JPH064931A - 光磁気ディスク記録再生装置 - Google Patents

光磁気ディスク記録再生装置

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Publication number
JPH064931A
JPH064931A JP18871092A JP18871092A JPH064931A JP H064931 A JPH064931 A JP H064931A JP 18871092 A JP18871092 A JP 18871092A JP 18871092 A JP18871092 A JP 18871092A JP H064931 A JPH064931 A JP H064931A
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JP
Japan
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head
cartridge
arm
magnetic field
disk
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Application number
JP18871092A
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Inventor
Hiroshi Takegawa
洋 武川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光学ピックアップ装置に対する磁界ヘッドの
位置ずれを防止する。 【構成】 光学ピックアップ装置15が取付けられるピ
ックアップアーム71と磁界ヘッド14が取付けられる
ヘッドアーム72とを折曲可能なヒンジ部73を介して
一体に形成する。ヘッドアーム72はヒンジ部73を回
転支点としてピックアップアーム71に対して接離方向
のみに回転して磁界ヘッド14の光学ピックアップ装置
15に対する位置ずれは生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学ピックアップ装置
と磁界ヘッドとを有し、記録再生可能な光磁気ディスク
に対して情報信号の記録・再生を行うための光磁気ディ
スク記録再生装置に関し、特に、光学ピックアップ装置
とこれと対向する磁界ヘッドとの位置ずれを防止するよ
うにしたものである。
【0002】
【従来の技術】記録再生可能な光磁気ディスクの記録再
生装置等においては、ディスクの脱着に際し、光学ピッ
クアップ装置に対向してディスク面上に摺接される磁界
ヘッドをディスク面上から離隔する必要がある。
【0003】このため、従来の装置においては、磁界ヘ
ッドを支持するアーム部材を光学ピックアップ装置が取
付けられるアーム部材に対して回転軸により連結し、こ
の回転軸による軸支点を中心に回転させて磁界ヘッドを
ディスク面に対して接離するように構成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように構成される
光磁気ディスク記録再生装置において、磁界ヘッドの中
心はディスク上に光学ピックアップ装置から照射される
レーザビームによるレーザスポット中心に極力一致させ
ることが重要であり、このため磁界ヘッドのディスク面
上での振れ、特に、x方向、y方向の振れを極小化する
必要があるが、磁界ヘッドを支持するアーム部材は光学
ピックアップ装置が取付けられるアーム部材に対して回
転軸により軸支されているため、回転軸とこの回転軸が
挿入軸支される軸受孔との間にがたつきが生じ易く、こ
れによりアーム部材に振れが発生し、磁界ヘッドのディ
スク上の位置がずれるおそれがあり、位置的な再現性の
点で不具合がある。
【0005】また、両アーム部材を回転軸により連結す
る構成であるため、製造コスト、組立てコストが高くな
る等の不具合もあった。
【0006】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
で、光学ピックアップ装置を取付けるアーム部材と磁界
ヘッドを取付けるアーム部材とを一体的なヒンジ部を介
して連結することにより、光学ピックアップ装置に対す
る磁界ヘッドの位置ずれを防止するようにした光磁気デ
ィスク記録再生装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスク回転
駆動機構にチャッキングされる光磁気ディスクの内外径
方向へ移動可能で、この光磁気ディスクのトラックにレ
ーザビームを照射する光学ピックアップ装置と、光学ピ
ックアップ装置に光磁気ディスクを介して対向し、光学
ピックアップ装置と同期して移動するアーム部材に弾性
部材を介して取付けられ、光磁気ディスク上を摺動して
上記トラックに対して外部磁界を発生させる磁界ヘッド
とを備えて成る光磁気ディスク記録再生装置において、
光学ピックアップ装置が取付けられるアーム部材と磁界
ヘッドが取付けられるアーム部材とを一体的ヒンジ部を
介して連結し、両アーム部材間の挟角を自在に変化可能
に構成したものである。
【0008】
【作用】本発明においては、光学ピックアップ装置が取
付けられるアーム部材と、磁界ヘッドが取付けられるア
ーム部材とを一体的ヒンジ部を介して連結したことによ
り、磁界ヘッド側アーム部材は光学ピックアップ装置側
アーム部材に対してx方向、y方向の振れが生じること
なく接離方向のみに回動され、両アーム部材間の挟角を
確実に可変できて、磁界ヘッドを光学ピックアップ装置
に常に正確に対応させることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明するに、先ず本
発明が適用される光磁気ディスク記録再生装置のメカデ
ッキの一例を図1乃至図9を参照して説明する。
【0010】図において11はメカデッキ全体を示し、
12はシャーシ基板で、このシャーシ基板12にディス
ク回転駆動機構13及び磁界ヘッド14と共に光磁気記
録再生機構を構成する光学ピックアップ装置15が取付
けられており、ディスク回転駆動機構13は前述した図
に示す従来例と同様にターンテーブル16とこのターン
テーブル16を回転駆動するスピンドルモータ17とか
ら構成されている。スピンドルモータ17はシャーシ基
板12の下面側に取付けられてスピンドル17aがシャ
ーシ基板12の上面側に突出され、この先端にターンテ
ーブル16が一体に回転するように固定されている。一
方、光学ピックアップ装置15は、シャーシ基板12の
下面側に横架され、ピックアップ送りモータMによって
回転駆動される送りねじ18により支持されてターンテ
ーブル16に対し接離方向に直線移動される移動部材1
9に取付けられている。この光学ピックアップ装置15
は送りねじ18の回転によって移動部材19を介してタ
ーンテーブル16に対して接離方向、即ちターンテーブ
ル16上の光磁気ディスクの径方向に移動される。
【0011】この光学ピックアップ装置15が取付けら
さる移動部材19の後部にはシャーシ基板12の上面側
に立上る軸受部19aが立設されてこの軸受部19aに
先端部に磁界ヘッド14が取付けられたヘッドアーム部
材20が軸21により起伏可能に軸支されてこの軸支部
に巻装されるトーションスプリング22により常時倒伏
方向、即ち、ターンテーブル16上にチャッキングされ
る光磁気ディスク方向に弾性偏倚されて磁界ヘッド14
が光学ピックアップ装置15の対物レンズ15aに対向
した状態でディスクに摺接されるようになされている。
【0012】このため磁界ヘッド14はヘッドアーム部
材20にジンバルばね23を介して取付けられており、
このジンバルばね23は磁界ヘッド14を支持する支持
プレート部23aと、この支持プレート部23aの両側
縁から切起し状に後方へ延長されるアーム片部23b,
23cから形成されてこのアーム片部23b,23cの
端末部においてヘッドアーム部材20の内面側に固定さ
れ、このアーム片部23b,23cの弾性撓みにより、
磁界ヘッド14はヘッドアーム部材20に対して上下方
向に揺動可能に支持される。
【0013】そして、ヘッドアーム部材20には磁界ヘ
ッド14上下方向の揺動範囲を必要最小限に規制するた
めにヘッド規制部材24が取付けられている。
【0014】このヘッド規制部材24の一例としては板
金をコ字状に折曲して形成し、このヘッド規制部材24
はヘッドアーム部材20に、下面部24aが磁界ヘッド
14を支持するジンバルばね23の支持プレート部23
aの端縁部下面との間に所要の間隔aを置いて対向する
ように上面部24bにおいてねじにより取付けられてお
り、このヘッド規制部材24の下面部24aにジンバル
ばね23の支持プレート部23aの端縁部下面が当接す
ることにより、ジンバルばね23の下方への撓みが阻止
されて磁界ヘッド14の下方向の揺動が規制される。
【0015】このヘッド規制部材24により規制される
磁界ヘッド14の揺動範囲はディスクの面振れ、ディス
クとヘッドアーム部材20とのクリアランス公差を見積
もってディスク圧接位置から約±0.8mm必要とな
る。
【0016】なお、ヘッド規制部材24はヘッドアーム
部材20を樹脂成形する場合は同時に一体に成形するこ
とができ、また、ヘッドアーム部材20を板金により形
成する場合は切起し等により一体に形成できるものであ
る。
【0017】また、このヘッド規制部材24の後側には
ヘッドアーム部材20の支持片24cが設けられてい
る。
【0018】このように、ヘッドアーム部材20に取付
けられた磁界ヘッド14はターンテーブル16上の光磁
気ディスクに接触した状態でヘッドアーム部材20と移
動部材19を介して光学ピックアップ装置15と一体に
ディスクの径方向に移動される。
【0019】このように磁界ヘッド14が取付けられる
ヘッドアーム部材20は、軸支部から下方へヘッドアー
ム規制部25が一体的に延長形成されており、このヘッ
ドアーム規制部25には後面側の上半部に凸段面部25
aが形成され、下半部に凹段面部25bが形成されてい
る。
【0020】そして、シャーシ基板12の後部にはヘッ
ドアーム制御機構26が備えられている。このヘッドア
ーム制御機構26はシャーシ基板12の後部側面に軸ピ
ン27により上下方向に回転可能に軸支され自由端部2
8aがシャーシ基板12の後端縁より後方に突出される
ヘッドアーム制御板28と、このヘッドアーム制御板2
8の自由端部28aにヘッドアーム部材20の移動方向
と平行に位置するように連結され、前述したヘッドアー
ム規制部25の凸段面部25aに当接するヘッドアーム
制御軸29と、ヘッドアーム制御板28の中間部からシ
ャーシ基板12の上面側に延設され先端部上面に後述す
るディスクカートリッジ111又は211の録再・再生
専用の判別溝112a又は212aを検出する検出ピン
30aを突設したカートリッジ検出板30とから構成さ
れている。このヘッドアーム制御板28がシャーシ基板
12のばね掛片31との間に懸架される引張りばね32
により常時上方へ回転偏倚されてヘッドアーム制御軸2
9をヘッドアーム規制部25の凸段面部25aに対応さ
せてヘッドアーム部材20をトーションスプリング22
の付勢力に抗して跳ね上げ保持するようにしてある。
【0021】このように構成されるシャーシ基板12と
ヘッドアーム部材20との間にカートリッジホルダー3
3が起伏可能に設けられている。このカートリッジホル
ダー33は、光磁気ディスクを収納したディスクカート
リッジを挿入保持するもので、シャーシ基板12に対し
て光学ピックアップ装置15及びターンテーブル16上
を覆うようにして水平倒伏状態で停止するディスク装填
位置とターンテーブル16側から離れるように起上して
停止しディスクカートリッジの挿抜を可能とするカート
リッジ挿抜位置に亘って回動するものである。
【0022】このカートリッジホルダー33はディスク
カートリッジが挿入保持されるに十分な大きさの略平板
状に形成されており、主面部34の両側縁を下方へ断面
L字状に折曲してカートリッジ支持部35,36が形成
されている。この両支持部35,36間にディスクカー
トリッジが挿抜可能な収容部33aが形成されており、
主面部34には磁界ヘッド14の移動方向に対応して窓
34aが形成され、両支持部35,36の下面側前端に
は傾斜ガイド面35a,36aが形成されてディスクカ
ートリッジの挿入を案内するように構成されている。
【0023】また、このカートリッジホルダー33の主
面部34の窓34aに隣接する一方のカートリッジ支持
部35の外側面には、前後部に前後方向の長孔39a,
39bが穿設されたスライダー39が、長孔39a,3
9bを通して支持部35に植設されるガイドピン40
a,40bにより前後方向に摺動可能に取付けられてお
り、このスライダー39に窓34aの上面側に横幅方向
に渡る跳上げバー41が一体的に設けられている。
【0024】そして、このカートリッジホルダー33
は、後端部両側において、シャーシ基板12の後部両側
に切起し状に立設された軸受片42a,42bに軸43
a,43bにより軸支され、また、シャーシ基板12の
前部とスライダー39の前端部との間に連結片44を軸
ピン45aと45bにより連結してあり、軸支部に備え
たトーションスプリング(図示せず)により常時起上方
向に回動偏倚されている。
【0025】このようにシャーシ基板12とヘッドアー
ム部材20との間に設置されるカートリッジホルダー3
3には、主面部34の前後部にシャーシ基板12側のカ
ートリッジ位置決めピンに対応して夫々一対ずつカート
リッジ押えばね51a,51b及び52a,52bが取
付けられている。この押えばね51a,51b及び52
a,52bは板ばね状で主面部34の上面側に、夫々一
端部において片持ち状に固定され、自由端部側に下方へ
膨曲する当接部51a1 ,51b1 及び52a1 ,52
1 が形成されて主面部34の下面(内面)側に突出さ
れており、カートリッジ支持部35,36間に挿入され
るディスクカートリッジをその上面側に当接して弾性的
に押圧して押えるようになされている。
【0026】また、このカートリッジホルダー33にデ
ィスクカートリッジ111又は211のロック機構53
が備えられている。このロック機構53はカートリッジ
ロックレバー54とカートリッジロック解除アーム55
とから構成され、カートリッジロックレバー54はカー
トリッジホルダー33の主面部34に回転自在に軸着さ
れており、一方のカートリッジ支持部35内に突出し、
ディスクカートリッジの周側及び下方に開口する係止凹
部内に係脱する係止片54aと、カートリッジロック解
除アーム55に対する係合突子54bを有し、トーショ
ンスプリング56により、係止片54aが常時カートリ
ッジホルダー33内のディスクカートリッジを係止する
方向に回転付勢されている。
【0027】一方、カートリッジ解除アーム55はカー
トリッジホルダー33の一方のカートリッジ支持部35
の外側面に対応して前述したスライダー39に後方へ延
長して内外方向に弾性揺動可能に一体的に形成されてお
り、このアーム55の後端部にカートリッジロックレバ
ー54の係合突子54bに係合するフック部55aとこ
れに連続する傾斜ガイド面55bが形成されている。
【0028】このカートリッジ解除アーム55はスライ
ダー39が後方へ摺動位置している状態ではフック部5
5aがカートリッジロックレバー54の係合突子54b
を傾斜ガイド面55bとアーム55自体の弾性により乗
越えてその後方に位置し、スライダー39が前方へ摺動
されることにより、フック部55aが係合突子54bに
係合してカートリッジロックレバー54を、そのトーシ
ョンスプリング56による付勢力に抗して回転させて係
止片54aをカートリッジ支持部35から外方へ移動さ
せ、即ち、ディスクカートリッジの凹部から外部に離脱
されてディスクカートリッジのロックが解除される。
【0029】このように、ロック解除されたディスクカ
ートリッジをカートリッジホルダー33から押出すため
に、カートリッジホルダー33の後端部には押出しアー
ム57が前後方向に回動可能に装着されて常時トーショ
ンスプリング57sにより回動付勢されており、カート
リッジホルダー33はロックが解除されると直ちに押出
しアーム56の弾性回動により押圧されてその前部がカ
ートリッジホルダー33から突出される。
【0030】さらに、カートリッジホルダー33には倒
伏状態、即ち、カートリッジホルダー33に挿入保持さ
れたディスクカートリッジ内のディスクがターンテーブ
ル16上にチャッキングされた状態でカートリッジホル
ダー33をロックするホルダーロックレバー58が取付
けられている。このホルダーロックレバー58はカート
リッジホルダー33の主面部34の前部に、他方のカー
トリッジ支持部36に向けて起伏可能に軸ピン59によ
り軸着され、この先端部に他方のカートリッジ支持部3
6の外面側に折曲する折曲面58aを形成してこの外面
側に係止突子60を突設し、またこのホルダーロックレ
バー58の下面側には主面部34の上面に当接する跳上
げばね61が取付けられて常時起上方向に回動付勢され
ており、この起上方向の回動は軸着部から延長して突設
されたL字状規制片58bが主面部34の上面に当接す
ることにより所要起上角度で規制される。
【0031】このように構成されるホルダーロックレバ
ー58を介してカートリッジホルダー33は倒伏状態で
シャーシ基板11側に設置されるイジェクト機構62に
よりロック保持される。即ち、ホルダーロックレバー5
8を跳上げばね61の付勢力に抗して押圧してカートリ
ッジホルダー33を最下位まで倒伏させることによりホ
ルダーロックレバー58の係止突子60がイジェクト機
構62に設けられたフック部材63に係止されてカート
リッジホルダー33は倒伏状態でロック保持される。
【0032】この状態でイジェクト機構62を操作して
フック部材63による係止を解除するとカートリッジホ
ルダー33は起上回動される。この際ホルダーロックレ
バー58に跳上げばね61の付勢力が作用しているた
め、イジェクト機構62のロック解除操作によりフック
部材63に対する係止突子60の係止が半自動的に解除
され、カートリッジホルダー33の起上回動が確実に行
われる。
【0033】以上の構成においてシャーシ基板11には
上面側に、ディスクカートリッジを水平方向及び高さ方
向に位置決めするための位置決め案内ピン64及び高さ
位置決めピン65が植設されており、また両側脚部にゴ
ム等の弾性体によって形成される緩衝体66が取付けら
れ、この緩衝体66は必要に応じてコイルばね67を内
装することにより所定の弾性力を得るように構成されて
いる。
【0034】この緩衝体66によりシャーシ基板11に
外部から加わる振動等を緩和させて光学ピックアップ装
置15の送り操作及び光磁気ディスクの回転に対する悪
影響を阻止するようにしてある。
【0035】なお、カートリッジホルダー33の一方の
カートリッジ支持部35側にはシャッターばね70が取
付けられており、カートリッジホルダー33の収容部3
3aに挿入されたディスクカートリッジを他方のカート
リッジ支持部36側に付勢し、この他方のカートリッジ
支持部36の内側面に押し付けることによりディスクカ
ートリッジの幅方向の位置決めを行うようにしてある。
【0036】ここで、光磁気ディスク記録再生装置に用
いるディスクカートリッジの一例を図10乃至図12を
参照して説明する。
【0037】図10及び図11において111は光磁気
記録再生用のディスクカートリッジの全体を示し、上ハ
ーフ113と下ハーフ114とを合体して形成されたカ
ートリッジ本体112と、このカートリッジ本体112
内に回転自在に収納された光磁気ディスク115とによ
って構成されている。
【0038】このディスクカートリッジ111は記録再
生用であるためカートリッジ本体112の上下両ハーフ
113及び114には対向して、光磁気ディスク115
の一部が表出され、磁界ヘッド14及び光学ピックアッ
プ装置15に対応される開口窓113a,114aが形
成され、下ハーフ114の略中央部には光磁気ディスク
115を回転駆動するディスク回転駆動機構13のター
ンテーブル16が挿入される円形開口部114bが形成
されており、また、このカートリッジ本体112には開
口窓113a及び114aを開閉する上下の覆板部11
6a及び116bを有する断面略コ字状の金属薄板から
なるシャーシ116が摺動自在に取付けられている。
【0039】そして、このカートリッジ本体112の周
縁部には下面側から周面側にかけて各種の検出部及び係
止部が形成されており、112aはカートリッジ検出板
30の検出ピン30aが挿入されカートリッジの種別を
検出する検出溝で、このディスクカートリッジ111は
記録再生用であるため浅く形成してあり、また112b
はロック機構53の係止片54aが係合される係止凹部
である。また、カートリッジ本体112の下面にはシャ
ーシ基板12の案内ピン64が係合される位置決め孔1
12c,112dが形成されている。
【0040】また、図12において211は再生専用の
ディスクカートリッジの全体を示し、このディスクカー
トリッジ211も、カートリッジ本体212は上ハーフ
213と下ハーフ214とを合体して形成され、このカ
ートリッジ本体212内に光ディスク215が回転自在
に収納されている。
【0041】このディスクカートリッジ211は再生専
用であるため、カートリッジ本体211の上ハーフ21
3には磁界ヘッド14に対応される開口窓は形成されて
おらず、下ハーフ214のみに光学ピックアップ装置1
5に対応する開口窓214aが形成され、この下ハーフ
214の略中央部にターンテーブル16が挿入される円
形開口部214bが形成されており、また、このカート
リッジ本体211には、開口窓214aを開口する覆板
部216aを有するシャッター216が摺動自在に取付
けられている。
【0042】そして、このカートリッジ本体212の周
縁部にも各種の検出部及び係止部が形成されているが、
カートリッジの種別を検出する検出溝212aは、この
ディスクカートリッジ211が再生専用であるため深く
形成してあり、その他の係止凹部212b、位置決め孔
212c,212dは前述した図11及び図12に示す
ディスクカートリッジ111と同様に形成されている。
【0043】次に、以上のように構成される光磁気ディ
スク記録再生装置のメカデッキ11に対するディスクカ
ートリッジ111及び211の着脱動作について説明す
る。
【0044】先ず、光磁気記録再生用のディスクカート
リッジ111の着脱動作について説明する。
【0045】メカデッキ11はディスクカートリッジを
装填する前の状態では、カートリッジホルダー33はシ
ャーシ基板12に対して軸43a,43bを中心に起上
回転して傾斜状に位置し、これに伴いスライダー39は
連結リンク片44の起上によりカートリッジホルダー3
3の前部側に摺動位置されてこのスライダー39に設け
られた跳上げバー41がヘッドアーム部材20を、支持
片24cを介して跳上げ支持して磁界ヘッド14はカー
トリッジホルダー33の上方に扛上された状態にある。
【0046】この状態でディスクカートリッジ111を
カートリッジホルダー33のカートリッジ支持部35,
36間に、開口窓113a,114a側が一方のカート
リッジ支持部35側に対応するように挿入し、押出しア
ーム57の付勢力に抗して更に挿入することにより、シ
ャッター116がホルダー側に係止されてカートリッジ
本体112のみが移動されて開口窓113a及び114
aが開放されると共に係止凹部112bにロック機構5
3の係止片54aが係合されて、ディスクカートリッジ
111はカートリッジホルダー33に対してロック保持
される。なお、この状態でディスクカートリッジ111
はシャッターばね70により他方のカートリッジ支持部
36の内側面に押付けられてカートリッジ幅方向の先行
位置決めされている。
【0047】そして、この状態でカートリッジホルダー
33をホルダーロックレバー58を介して押下げ、この
ロックレバー58をイジェクト機構62のフック部材6
3に係止突子60を介して係合することによりカートリ
ッジホルダー33は下降位置で保持される。
【0048】これにより、ディスクカートリッジ111
はシャーシ基板12上に水平方向位置決め案内ピン64
及び高さ方向位置決めピン65により所定の状態で位置
決めされると共に、下ハーフ114の円形開口部114
bからディスク回転駆動機構13のターンテーブル16
が挿入されて光磁気ディスク115がチャッキングされ
る。
【0049】そして、この状態でディスクカートリッジ
111の検出溝112aがカートリッジ検出板30の検
出ピン30aに対応されるが、この検出溝112aは浅
いため、検出ピン30aが押下げられることになり、こ
のためヘッドアーム制御機構26のヘッドアーム制御板
28がカートリッジ検出板30を介して下方へ回転さ
れ、これによりヘッドアーム制御軸29がヘッドアーム
規制部25の凹段面部25bに対応されてヘッドアーム
部材20はトーションスプリング22により下方へ回転
可能となる。
【0050】また、この状態ではカートリッジホルダー
33が下降されていることによりスライダー39は連結
リンク片44を介して後方へ摺動位置され、これに伴い
跳上げバー41がヘッドアーム部材20の支持片24c
から離れて後退しており、このためヘッドアーム部材2
0は下方へ回転されて、先端部のジンバルばね23によ
り支持された磁界ヘッド14はカートリッジ本体112
の上ハーフ113の開口窓113aに挿入されて光磁気
ディスク115の上面側に摺接される。
【0051】一方、光学ピックアップ装置15はカート
リッジ本体112の下ハーフ114の開口窓114aを
通して光磁気ディスク115の下面側に対応させて、デ
ィスク回転駆動機構13の駆動、即ちターンテーブル1
6の回転駆動により、光磁気ディスク115の記録・再
生が行われる。
【0052】以上のようにして光磁気ディスク115の
記録・再生を行った後、ディスクカートリッジ111を
取出すには、イジェクト機構62を操作してそのフック
部材63をホルダーロックレバー58の係止突子60か
ら離すことにより、ホルダーロックレバー58は跳上げ
ばね61により跳上げられると共にカートリッジホルダ
ー33がトーションスプリングの付勢力により起上回動
され、これに伴いスライダー39は連結リンク片44の
起上回転により前方へ摺動される。
【0053】このスライダー39の前方への摺動により
跳上げバー41がヘッドアーム部材20を、支持片24
cを介して跳上げて磁界ヘッド14をディスクカートリ
ッジ111と干渉しない位置まで扛上させると共にスラ
イダー39に設けられたカートリッジ解除アーム55が
前方へ移動することにより、この端部のフック部55a
がカートリッジロックレバー54の係合突子54bに係
合してこれを引張り、このためロックレバー54はトー
ションスプリング56の付勢力に抗して回転されて係止
片54aがディスクカートリッジ111の係止凹部11
2bから離脱され(図9参照)、これにより、ディスク
カートリッジ111はカートリッジホルダー33に対す
るロックが解除されて押出しアーム57によりカートリ
ッジホルダー33から押出されて取出される。
【0054】次に、再生専用のディスクカートリッジ2
11の着脱動作について説明するも、ほとんど前述した
ディスクカートリッジ111の着脱動作と同じであるた
め異なる動作についてのみ説明する。
【0055】このディスクカートリッジ211をカート
リッジホルダー33を挿入してカートリッジホルダー3
3を下降位置で保持させると、この状態でディスクカー
トリッジ211の検出溝212aがカートリッジ検出板
30の検出ピン30aに対応されるが、この検出溝21
2aは深いため、前述の場合と異なり、検出ピン30a
は押下げられることなく、従ってヘッドアーム制御機構
26のヘッドアーム制御板28は回転されず、ヘッドア
ーム制御軸29はヘッドアーム規制部25の凸段面部2
5aに対応されたままで、これにより、ヘッドアーム部
材20は回転が阻止される。
【0056】このため、カートリッジホルダー33の下
降によりスライダー39が後方へ摺動され跳上げバー4
1がヘッドアーム部材20の支持片24cから離れても
ヘッドアーム部材20は跳上げ状態で保持され、磁界ヘ
ッド14はディスクカートリッジ211から離隔された
ままとなり、このディスクカートリッジ211に当接す
ることはない。
【0057】一方、光学ピックアップ装置15はカート
リッジ本体212の下ハーフ214の開口窓214aを
通して光ディスク215の下面側に対応させてターンテ
ーブル16の回転駆動により、光ディスク215の再生
が行われる。
【0058】以上の動作において、ディスクカートリッ
ジ111,211はシャーシ基板12の位置決めピン6
4,65に係合された状態でカートリッジホルダー33
に取付けられたカートリッジ押えばね51a,51b及
び52a,52bの弾力により位置決めピン64,65
側へ押え付けられることになって、振動等によるカート
リッジ本体112の移動に伴うディスク115,215
との接触が防止されると共に耐振性が向上されることに
なる。
【0059】また、磁界ヘッド14を支持するジンバル
ばね23はヘッドアーム部材20に取付けたヘッド規制
部材24によりその揺動範囲が規制されて磁界ヘッド1
4と他部品との干渉が防止されると共にジンバルばね2
3自体の変形等も防止され、特に磁界ヘッド14の不使
用時のヘッドアーム部材20が跳上げられている状態で
磁界ヘッド14及びジンバルばね23に不測の事態の発
生が防止される。
【0060】次に、図13及び図14を参照して本発明
の一実施例を説明するに、前述した光磁気ディスク記録
再生装置(以下前記装置という)と同種の部材には同一
符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0061】本例は前記装置のピックアップ・ヘッドア
ーム機構において、磁界ヘッド14が取付けられるヘッ
ドアーム部材20と光学ピックアップ装置15が取付け
られる移動部材19とを一体的に形成したものである。
【0062】即ち、本発明は、移動部材19としての光
学ピックアップ取付け側アーム(以下ピックアップアー
ムという)71と磁界ヘッド取付け側アーム(以下ヘッ
ドアームという)72とは略L字状で、折曲可能なヒン
ジ部73を介して樹脂成形により一体に形成したもの
で、ピックアップアーム71とヘッドアーム72との成
す挟角を0°〜約30°まで可変できる構造になってい
る。
【0063】このピックアップアーム71とヘッドアー
ム72との連結部71aと72aは幅広に形成されてそ
の間のヒンジ部73のx方向の長さが長くとられてお
り、また、ヘッドアーム72の連結部72aからピック
アップアーム71の連結部71aの側面に沿って延長し
てアーム回転止め部74が形成されている。
【0064】そして、このヘッドアーム72のアーム回
転止め部74とピックアップアーム71との間、詳しく
はアーム回転止め部74の先端部とピックアップアーム
71の取付け面部71bとの間に付勢ばね75を介裝し
て、ヘッドアーム72をヒンジ部73を支点としてピッ
クアップアーム71に近接させる方向、即ち、ピックア
ップアーム71の取付け面部71bに対するヘッドアー
ム72の取付面部72bの挟角が狭まる方向に回転付勢
させるようにしてある。
【0065】また、ピックアップアーム71の連結部7
1aの後面側には、アーム位置決め板76が取付けられ
て、ヘッドアーム72が付勢ばね75の付勢力によるピ
ックアップアーム71方向への回転において後方へ傾動
状態となるアーム回転止め部74が突当り係止されてヘ
ッドアーム72が所要の回転範囲、即ち、取付け面部7
2bのピックアップアーム71の取付け面部71bに対
して略平行に対応して保持されるように構成されてい
る。
【0066】このように構成されるピックアップヘッド
アーム機構のピックアップアーム71の取付け面部71
bには、光学ピックアップ取付け孔77が穿設されて、
この取付け孔77を介して光学ピックアップ装置15が
取付けられ、また、ヘッドアーム72の取付け面部71
bには、ジンバルばね取付け孔78及びヘッド規制部材
取付け穴79が穿設されて磁界ヘッド14を支持したジ
ンバルばね23が取付けられると共に、このジンバルば
ね23の支持プレート部23に所要間隔を置いて対向す
るヘッド規制部材24が取付けられる。
【0067】そして、このピックアップヘッドアーム機
構はピックアップアーム71が送り機構、即ち前記装置
と同様にピックアップ送りモータによって回転駆動され
る送りねじにより支持されてターンテーブルに対し接離
方向(光磁気ディスクの径方向)に移動され、ターンテ
ーブル上にチャッキングされて回転される光磁気ディス
クに対し、光学ピックアップ装置15は所要の間隔を置
いて対向されると共に磁界ヘッド14はヘッドアーム7
2が付勢ばね75によるピックアップアーム71側への
回転付勢により摺接されて記録再生が行われる。
【0068】また、光磁気ディスクのターンテーブルに
対するローディング・アンローディング時、即ち、ディ
スクカートリッジのカートリッジに対する挿抜時はヘッ
ドアーム72が付勢ばね75の付勢力に抗して跳上げバ
ーによりヒンジ部73を支点として跳上げ回動されて磁
界ヘッド14がディスク面、さらにはディスクカートリ
ッジの外面から離隔されて、磁界ヘッド14の損傷、破
損等が防止されるようになされている。
【0069】これ等の動作は前記装置と同様に行われる
ので図示及びその詳細な説明は省略する。
【0070】このように構成される本例のピックアップ
・ヘッドアーム機構は、ピックアップアーム71とヘッ
ドアーム72との回転支点部は折曲可能なヒンジ部73
として一体に成形されるので、軸と軸受孔とにより構成
される支点部の如きがたが生じることなく、また、軸方
向に移動することもなく、ヘッドアーム72はピックア
ップアーム71に対して接離方向のみに確実に回転され
て磁界ヘッド14のディスク面上の位置ずれが生じるこ
となく、磁界ヘッド14は常に確実にピックアップ装置
15の対物レンズと対向されて位置的な再現性が向上さ
れる。また、ピックアップアーム71とヘッドアーム7
2を一体成形するので製造コスト、組立てコストが著し
く低減できる。
【0071】図15は他の実施例を示し、本例のピック
アップ・ヘッドアーム機構は、板ばね材により一体に形
成したものである。即ち、本例のピックアップ・ヘッド
アーム機構は板ばね材Pを略コ字状に折曲して一方(下
側)の水平片部を光学ピックアップ取付け側アーム(以
下、ピックアップアームという)81とし、他方(上
側)の水平片部を磁界ヘッド取付け側アーム(以下、ヘ
ッドアームという)82とし、また、この両アーム8
1,82間の垂直部は連結部83として形成されてい
る。
【0072】そして、ヘッドアーム82には連結部83
寄りに横方向、即ちアーム長手方向と直交する方向に長
い長孔84を設け、この長孔84の両側縁部84a,8
4bは中央が外方へ尖鋭状に折曲形成して、この両側縁
部84a,84bの尖鋭先端とアーム両外縁間の幅狭部
面の縦弾性係数(ヤング率)を下げることにより、この
部面を弾性屈曲可能なヒンジ部85(85a,85b)
として形成してあり、ピックアップアーム81及びヘッ
ドアーム82には、夫々、前述した実施例と同様に光学
ピックアップ取付け孔86及びジンバルばね取付け孔8
7、ヘッド規制部材取付け穴88が穿設されて、光学ピ
ックアップ装置15及び磁界ヘッド14を支持したジン
バルばね23、ヘッド規制部材24が取付けられる。
【0073】本例のピックアップ・ヘッドアーム機構
も、前述した実施例と同様に送り駆動機構によりターン
テーブルにチャッキングされる光磁気ディスクに対して
径方向に移動されて磁界ヘッド14はヘッドアーム82
のヒンジ部85からの弾性偏倚によりディスク面に摺接
され、また、ローディング・アンローディングの際は、
ヘッドアーム82が弾性偏倚力に抗して跳上げバーによ
り跳上げられヒンジ部85において屈曲されて磁界ヘッ
ド14がディスクカートリッジの外面側から離隔される
ことになる。図16は、さらに他の実施例を示し、本例
のピックアップ・ヘッドアーム機構は、ヒンジ部のみを
板ばねにより形成したものである。
【0074】即ち、本例のピックアップ・ヘッドアーム
機構は光学ピックアップ取付けアーム(以下、ピックア
ップアームという)91と磁界ヘッド取付けアーム(以
下、ヘッドアームという)92とを板ばね93を介して
連結したもので、両アーム91,92は樹脂材により略
L字状に成形されて、夫々水平部を取付面部91a,9
2aとし、垂直部を連結部91b,92bとして形成さ
れており、この両アーム91と92を、その連結部91
bと92bとを取付面部91aと92aが所要の間隔を
もって対向するように所要間隔cを置いて対向させ、こ
の状態で連結部91b,92bにわたって板ばね93を
固着して弾性屈曲可能なヒンジ部94を形成する。
【0075】そして、このピックアップアーム91及び
ヘッドアーム92の取付面部91a及び92aには、前
述した実施例と同様に光学ピックアップ取付け孔95及
びジンバルばね取付け孔96、ヘッド規制部材取付け穴
97が穿設されて、光学ピックアップ装置15及び磁界
ヘッド14を支持したジンバルばね23、ヘッド規制部
材24が取付けられる。
【0076】本例のピックアップ・ヘッドアーム機構も
前述した実施例と同様に送り駆動機構によりターンテー
ブルにチャッキングされる光磁気ディスクに対して径方
向に移動されて磁界ヘッド14はヘッドアーム92のヒ
ンジ部94を形成する板ばね93による弾性偏倚によっ
てディスク面に摺接され、また、ローディング・アンロ
ーディングの際は、ヘッドアーム92が板ばね93の弾
性偏倚力に抗して跳上げバーにより跳上げられて磁界ヘ
ッド14がディスクカートリッジの外面側から離隔され
ることになる。
【0077】このように構成される図15,図16に示
す両ピックアップ・ヘッドアーム機構も夫々ピックアッ
プ81,91とヘッドアーム82,92との間のヒンジ
部85,94は板ばねにより一定の幅をもって形成され
るので、ヘッドアーム82,92がピックアップアーム
82,92に対してがたついたり、横方向に揺動するこ
となく、接離方向のみに確実に回転されて磁界ヘッド1
4はディスク面上に位置ずれが生じることなく常に確実
にピックアップ装置15の対物レンズと対向されて位置
的な再現性が向上される。
【0078】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、光学ピッ
クアップ装置が取付けられるアーム部材と、磁界ヘッド
が取付けられるアーム部材とを一体的ヒンジ部を介して
連結したことにより、磁界ヘッド側アーム部材は光学ピ
ックアップ装置側アーム部材に対してx方向、y方向の
振れが生じることなく接離方向のみに回動されることに
なり、位置的な再現性が向上して両アーム部材間の挟角
を確実に可変できて、磁界ヘッドを光学ピックアップ装
置に常に正確に対応させることができる。また、回転
軸、軸受けを用いないため製造コスト、組立てコストを
著しく低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光磁気ディスク記録再生装置のメカデッキの一
例の一部省略した斜視図。
【図2】同、一部分の後方側斜視図。
【図3】同、側面図。
【図4】同、ディスクカートリッジを装填した状態の一
部截断した側面図。
【図5】同、他のディスクカートリッジを装填した状態
の一部截断した側面図。
【図6】同、ディスクカートリッジを装填した状態の横
断面図。
【図7】同、ディスクホルダーの一部省略した平面図。
【図8】ディスクカートリッジのロック状態を示す説明
図。
【図9】ディスクカートリッジのロック解除状態を示す
説明図。
【図10】図1に示す装置に適用する一例のディスクカ
ートリッジの斜視図。Aはシャッターを閉じた状態を示
す。Bはシャッターを開いた状態を示す。
【図11】同、ディスクカートリッジの裏面側の斜視
図。
【図12】他例のディスクカートリッジの斜視図。Aは
表面側を示す。Bは裏面側を示す。
【図13】本発明装置の一実施例の要部の斜視図。
【図14】同、平面図。
【図15】他実施例の要部の斜視図。
【図16】他実施例の要部の斜視図。
【符号の説明】
12 シャーシ基板 13 ディスク回転駆動機構 14 磁界ヘッド 15 光学ピックアップ装置 16 ターンテーブル 19 移動部材 20 ヘッドアーム部材 23 ジンバルばね 71,81,91 光学ピックアップ取付け側アーム 72,82,92 磁界ヘッド取付け側アーム 73,85,94 ヒンジ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク回転駆動機構にチャッキングさ
    れる光磁気ディスクの内外径方向へ移動可能で、この光
    磁気ディスクのトラックにレーザビームを照射する光学
    ピックアップ装置と、 上記光学ピックアップ装置に上記光磁気ディスクを介し
    て対向し、上記光学ピックアップ装置と同期して移動す
    るアーム部材に弾性部材を介して取付けられ、上記光磁
    気ディスク上を摺動して上記トラックに対して外部磁界
    を発生させる磁界ヘッドと、 を備えて成る光磁気ディスク記録再生装置において、 上記光学ピックアップ装置が取付けられるアーム部材と
    上記磁界ヘッドが取付けられるアーム部材とを一体的ヒ
    ンジ部を介して連結して成り、 上記両アーム部材間の挟角を自在に変化可能にしたこと
    を特徴とする光磁気ディスク記録再生装置。
JP18871092A 1992-06-23 1992-06-23 光磁気ディスク記録再生装置 Pending JPH064931A (ja)

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