JPH0645047A - 端子用加締め装置 - Google Patents
端子用加締め装置Info
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- JPH0645047A JPH0645047A JP4217432A JP21743292A JPH0645047A JP H0645047 A JPH0645047 A JP H0645047A JP 4217432 A JP4217432 A JP 4217432A JP 21743292 A JP21743292 A JP 21743292A JP H0645047 A JPH0645047 A JP H0645047A
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- Japan
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- crimping
- guide wall
- electric wire
- crimped
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R43/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
- H01R43/04—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for forming connections by deformation, e.g. crimping tool
- H01R43/058—Crimping mandrels
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T29/5313—Means to assemble electrical device
- Y10T29/532—Conductor
- Y10T29/53209—Terminal or connector
- Y10T29/53213—Assembled to wire-type conductor
- Y10T29/53222—Means comprising hand-manipulatable implement
- Y10T29/53226—Fastening by deformation
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- Y10T29/532—Conductor
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- Y10T29/53213—Assembled to wire-type conductor
- Y10T29/53235—Means to fasten by deformation
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 一組の圧着用歯型と下型とにより異なるサイ
ズの電線に電気接続子を圧着接続する際、前記電気接続
子における背バリの発生を防止する。 【構成】 圧着用歯型(11)は下型(12)が嵌入される左右
対称形状の凹部(15)に、直線状案内壁(11b) が形成さ
れ、該直線状案内壁の範囲内で前記下型との嵌合による
電気接続子の圧着が行われる。
ズの電線に電気接続子を圧着接続する際、前記電気接続
子における背バリの発生を防止する。 【構成】 圧着用歯型(11)は下型(12)が嵌入される左右
対称形状の凹部(15)に、直線状案内壁(11b) が形成さ
れ、該直線状案内壁の範囲内で前記下型との嵌合による
電気接続子の圧着が行われる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は端子用加締め装置に関
し、更に詳述すれば、電線を電気接続子に圧着固定する
際、例えば異なる電線サイズ径にも対応できて電気接続
子の圧着片を加締めることができる端子用加締め装置に
関する。
し、更に詳述すれば、電線を電気接続子に圧着固定する
際、例えば異なる電線サイズ径にも対応できて電気接続
子の圧着片を加締めることができる端子用加締め装置に
関する。
【０００２】
【従来技術】従来より、例えば電気接続用端子と電線と
を接続するために、端子後部に電線を配置して固定接続
部となる加締め部を外側から圧着加締めて接続する電気
接続子は周知である（特公昭５５−３７８４０号公
報）。このような電気接続子を電線に固着しようとする
ときは、例えば図５に示すような圧着用歯型１と下型２
とよりなる加締め装置を用いて行い、下型２の上へ置か
れた電気接続子３の圧着片３ａ，３ａの間に電線４を収
容して上下からプレスすると、前記圧着片３ａ，３ａは
互いに内側に押し曲げられて電線４を包囲するととも
に、電線４に喰い込むように圧着し加締められる。
を接続するために、端子後部に電線を配置して固定接続
部となる加締め部を外側から圧着加締めて接続する電気
接続子は周知である（特公昭５５−３７８４０号公
報）。このような電気接続子を電線に固着しようとする
ときは、例えば図５に示すような圧着用歯型１と下型２
とよりなる加締め装置を用いて行い、下型２の上へ置か
れた電気接続子３の圧着片３ａ，３ａの間に電線４を収
容して上下からプレスすると、前記圧着片３ａ，３ａは
互いに内側に押し曲げられて電線４を包囲するととも
に、電線４に喰い込むように圧着し加締められる。
【０００３】すなわち、前記圧着用歯型１は、下型２に
向かって拡開した形状の斜面状案内壁１ａと、該斜面状
案内壁１ａに連続する曲面状圧着壁１ｂとによって左右
対称形状の凹部５を形成しており、矢線Ｐで示すように
下方にスライドして前記凹部５に下型２が嵌入可能に設
けられいる。そして、圧着用歯型１と下型２とが嵌合さ
れかつ相対的にスライドされると、略Ｕ字状に設けられ
た前記圧着片３ａ，３ａはその上端が前記斜面状案内壁
１ａ，１ａを摺接して互いに徐々に内側に押し曲げられ
た後、曲面状圧着壁１ｂ，１ｂに案内されて該圧着壁１
ｂ，１ｂに於いて良好に折り曲げられる。
向かって拡開した形状の斜面状案内壁１ａと、該斜面状
案内壁１ａに連続する曲面状圧着壁１ｂとによって左右
対称形状の凹部５を形成しており、矢線Ｐで示すように
下方にスライドして前記凹部５に下型２が嵌入可能に設
けられいる。そして、圧着用歯型１と下型２とが嵌合さ
れかつ相対的にスライドされると、略Ｕ字状に設けられ
た前記圧着片３ａ，３ａはその上端が前記斜面状案内壁
１ａ，１ａを摺接して互いに徐々に内側に押し曲げられ
た後、曲面状圧着壁１ｂ，１ｂに案内されて該圧着壁１
ｂ，１ｂに於いて良好に折り曲げられる。
【０００４】図６は、係る従来の加締め装置により電気
接続子を加締めた際の様子を示したもので、本図では、
圧着すべき電線サイズが小径サイズの場合を示してい
る。この加締め装置は、圧着すべき電線サイズが小径サ
イズに適用された場合、図示のとおり、圧着用歯型１と
下型２との嵌合によって両型１，２間に形成される圧着
高さＹが確保できるように構成されている。
接続子を加締めた際の様子を示したもので、本図では、
圧着すべき電線サイズが小径サイズの場合を示してい
る。この加締め装置は、圧着すべき電線サイズが小径サ
イズに適用された場合、図示のとおり、圧着用歯型１と
下型２との嵌合によって両型１，２間に形成される圧着
高さＹが確保できるように構成されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の加締め装置に於いて、例えば圧着接続すべき電線サ
イズ径が大きくなると、図７に示すように前記圧着高さ
Ｙも小サイズ径の場合に較べて大きくなる。処が、前記
圧着高さＹが大きいと、前記斜面状案内壁１ａがテーパ
形状であるため、前記圧着用歯型１と前記下型２との間
に隙間Ｘが生じ、この隙間Ｘが圧着された電気接続子３
に背バリ６を発生させた。
成の加締め装置に於いて、例えば圧着接続すべき電線サ
イズ径が大きくなると、図７に示すように前記圧着高さ
Ｙも小サイズ径の場合に較べて大きくなる。処が、前記
圧着高さＹが大きいと、前記斜面状案内壁１ａがテーパ
形状であるため、前記圧着用歯型１と前記下型２との間
に隙間Ｘが生じ、この隙間Ｘが圧着された電気接続子３
に背バリ６を発生させた。
【０００６】このような背バリは、圧着された端子にお
ける高さ（クリンプハイト）の測定を不可能にするた
め、端子の緊締度が判断できずに所定の圧着性能が得ら
ていない事態を生じた。又、係る背バリは、クラックを
発生させ易かった。更に、背バリが形成されると、電気
接続子をハウジングに挿入する場合、該ハウジング等を
損傷したりハウジングへの挿入を不可能にすることがあ
った。
ける高さ（クリンプハイト）の測定を不可能にするた
め、端子の緊締度が判断できずに所定の圧着性能が得ら
ていない事態を生じた。又、係る背バリは、クラックを
発生させ易かった。更に、背バリが形成されると、電気
接続子をハウジングに挿入する場合、該ハウジング等を
損傷したりハウジングへの挿入を不可能にすることがあ
った。
【０００７】本発明は、上記実情に基づいてなされたも
のであり、圧着接続すべき電線のサイズ或いは電気接続
子自体の大きさに係わりなく電気接続子の加締め部を良
好に加締めできる端子用加締め装置を提供することを目
的とする。
のであり、圧着接続すべき電線のサイズ或いは電気接続
子自体の大きさに係わりなく電気接続子の加締め部を良
好に加締めできる端子用加締め装置を提供することを目
的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、圧
着用歯型と該圧着用歯型の凹部と嵌合する下型とにより
電線に電気接続子を圧着接続する端子用加締め装置に於
いて、前記圧着用歯型は前記下型を案内するための直線
状案内壁が前記凹部に設けられており、前記電気接続子
の圧着が前記直線状案内壁の範囲内で行われることを特
徴とする端子用加締め装置により達成される。
着用歯型と該圧着用歯型の凹部と嵌合する下型とにより
電線に電気接続子を圧着接続する端子用加締め装置に於
いて、前記圧着用歯型は前記下型を案内するための直線
状案内壁が前記凹部に設けられており、前記電気接続子
の圧着が前記直線状案内壁の範囲内で行われることを特
徴とする端子用加締め装置により達成される。
【０００９】
【作用】直線状案内壁は左右壁が互いに平行に形成され
て下型が前記直線状案内壁の範囲において相対的にスラ
イド嵌合されるので、電線サイズ径に係わりなく、言い
換えれば圧着高さＹに関係なく圧着用歯型と下型との間
に隙間が形成されないで端子を圧着できる。
て下型が前記直線状案内壁の範囲において相対的にスラ
イド嵌合されるので、電線サイズ径に係わりなく、言い
換えれば圧着高さＹに関係なく圧着用歯型と下型との間
に隙間が形成されないで端子を圧着できる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の端子用加締め装置の実施例を
図面に基づいて詳説する。図１は本発明の１実施例に係
わる金型の使用説明図である。図に於いて、この端子用
加締め装置１０は、矢印Ｐ方向にスライドすることによ
り下型１２が嵌入される凹部１５を有した圧着用歯型１
１と、固定配置されるとともに、電気接続子１３を載置
して前記圧着用歯型１１がスライド嵌合される下型１２
とを有する。
図面に基づいて詳説する。図１は本発明の１実施例に係
わる金型の使用説明図である。図に於いて、この端子用
加締め装置１０は、矢印Ｐ方向にスライドすることによ
り下型１２が嵌入される凹部１５を有した圧着用歯型１
１と、固定配置されるとともに、電気接続子１３を載置
して前記圧着用歯型１１がスライド嵌合される下型１２
とを有する。
【００１１】前記電気接続子１３は、従来通りの形状に
より構成されており、接触部１３ａの後半部に、電線１
４の芯線１４ａを圧着するＵ字形の第１の圧着片１３
ｂ，１３ｂと、電線１４の絶縁被覆部１４ｂを圧着す
る、同じくＵ字形の第２の圧着片１３ｃ，１３ｃとを有
して設けられている。図２に於いて、前記圧着用歯形１
１の凹部１５は、仮想中心線Ｎを中心として左右対称の
形状からなる第１の斜面状案内壁１１ａ、直線状案内壁
１１ｂ、第２の斜面状案内壁１１ｃ、曲面状圧着壁１１
ｄを連続的に有して形成されている。
より構成されており、接触部１３ａの後半部に、電線１
４の芯線１４ａを圧着するＵ字形の第１の圧着片１３
ｂ，１３ｂと、電線１４の絶縁被覆部１４ｂを圧着す
る、同じくＵ字形の第２の圧着片１３ｃ，１３ｃとを有
して設けられている。図２に於いて、前記圧着用歯形１
１の凹部１５は、仮想中心線Ｎを中心として左右対称の
形状からなる第１の斜面状案内壁１１ａ、直線状案内壁
１１ｂ、第２の斜面状案内壁１１ｃ、曲面状圧着壁１１
ｄを連続的に有して形成されている。
【００１２】又、この斜面状案内壁１１ａは、下型１２
に載置される電気接続子１３の例えば前記第１の圧着片
１３ｂ，１３ｂのそれぞれ上端が同時に当接することに
より、前記電気接続子の姿勢を整えらるようになしてい
る。更に、このように拡開された形状は、圧着された端
子１３の凹部１５からの下脱を容易にしている。本発明
の特徴的な構成要件である直線状案内壁１１ｂは、その
左右壁が平行平面に形成され、左右壁間の幅Ｃが下型１
２の幅Ｄと略一致して設けられており、この直線状案内
壁１１ｂの範囲内に於いて下型１２が配置されて両型１
１，１２が相対的にスライドすることにより、前記凹部
１５に於いて形成される可変空間が例えば異なる電線サ
イズ径に応じた端子１３の圧着を行うことができる。
に載置される電気接続子１３の例えば前記第１の圧着片
１３ｂ，１３ｂのそれぞれ上端が同時に当接することに
より、前記電気接続子の姿勢を整えらるようになしてい
る。更に、このように拡開された形状は、圧着された端
子１３の凹部１５からの下脱を容易にしている。本発明
の特徴的な構成要件である直線状案内壁１１ｂは、その
左右壁が平行平面に形成され、左右壁間の幅Ｃが下型１
２の幅Ｄと略一致して設けられており、この直線状案内
壁１１ｂの範囲内に於いて下型１２が配置されて両型１
１，１２が相対的にスライドすることにより、前記凹部
１５に於いて形成される可変空間が例えば異なる電線サ
イズ径に応じた端子１３の圧着を行うことができる。
【００１３】第２の斜面状案内壁１１ｃは、続く曲面状
圧着壁１１ｄを経てその左右壁が収束する方向に傾斜さ
れ、かつ半円状に形成される前記曲面状圧着壁１１ｄの
接線と略一致して設けられている。下型１２は、その頂
部１２ａが前記各圧着片１３ｂ，１３ｃの底部と略一致
した凹状の湾曲面に形成されており、各圧着片１３ｂ，
１３ｃは好適に載置される。
圧着壁１１ｄを経てその左右壁が収束する方向に傾斜さ
れ、かつ半円状に形成される前記曲面状圧着壁１１ｄの
接線と略一致して設けられている。下型１２は、その頂
部１２ａが前記各圧着片１３ｂ，１３ｃの底部と略一致
した凹状の湾曲面に形成されており、各圧着片１３ｂ，
１３ｃは好適に載置される。
【００１４】次に、上記構成の加締め装置１０を用い、
例えば電気接続子１３を太いサイズの電線１４に適用し
て圧着接続する場合について、その圧着プロセスに従っ
て説明する。 図１に示すように、下型１２上に電気接
続子１３の圧着片１３ｂ，１３ｂを配置するとともに、
この圧着片１３ｂ，１３ｂの間に電線１４の芯線１４ａ
を配置して前準備を行う。次いで、この状態を維持しな
がら、圧着用歯型１１を下型１２に向けてスライドさせ
る。このスライドにより、端子１３の左右圧着片１３
ｂ，１３ｂはその上端が、図２に示した左右各々の第１
の斜面状案内壁１１ａ，１１ａに当接されかつ該第１の
斜面状案内壁１１ａ，１１ａに沿って案内される。その
際、左右圧着片１３ｂ，１３ｂと第１の斜面状案内壁１
１ａ，１１ａとの当接により、仮に電気接続子１３は多
少傾いた状態で下型１２上に配置されていても正常な姿
勢に整えられる。
例えば電気接続子１３を太いサイズの電線１４に適用し
て圧着接続する場合について、その圧着プロセスに従っ
て説明する。 図１に示すように、下型１２上に電気接
続子１３の圧着片１３ｂ，１３ｂを配置するとともに、
この圧着片１３ｂ，１３ｂの間に電線１４の芯線１４ａ
を配置して前準備を行う。次いで、この状態を維持しな
がら、圧着用歯型１１を下型１２に向けてスライドさせ
る。このスライドにより、端子１３の左右圧着片１３
ｂ，１３ｂはその上端が、図２に示した左右各々の第１
の斜面状案内壁１１ａ，１１ａに当接されかつ該第１の
斜面状案内壁１１ａ，１１ａに沿って案内される。その
際、左右圧着片１３ｂ，１３ｂと第１の斜面状案内壁１
１ａ，１１ａとの当接により、仮に電気接続子１３は多
少傾いた状態で下型１２上に配置されていても正常な姿
勢に整えられる。
【００１５】圧着用歯型１１の下方へのスライドが進行
すると、このスライドに伴って左右圧着片１３ｂ，１３
ｂはその上端が前記直線状案内壁１１ｂ面に摺接して案
内され、やがて第２の斜面状案内壁１１ｃに導かれる。
各圧着片１３ｂ，１３ｂは、この第２の斜面状案内壁１
１ｃに案内されるとこの案内壁１１ｃの傾きとスライド
力とによって互いに内側に徐々に押し曲げられて芯線１
４ａを包囲するようにし、ついに曲面状圧着壁１１ｄに
よって折り返される。この状態で、各圧着片１３ｂ，１
３ｂはその上端が芯線１４ａに喰い込むように圧着し加
締められる。そしてこの圧着状態に於いて、圧着時の可
変空間を形成する下型１２の頂部１２ａは、図３に示す
ように直線状案内壁１１ｂの範囲内に配置されている。
従って、従来例に観られた圧着用歯型と下型との間に形
成された隙間の発生が解消されている。圧着が終了する
と、圧着用歯型１１は下型１２から離れるように上方へ
スライドされ、このスライドに伴って端子１３は歯型１
１の凹部１５から抜け落ちる。
すると、このスライドに伴って左右圧着片１３ｂ，１３
ｂはその上端が前記直線状案内壁１１ｂ面に摺接して案
内され、やがて第２の斜面状案内壁１１ｃに導かれる。
各圧着片１３ｂ，１３ｂは、この第２の斜面状案内壁１
１ｃに案内されるとこの案内壁１１ｃの傾きとスライド
力とによって互いに内側に徐々に押し曲げられて芯線１
４ａを包囲するようにし、ついに曲面状圧着壁１１ｄに
よって折り返される。この状態で、各圧着片１３ｂ，１
３ｂはその上端が芯線１４ａに喰い込むように圧着し加
締められる。そしてこの圧着状態に於いて、圧着時の可
変空間を形成する下型１２の頂部１２ａは、図３に示す
ように直線状案内壁１１ｂの範囲内に配置されている。
従って、従来例に観られた圧着用歯型と下型との間に形
成された隙間の発生が解消されている。圧着が終了する
と、圧着用歯型１１は下型１２から離れるように上方へ
スライドされ、このスライドに伴って端子１３は歯型１
１の凹部１５から抜け落ちる。
【００１６】上記圧着プロセスは、電気接続子１３及び
電線１４を軸線方向にスライドして第２の圧着片１３
ｃ，１３ｃと電線１４の絶縁性被覆部１４ｂとに於いて
も同様に行われる。尚、上記構成の圧着装置１０を第１
及び第２の圧着片１３ｂ，１３ｂ及び１３ｃ，１３ｃに
各々対応させて２連構造に設け、１度の圧着プロセスで
各圧着片１３ｂ，１３ｃを同時に加締めることもでき
る。
電線１４を軸線方向にスライドして第２の圧着片１３
ｃ，１３ｃと電線１４の絶縁性被覆部１４ｂとに於いて
も同様に行われる。尚、上記構成の圧着装置１０を第１
及び第２の圧着片１３ｂ，１３ｂ及び１３ｃ，１３ｃに
各々対応させて２連構造に設け、１度の圧着プロセスで
各圧着片１３ｂ，１３ｃを同時に加締めることもでき
る。
【００１７】次に、図４は電気接続子が小径サイズの電
線に適用された場合を示しており、圧着用歯型１１は上
述した大径サイズの電線の場合よりも更に下方へスライ
ドされ、下型１２の頂部１２ａが第２の斜面状案内壁１
１ｃに近接した直線状案内壁１１ｂの範囲内に配置され
ている。そして、このような小径サイズに於いても前記
各圧着片１３ｂ，１３ｃの加締めは、同様に行われる。
線に適用された場合を示しており、圧着用歯型１１は上
述した大径サイズの電線の場合よりも更に下方へスライ
ドされ、下型１２の頂部１２ａが第２の斜面状案内壁１
１ｃに近接した直線状案内壁１１ｂの範囲内に配置され
ている。そして、このような小径サイズに於いても前記
各圧着片１３ｂ，１３ｃの加締めは、同様に行われる。
【００１８】本発明の加締め装置１０では、電線サイズ
或いは圧着片の大きさの違い等により両型間の圧着高さ
Ｙが変更された場合に於いても、圧着用歯型１１の直線
状案内壁１１ｂの範囲内に常時下型１１の圧着面を配置
して圧着が行われているので、従来構造に観られた両型
間に生じる隙間が形成されない。因って、電気接続子は
背バリが形成されずに良好に加締められる。
或いは圧着片の大きさの違い等により両型間の圧着高さ
Ｙが変更された場合に於いても、圧着用歯型１１の直線
状案内壁１１ｂの範囲内に常時下型１１の圧着面を配置
して圧着が行われているので、従来構造に観られた両型
間に生じる隙間が形成されない。因って、電気接続子は
背バリが形成されずに良好に加締められる。
【００１９】
【発明の効果】以上記載したとおり、本発明による端子
用加締め装置によれば、下型が挿入される圧着用歯型に
於いて直線状案内壁が設けられ、該直線状案内壁の範囲
内で圧着用歯型と下型との嵌合による加締めが行われて
いるので、背バリの発生を防止して加締めを行うことが
できる。又、単一装置によりいずれの径の電線或いは異
なる大きさの端子に於いても適用できる。更に、クラッ
クの発生を防止して常時良好な電気的接触が得られる。
用加締め装置によれば、下型が挿入される圧着用歯型に
於いて直線状案内壁が設けられ、該直線状案内壁の範囲
内で圧着用歯型と下型との嵌合による加締めが行われて
いるので、背バリの発生を防止して加締めを行うことが
できる。又、単一装置によりいずれの径の電線或いは異
なる大きさの端子に於いても適用できる。更に、クラッ
クの発生を防止して常時良好な電気的接触が得られる。
【図１】本発明の一実施例に係わる金型の使用を説明す
る斜視図である。
る斜視図である。
【図２】本発明の要部を説明する側面図である。
【図３】大径サイズの電線が圧着された際の様子を説明
する図である。
する図である。
【図４】小径サイズの電線が圧着された際の様子を説明
する図である。
する図である。
【図５】従来装置による電気接続子の加締めを説明する
図である。
図である。
【図６】従来装置により小径サイズの電線が圧着された
際の様子を説明する図である。
際の様子を説明する図である。
【図７】従来装置により大径サイズの電線が圧着された
際の様子を説明する図である。
際の様子を説明する図である。
１０ 端子用加締め装置 １１ 圧着用歯型 １１ａ 第１の斜面状案内壁 １１ｂ 直線状案内壁 １１ｃ 第２の斜面状案内壁 １１ｄ 曲面状圧着壁 １２ 下型 １３ 電気接続子 １４ 電線
Claims (1)
- 【請求項１】 圧着用歯型と該圧着用歯型の凹部と嵌合
する下型とにより電線に電気接続子を圧着接続する端子
用加締め装置に於いて、前記圧着用歯型は前記下型を案
内するための直線状案内壁が前記凹部に設けられてお
り、前記電気接続子の圧着が前記直線状案内壁の範囲内
で行われることを特徴とする端子用加締め装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4217432A JPH0645047A (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 端子用加締め装置 |
| US08/384,598 US5500999A (en) | 1992-07-24 | 1995-02-03 | Terminal crimping device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4217432A JPH0645047A (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 端子用加締め装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0645047A true JPH0645047A (ja) | 1994-02-18 |
Family
ID=16704133
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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