JPH0649328A - アミノ樹脂成形材料 - Google Patents

アミノ樹脂成形材料

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JPH0649328A
JPH0649328A JP20821692A JP20821692A JPH0649328A JP H0649328 A JPH0649328 A JP H0649328A JP 20821692 A JP20821692 A JP 20821692A JP 20821692 A JP20821692 A JP 20821692A JP H0649328 A JPH0649328 A JP H0649328A
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JP
Japan
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amino resin
molding material
resin molding
pulp
resin
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Application number
JP20821692A
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Inventor
Shizuka Kubota
静 久保田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外観のよい成形品が得られるアミノ樹脂成形
材料を提供することを目的とする。 【構成】 平均繊維長20〜60ミクロン、平均粒径5
〜20ミクロンのパルプを含有したことを特徴とするア
ミノ樹脂成形材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は配線器具、電気器具、厨
房器具、家庭用品、雑貨品等、特に高光沢、表面平滑性
に代表される外観のよい成形品が得られるアミノ樹脂成
形材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ユリア樹脂、メラミン樹脂からな
る成形品は、固く、耐汚染性が大きいので重宝されてい
るが、最近の傾向として高光沢、表面平滑性等の外観の
よさが強く要求されるようになった。この対策として樹
脂量を増加させて対応してきたが、成形品の強度が低下
するという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたよ
うに、アミノ樹脂成形材料では外観のよさを追求すると
強度が低下するという問題があった。本発明は従来の技
術における上述の問題点に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、高強度で外観のよい成形品の得ら
れるアミノ樹脂成形材料を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、平均繊維長2
0〜60ミクロン、平均粒径5〜20ミクロンのパルプ
を含有したことを特徴とするアミノ樹脂成形材料のた
め、上記目的を達成することができたもので、以下本発
明を詳細に説明する。
【0005】本発明に用いるアミノ樹脂は、ユリア樹
脂、メラミン樹脂、グアナミン樹脂等のアミノ樹脂全般
を用いることができ、アミノ樹脂は液状樹脂の状態でパ
ルプと混合、混練、乾燥、粉砕する所謂湿式の状態で用
いることが好ましい。又アミノ樹脂はエポキシ変性、フ
ェノール変性等の変性アミノ樹脂をも含むものである。
パルプとしては、平均繊維長20〜60ミクロンである
ことが必要である。即ち20ミクロン未満では強度が低
下し、60ミクロンをこえると外観性が低下するためで
ある。更に平均粒径が5〜20ミクロンであることが必
要である。即ち5未満では強度が低下し、20ミクロン
をこえると外観性が低下するためである。又パルプの量
は全量の20〜40重量%(以下単に%と記す)である
ことが好ましい。即ち20%未満では強度が低下し、4
0%をこえると外観性が低下する傾向にあるからであ
る。硬化剤としては無水フタル酸等を用い、樹脂100
重量部(以下単に部と記す)に対し0.01〜3部添加
することが好ましい。離型剤としては脂肪酸、脂肪酸金
属塩、ワックス等を用い、樹脂100部に対して0.0
5〜5部添加することが好ましい。充填剤、補強剤とし
てはパルプ、木粉、ガラス繊維、炭酸カルシュム、タル
ク等を用いる。更に必要に応じて着色剤が添加される。
かくして上記材料を配合、混合、混練し必要に応じて乾
燥後、粉砕し、更に必要に応じて造粒してアミノ樹脂成
形材料を得るものである。該成形材料の成形について
は、圧縮成形、トランスフアー成形、射出成形等で成形
するものである。
【0006】以下本発明を実施例に基づいて説明する。
【0007】
【実施例1】メラミン1モルに対しホルムアルデヒド
1.6モルを加え、85℃で1時間PH9で反応させて
得た樹脂量50%の液状メラミン樹脂140部に、平均
繊維長20〜40ミクロン、平均粒径5〜10ミクロン
のパルプ30部を添加、混合、混練、乾燥後、フタル酸
0.3部、ステアリン酸1部を添加してから、ジエット
ミルで粉砕、分散してメラミン樹脂成形材料を得た。次
に該成形材料をトランスファー成形機を用いて、金型温
度145℃、成形圧力100Kg/cm2 、硬化時間3
分間で加熱加圧成形して成形品を得た。
【0008】
【実施例2】平均繊維長40〜60ミクロン、平均粒径
10〜20ミクロンのパルプを用い、ターボRSで粉
砕、分散した以外は実施例1と同様に処理して成形品を
得た。
【0009】
【比較例】平均繊維長100〜200ミクロン、平均粒
径40〜60ミクロンのパルプを用い、ボールミルで粉
砕、分散した以外は実施例1と同様に処理して成形品を
得た。
【0010】実施例1及び2と比較例の成形品の性能
は、表1のようである。
【0011】
【表1】
【0012】
【発明の効果】本発明は上述した如く構成されている。
特許請求の範囲に記載した構成を有するアミノ樹脂成形
材料においては、外観がよく、本発明の優れていること
を確認した。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平均繊維長20〜60ミクロン、平均粒
    径5〜20ミクロンのパルプを含有したことを特徴とす
    るアミノ樹脂成形材料。
  2. 【請求項2】 パルプの量が全量の20〜40重量%で
    あることを特徴とする請求項1に記載のアミノ樹脂成形
    材料。
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