JPH0644918Y2 - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JPH0644918Y2
JPH0644918Y2 JP13280588U JP13280588U JPH0644918Y2 JP H0644918 Y2 JPH0644918 Y2 JP H0644918Y2 JP 13280588 U JP13280588 U JP 13280588U JP 13280588 U JP13280588 U JP 13280588U JP H0644918 Y2 JPH0644918 Y2 JP H0644918Y2
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cassette
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sheet
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彰 新村
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Casio Computer Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、プリンタ等の画像形成装置において手差し用
紙を給紙できるようにした給紙装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
プリンタ等において、給紙カセットが装置の側面等に突
出する形式のものでは、給紙カセットが邪魔であり、ま
た装置内に完全に収納する形式のものではスペースが大
きく、装置全体を小型化しにくくなる。そのため、小型
のプリンタ等では、給紙カセットの大部分を開口部から
本体内に挿入するようにしたものが知られているが、そ
のような小型のプリンタ等では手差しで給紙するための
部分が、使用頻度が少ないので装置の背面等に設けられ
ることが多い。例えば第12図は従来のプリンタの一例で
あり、正面に設けた給紙カセット1の開口部とは反対側
にターンガイド2の上面と外装部の間に開口する開口部
3を設け、ここに手差し用紙配送ロール4、紙検知スイ
ッチ5を設けてある。そして、手差しトレイ6上に手差
し用紙を載せ、開口部に紙を挿入すると、紙検知スイッ
チ5が動作し、手差し用紙搬送ロール4が回転する。プ
リンタの待機動作が始まるまでの時間的ズレは、前記手
差し用紙搬送ロール4の挟持力を小さく設定することに
より、ロールと紙を滑らせて解消し、その後に給紙する
ようにしている。前記紙検知スイッチ5が動作しないと
きには、プリンタカセットによる給紙と判断し、給紙ロ
ール7を回転させる。
〔従来技術の問題点〕
このように、従来小型化するようにした装置では、手差
しの給紙をプリンタの後面にまわって操作しなければな
らないので操作しにくく、手差しトレイ等の設置場所も
とり、外観も良くなく、その上手差し専用部品を必要と
するためコストアップの要因ともなっていた。
尚、カセットの大部分を装置から突出させて給紙する大
型の装置等では、カセット装置口の近傍もしくはカセッ
トに手差し機構を設けたものも知られているが、上述し
たようにカセットが突出し装置全体の設置スペースが大
きくなり、小型のプリンタ等にはそのまま適用すること
は難しい。
〔考案の目的〕
本考案は前記従来の問題点に鑑み、プリンタ本体にはカ
セット給紙のみの機構部品を設け、手差し専用部品を設
けないようにし、ユーザにより着脱可能な部品をカセッ
ト部分に設けて手差し機能を持たせると共に、手差し操
作を正面から行うことができ、且つ手差し操作の際、給
紙カセットが本体から脱挿するようなことがなく、安定
状態で操作することができるようにした給紙装置を提供
することを目的とする。
〔考案の要点〕
前記目的は本考案によれば、画像形成装置本体の開口部
を介して着脱自在であり該開口部から前記装置本体内部
への挿入部分を前記装置本体外部への突出部分よりも大
きく構成した給紙カセットと、該給紙カセット内に積載
された最上位の用紙に当接して該用紙を給紙する給紙手
段と、前記給紙カセット上に摺動自在に設けられ上面に
手差し用紙載置部を具備するカセットカバーと、該カセ
ットカバーを前記開口部から引出す方向へ移動した際、
該開口部の上部に当接して前記給紙カセットの脱挿を阻
止すべく前記カセットカバーを上方に変位可能とし、挿
入方向へ移動した際には、前記給紙カセットの最上位の
用紙の上に手差し用紙を案内可能とすべく前記カセット
カバーを下方へ変位させる移動手段とを備えたことを特
徴とする給紙装置を提供することにより達成される。
〔実施例〕 以下、本考案の実施例について図面を参照しながら詳述
する。
本考案の適用される画像形成装置としては、第10図、第
11図に示す如き小型プリンタがある。即ち第10図に示す
ように、給紙カセット8は本体9の正面に設けた開口部
10から該開口部に沿って挿入され、大部分が本体内に収
納された状態で第11図のように本体内に着脱自在に装着
される。そして公知のように、該給紙カセット8の前端
に対応して、該給紙カセット8内に積載された用紙の最
上位の用紙と当接して該用紙を給紙するよう給紙ロール
11の如き給紙手段が設けられている。
前記給紙カセット8は第3図、第4図に示すようにカセ
ット本体12に底板13を設け、側方に幅規制板14及び用紙
の前端を押さえる爪15及び16を有し、後方に後端規制板
17を有し、収納する用紙の大きさに合わせて各規制板を
調整して取り付けてある。尚、前記幅規制板14、爪15及
び16の上縁部には、後記するカセットカバー18に設けた
弾性シート19、20を案内するよう少し上方に傾斜するシ
ートガイド21、22、23が設けられており、またカセット
本体12の側縁には第5図に示すようにカセットカバー18
の移動を案内するカバーガイド24と弾性シート19、20を
案内する下方肩部25を設けてある。該給紙カセット8の
下面には、係合溝26を設けてあり、該係合溝26は、カセ
ットを装置本体に挿入した際、本体に形成した突起27
(第1図、第2図参照)に着脱自在に係合する。
前記カセットカバー18は前記給紙カセット8の上面を覆
うよう該給紙カセット上に、カセット挿入方向の前後に
摺動自在に設けられている。該カセットカバー18は給紙
ロールのところまで手差し用紙の先端を誘導するために
用いられるよう構成されている。即ち、カセットカバー
18の上面には、前記カセットの挿入方向へ移動した際、
該カセットの最上位の用紙の上に別の用紙を案内できる
よう手差し用紙載置部28が設けられている。そして、挿
入時に紙先端部が給紙ロールやその他の構成部材に当た
ると紙めくれの状態になり、紙詰まりの原因となるおそ
れがあるので、前記カセットカバー18の先端には手差し
上ガイド29を設けてある。該手差し上ガイド29を設ける
ことにより、載置部に用紙を載せてカバーを挿入する手
差し用紙カセット動作時の信頼性を高めることができ
る。前記カセットカバー18の前端部にはポリエチレンテ
レフタレート(PET)等で作られた弾性シート19、20を
貼着してある。該弾性シート19、20は前記カセットカバ
ー18を挿入するとき、前記給紙カセット8の下方肩部25
及び前記幅規制板14、爪15,16のシートガイド21、22、2
3に沿って進むようになっており、手差し用紙が爪15、1
6の下にもぐり込むのを防止する。また、該弾性シート1
9、20はその長さを手差し用紙を載置部にセットしたと
きの紙先端と同じまたは少し長く設定し、厚さを約100
μm〜200μmとすることにより、紙の剛性を補強する
ことができ、例えば第7図のように給紙時に発生する用
紙30のたわみを押さえ、それを軽減する役目を果たすこ
とができる。このように該弾性シート19,20を用いるこ
とにより手差し用紙が爪の下にもぐり込まず、剛性を高
く保持しつつ紙の手差し給紙を行うことができる。
ところで、爪カセットを用いたプリンタで片側基準の給
紙方法による場合、用紙サイズによって給紙能力が異な
るため、給紙補強カムを用いることが多い。同図に示す
プリンタもそのように構成されている。そこで前記弾性
シート19には補強カム回避用の切欠31を設けてある(第
6図)。前記給紙ロール11は、前記弾性シート19と弾性
シート20の間に位置するようにしてあり、また前記手差
し上ガイド29も該給紙ロール11や補強カム(図示せず)
が当接しないような位置に設けられている。このように
すれば、本考案のカセットカバー18を給紙カセット8に
載せたままでもカセットの自動給紙が可能である。
また、前記弾性シート19、20の取り付け位置を最大幅で
リーガルサイズ(LEG)の幅もしくはレターサイズ(LE
T)の長さと一致させ、弾性シート19の片翼にA4サイズ
が対応し、他翼にB5サイズが対応するようにすればカセ
ットの用紙サイズが変わっても多種類のカセットカバー
を準備する必要がなく、1種類のカセットカバーで多種
類のカセットサイズに対応することができる。
前記カセットカバー18の上面に設けた載置部の係合溝32
には後端規制板33を移動自在に嵌着してあり、手差し用
紙をセットする際、該後端規制板33を用紙サイズに応じ
た所定位置まで移動させて調整するようにしている。ま
た、用紙の幅規制部材は、移動式に設けると操作手順が
複雑となるので、固定式の幅規制部材を用いている。第
4図、第8図、第9図を参照し、B5サイズの用紙の幅規
制は、深さ約0.5〜2mmの凹み34を設け、該凹み34に一端
を落とし込むことにより規制する。この際、前記の深さ
とするとB5サイズの用紙1枚分の規制が可能で、且つB5
を超えるサイズの用紙を用いた場合にも違和感がない
(第9図(a))。
A4サイズの幅規制は、レターサイズとの長さの差を利用
し、レターサイズ用紙を置いたとき平面が保てる程度の
幅規制部材35を突設させてある(第9図(b))。
レターサイズは最大幅であるため、前記幅規制部材35を
用いて、用紙の平面セットを可能としている(第9図
(c))。
リーガルサイズは、前記レターサイズと同様であるが、
長さが長いためA4幅規制部材35を乗り越えてセットされ
る(第9図(d))。尚、このため該規制部材35の高さ
は約1〜3mmとすると、A4サイズでもリーガルサイズで
も都合が良い。
前記カセットカバー18は、前記開口部10から引出す方向
へ移動した際、該開口部10の上部に当接して前記給紙カ
セット8の脱挿を阻止するよう上方に変位可能に設けら
れている。即ち手差し用紙をセットするため、カセット
カバー18を引出したとき、「ガタ」が大きいと、前記後
端規制部材33の調整等に支障があり、また前記給紙カセ
ット8の係合溝26が突起27から外れて抜けるおそれがあ
る。前記開口部10の高さはカセットの着脱を容易にする
ため、給紙カセット8にカセットカバー18を載せたとき
の高さに比べ、あるマージンをもって大きく形成されて
いるので、カセットカバー18のみを引出すときにはその
マージンがなくなるようにしてある。引出す際にカセッ
トカバー18を上方へ変位させる手段としては種々の構造
にすることができる。第1図〜第3図に示すようにカセ
ットカバー18の裏面に突起36及び後端が傾斜したリブ状
案内片37を設け、給紙カセット8に前記突起36を案内す
るよう前端が深くなったカバーガイド24を設けてある。
該カセットカバー18が挿入方向に位置しているときは、
前記突起36はカバーガイド24の深い部分に対応している
から、カセットカバー18は給紙カセット8上に降下して
いる(第1図)。そしてカセットカバー18のみを引出す
と、前記突起36はカバーガイド24の浅い部分に対応し、
且つ前記案内片37は、縁部38が後端縁に当たるまでカセ
ット8の後端縁上に乗り上がり、カセットカバー18は上
昇し、開口部10の上部39に当接する(第2図)。
このようにしてカセットカバーの「ガタ」は無くなり同
時にカセットの抜け防止となる。尚、同図に示す実施例
の他、給紙カセットに突起を設け、カセットカバーの裏
面に深さを変化させたガイド溝を設けたり適宜のカム機
構やリンク機構を設けて変位させることもできる。
本考案の給紙装置において、手差し用紙を使用するに
は、第2図に示すようにカセットカバー18のみを引出し
用紙サイズに合わせて後端規制板33を調整し、手差し用
紙を載置部に載せてから該カセットカバー18を所定の位
置まで挿入すればよい。
このようにすれば手差し用紙は給紙カセットの最上位の
用紙の上に案内され、給送ロール11で給紙することがで
きる。なお、給紙カセットから給紙するには、第10図の
ようにカセットカバーを取り外した状態で給紙カセット
を装着して行ってもよいが、カセットカバーを装着した
ままで行うのが便利である。その場合には、例えば第1
図の状態からカセットカバーをやや手前に引いた状態と
するだけで簡単に給紙カセットからの給紙に切り換えら
れる。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように、本考案によれば手差し用紙
をプリンタの正面から給紙することができ、また手差し
専用の部品を本体に設けないから低コストであり、機構
も簡略化し、その上手差し機能を必要とするユーザは、
オプションとして用意された本考案のカセットカバーを
用いるだけで簡単な操作で手差しができ、操作性が向上
し、給紙カセットとカセットカバーの大部分を本体内に
収納できることにより設置スペースの縮小が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本実施例の給紙カセットとカセットカバーを本
体内に挿入した状態の断面図、 第2図はカセットカバーを引出した状態の断面図、 第3図は給紙カセットとカセットカバーを分離した状態
の断面図、 第4図は分解斜視図、 第5図は第4図のA−A線拡大端面図、 第6図は弾性シートの位置を示す説明図、 第7図は給紙ロールで給紙されるときの用紙の状態を示
す説明図、 第8図は載置部に各種用紙を載置するときの説明図、 第9図(a)〜(d)はカセットカバーに各種用紙を載
置したときの断面図、 第10図はカセットカバーを外した状態の給紙カセットと
プリンタの斜視図、 第11図は本考案の適用されるプリンタの断面図、 第12図は従来例を示す断面図である。 8……給紙カセット、 10……開口部、 11……給紙ロール、 18……カセットカバー.

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置本体の開口部を介して着脱自
    在であり該開口部から前記装置本体内部への挿入部分を
    前記装置本体外部への突出部分よりも大きく構成した給
    紙カセットと、 該給紙カセット内に積載された最上位の用紙に当接して
    該用紙を給紙する給紙手段と、 前記給紙カセット上に摺動自在に設けられ上面に手差し
    用紙載置部を具備するカセットカバーと、 該カセットカバーを前記開口部から引出す方向へ移動し
    た際、該開口部の上部に当接して前記給紙カセットの脱
    挿を阻止すべく前記カセットカバーを上方に変位可能と
    し、挿入方向へ移動した際には、前記給紙カセットの最
    上位の用紙の上に手差し用紙を案内可能とすべく前記カ
    セットカバーを下方へ変位させる移動手段と を備えたことを特徴とする給紙装置。
JP13280588U 1988-10-13 1988-10-13 給紙装置 Expired - Lifetime JPH0644918Y2 (ja)

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JP13280588U JPH0644918Y2 (ja) 1988-10-13 1988-10-13 給紙装置

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Publication Number Publication Date
JPH0255626U JPH0255626U (ja) 1990-04-23
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ID=31390108

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JP13280588U Expired - Lifetime JPH0644918Y2 (ja) 1988-10-13 1988-10-13 給紙装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6372281B2 (ja) * 2014-09-25 2018-08-15 ブラザー工業株式会社 搬送装置及び画像記録装置

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JPH0255626U (ja) 1990-04-23

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