大きくなってしまう。最近のトランスミッタ
は携帯性の要求からキーが一体的に構成されたものが多
く、小型化が重要な課題となっている。
【0005】本発明は上記課題に鑑みてなされ、その目
的は、強度を保持しつつ厚さ寸法を薄型化できるトラン
スミッタ構造を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明のトランスミッタ構造は以
下の構成を備える。即ち、スイッチ操作に応じた無線信
号を受信機に送信する回路部と、前記回路部に電力を供
給する薄型の電源部と、前記回路部と前記電源部とを収
納するケースとを備えるトランスミッタの構造であっ
て、前記回路部と前記電源部とを隣接するように前記ケ
ース内に収納した。
【0007】また、好ましくは、前記受信機は自動車の
キーレスドアロック機構であり、前記無線信号は、該ド
アロック機構にロック又はロック解除を指令する信号で
ある。
【0008】また、好ましくは、前記回路部は電子部品
が片面実装された基板であり、前記電源部はボタン型電
池である。
【0009】また、好ましくは、前記基板の実装面に前
記スイッチの接点が実装されている。
【0010】また、好ましくは、前記ケースには、前記
基板を該ケース内で保持するボス部が突設されている。
【0011】また、好ましくは、前記ボタン型電池は薄
型ラバー部材に収納された状態で前記ケース内に収納さ
れる。
【0012】また、好ましくは、前記薄型ラバー部材に
は前記スイッチが形成されている。
【0013】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、回路部と電源部とを隣接するようにケース内に収納
したことにより、従来に比べて大幅に薄型にできる。
【0014】請求項2の発明によれば、受信機は自動車
のキーレスドアロック機構であり、無線信号は、ドアロ
ック機構にロック又はロック解除を指令する信号である
ことにより、携帯性に優れたトランスミッタを提供でき
る。
【0015】請求項3の発明によれば、回路部は電子部
品が片面実装された基板であり、電源部はボタン型電池
であることにより、基板を薄型にして、全体の厚さを小
さくできる。
【0016】請求項4の発明によれば、基板の実装面に
スイッチの接点が実装されていることにより、基板を薄
型にして、全体の厚さを小さくできる。
【0017】請求項5の発明によれば、ケースには、基
板を該ケース内で保持するボス部が突設されていること
により、特に厚さ方向の圧力に対して強度を高め、部品
の変形等を防止できる。
【0018】請求項6の発明によれば、ボタン型電池は
薄型ラバー部材に収納された状態でケース内に収納され
ることにより、例えば落下時の衝撃を吸収して回路部や
電源部の変形等を防止できる。また、防水の役割も果た
している。
【0019】請求項7の発明によれば、薄型ラバー部材
にはスイッチが形成されていることにより、別途ケース
にボタン類を形成する必要がなく低コストにできる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につ
き、添付の図面を参照して詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明に係る実施形態のトランス
ミッタの外観図である。図2はトランスミッタの断面図
である。図3はトランスミッタの分解図である。
【0022】本実施形態のトランスミッタ10は、自動
車等のキーレスエントリシステムに用いられ、車両に搭
載される受信機(不図示)にロック信号又はロック解除
信号を送信し、車両のロック機構(不図示)がロック又
はロック解除信号のいずれかを受けてドアロックのロッ
ク又は解除を行う。
【0023】図1乃至図3に示すように、トランスミッ
タ10は、樹脂製のアッパケース11とロアケース12
とを上下に嵌め合わせて構成され、厚さ方向の断面が長
方形で外形が楕円形となる。アッパケース11とロアケ
ース12とが組付けられた状態で、ケース内部には基板
13やボタン型電池16や電池端子17等が配設されて
いる。基板13は片面にだけ電子部品14やスイッチ接
点15が実装されて薄型化が図られており、非実装面を
ロアケース12側に向けて配置されている。スイッチ接
点15はロック及びロック解除の2種類のスイッチとし
て機能する。尚、スイッチは2種類に限られず、例えば
トランクルームのロック解除スイッチ等を追加してもよ
い。
【0024】基板13とボタン型電池16とは隣接する
ようにケース内部に並設されている。基板13の側端部
からはボタン型電池16のプラス又マイナス極端子面に
向けて電池端子17が延設されており、基板13とボタ
ン型電池16とを電気的に接続させている。このように
基板13とボタン型電池16とを隣接して配置すること
で厚さ寸法tが約5ミリに低減でき、従来に比べて大幅
な薄型化が実現できる。
【0025】基板13とボタン型電池16の上面には薄
型で弾性を有するラバー部材19が配設され、このラバ
ー部材19の上面を覆うようにアッパケース11が配置
される。基板13やボタン型電池16をラバー部材19
で覆うことにより、例えば落下時の衝撃を吸収して電子
部品の破損や電池端子の変形等を防止できる。また、ラ
バー部材19はアッパケース11と基板13及びボタン
型電池16の隙間に配置されており、基板13やボタン
型電池16への防水の役割も果たしている。
【0026】ラバー部材19には、スイッチ接点15に
対応する位置にスイッチボタン18が形成されている。
アッパケース11には、スイッチボタン18の頭部が外
部に臨むようにスイッチ孔20が形成されている。この
ように、ラバー部材19をスイッチボタンとして用いる
ことができ、別途アッパケース11にボタン類を形成す
る必要がなく低コストにできる。
【0027】ボタン型電池16が基板13の側方に配置
され、トランスミッタ10の全体構造としては、上側か
らアッパケース11、ラバー部材19、基板13及びボ
タン型電池16、ロアケース12の順に重ね合わされた
構造となっている。
【0028】アッパケース11には、ロアケース12と
嵌合された状態でラバー部材19を介在して基板13の
上面に当接するボス部21が突設されており、厚さ寸法
t方向に圧縮圧力が加わった時の強度が高められてい
る。ボス部21を形成したことによりアッパケース11
及びロアケース12の肉厚を小さくしても全体の強度を
保持でき、基板13上の電子部品の破損を防止でき、軽
量化も実現できる。
【0029】電子部品14は発信回路等からなり、スイ
ッチボタン18が押下されてスイッチ接点15が基板上
で閉回路を形成すると電波や赤外線等の無線信号を発信
してロック又はロック解除を受信機側に指令する。ボタ
ン型電池16は水銀電池やリチウム電池等からなる。
【0030】次に、トランスミッタ10の組立方法につ
いて説明する。
【0031】図2において、アッパケース11の凹部1
1a内にラバー部材19が配設され、このラバー部材1
9に形成された電池収納部19aにボタン型電池16が
配置され、その側方に隣接するように基板13が配置さ
れる。この状態でロアケース12をアッパケース11に
組み付けることにより、図1に示すトランスミッタ10
が完成する。
【0032】尚、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲
で上記実施の形態を修正又は変形したものに適用可能で
ある。
【0033】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態のトランスミッタの外観
図である。
【図2】図1に示すトランスミッタの断面図である。
【図3】図1に示すトランスミッタの分解図である。
【図4】従来のトランスミッタの断面図である。
【符号の説明】 11…アッパケース 12…ロアケース 13…基板 14…電子部品 15…スイッチ接点 16…ボタン型電池 17…電池端子 18…スイッチボタン 19…ラバー部材
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 331 H04Q 9/00 331Z Fターム(参考) 2E250 AA21 BB00 CC30 HH01 JJ03 LL01 4E360 AA02 AB04 AB14 AB33 AB42 AB52 BA02 BB22 BC05 BD05 CA02 EA03 EA13 ED03 ED28 EE02 FA09 FA12 GA12 GA29 GA52 GB99 5K048 AA03 BA42 DC01 EB02 HA04 HA11 HA37

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチ操作に応じた無線信号を受信機
    に送信する回路部と、前記回路部に電力を供給する薄型
    の電源部と、前記回路部と前記電源部とを収納するケー
    スとを備えるトランスミッタの構造であって、 前記回路部と前記電源部とを隣接するように前記ケース
    内に収納したことを特徴とするトランスミッタ構造。
  2. 【請求項2】 前記受信機は自動車のキーレスドアロッ
    ク機構であり、前記無線信号は、該ドアロック機構にロ
    ック又はロック解除を指令する信号であることを特徴と
    する請求項1に記載のトランスミッタ構造。
  3. 【請求項3】 前記回路部は電子部品が片面実装された
    基板であり、前記電源部はボタン型電池であることを特
    徴とする請求項1又は2に記載のトランスミッタ構造。
  4. 【請求項4】 前記基板の実装面に前記スイッチの接点
    が実装されていることを特徴とする請求項3に記載のト
    ランスミッタ構造。
  5. 【請求項5】 前記ケースには、前記基板を該ケース内
    で保持するボス部が突設されていることを特徴とする請
    求項3又は4に記載のトランスミッタ構造。
  6. 【請求項6】 前記ボタン型電池は薄型ラバー部材に収
    納された状態で前記ケース内に収納されることを特徴と
    する請求項1乃至5のいずれか1項に記載のトランスミ
    ッタ構造。
  7. 【請求項7】 前記薄型ラバー部材には前記スイッチが
    形成されていることを特徴とする請求項6に記載のトラ
    ンスミッタ構造。
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