JPH0649397A - 修正液 - Google Patents
修正液Info
- Publication number
- JPH0649397A JPH0649397A JP22222092A JP22222092A JPH0649397A JP H0649397 A JPH0649397 A JP H0649397A JP 22222092 A JP22222092 A JP 22222092A JP 22222092 A JP22222092 A JP 22222092A JP H0649397 A JPH0649397 A JP H0649397A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chemical substance
- value
- reagent
- air
- color
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 塗布した修正液が乾いたかどうかの判断を容
易にする。 【構成】 白色の顔料と、揮発性の溶媒と、空気中での
酸化によってｐＨ値が変化する化学物質と、その化学物
質のｐＨ値によって色が無色に変化する試薬の混合液か
ら成る本発明の修正液Ｓを紙面に塗布すると、化学物質
が空気中で酸化されてｐＨ値が変化し、そのｐＨ値の変
化につれて試薬の色が変化し、溶媒の揮発終了とほぼ同
時に修正液Ｓの色も白色となる。
易にする。 【構成】 白色の顔料と、揮発性の溶媒と、空気中での
酸化によってｐＨ値が変化する化学物質と、その化学物
質のｐＨ値によって色が無色に変化する試薬の混合液か
ら成る本発明の修正液Ｓを紙面に塗布すると、化学物質
が空気中で酸化されてｐＨ値が変化し、そのｐＨ値の変
化につれて試薬の色が変化し、溶媒の揮発終了とほぼ同
時に修正液Ｓの色も白色となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、文字等を消すための修
正液に関するものである。
正液に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】文字等を消すために用いられる修正液
は、白色顔料と溶媒を混合したものから成り、文字等の
上に塗布した白色顔料により文字等を隠蔽するものであ
る。
は、白色顔料と溶媒を混合したものから成り、文字等の
上に塗布した白色顔料により文字等を隠蔽するものであ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】使用に至っては修正液
が乾くまでは若干の時間が掛かり、乾いていないとその
上から再び文字等を書くことはできない。しかし、従来
の修正液は乾いたかどうかを見ただけではなかなか判断
がし難いという欠点がある。
が乾くまでは若干の時間が掛かり、乾いていないとその
上から再び文字等を書くことはできない。しかし、従来
の修正液は乾いたかどうかを見ただけではなかなか判断
がし難いという欠点がある。
【０００４】本発明の目的は、塗布した修正液の色の変
化により、修正液が乾いたかどうかの判断が可能で使用
し易い修正液を提供することにある。
化により、修正液が乾いたかどうかの判断が可能で使用
し易い修正液を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明に係る修正液は、白色の顔料と、揮発性の溶
媒と、空気中での反応によってｐＨ値が変化する化学物
質と、該化学物質のｐＨ値の変化によって色が無色に変
化する試薬とを混合して成り、空気中において前記溶媒
の揮発終了とほぼ同時に前記試薬の色の変化が終了する
ものである。
めの本発明に係る修正液は、白色の顔料と、揮発性の溶
媒と、空気中での反応によってｐＨ値が変化する化学物
質と、該化学物質のｐＨ値の変化によって色が無色に変
化する試薬とを混合して成り、空気中において前記溶媒
の揮発終了とほぼ同時に前記試薬の色の変化が終了する
ものである。
【０００６】
【作用】上述の構成を有する修正液は、白色の顔料と、
溶媒の揮発とｐＨ値の変化がほぼ同時に終了するように
して、試薬が無色になったことにより、溶媒の揮発を知
る。
溶媒の揮発とｐＨ値の変化がほぼ同時に終了するように
して、試薬が無色になったことにより、溶媒の揮発を知
る。
【０００７】
【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。本発明に係る修正液は、白色顔料と、揮発性の溶
媒と、空気中での酸化によってｐＨ値が変化する化学物
質と、その化学物質のｐＨ値によって色が無色に変化す
る試薬を混合したものである。そして、溶媒の揮発終了
と試薬の色の変化がほぼ同時に終了するようにこれらは
調合されて、密封容器内に充填されている。なお、必要
に応じて顔料の沈澱防止のために界面活性剤と補助剤の
併用が好適である。
する。本発明に係る修正液は、白色顔料と、揮発性の溶
媒と、空気中での酸化によってｐＨ値が変化する化学物
質と、その化学物質のｐＨ値によって色が無色に変化す
る試薬を混合したものである。そして、溶媒の揮発終了
と試薬の色の変化がほぼ同時に終了するようにこれらは
調合されて、密封容器内に充填されている。なお、必要
に応じて顔料の沈澱防止のために界面活性剤と補助剤の
併用が好適である。
【０００８】白色顔料としては酸化チタンが一般的であ
り、揮発性の溶媒としては、１．１．１トリクロレタ
ン、エタノール、アセトン等が使用できる。また、化学
物質及び試薬としては、フェノールフタレインとチモー
ルフタレインを混合したものをアルコールに溶かした溶
液や、ベンジルビオローゲンと水酸化ナトリウム及びグ
ルコースを混合したものを水に溶かした溶液等が使用で
きる。
り、揮発性の溶媒としては、１．１．１トリクロレタ
ン、エタノール、アセトン等が使用できる。また、化学
物質及び試薬としては、フェノールフタレインとチモー
ルフタレインを混合したものをアルコールに溶かした溶
液や、ベンジルビオローゲンと水酸化ナトリウム及びグ
ルコースを混合したものを水に溶かした溶液等が使用で
きる。
【０００９】フェノールフタレインとチモールフタレイ
ンを混合したものをアルコールに溶かした場合は、空気
中の湿気により空気中の二酸化炭素と反応して中性にな
り試薬は赤色から無色に変化するので、修正液Ｓは溶媒
の揮発に伴いピンク色から白色に変化することになる。
また、ベンジルビオローゲンと水酸化ナトリウム及びグ
ルコースを混合したものを水に溶かした溶液を用いた場
合には、空気中で酸化され修正液Ｓは青紫色から白色に
変化する。
ンを混合したものをアルコールに溶かした場合は、空気
中の湿気により空気中の二酸化炭素と反応して中性にな
り試薬は赤色から無色に変化するので、修正液Ｓは溶媒
の揮発に伴いピンク色から白色に変化することになる。
また、ベンジルビオローゲンと水酸化ナトリウム及びグ
ルコースを混合したものを水に溶かした溶液を用いた場
合には、空気中で酸化され修正液Ｓは青紫色から白色に
変化する。
【００１０】図１は本発明の修正液を容器から出して紙
面に塗布した際の説明図であり、図２は塗布した修正液
が乾いた際の説明図である。修正液Ｓを図１に示すよう
に紙面の文字Ｌの一部の上に塗布すると、化学物質が空
気中で反応してｐＨ値が変化し、そのｐＨ値によって試
薬の色が変化し、図２に示すように溶媒の揮発終了とほ
ぼ同時に試薬の色が無色になり、白色の顔料によって文
字Ｌは隠蔽されることになる。従って、修正液Ｓの色が
白色になったことにより、修正液Ｓが乾いたかどうか判
断することができる。
面に塗布した際の説明図であり、図２は塗布した修正液
が乾いた際の説明図である。修正液Ｓを図１に示すよう
に紙面の文字Ｌの一部の上に塗布すると、化学物質が空
気中で反応してｐＨ値が変化し、そのｐＨ値によって試
薬の色が変化し、図２に示すように溶媒の揮発終了とほ
ぼ同時に試薬の色が無色になり、白色の顔料によって文
字Ｌは隠蔽されることになる。従って、修正液Ｓの色が
白色になったことにより、修正液Ｓが乾いたかどうか判
断することができる。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る修正液
は、修正液の色の変化を修正液が乾いたかどうかの判断
の目安にするため、修正液が乾いたかどうかを容易に判
断できる。
は、修正液の色の変化を修正液が乾いたかどうかの判断
の目安にするため、修正液が乾いたかどうかを容易に判
断できる。
【図１】修正液を紙面に塗布した状態の説明図である。
【図２】塗布した修正液が乾いた状態の説明図である。
Ｓ 修正液 Ｌ 文字
Claims (1)
- 【請求項１】 白色の顔料と、揮発性の溶媒と、空気中
での反応によってｐＨ値が変化する化学物質と、該化学
物質のｐＨ値の変化によって色が無色に変化する試薬と
を混合して成り、空気中において前記溶媒の揮発終了と
ほぼ同時に前記試薬の色の変化が終了することを特徴と
する修正液。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22222092A JPH0649397A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 修正液 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22222092A JPH0649397A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 修正液 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0649397A true JPH0649397A (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=16779010
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22222092A Pending JPH0649397A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 修正液 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0649397A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005040290A1 (en) * | 2003-10-02 | 2005-05-06 | Sanford, L.P. | Color changing correction fluid |
| US6905539B2 (en) | 2003-07-15 | 2005-06-14 | Sanford L.P. | Black eradicable ink, methods of eradication of the same, eradicable ink kit, and eradicated ink complex |
| US7083665B1 (en) | 2003-10-07 | 2006-08-01 | Sanford, L.P. | Highlightable marking composition, method of highlighting the same, highlightable marking composition kit, and highlighted marking composition complex |
| US7163575B2 (en) | 2004-07-15 | 2007-01-16 | Sanford, L.P. | Water-based, resin-free and solvent-free eradicable ball-pen inks |
| US7229487B2 (en) | 2004-01-14 | 2007-06-12 | Sanford, L.P. | Writing instruments with eradicable inks and eradicating fluids |
| JP2009503245A (ja) * | 2005-08-04 | 2009-01-29 | サンフォード エル．ピー． | 修正液 |
| US9109126B2 (en) | 2013-07-22 | 2015-08-18 | Sanford, L.P. | Ink compositions comprising colorant particles containing polymeric particles |
-
1992
- 1992-07-30 JP JP22222092A patent/JPH0649397A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6905539B2 (en) | 2003-07-15 | 2005-06-14 | Sanford L.P. | Black eradicable ink, methods of eradication of the same, eradicable ink kit, and eradicated ink complex |
| WO2005040290A1 (en) * | 2003-10-02 | 2005-05-06 | Sanford, L.P. | Color changing correction fluid |
| JP2007507585A (ja) * | 2003-10-02 | 2007-03-29 | サンフォード エル．ピー． | 色変化する修正液 |
| US7442725B2 (en) | 2003-10-02 | 2008-10-28 | Sanford, L.P. | Color changing correction fluid |
| US7083665B1 (en) | 2003-10-07 | 2006-08-01 | Sanford, L.P. | Highlightable marking composition, method of highlighting the same, highlightable marking composition kit, and highlighted marking composition complex |
| US7427318B2 (en) | 2003-10-07 | 2008-09-23 | Sanford, L.P. | Highlightable and highlighted mixtures, marking instruments, and methods of using the same |
| US7452146B2 (en) | 2004-01-14 | 2008-11-18 | Sanford, L.P. | Writing instruments with eradicable inks and eradicating fluids |
| US7229487B2 (en) | 2004-01-14 | 2007-06-12 | Sanford, L.P. | Writing instruments with eradicable inks and eradicating fluids |
| US7163575B2 (en) | 2004-07-15 | 2007-01-16 | Sanford, L.P. | Water-based, resin-free and solvent-free eradicable ball-pen inks |
| JP2009503245A (ja) * | 2005-08-04 | 2009-01-29 | サンフォード エル．ピー． | 修正液 |
| EP2166045A1 (en) | 2005-08-04 | 2010-03-24 | Sanford, L.P. | Correction fluids |
| US8110615B2 (en) | 2005-08-04 | 2012-02-07 | Sanford, L.P. | Correction fluids |
| US9109126B2 (en) | 2013-07-22 | 2015-08-18 | Sanford, L.P. | Ink compositions comprising colorant particles containing polymeric particles |
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