JPH0647871Y2 - 印刷機のプラウ折り装置 - Google Patents
印刷機のプラウ折り装置Info
- Publication number
- JPH0647871Y2 JPH0647871Y2 JP1988001998U JP199888U JPH0647871Y2 JP H0647871 Y2 JPH0647871 Y2 JP H0647871Y2 JP 1988001998 U JP1988001998 U JP 1988001998U JP 199888 U JP199888 U JP 199888U JP H0647871 Y2 JPH0647871 Y2 JP H0647871Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- web
- roller
- plow
- guide roller
- folding
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はウェブ輪転印刷機の折機入紙部を設けられ走行
するウェブの片側または両側を追って下流側のフォーマ
折り装置などへ送り込むプラウ折り装置に関するもので
ある。
するウェブの片側または両側を追って下流側のフォーマ
折り装置などへ送り込むプラウ折り装置に関するもので
ある。
ウェブ輪転印刷機において、印刷後、乾燥，冷却された
ウェブは、折機へ送り込まれてフオーマ折り等各種の折
りを施されて排紙されるか、あるいはシータへ送り込ま
れて断裁後排紙される。このような巻紙輪転印刷機に
は、プラウ折り装置と呼ばれる折り装置が、折機の入紙
部に設けられることがある。このプラウ折り装置は、走
行するウェブを添接させる入口側のガイドローラと、こ
のガイドローラのウェブ走行下流側に配設されてプラウ
折りを行うプラウユニットと、このプラウユニットで折
られたウェブを添接させる出口側のガイドローラとを備
えている。このように構成されていることにより、印刷
後、乾燥，冷却されたウェブは、折機入紙部のプラウ折
り装置に導かれ、その入口側がガイドローラからこれよ
り短いプラウユニットに導かれプラウ折りされて出口側
のガイドローラに導かれる。このあと、例えばフォーマ
へ送り込まれて幅方向に半折されると、プラウ折りとフ
ォーマ折りとでウェブは三つ折りされる。
ウェブは、折機へ送り込まれてフオーマ折り等各種の折
りを施されて排紙されるか、あるいはシータへ送り込ま
れて断裁後排紙される。このような巻紙輪転印刷機に
は、プラウ折り装置と呼ばれる折り装置が、折機の入紙
部に設けられることがある。このプラウ折り装置は、走
行するウェブを添接させる入口側のガイドローラと、こ
のガイドローラのウェブ走行下流側に配設されてプラウ
折りを行うプラウユニットと、このプラウユニットで折
られたウェブを添接させる出口側のガイドローラとを備
えている。このように構成されていることにより、印刷
後、乾燥，冷却されたウェブは、折機入紙部のプラウ折
り装置に導かれ、その入口側がガイドローラからこれよ
り短いプラウユニットに導かれプラウ折りされて出口側
のガイドローラに導かれる。このあと、例えばフォーマ
へ送り込まれて幅方向に半折されると、プラウ折りとフ
ォーマ折りとでウェブは三つ折りされる。
このような印刷機のプラウ折り装置においては、紙質や
紙厚，折り込み幅等の違いにより、ウェブの張力バラン
スを取ったり、しっかりとしたプラウ折り線を形成する
必要があるために、従来、前記出口側のガイドローラを
上下動調節してこれに対応している。しかしながら、こ
のような従来の上下動調節だけは、充分な安定状態が得
られず、特に、折り込み幅が大きく異なる場合には、折
り位置不良や、ウェブの蛇行、切断等が発生して折り状
態が安定しないという問題があった。
紙厚，折り込み幅等の違いにより、ウェブの張力バラン
スを取ったり、しっかりとしたプラウ折り線を形成する
必要があるために、従来、前記出口側のガイドローラを
上下動調節してこれに対応している。しかしながら、こ
のような従来の上下動調節だけは、充分な安定状態が得
られず、特に、折り込み幅が大きく異なる場合には、折
り位置不良や、ウェブの蛇行、切断等が発生して折り状
態が安定しないという問題があった。
このような課題を解決するために方向においては、プラ
ウユニットの下流側に設けられる出口側のガイドローラ
を、回転自在な固定ローラと、この固定ローラに対向し
固定ローラとともにウェブをＳ字状に添接させるテンシ
ョンローラとで構成し、これら両ローラをプラウユニッ
トに対して遠近方向へ移動自在に形成するとともに、両
ローラ間の対向角度を可変自在とした。
ウユニットの下流側に設けられる出口側のガイドローラ
を、回転自在な固定ローラと、この固定ローラに対向し
固定ローラとともにウェブをＳ字状に添接させるテンシ
ョンローラとで構成し、これら両ローラをプラウユニッ
トに対して遠近方向へ移動自在に形成するとともに、両
ローラ間の対向角度を可変自在とした。
入口側ガイドローラからこれより短い折りローラに導か
れたウェブは、プラウユニットの端面側へ押えられるこ
とによりプラウ折りされ、出口側ガイドローラへ導かれ
る。ここでは、プラウ折り済のウェブはテンションロー
ラと固定ローラとにＳ字状に添接されて張力を付与さ
れ、フォーマ等へ送り込まれる。ウェブの紙質や紙厚，
折り込み幅が変わった場合には、アームを揺動調節して
テンションローラを上下動調節することによりこれに対
応するとともに、出口側ガイドローラ全体をプラウに対
する遠近方向に移動調節することによりさらに安定した
張力バランスが得られる。
れたウェブは、プラウユニットの端面側へ押えられるこ
とによりプラウ折りされ、出口側ガイドローラへ導かれ
る。ここでは、プラウ折り済のウェブはテンションロー
ラと固定ローラとにＳ字状に添接されて張力を付与さ
れ、フォーマ等へ送り込まれる。ウェブの紙質や紙厚，
折り込み幅が変わった場合には、アームを揺動調節して
テンションローラを上下動調節することによりこれに対
応するとともに、出口側ガイドローラ全体をプラウに対
する遠近方向に移動調節することによりさらに安定した
張力バランスが得られる。
第１図ないし第４図は本考案に係る印刷機のプラウ折り
装置の実施例を示し、第１図は出口側ガイドローラの正
面図、第２図は同じく斜視図、第３図はプラウ折り装置
の概要正面図、第４図は本考案を実施した印刷機の乾燥
装置と折機入紙部との概要正面図である。図において折
機１と図示しない乾燥装置との間には、印刷後、乾燥装
置で乾燥されたウェブ２を添接させて冷却する複数個の
冷却ローラ３を備えた冷却装置４が配設されている。折
機１のフレーム５上端部からは、支柱６で冷却装置４に
支承された入紙フレーム７が前方へ向かって水平状に突
設されており、この入紙フレーム７の下方と、フレーム
５の上端前部とには、複数個のローラからなるガイドロ
ーラ群8,9がそれぞれ配設されている。そして、冷却装
置４で冷却されたウェブ２は、ガイドローラ群8,9を経
て入紙フレーム７前端部のガイドローラ10,11に導かれ
ている。
装置の実施例を示し、第１図は出口側ガイドローラの正
面図、第２図は同じく斜視図、第３図はプラウ折り装置
の概要正面図、第４図は本考案を実施した印刷機の乾燥
装置と折機入紙部との概要正面図である。図において折
機１と図示しない乾燥装置との間には、印刷後、乾燥装
置で乾燥されたウェブ２を添接させて冷却する複数個の
冷却ローラ３を備えた冷却装置４が配設されている。折
機１のフレーム５上端部からは、支柱６で冷却装置４に
支承された入紙フレーム７が前方へ向かって水平状に突
設されており、この入紙フレーム７の下方と、フレーム
５の上端前部とには、複数個のローラからなるガイドロ
ーラ群8,9がそれぞれ配設されている。そして、冷却装
置４で冷却されたウェブ２は、ガイドローラ群8,9を経
て入紙フレーム７前端部のガイドローラ10,11に導かれ
ている。
入紙フレーム７の上面には、全体を符号12で示すプラウ
折り装置が載置固定されており、このプラウ折り装置12
は、横長長方形状に形成された一対のフレーム13と、こ
れら両フレーム13間に紙走行上流側から順に配設された
駆動ローラ12a,入口側ガイドローラ14,折り機構15,出口
側ガイドローラ16とを備えている。このうちの入口側ガ
イドローラ14は、回転自在な固定ローラ17と、この固定
ローラ17を揺動中心とする揺動自在な一対のアーム18に
支持されたテンションローラ19とを備えており、駆動ロ
ーラ12aからのウェブ２は、固定ローラ17とテンション
ローラ19とにＳ字状に添接されて張力を付与されたのち
折り機構15へ導かれている。折り機構15は片側をフレー
ム13側に支持されたプラウユニット20を備えており、こ
のプラウユニット20はガイドローラ14のローラ17,19よ
りも短く形成されて突出端部を半円状の軸受等で支承さ
れている。そして、入口側ガイドローラ14からのウェブ
２は、例えばその全幅の2/3をこのプラウユニット20の
上端周面へ山形状に添接されたのち出口側ガイドローラ
16へ導かれている。出口側がガイドローラ16は回転自在
に軸支された固定ローラ21と、この固定ローラを揺動中
心とする揺動自在な一対のアーム22に支持されたテンシ
ョンローラ23とを備えており、プラウユニット20からの
ウェブ２は、これら両ローラ21,23にＳ字状に添接され
ることにより張力を付与されている。このようにして前
後のローラ14,16で張力を付与されてプラウユニット20
に添接されたウェブ２は例えばその全幅の1/3をプラウ
ユニット20の突出側端部から突出されており、この突出
部はプラウユニット20の端面に添接するように直角方向
に折り曲げられている。したがって前述した出口側の両
ローラ21,23に添接されるウェブ２は折られた状態での
ウェブである。そして、出口側ガイドローラ16のウェブ
２走行方向下流側には、ドラグローラ27、28とガイドロ
ーラ29、30とが配設されており、プラウ折り後のウェブ
２はドラグローラ27,28で引出されかつガイドローラで
案内されて逆三角形板状のフオーマ31に送り込まれ、幅
方向に半折されるように構成されている。すなわち、ウ
ェブ２はプラウ折りで片端から1/3の箇所を折られたの
ち、フオーマ折りで半折されるので、この結果三つ折り
される。またガイドローラ29の下流側には、図示しない
シータが、ガイドローラ32を介して配設されており、印
刷物の仕様によりフオーマ折りされないウェブ２がこの
シータへ送り込まれて所定の長さに断裁されるように構
成されている。
折り装置が載置固定されており、このプラウ折り装置12
は、横長長方形状に形成された一対のフレーム13と、こ
れら両フレーム13間に紙走行上流側から順に配設された
駆動ローラ12a,入口側ガイドローラ14,折り機構15,出口
側ガイドローラ16とを備えている。このうちの入口側ガ
イドローラ14は、回転自在な固定ローラ17と、この固定
ローラ17を揺動中心とする揺動自在な一対のアーム18に
支持されたテンションローラ19とを備えており、駆動ロ
ーラ12aからのウェブ２は、固定ローラ17とテンション
ローラ19とにＳ字状に添接されて張力を付与されたのち
折り機構15へ導かれている。折り機構15は片側をフレー
ム13側に支持されたプラウユニット20を備えており、こ
のプラウユニット20はガイドローラ14のローラ17,19よ
りも短く形成されて突出端部を半円状の軸受等で支承さ
れている。そして、入口側ガイドローラ14からのウェブ
２は、例えばその全幅の2/3をこのプラウユニット20の
上端周面へ山形状に添接されたのち出口側ガイドローラ
16へ導かれている。出口側がガイドローラ16は回転自在
に軸支された固定ローラ21と、この固定ローラを揺動中
心とする揺動自在な一対のアーム22に支持されたテンシ
ョンローラ23とを備えており、プラウユニット20からの
ウェブ２は、これら両ローラ21,23にＳ字状に添接され
ることにより張力を付与されている。このようにして前
後のローラ14,16で張力を付与されてプラウユニット20
に添接されたウェブ２は例えばその全幅の1/3をプラウ
ユニット20の突出側端部から突出されており、この突出
部はプラウユニット20の端面に添接するように直角方向
に折り曲げられている。したがって前述した出口側の両
ローラ21,23に添接されるウェブ２は折られた状態での
ウェブである。そして、出口側ガイドローラ16のウェブ
２走行方向下流側には、ドラグローラ27、28とガイドロ
ーラ29、30とが配設されており、プラウ折り後のウェブ
２はドラグローラ27,28で引出されかつガイドローラで
案内されて逆三角形板状のフオーマ31に送り込まれ、幅
方向に半折されるように構成されている。すなわち、ウ
ェブ２はプラウ折りで片端から1/3の箇所を折られたの
ち、フオーマ折りで半折されるので、この結果三つ折り
される。またガイドローラ29の下流側には、図示しない
シータが、ガイドローラ32を介して配設されており、印
刷物の仕様によりフオーマ折りされないウェブ２がこの
シータへ送り込まれて所定の長さに断裁されるように構
成されている。
そして、本装置においては出口側ガイドローラ16に前後
調節機構が設けられている。すなわち両側のフレーム13
には上下一対ずつのガイド33,34が互いに平行して固定
されており、前記固定ローラ21の中心軸は、これら上下
のガイド33,34に前後方向へ進退自在に支持されたスラ
イドメタル35の軸孔に固定されている。なお固定ローラ
21の本体と中心軸とは互いに回転自在に嵌合されてい
る。そして、スライドメタル35のねじ孔には、フレーム
13に軸受36を介し軸方向への移動を規制されて回動自在
に軸支されたつまみ37付きのねじ軸38が螺入されてお
り、つまみ37を把持してねじ軸38を回動操作することに
より、スライドメタル35とともにガイドローラ16全体が
前後方向へ進退調節されるように構成されている。
調節機構が設けられている。すなわち両側のフレーム13
には上下一対ずつのガイド33,34が互いに平行して固定
されており、前記固定ローラ21の中心軸は、これら上下
のガイド33,34に前後方向へ進退自在に支持されたスラ
イドメタル35の軸孔に固定されている。なお固定ローラ
21の本体と中心軸とは互いに回転自在に嵌合されてい
る。そして、スライドメタル35のねじ孔には、フレーム
13に軸受36を介し軸方向への移動を規制されて回動自在
に軸支されたつまみ37付きのねじ軸38が螺入されてお
り、つまみ37を把持してねじ軸38を回動操作することに
より、スライドメタル35とともにガイドローラ16全体が
前後方向へ進退調節されるように構成されている。
以上のように構成されたプラウ折り装置の動作を、ウェ
ブの三つ折りを例にとって説明する。印刷後、乾燥装置
で乾燥されたウェブ２は、冷却装置４の冷却ローラ３に
添接して走行する間に冷却され、ガイドローラ群8,9と
ガイドローラ10,11を経てプラウ折り装置12へ導かれ
る。そしてこのウェブ２は、入口側ガイドローラ14の駆
動ローラ12aで繰り出されたのち、固定ローラ17とテン
ションローラ19とにＳ字状に添接することにより張力を
付与され、プラウユニット20に添接されて出口側ガイド
ローラ16へ向うが、このとき折りローラ20の端部から突
出するウェブ２がプラウユニット20の端面側へ押付けら
れて折り曲げられるので、ウェブ２は端から1/3のとこ
ろ折線として折られながら出口側ガイドローラ16の固定
ローラ21とテンションローラ23とにＳ字状に添接される
ことにより張力を付与されながら折られる。こうして折
られたウェブ２はドラグローラ27,28で引出され、かつ
ガイドローラ29,30で案内されてフォーマ31へ送り込ま
れ、幅方向に半折される。この結果、ウェブ２はプラウ
折りとフォーマ折りとで三つ折りされる。このようなプ
ラウ折りにおいては、ウェブ２が入口側ガイドローラ14
と出口側ガイドローラ16とで張力を付与されながら折ら
れるので、しっかりとしたプラウ折り線が形成される。
ブの三つ折りを例にとって説明する。印刷後、乾燥装置
で乾燥されたウェブ２は、冷却装置４の冷却ローラ３に
添接して走行する間に冷却され、ガイドローラ群8,9と
ガイドローラ10,11を経てプラウ折り装置12へ導かれ
る。そしてこのウェブ２は、入口側ガイドローラ14の駆
動ローラ12aで繰り出されたのち、固定ローラ17とテン
ションローラ19とにＳ字状に添接することにより張力を
付与され、プラウユニット20に添接されて出口側ガイド
ローラ16へ向うが、このとき折りローラ20の端部から突
出するウェブ２がプラウユニット20の端面側へ押付けら
れて折り曲げられるので、ウェブ２は端から1/3のとこ
ろ折線として折られながら出口側ガイドローラ16の固定
ローラ21とテンションローラ23とにＳ字状に添接される
ことにより張力を付与されながら折られる。こうして折
られたウェブ２はドラグローラ27,28で引出され、かつ
ガイドローラ29,30で案内されてフォーマ31へ送り込ま
れ、幅方向に半折される。この結果、ウェブ２はプラウ
折りとフォーマ折りとで三つ折りされる。このようなプ
ラウ折りにおいては、ウェブ２が入口側ガイドローラ14
と出口側ガイドローラ16とで張力を付与されながら折ら
れるので、しっかりとしたプラウ折り線が形成される。
印刷物の紙質や紙厚，折り込み幅が変わった場合には、
出口側ガイドローラ16のテンションローラ23を支持する
アーム22の割締め固定を弛め、アーム22の揺動によりテ
ンションローラ23を上下動させて、固定ローラ21に対し
てテンションローラ23の対向角度を変えると、ウェブ２
の張力が変化しウェブ２の仕様変更に対応する。さら
に、つまみ37を把持してねじ軸を回動操作すると、ねじ
作用でスライドメタル35が前後方向へ進退してガイドロ
ーラ16が同方向へ移動し、ウェブの張力が変化するの
で、印刷物の仕様に対応するようにさらに安定した張力
バランスが得られる。
出口側ガイドローラ16のテンションローラ23を支持する
アーム22の割締め固定を弛め、アーム22の揺動によりテ
ンションローラ23を上下動させて、固定ローラ21に対し
てテンションローラ23の対向角度を変えると、ウェブ２
の張力が変化しウェブ２の仕様変更に対応する。さら
に、つまみ37を把持してねじ軸を回動操作すると、ねじ
作用でスライドメタル35が前後方向へ進退してガイドロ
ーラ16が同方向へ移動し、ウェブの張力が変化するの
で、印刷物の仕様に対応するようにさらに安定した張力
バランスが得られる。
なお、本実施例ではガイドローラ16を前後動調節する機
構としてねじ軸38とスライドメタル35とを例示したが、
この機構に固定するものではなく例えばラックとピニオ
ンとを用いた機構などにしてもよい。
構としてねじ軸38とスライドメタル35とを例示したが、
この機構に固定するものではなく例えばラックとピニオ
ンとを用いた機構などにしてもよい。
以上の説明により明らかなように本考案によれば印刷機
のプラウ折り装置において、プラウユニットの下流側に
設けられる出口側のガイドローラを、回転自在な固定ロ
ーラと、この固定ローラに対向し固定ローラとともにウ
ェブをＳ字状に添接させるテンションローラとで構成
し、これら両ローラをプラウユニットに対して遠近方向
へ移動自在に形成するとともに、両ローラ間の対向角度
を可変自在としたことにより、ブラウ折り時におけるウ
ェブの張力等を出口側ガイドローラの上下動と前後動と
で調節できるので、印刷物の紙質や紙厚，折り込み幅等
に対応する安定した張力バランスが得られてしっかりし
たプラウ折り線を形成することができ、従来発生してい
た折り位置不良やウェブの蛇行，しわ、断紙などの問題
を解消することができる。
のプラウ折り装置において、プラウユニットの下流側に
設けられる出口側のガイドローラを、回転自在な固定ロ
ーラと、この固定ローラに対向し固定ローラとともにウ
ェブをＳ字状に添接させるテンションローラとで構成
し、これら両ローラをプラウユニットに対して遠近方向
へ移動自在に形成するとともに、両ローラ間の対向角度
を可変自在としたことにより、ブラウ折り時におけるウ
ェブの張力等を出口側ガイドローラの上下動と前後動と
で調節できるので、印刷物の紙質や紙厚，折り込み幅等
に対応する安定した張力バランスが得られてしっかりし
たプラウ折り線を形成することができ、従来発生してい
た折り位置不良やウェブの蛇行，しわ、断紙などの問題
を解消することができる。
第１図ないし第４図は本考案に係る印刷機のプラウ折り
装置の実施例を示し、第１図は出口側ガイドローラの正
面図、第２図は同じく斜視図、第３図はプラウ折り装置
の概要正面図、第４図は本考案を実施した印刷機の冷却
装置と折機入紙部との概要正面図である。 １……折機、２……ウェブ、12……プラウ折り装置、14
……入口側ガイドローラ、16……出口側ガイドローラ、
20……プラウユニット、21……固定ローラ、22……アー
ム、23……テンションローラ、33,34……ガイド、35…
…スライドメタル、38……ねじ軸。
装置の実施例を示し、第１図は出口側ガイドローラの正
面図、第２図は同じく斜視図、第３図はプラウ折り装置
の概要正面図、第４図は本考案を実施した印刷機の冷却
装置と折機入紙部との概要正面図である。 １……折機、２……ウェブ、12……プラウ折り装置、14
……入口側ガイドローラ、16……出口側ガイドローラ、
20……プラウユニット、21……固定ローラ、22……アー
ム、23……テンションローラ、33,34……ガイド、35…
…スライドメタル、38……ねじ軸。
Claims (1)
- 【請求項１】折機の入紙部に位置して印刷後の走行ウェ
ブを添接させる入口側のガイドローラと、このガイドロ
ーラのウェブ走行下流側に配設されてウェブを折るプラ
ウユニットと、このプラウユニットから出たプラウ折り
済のウェブを添接させる出口側のガイドローラとを備え
た印刷機のプラウ折り装置において、前記出口側のガイ
ドローラを、回転自在な固定ローラと、この固定ローラ
に対向し固定ローラとともに前記ウェブをＳ字状に添接
させるテンションローラとで構成し、これら両ローラを
前記プラウユニットに対して遠近方向へ移動自在に形成
するとともに、両ローラ間の対向角度を可変自在とした
ことを特徴とする印刷機のプラウ折り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988001998U JPH0647871Y2 (ja) | 1988-01-13 | 1988-01-13 | 印刷機のプラウ折り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988001998U JPH0647871Y2 (ja) | 1988-01-13 | 1988-01-13 | 印刷機のプラウ折り装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01109047U JPH01109047U (ja) | 1989-07-24 |
| JPH0647871Y2 true JPH0647871Y2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=31202382
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988001998U Expired - Lifetime JPH0647871Y2 (ja) | 1988-01-13 | 1988-01-13 | 印刷機のプラウ折り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0647871Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20220125911A (ko) * | 2021-03-05 | 2022-09-15 | (주)삼현엔지니어링 | 원단 장력 조절 장치 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56154943U (ja) * | 1980-04-16 | 1981-11-19 | ||
| JPS5980334U (ja) * | 1982-11-22 | 1984-05-30 | 竹村 秀夫 | 折畳機への布送り装置 |
-
1988
- 1988-01-13 JP JP1988001998U patent/JPH0647871Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20220125911A (ko) * | 2021-03-05 | 2022-09-15 | (주)삼현엔지니어링 | 원단 장력 조절 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01109047U (ja) | 1989-07-24 |
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