JP2525828Y2 - ブラインドのヘッドボックス取付金具 - Google Patents

ブラインドのヘッドボックス取付金具

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JP2525828Y2
JP2525828Y2 JP2436692U JP2436692U JP2525828Y2 JP 2525828 Y2 JP2525828 Y2 JP 2525828Y2 JP 2436692 U JP2436692 U JP 2436692U JP 2436692 U JP2436692 U JP 2436692U JP 2525828 Y2 JP2525828 Y2 JP 2525828Y2
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JP
Japan
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head box
support member
supporting
ridge
mounting bracket
Prior art date
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JP2436692U
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JPH0583290U (ja
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弘之 平岩
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Tachikawa Corp
Original Assignee
Tachikawa Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はブラインドのヘッドボ
ックスを窓の上部あるいは天井等に取り付けるためのヘ
ッドボックス取付金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のヘッドボックス取付金具の一例と
して例えば実公昭64−2948号公報に記載されたも
のがある。すなわち、このヘッドボックス取付金具は金
属板を折り曲げて形成した金具本体と合成樹脂で成形さ
れた支持部材とから構成されている。そして、壁面等に
固定された金具本体に対し支持部材が前後方向に移動可
能に支持されている。
【0003】このヘッドボックス取付金具に取り付けら
れるヘッドボックスはその上面の前縁及び後縁に水平方
向に突出する前部突条及び後部突条を備えたものであ
り、その後部突条を金具本体に設けられた掛止凹部に係
合させ、支持部材に形成された掛止凹部にヘッドボック
スの前部突条を係合させれば同ヘッドボックスがこのヘ
ッドボックス取付金具に支持される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記のようなヘッドボ
ックス取付金具を使用してヘッドボックスを壁面等に取
り付けるには、作業者がヘッドボックスを持ち上げて同
ヘッドボックスの後部突条を金具本体の掛止凹部に係合
させて同ヘッドボックスの背面を同金具本体に当接さ
せ、この状態で支持部材を後退させれば支持部材に形成
された掛止凹部にヘッドボックスの前部突条が係合して
同ヘッドボックスが支持される。
【0005】ところが、このとき作業者は片手でヘッド
ボックスを支えながら支持部材を操作する必要があるた
め、その作業が煩雑である。また、全長の長いヘッドボ
ックスを複数のヘッドボックス取付金具に取り付ける場
合には一人の作業者で取り付け作業を行うことは困難で
あるという問題点がある。
【0006】一方、上記問題点を解決するために金具本
体と支持部材との間に常には支持部材をヘッドボックス
支持位置に付勢するコイルスプリングを備えたヘッドボ
ックス取付金具が提案されている。
【0007】すなわち、ヘッドボックスの後部突条を金
具本体の掛止凹部に係合させて同ヘッドボックスを支持
部材に当接させながらその上面が水平方向となるように
回動させると、同支持部材がコイルスプリングの付勢力
に抗して金具本体から押し出され、この状態でヘッドボ
ックスの前部突条を支持部材の掛止凹部に係合させれ
ば、コイルスプリングの付勢力により支持部材が後退し
てヘッドボックスを支持可能とした構成である。
【0008】このようなヘッドボックス取付金具では作
業者が支持部材を操作する必要はなく、コイルスプリン
グの付勢力に基づいて支持部材が自動的に後退してヘッ
ドボックスを固定することができるので、一人の作業者
でもヘッドボックスを複数のヘッドボックス取付金具に
容易に取り付けることができる。
【0009】しかし、このヘッドボックス取付金具では
コイルスプリングを内蔵する必要があって部品点数が増
大し、かつ組立工数も増大するためコストが上昇すると
いう問題点がある。
【0010】この考案の目的は、ヘッドボックスの取り
付け作業が容易で、かつ部品点数及び組立工数を増大さ
せることのないヘッドボックス取付金具を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この考案は上記目的を達
成するために、上端部において前方へ突出する前部突条
と、同じく上端部において後方へ突出する後部突条とを
備えたヘッドボックスを支持するヘッドボックス取付金
具において、前記ヘッドボックス取付金具は金具本体と
支持部材とから構成し、前記金具本体には水平方向に延
びる横片を設け、前記横片には前記支持部材を前後動可
能に支持するガイド筒を設け、前記横片の基端側におい
て同横片の下部には前記ヘッドボックスの後部突条を支
持する掛止凹部を設け、前記支持部材には前記ヘッドボ
ックスの前部突条を支持する掛止凹部を設け、前記支持
部材には前記両掛止凹部にて前記前部突条及び後部突条
を支持するヘッドボックス支持位置において金具本体に
弾性的に係合して支持部材の移動を阻止する係止片を設
け、前記支持部材には前記前部突条を同支持部材の掛止
凹部に係合した状態で前記後部突条に係合して同後部突
条の前記掛止凹部内への移動とともに同支持部材を前記
ヘッドボックス支持位置に移動させる爪を設けている。
【0012】
【作用】上記手段により、ヘッドボックスの前部突条を
支持部材の掛止凹部に係合させ、後部突条を支持部材の
爪に係合させてヘッドボックスを移動させてその後部突
条を金具本体の掛止凹部に係合させると、ヘッドボック
スとともに支持部材が移動して同支持部材は係止片が金
具本体に弾性的に係合するヘッドボックス支持位置に移
動される。
【0013】
【実施例】以下、この考案を具体化した一実施例を図1
〜図4に従って説明する。図1に示すように、金具本体
1は金属板を折り曲げて形成され、その縦片2には図2
に示すようにこの金具本体1を壁面3等に固定するため
の長孔4と透孔5とが設けられている。金具本体1の横
片6にはこの金具本体1を天井面等に固定するための取
り付け孔7が形成されている。
【0014】前記横片6の両側部は下方へ折り曲げられ
てリブ8が形成され、そのリブ8の横片6先端部はさら
に内側へ折り曲げられて案内片9が形成されている。横
片6の先端において前記案内片9はさらに延長されて互
いに近接する位置まで突出する突出片10が形成されて
いる。従って、横片6の先端には四角筒状のガイド筒1
1が形成されている。また、前記リブ8の先端部には係
合孔12が形成されている。
【0015】前記縦片2の両側部は前記横片6側に折り
曲げられてリブ13が形成され、そのリブ13の横片6
直下には後記ヘッドボックスを支持するための掛止凹部
14が形成されている。また、縦片2のリブ13間には
クッションゴム15が接着され、そのクッションゴム1
5には前記長孔4及び透孔5を露出するための凹部16
及び透孔17が形成されている。
【0016】前記金具本体1とともにヘッドボックスを
支持するための支持部材18は金具本体1のガイド筒1
1に挿通し得る挿通部19と、ガイド筒11には挿通不
能なブロック部20とが合成樹脂で一体に成形されてい
る。前記挿通部19の両側には凹部21が形成され、そ
の凹部21内にはブロック部20側に向かって突出する
係止突起22が形成されている。従って、挿通部19を
ガイド筒11内に挿入して係止突起22が一旦前記係合
孔12より後方へ達すれば、挿通部19をガイド筒11
から引く抜く方向に移動させても、係止突起22が係合
孔12に係合して同挿通部19から完全に抜け出ないよ
うにしている。
【0017】挿通部19の先端部には前方へ突出する係
止片23が形成され、図2に示すようにその係止片23
は肉厚が薄く形成されて、同係止片23の先端部下面に
形成された操作溝24にマイナスドライバ等を係合させ
て上方へ押し上げれば、上方へ撓むように形成されてい
る。
【0018】係止片23の下面には前記操作溝24より
基端側に係止突条25が形成され、図3に示すように挿
通部19をガイド筒11内に没入させた時、係止突条2
5が金具本体1の前記突出片10を乗り越え、この状態
では係止突条25が突出片10に当接して支持部材18
が金具本体1から抜け出ないようになっている。
【0019】前記ブロック部20には挿通部19をガイ
ド筒11内に挿通した状態で金具本体1の前記掛止凹部
14に対向する位置に同掛止凹部14と線対称状の掛止
凹部26が形成されている。そして、図3に示すように
支持部材18の係止突条25が金具本体1の突出片10
を乗り越える位置まで挿通部19をガイド筒11内に挿
入した状態では、両掛止凹部14,26の距離はヘッド
ボックス27の突条28a,28bの間隔にほぼ等しく
なっている。
【0020】前記挿通部19の基端部には下方へ突出す
る背面爪29が形成され、その背面爪29と前記ブロッ
ク部20の掛止凹部26との距離は図2に示すようにヘ
ッドボックス27の突条28a,28bの間隔とほぼ等
しくなっている。
【0021】さて、上記のように構成されたヘッドボッ
クス取付金具を使用してヘッドボックス27を取り付け
るには、図2に示すように金具本体1のガイド筒11か
ら支持部材18の挿通部19を若干引き出した状態で同
図に鎖線で示すようにヘッドボックス27の前部突条2
8aを支持部材18の掛止凹部26に係合させる。
【0022】そして、掛止凹部26に係合した前部突条
28aを支点としてヘッドボックス27を図2に実線で
示すように上方へ回動させると、後部突条28bは背面
爪29に当接する状態となる。
【0023】この状態で、ヘッドボックス27を矢印A
方向へ押圧して同方向へ移動させると、背面爪29も同
方向に押圧されて支持部材18がヘッドボックス27と
一体に移動する。そして、図3に示すようにヘッドボッ
クス27の背面がクッションゴム15を圧縮して縦片2
のリブ13に当接するまで移動させると、支持部材18
の係止突条25が金具本体1の突出片10を乗り越え
る。
【0024】すると、支持部材18はガイド筒11から
の抜けが防止され、ヘッドボックス27の後部突条28
bは金具本体1の掛止凹部14に支持され、前部突条2
8aは支持部材18の掛止凹部26に支持されて、ヘッ
ドボックス27がこのヘッドボックス取付金具を介して
壁面3に固定される。
【0025】一方、ヘッドボックス27をこの取付金具
から取り外す場合には支持部材18の操作溝24にマイ
ナスドライバ等をあてがって上方へ押圧すると、係止片
23が上方へ撓んで係止突条25と突出片10との係合
が解除される。この状態で、支持部材18をガイド筒1
1から引き出せばヘッドボックス27の前部及び後部突
条28a,28bと掛止凹部14,26との係合が解除
されてヘッドボックス27を取り外すことができる。
【0026】以上のように、このヘッドボックス取付金
具では図3に実線で示すようにヘッドボックス27の前
部突条28aを支持部材18の掛止凹部26に係合さ
せ、後部突条28bを支持部材18の背面爪29に当接
させた状態で同ヘッドボックス27を壁面3側に移動さ
せれば、同ヘッドボックス27がこの取付金具に固定さ
れる。従って、支持部材18を押圧操作する必要はない
ので、複数のヘッドボックス取付金具で支持されるヘッ
ドボックスにおいても一人の作業者でヘッドボックス2
7を持ち上げて前部突条28aを各取付金具の支持部材
18の掛止凹部26に係合させ、同ヘッドボックス27
の上面を金具本体1に当接させた状態で同ヘッドボック
ス27を後方へ移動させることにより、この取付金具に
同ヘッドボックス27を容易に取着することができる。
【0027】また、この取付金具は金具本体1と支持部
材18とから構成されて部品点数を増大させることもな
いので、コストを上昇させることもない。
【0028】
【考案の効果】以上詳述したように、この考案はヘッド
ボックスの取り付け作業が容易で、かつ部品点数及び組
立工数を増大させることのないヘッドボックス取付金具
を提供することができる優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を具体化したヘッドボックス取付金具の
一実施例を示す斜視図である。
【図2】一実施例のヘッドボックス取付金具でのヘッド
ボックス取り付け動作を示す断面図である。
【図3】一実施例のヘッドボックス取付金具の使用状態
を示す断面図である。
【図4】一実施例のヘッドボックス取付金具の使用状態
を示す側面図である。
【符号の説明】
1 金具本体 6 横片 11 ガイド筒 14 掛止凹部 18 支持部材 23 係止片 26 掛止凹部 27 ヘッドボックス 28a 前部突条 28b 後部突条 29 爪

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端部において前方へ突出する前部突条
    (28a)と、同じく上端部において後方へ突出する後
    部突条(28b)とを備えたヘッドボックス(27)を
    支持するヘッドボックス取付金具において、 前記ヘッドボックス取付金具は金具本体(1)と支持部
    材(18)とから構成し、前記金具本体(1)には水平
    方向に延びる横片(6)を設け、前記横片(6)には前
    記支持部材(18)を前後動可能に支持するガイド筒
    (11)を設け、前記横片(6)の基端側において同横
    片(6)の下部には前記ヘッドボックス(27)の後部
    突条(28b)を支持する掛止凹部(14)を設け、前
    記支持部材(18)には前記ヘッドボックス(27)の
    前部突条(28a)を支持する掛止凹部(26)を設
    け、前記支持部材(18)には前記両掛止凹部(14,
    26)にて前記前部突条(28a)及び後部突条(28
    b)を支持するヘッドボックス支持位置において金具本
    体(1)に弾性的に係合して支持部材(18)の移動を
    阻止する係止片(23)を設け、前記支持部材(18)
    には前記前部突条(28a)を同支持部材(18)の掛
    止凹部(26)に係合した状態で前記後部突条(28
    b)に係合して同後部突条(28b)の前記掛止凹部
    (14)内への移動とともに同支持部材(18)を前記
    ヘッドボックス支持位置に移動させる爪(29)を設け
    たことを特徴とするブラインドのヘッドボックス取付金
    具。
JP2436692U 1992-04-16 1992-04-16 ブラインドのヘッドボックス取付金具 Expired - Lifetime JP2525828Y2 (ja)

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JPH0583290U JPH0583290U (ja) 1993-11-12
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