JP2579253Y2 - 折機の誘導ロ−ラ装置 - Google Patents
折機の誘導ロ−ラ装置Info
- Publication number
- JP2579253Y2 JP2579253Y2 JP1992008471U JP847192U JP2579253Y2 JP 2579253 Y2 JP2579253 Y2 JP 2579253Y2 JP 1992008471 U JP1992008471 U JP 1992008471U JP 847192 U JP847192 U JP 847192U JP 2579253 Y2 JP2579253 Y2 JP 2579253Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pair
- rollers
- former
- roller
- web
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、輪転印刷機における折
機のウェブをフォーマにより走行方向に折たたんだ後、
胴折部へ誘導する誘導ローラ装置に関する。
機のウェブをフォーマにより走行方向に折たたんだ後、
胴折部へ誘導する誘導ローラ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の誘導ローラ装置３１には図４に示
すように、１対の誘導ローラ３２を調整ハンドル３７を
回動させねじ３８を押引きすることにより左右に動かす
ことができる左右調整装置３３と誘導ローラ３２を同様
にねじ３８を押引きすることにより上下に動かすことが
できる上下調整装置３４が設けられている。ウェブ３５
をフォーマ３６から１対の誘導ローラ３２間に紙通しを
行う際には、前記左右調整装置３３の調整ハンドル３７
によりネジ軸３８を廻して運転中はせまくて１対の誘導
ローラ３２間を左右に開いて、図４に示すフォーマ３６
との隙間３９を大きく開いて紙通しを容易に行うように
している。しかしながら実際上は誘導ローラ３２を移動
するときねじ３８を回転させることは操作上時間がかか
る。それとともにフォーマ３６との隙間３９は機械運転
のとき、ウェブ３５の紙質、紙巾等の諸条件にしたがっ
て適正隙間に調整してあるため、紙通しの度にその隙間
３９を調整ハンドル３７で大きく開くと、機械を再運転
するとき、調整ハンドル３７により隙間３９を小さくし
微妙な調整を必要とし時間がかかる。そのために実際に
は紙通しの際は、誘導ローラ３２を左右に移動させずに
フォーマ３６との隙間３９が運転の場合のせまい状態の
ままフォーマ３６と誘導ローラ３２間をウェブ３５の紙
通しを行っていた。
すように、１対の誘導ローラ３２を調整ハンドル３７を
回動させねじ３８を押引きすることにより左右に動かす
ことができる左右調整装置３３と誘導ローラ３２を同様
にねじ３８を押引きすることにより上下に動かすことが
できる上下調整装置３４が設けられている。ウェブ３５
をフォーマ３６から１対の誘導ローラ３２間に紙通しを
行う際には、前記左右調整装置３３の調整ハンドル３７
によりネジ軸３８を廻して運転中はせまくて１対の誘導
ローラ３２間を左右に開いて、図４に示すフォーマ３６
との隙間３９を大きく開いて紙通しを容易に行うように
している。しかしながら実際上は誘導ローラ３２を移動
するときねじ３８を回転させることは操作上時間がかか
る。それとともにフォーマ３６との隙間３９は機械運転
のとき、ウェブ３５の紙質、紙巾等の諸条件にしたがっ
て適正隙間に調整してあるため、紙通しの度にその隙間
３９を調整ハンドル３７で大きく開くと、機械を再運転
するとき、調整ハンドル３７により隙間３９を小さくし
微妙な調整を必要とし時間がかかる。そのために実際に
は紙通しの際は、誘導ローラ３２を左右に移動させずに
フォーマ３６との隙間３９が運転の場合のせまい状態の
ままフォーマ３６と誘導ローラ３２間をウェブ３５の紙
通しを行っていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】このように隙間の小さ
いところで前述のように紙通し作業をするため誘導ロー
ラの慣性回転により手等に損傷を受ける等のトラブルが
発生した。
いところで前述のように紙通し作業をするため誘導ロー
ラの慣性回転により手等に損傷を受ける等のトラブルが
発生した。
【０００４】ここに本考案の目的は、従来の折機の誘導
ローラ装置における危険性を防止し能率よく紙通しを行
える折機の誘導ローラ装置を提供することにある。
ローラ装置における危険性を防止し能率よく紙通しを行
える折機の誘導ローラ装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本考案に係る折機の誘導ローラ装置は、輪転印刷機
における折機のウェブをフォーマにより走行方向に折り
たたんだ後、胴折部へ誘導する誘導ローラ装置におい
て、輪転印刷機における折機のウェブを走行方向に折り
たたむフォーマノーズの両側に設けられ、前記走行方向
に折りたたまれたウェブを胴折部へ導く一対のローラ
と、前記ウェブ巾より十分に広巾な互いに対峙した一対
のフレームと、前記一対のローラの両端を夫々回転自在
に支承するとともに、前記一対のローラを夫々上下左右
に移動させ前記一対のローラの間、フォーマノーズと各
ローラの間を調整可能とした調整装置と、前記一対のロ
ーラの夫々の軸方向に延び各ローラの両端を支承してい
る調整装置を取付けた一対のプレートと、中央部を前記
フレームに揺動可能に支承され、一端に前記ローラを支
承した調整装置を取付けたプレートを固着し、他端には
前記一端のローラを上下に揺動させ前記フォーマノーズ
とロールの間を変化させるための駆動部材を取付けた一
対のレバーを有することを特徴とする。
め、本考案に係る折機の誘導ローラ装置は、輪転印刷機
における折機のウェブをフォーマにより走行方向に折り
たたんだ後、胴折部へ誘導する誘導ローラ装置におい
て、輪転印刷機における折機のウェブを走行方向に折り
たたむフォーマノーズの両側に設けられ、前記走行方向
に折りたたまれたウェブを胴折部へ導く一対のローラ
と、前記ウェブ巾より十分に広巾な互いに対峙した一対
のフレームと、前記一対のローラの両端を夫々回転自在
に支承するとともに、前記一対のローラを夫々上下左右
に移動させ前記一対のローラの間、フォーマノーズと各
ローラの間を調整可能とした調整装置と、前記一対のロ
ーラの夫々の軸方向に延び各ローラの両端を支承してい
る調整装置を取付けた一対のプレートと、中央部を前記
フレームに揺動可能に支承され、一端に前記ローラを支
承した調整装置を取付けたプレートを固着し、他端には
前記一端のローラを上下に揺動させ前記フォーマノーズ
とロールの間を変化させるための駆動部材を取付けた一
対のレバーを有することを特徴とする。
【０００６】
【作用】本考案による折機の誘導ローラ装置によれば、
紙通しを行う際、ワンタッチで誘導ローラを移動しフォ
ーマと誘導ローラ間の隙間を大きく開くので、簡単に紙
通しを行え、しかも紙通し後ワンタッチでもとにもどせ
るので誘導ローラの再設定の必要がなくなる。
紙通しを行う際、ワンタッチで誘導ローラを移動しフォ
ーマと誘導ローラ間の隙間を大きく開くので、簡単に紙
通しを行え、しかも紙通し後ワンタッチでもとにもどせ
るので誘導ローラの再設定の必要がなくなる。
【０００７】
【実施例】以下本発明の実施例を図１ないし図３により
説明する。説明に際し、従来例と同一部材は同一符号を
付し、説明を省略し、新に変更した部材のみ新番号を付
して説明を行う。
説明する。説明に際し、従来例と同一部材は同一符号を
付し、説明を省略し、新に変更した部材のみ新番号を付
して説明を行う。
【０００８】フォーマ３６のフォーマノーズの両側にウ
ェブ３５を下方の折機４０に送入する一対の誘導ローラ
２，３が設けられている。この誘導ローラ２，３は夫々
に取付けられた上下調整ツマミ６，７及び左右調整ツマ
ミ８，９を回転させることにより各々、その先に取付け
たねじ２２，２３及び２４，２５を押引きし、フォーマ
３６との隙間１０，１１を調整している。これらの誘導
ローラ２，３上下調整ツマミ６，７及び左右調整ツマミ
８，９で構成されている誘導ローラ装置１の右半分１０
と左半分１１は夫々にプレート１２，１３を介してレバ
ー１４，１５の夫々の一端に設置されている。このレバ
ー１４，１５の夫々の他端にはエアシリンダ１６，１７
が取付けられ、各レバー１４，１５の中間部は折機４０
のフレーム４１，４２にブラケット１８，１９を介して
固着された支点ピン２０，２１に回動自在に取付けられ
ている。
ェブ３５を下方の折機４０に送入する一対の誘導ローラ
２，３が設けられている。この誘導ローラ２，３は夫々
に取付けられた上下調整ツマミ６，７及び左右調整ツマ
ミ８，９を回転させることにより各々、その先に取付け
たねじ２２，２３及び２４，２５を押引きし、フォーマ
３６との隙間１０，１１を調整している。これらの誘導
ローラ２，３上下調整ツマミ６，７及び左右調整ツマミ
８，９で構成されている誘導ローラ装置１の右半分１０
と左半分１１は夫々にプレート１２，１３を介してレバ
ー１４，１５の夫々の一端に設置されている。このレバ
ー１４，１５の夫々の他端にはエアシリンダ１６，１７
が取付けられ、各レバー１４，１５の中間部は折機４０
のフレーム４１，４２にブラケット１８，１９を介して
固着された支点ピン２０，２１に回動自在に取付けられ
ている。
【０００９】ここで他端のエアシリンダ１６，１７は、
勿論これに限らず、上下にレバーを押引きする部材であ
ればなんでも良く、例えばバネ等でも良い。
勿論これに限らず、上下にレバーを押引きする部材であ
ればなんでも良く、例えばバネ等でも良い。
【００１０】以上の構成において、エアシリンダ１６，
１７が上下にストロークすることにより、支点ピン２
０，２１を中心に各レバー１４，１５が回動しレバー１
４，１５の一端に設けられた各誘導ローラ２，３を下降
および上昇させる。フォーマ３６から二つの誘導ローラ
２，３間にウェブ３５の紙通しを行うとき、図３に示す
ようにエアシリンダ１６，１７が下方にストロークして
各誘導ローラ２，３を上昇させ、フォーマ３６との間の
隙間を大きく開き紙通しを行う。このときフォーマ３６
と誘導ローラ２，３の隙間を調整する上下調整ツマミ
６，７及び左右調整ツマミ８，９を操作しないで、紙通
し後に各エアシリンダを上方にストロークして誘導ロー
ラ２，３を下降して使用状態に戻したときフォーマ３６
との位置関係はもとの状態と変わらない。
１７が上下にストロークすることにより、支点ピン２
０，２１を中心に各レバー１４，１５が回動しレバー１
４，１５の一端に設けられた各誘導ローラ２，３を下降
および上昇させる。フォーマ３６から二つの誘導ローラ
２，３間にウェブ３５の紙通しを行うとき、図３に示す
ようにエアシリンダ１６，１７が下方にストロークして
各誘導ローラ２，３を上昇させ、フォーマ３６との間の
隙間を大きく開き紙通しを行う。このときフォーマ３６
と誘導ローラ２，３の隙間を調整する上下調整ツマミ
６，７及び左右調整ツマミ８，９を操作しないで、紙通
し後に各エアシリンダを上方にストロークして誘導ロー
ラ２，３を下降して使用状態に戻したときフォーマ３６
との位置関係はもとの状態と変わらない。
【００１１】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば紙
通しのとき、フォーマと誘導ローラ間の隙間を大きく開
くことにより紙通しを容易に行うことが出来、誘導ロー
ラを空転する必要がないので能率がよく危険性を排除す
る折機の誘導ローラ装置を提供できるという効果があ
る。
通しのとき、フォーマと誘導ローラ間の隙間を大きく開
くことにより紙通しを容易に行うことが出来、誘導ロー
ラを空転する必要がないので能率がよく危険性を排除す
る折機の誘導ローラ装置を提供できるという効果があ
る。
【図１】本考案の実施例の概略説明図
【図２】図１のＺ矢視図
【図３】図１の誘導ローラを上にあげた図
【図４】従来例の概略説明図
２ 誘導ローラ ３ 誘導ローラ １４ レバー １５ レバー １６ エアシリンダ １７ エアシリンダ ４１ ネジ
Claims (1)
- 【請求項１】 輪転印刷機における折機のウェブをフォ
ーマにより走行方向に折りたたんだ後、胴折部へ誘導す
る誘導ローラ装置において、輪転印刷機における折機の
ウェブを走行方向に折りたたむフォーマノーズの両側に
設けられ、前記走行方向に折りたたまれたウェブを胴折
部へ導く一対のローラと、 前記ウェブ巾より十分に広巾な互いに対峙した一対のフ
レームと、前記一対のローラの両端を夫々回転自在に支
承するとともに、前記一対のローラを夫々上下左右に移
動させ前記一対のローラの間、フォーマノーズと各ロー
ラの間を調整可能とした調整装置と、前記一対のローラ
の夫々の軸方向に延び各ローラの両端を支承している調
整装置を取付けた一対のプレートと、中央部を前記フレ
ームに揺動可能に支承され、一端に前記ローラを支承し
た調整装置を取付けたプレートを固着し、他端には前記
一端のローラを上下に揺動させ前記フォーマノーズとロ
ールの間を変化させるための駆動部材を取付けた一対の
レバーを有することを特徴とする折機の誘導ローラ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992008471U JP2579253Y2 (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 折機の誘導ロ−ラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992008471U JP2579253Y2 (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 折機の誘導ロ−ラ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0560839U JPH0560839U (ja) | 1993-08-10 |
| JP2579253Y2 true JP2579253Y2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=11694041
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992008471U Expired - Fee Related JP2579253Y2 (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 折機の誘導ロ−ラ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2579253Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-01-29 JP JP1992008471U patent/JP2579253Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0560839U (ja) | 1993-08-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |