JPH0648349A - スクータ型自動二輪車のフレーム構造 - Google Patents

スクータ型自動二輪車のフレーム構造

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JPH0648349A
JPH0648349A JP20556592A JP20556592A JPH0648349A JP H0648349 A JPH0648349 A JP H0648349A JP 20556592 A JP20556592 A JP 20556592A JP 20556592 A JP20556592 A JP 20556592A JP H0648349 A JPH0648349 A JP H0648349A
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JP
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frame
frame structure
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JP20556592A
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Takuya Akao
拓也 赤尾
Tatsuya Suzuki
達也 鈴木
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Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 広いフートスペースを確保することができる
とともに、重量軽減及びコストダウンを図ることができ
るスクータ型自動二輪車のフレーム構造を提供するこ
と。 【構成】 左右一対のメインフレーム12をユニットス
イング式エンジン15の両側方に通し、該メインフレー
ム12に沿ってこれの上方にフートボード35の後方延
長部(同乗者の足載せ部)35aを配する。本発明によ
れば、メインフレーム12がユニットスイング式エンジ
ン15の両側方を通り、従来のようにメインフレーム1
2がエンジン15の前方から立ち上がらないため、フー
トボード35をエンジン15に極力近づけることがで
き、広いフートスペースを確保することができる。又、
同乗者の足載せ部分であるフートボード35の後方延長
部35aはメインフレーム12によって直接支持される
ため、後方延長部35aを支持するためのステー等の部
材が不要となり、重量軽減とコストダウンを図ることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スクータ型自動二輪車
のフレーム構造に関する。
【0002】
【従来の技術】スクータ型自動二輪車の従来のフレーム
構造においては、図5に示すように、左右一対のメイン
フレーム112がユニットスイング式エンジン115の
前方から立ち上がった後、エンジン115の上方を後方
に向かって斜め上方に延出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のフレーム構造にあっては、メインフレーム112が
エンジン115の前方から立ち上がっているため、該メ
インフレーム112の立ち上がり部とエンジン115の
間に所定の隙間を設ける必要があり、この隙間の占める
分だけフートスペースが縮小するという問題があった。
【0004】又、同乗者の足載せ部となるフートボード
135の後方延長部135aはメインフレーム112に
よって直接支持されないため、該後方延長部135aを
支えるためのステー136をメインフレーム112に取
り付けなければならず、重量アップ及びコストアップを
招いていた。
【0005】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、限られたホイールベースでよ
り広いフートスペースを確保することができるととも
に、重量軽減及びコストダウンを図ることができるスク
ータ型自動二輪車のフレーム構造を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、ハンドルとシートとの間に低床式の足載台を有
し、前記シートの下方を車体カバーで覆うとともに、該
車体カバーの両側方に前記足載台の延長部を配設して成
るスクータ型自動二輪車において、足載台下から後方に
延びて足載台延長部下を通った後、斜め上後方に延びる
左右一対のメインフレームと、前記車体カバー内に配設
され、前記メインフレームの前部と後部立上り部とを連
結するサブフレームを含んでフレーム構造を構成したこ
とをその特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によれば、メインフレームが従来のよう
にエンジンの前方から立ち上がらないため、フートボー
ドをエンジンに極力近づけることができ、従って、ホイ
ールベースの限られたスクータ型自動二輪車においてよ
り広いフートスペースを確保することができる。
【0008】又、同乗者の足載せ部分となるフートボー
ドの後方延長部はメインフレームによって直接支持され
るため、フートボードの後方延長部を支持するために従
来要していたステー等の部材が不要となり、重量軽減及
びコストダウンを図ることができる。
【0009】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0010】図1は本発明に係るフレーム構造を示す自
動二輪車後部の部分斜視図、図2はスクータ型自動二輪
車の側面図、図3は同スクータ型自動二輪車の部分平面
図、図4は同スクータ型自動二輪車の車体フレームの斜
視図である。
【0011】先ず、図2乃至図4に基づいてスクータ型
自動二輪車1の概略構成を説明する。
【0012】図2において、2はヘッドパイプであっ
て、該ヘッドパイプ2内にはステアリングシャフト3が
回動自在に挿通している。そして、ステアリングシャフ
ト3の上部にはハンドル4が結着され、下部にはフロン
トクッション5を介して前輪6が回転自在に軸支されて
いる。尚、図2において、7はフロンフェンダ、8はフ
ロントカウルである。
【0013】又、図4にも示すように、前記ヘッドパイ
プ2の下部からは1本のダウンチューブ9と2本のサイ
ドチューブ10が後下方に向かって延出している。
【0014】即ち、ダウンチューブ9は車体幅方向中央
に設けられ、その一端(前端)は前記ヘッドパイプ2の
下部に結着されたジョイント11に差し込まれて溶着さ
れている。そして、該ダウンチューブ9はジョイント1
1から斜め下方に向かって延出し、その後端は図3及び
図4に示すように後述のクロスパイプ13の幅方向中央
に結着されている。
【0015】他方、前記2本のサイドチューブ10は、
ダウンチューブ9の両側に配され、各々の一端(前端)
は前記ジョイント11の側部に差し込まれて溶着されて
いる。そして、各サイドチューブ10は、ジョイント1
1から側外方に向かって略水平に延出した後、略直角に
折り曲げられて下方に向かって斜め前方に延出し、再度
略直角に曲げられて後方に向かって斜め下方に延出した
後、鈍角に折り曲げられて後方に向かって斜め上方に延
出し、その後端部にはメインフレーム12の前端部が差
し込まれて結着されている。尚、図3及び図4に示すよ
うに、左右一対のメインフレーム12間にはクロスパイ
プ13が横架されており、該クロスパイプ13と各メイ
ンフレーム12後部の立上り部間には補強用のサイドフ
レーム14が架設されている。
【0016】ところで、該自動二輪車1には駆動源とし
て4サイクルのユニットスイング式エンジン15が搭載
されているが、該ユニットスイング式エンジン15のエ
ンジン本体16は略水平に傾いたシリンダ16aとクラ
ンクケース16bを有し、クランクケース16bの一側
には伝動ケース17が一体的に形成されている。そし
て、ユニットスイング式エンジン15の一端は、前端ク
ランクケース16bの下部に結着された左右一対のエン
ジン側ブラケット18、各ブラケット18に枢着された
リンク19を介して、前記クロスパイプ13に結着され
た車体側ブラケット20に連結されて懸架されている。
又、該ユニットスイング式エンジン15の他端(後端)
は、リヤクッション21を介して、メインフレーム12
に結着されたブラケット22に連結されて懸架されてい
る。
【0017】而して、ユニットスイング式エンジン15
の伝動ケース17の後部から内方に向かって水平に延出
する不図示の出力軸(後車軸)には後輪23が結着され
ており、該後輪23の上部はリヤフェンダ24によって
覆われている。
【0018】上記リヤフェンダ24の側方であって、前
記ユニットスイング式エンジン15の伝動ケース17上
にはエアクリーナ25が取り付けられており、該エアク
リーナ25にはキャブレタ26が接続され、キャブレタ
26は吸気管27を介して前記シリンダ16aの吸気側
に接続されている。
【0019】一方、図2に示すように、ユニットスイン
グ式エンジン15の上方には、ヘルメット28を収納す
べき収納ボックス29、シート30及び燃料タンク31
が設けられており、燃料タンク31は前記メインフレー
ム12から後方に延出する矩形枠状の支持フレーム32
に取り付けられている。又、燃料タンク31の下方には
ライセンスブラケット33が取り付けられており、シー
ト30よりも下方の部位は車体カバー34によって覆わ
れている。
【0020】ここで、本発明に係るフレーム構造の特徴
を図1に基づいて説明する。
【0021】前記左右一対のメインフレーム12は、前
記ユニットスイング式エンジン15の両側方を後方に向
かって斜め上方に延出した後、折り曲げられて急激に立
ち上がり、その後、再び折り曲げられて後方に向かって
斜め上方に延出している。
【0022】そして、両メインフレーム12のエンジン
15の側方を通る緩やかな傾斜部分12a上には、フー
トボード35の後端部から後方に向かって延出する左右
の後方延出部(同乗者の足載せ部分)35aが傾斜部分
12aに沿って配されており、該後方延出部35aは傾
斜部分12aによって直接支持されている。
【0023】又、前記サブフレーム14は、図3に示す
ように、車体カバー34内に収納されており、これはシ
ート30の荷重の一部を受ける。
【0024】而して、本実施例によれば、メインフレー
ム12がユニットスイング式エンジン15の両側方を通
り、従来のようにメインフレーム12がエンジン15の
前方から立ち上がらないため、フートボード35をエン
ジン15に極力近づけることができ、従って、ホイール
ベースの限られたスクータ型自動二輪車1においてより
広いフートスペースを確保することができる。
【0025】又、同乗者の足載せ部分であるフートボー
ド35の後方延長部35aはメインフレーム12によっ
て直接支持されるため、フートボード35の後方延長部
35aを支持するために従来要していたステー等の部材
が不要となり、重量軽減及びコストダウンを図ることが
できる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明で明らかな如く、本発明によ
れば、ハンドルとシートとの間に低床式の足載台を有
し、前記シートの下方を車体カバーで覆うとともに、該
車体カバーの両側方に前記足載台の延長部を配設して成
るスクータ型自動二輪車において、足載台下から後方に
延びて足載台延長部下を通った後、斜め上後方に延びる
左右一対のメインフレームと、前記車体カバー内に配設
され、前記メインフレームの前部と後部立上り部とを連
結するサブフレームを含んでフレーム構造を構成したた
め、限られたホイールベースでより広いフートスペース
を確保することができるとともに、重量軽減及びコスト
ダウンを図ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフレーム構造を示す自動二輪車後
部の部分斜視図である。
【図2】スクータ型自動二輪車の側面図である。
【図3】同スクータ型自動二輪車の部分平面図である。
【図4】スクータ型自動二輪車の車体フレームの斜視図
である。
【図5】従来例に係るフレーム構造を示す自動二輪車後
部の部分斜視図である。
【符号の説明】
1 スクータ型自動二輪車 4 ハンドル 12 メインフレーム 15 ユニットスイング式エンジン 30 シート 35 フートボード 35a フートボードの後方延長部(同乗者の足載せ
部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドルとシートとの間に低床式の足載
    台を有し、前記シートの下方を車体カバーで覆うととも
    に、該車体カバーの両側方に前記足載台の延長部を配設
    して成るスクータ型自動二輪車のフレーム構造であっ
    て、足載台下から後方に延びて足載台延長部下を通った
    後、斜め上後方に延びる左右一対のメインフレームと、
    前記車体カバー内に配設され、前記メインフレームの前
    部と後部立上り部とを連結するサブフレームを有するこ
    とを特徴とするスクータ型自動二輪車のフレーム構造。
JP04205565A 1992-07-31 1992-07-31 スクータ型自動二輪車のフレーム構造 Expired - Lifetime JP3138946B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2737877A1 (fr) * 1995-08-18 1997-02-21 Yamaha Motor Co Ltd Motocycle muni d'un coffre a bagages
CN100402367C (zh) * 2003-01-09 2008-07-16 铃木株式会社 摩托车的车架结构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2737877A1 (fr) * 1995-08-18 1997-02-21 Yamaha Motor Co Ltd Motocycle muni d'un coffre a bagages
CN100402367C (zh) * 2003-01-09 2008-07-16 铃木株式会社 摩托车的车架结构

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