JPH06509783A - 集積装置のカバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 集積装置のカバー 技術分野 本発明は、集積装置のカバーに関し、更に詳細には、互いに協働して集積装置上 の物品が倒れないようにするカバーと集積装置との組み合わせに関する。

背景技術 製品又は物品用の集積装置は当該技術分野で周知である。これらの集積装置は、 移動するコンベヤベルトと関連して使用され、コンベヤベルトの取り出し部分即 ち外供給部分が一時的に塞がったり、停止したり、又は製品が何らかの理由でコ ンベヤのラインに沿って動かなくなった場合に、ベルト上に支持された物品を一 時的に貯えることができる。このような物品集積装置の一つが、例えば、米国特 許第４，４０１，２０７号に示されている。同特許について触れたことにより、 その特許に開示されている全ての要旨は本明細書中に組み入れたものとする。

当該技術分野で周知のように、上皇中に言及した特許に示されているような製品 集積装置は、実質的に平らなテーブル状の表面を有し、コンベヤベルトがこの表 面上で種々の方向に移動する。製品が集積し始められるとき、これらの製品は、 反対方向に移動するコンベヤベルトへ移送されるとき、互いに当接する。

このことは、搬送される物品が実質的に垂直な側壁を有し、上が重くなっていな い限り何ら問題を生じない。即ち、端部を下にして直立した金属製の缶等の円筒 形の物品は、集積するときに互いに押し合うが倒れることはない。

しかしながら、垂直な側壁を持っていない物品、特に上部が底部よりも大きい物 品を集積したい場合には問題が起こる。同様の問題は、物品の上部が重い場合、 又は物品がその上部にキャップ又は蓋を持ち、そのため上部が底部よりも大きい 場合にも存在する。このような物品を本願の第２図及び第８図に示す。当業者に は周知のように、これらの物品を集積させる場合には、一つの物品の上部が別の 物品の上部と係合し、これらの物品が第２図に示すように倒れる傾向がある。

以上の問題点に対する一つの解決策は、大きな部分を下にして搬送され且つ集積 されるように、このような種類の物品を逆様にすることである。この方法により 、物品の集積時に物品の適正な垂直方向配向が維持される。しかしながら、多く の生産ラインでは、物品は、大きい部分を上にした状態で製造され且つ充填され 、また、物品をこの同じ直立状態で最終的に送出するのが望ましい。そのため、 集積装置への供給前に物品を逆様にし、集積装置を離れた後に再び逆様にするた めの別の装置が必要となる。この方法は、明らかに、このような物品を搬送し集 積するための費用を大きく増大させ、容器の中身を劣化させる傾向もある。

倉肌例回丞 本発明は、上部が底部よりも大きい物品を搬送し集積しようとする場合の従来技 術の集積装置の上述の問題点を解決するように設計されている。これは、実質的 に平らなカバ一部材を集積装置に設けることによって行われ、カバ一部材は、集 積装置の上面の上方にこの面と平行に取り付けられる。集積装置がらの距離は、 搬送され且つ集積される物品の高さよりも僅かに大きい。物品は、互いに当たっ たときに倒れる傾向があるが、物品の上縁部がカバーに当たることによって倒れ ないようになっている。カバーは、種々の大きさの物品に順応できるように、集 積装置上に調節自在に取り付けられている。カバーは、製造者が集積装置の作動 を観察できるように、好ましくは、透明である。

ス貢件電１ケ森肌 本発明を例示する目的で本発明の好ましい実施例を添付図面に示す。本発明は、 図示の構成及び装備に限定されるものではないということは理解されるべきであ る。

第１図は、本発明のカバーを使用できる従来技術の集積装置を上方から見た斜視 図であり、 ｗｇ２図は、円筒形でない物品を集積しようとする場合の問題点を示す概略図で あり、 第３図は、比較的大きなカバーリップを持つ物品についての同様の問題点を示す 概略図であり、 第４図は、本発明の原理に従ってつくられたカバーが設けられた集積装置を上方 から見た斜視図であり、 第５図は、第４図の５−５綿での断面図であり、第６図は、第２図に示す物品を 本発明のカバー付きの集積装置で搬送する方法を示す部分側面図であり、 第７図は、集積された別の＃ｉ類の物品を示す第６図と同様の油分側面図であり 、第８図は、本発明のカバーが、集積される物品の許容移動範囲を示す部分側面 図である。

大隻輿 次に、同じ要素を示すのに同じ参照番号を使用した添付図面を詳細に参照すると 、第１図には、本発明で有用な従来技術の集積装置１ｏが示しである。この従来 技術の集積装置は、例えば、米国特許第４，４０１．２０７号に示されている種 類の集積装置である。集積装置１０は、複数の移動ベルト１６及び１８を有する テーブル状の支持面１４を支持するフレーム１２を有する。ベルト２ｏの形態の フィードスルーコンベヤが物品を集積装置１０に運び込み、この集積装置から運 び出す。集積装置１０の構成及び作動は米国特許第４，４０１．２０７号に詳細 に説明されている。従って、この集積装置の詳細な説明を本明細書中で行う必要 はないものと考える。

上皇中で増補したように、第１図に示すような集積装置を上部が底部よりも大き な物品２１を集積するのに使用する場合には、これらの物品は、大抵の場合、第 ２図に示すように倒れてしまい、従って集積装置の適正な作動を妨げる。物品２ １は、僅かに傾いたときに相互係止する大きな１周リップを持つ場合には、倒れ ない場合でも、第３図に示すようにスタックしてしまう、こうしたことが起こら ないようにするため、本発明には、第４図に示すように、カバー２２が設けられ ている。

カバー２２は、本質的には、下面２６及び上面２８を持つ実質的に平らな部材２ ４からなる。平らな部材２４は、好ましくは、ガラス又はアクリルプラスチック 等の透明な又は少な（とも半透明な材料でできている。

取り扱い及び取り付けを容易にするため、平らな部材２４は、好ましくは、周端 フレーム部材３０、側フレーム部材３２、及び一対の中間フレーム部材３４及び ３６からなるフレームに固定されている。平らな部材２４は、参照番号３８で示 すような複数のＬ字形状ブラケットを使用してフレーム部材３０．３２．３４、 及び３６に固定されている。本発明の好ましい実施例では、カバー２２は、集積 装置１０のテーブル状支持面１４とほぼ同じ大きさである。しかしながら、当業 者には容易に理解されるように、集積装置１０には物品が集積しない部分があり 、従って、これらの特定の部分にはカバーを載せる必要は全くない。

複数のロフト４０がカバー２２の側フレーム部材３２から下方に延びている。

これらのロッドは、集積装置ｌＯのフレーム即ち支持構造に設けられたロッド受 入れ支持部材４２と協働する。ロッド受入れ支持部材４２の各々には、調節ボル ト４４が設けられている。ボルト４４を緩めると、ロッド４０及び従ってカバ一 部材２２全体を上方又は下方に移動させることができる。カバ一部材２２を所望 の位置にしたとき、ボルト４４を締める。

支持部材４２及び調節ボルト４４の代わりに、カバ一部材２２の高さを調節する ための動力駆動式油圧シリンダ又は空気圧シリンダ４６等をロッド４０の各々に 設けてもよい。同様に、ロッドをラック等に代え、ラックと係合する歯車を持つ 電動モータを支持部材４２に設けてもよい、当業者には、他の種類の動力駆動式 機構が明らかであろう。いずれにせよ、動力駆動式機構を使用する場合には、支 持ロフトを全て同時に移動させることができ、更に正確に調節することができる 。これは、成る種の自動制御機構、又は動力駆動装置の各々に設けられた個々の 手動式スイッチのいずれかで行うことができる。

第６図、第７図、及び第８図に最もよく示すように、カバ一部材２２は、集積袋 ＷＩＯと協働して以下に説明するように作動する。先ず最初に、カバ一部材２２ の高さを、集積装置１０の支持面１４と実質的に平行であるが、集積されるべき 物品２１（第６図参照）の高さよりも僅かに高いように、土窯中に説明した方法 で調節する。第７図に示す容器５０のような大型の物品を集積する場合には、カ バー２２を容器５０の上部の僅かに上にあるように持ち上げるのは勿論のことで ある。物品２１又は５２は、その集積中に倒れる傾向があるけれども、第８図に 示すように、その上部が平らな物品２４の下面２６と接触するために倒れない。

これにより、これらの物品は倒れないようにされ、直立位置に維持される。

本発明は、その精神又は本質的な特徴から逸脱することなく他の特定の形態で実 施でき、従って、本発明の範囲を示すものとして、以上の記載でなく添付の請求 の範囲を参照されたい。

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．実質的に平らな表面を持ち、実質的に同じ複数の物品が前記表面に亘って多 くの方向に移動する種類の集積装置用のカバー手段において、前記カバー手段は 、上面及び下面を持つ実質的に連続した平らな部材と、前記下面が前記集積装置 の表面から間隔を隔てられているがこの表面と実質的に平行であるように前記部 材を前記集積装置の上方に取り付ける手段とを有する、カバー手段。
2. ２．前記平らな部材は、実質的に透明である、請求項１に記載のカバー手段。
3. ３．前記下面と前記集積装置の表面との間の前記間隔の高さを調節するための手 段を更に有する、請求項１に記載のカバー手段。
4. ４．カバー手段は、前記平らな部材の周囲から下方に延びる複数のロッドを有し 、複数の調節自在のロッド受けが前記集積装置に固定されている、請求項３に記 載のカバー手段。
5. ５．前記高さを調節するための手段は、動力駆動式である、請求項３に記載のカ バー手段。
6. ６．集積されるときに傾いたり倒れたりする傾向のある実質的に同じ形状の複数 の物品を移動し集積するためのテーブル状支持面を持ち、前記物品が、前記支持 面に亘って多数の方向に移動する製品集積装置において、前記物品を実質的に直 立した状態に維持するための手段を有し、該維持手段は、実質的に連続しており 且つ平らなカバーと、該カバーを前記支持面上部の上方に前記物品の高さよりも 僅かに高い位置において前記支持面と実質的に平行に取り付けるための手段とを 有する、製品集積装置。
7. ７．前記カバーの高さを調節するための手段を更に有する、請求項６に記載の製 品集積装置。
8. ８．前記カバーは実質的に透明である、請求項６に記載の製品集積装置。
9. ９．前記上部を支持するため、前記上部の周囲から下方に延びる複数のロッドを 更に有する、請求項７に記載の製品集積装置。
10. １０．前記高さを調節するための手段は動力駆動式である、請求項７に記載の製 品集積装置。