JPH0643711A - 中間トレイを備える画像形成装置 - Google Patents

中間トレイを備える画像形成装置

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JPH0643711A
JPH0643711A JP5129375A JP12937593A JPH0643711A JP H0643711 A JPH0643711 A JP H0643711A JP 5129375 A JP5129375 A JP 5129375A JP 12937593 A JP12937593 A JP 12937593A JP H0643711 A JPH0643711 A JP H0643711A
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JP
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path
sheet
vertical
image forming
discharge
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JP5129375A
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Hidetoshi Tanaka
秀俊 田中
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成装置の装置本体の横幅及び高さを小
さくでき、また、ジャム処理等の点検作業が容易にな
る、中間トレイを備える画像形成装置を提供する。 【構成】 排出経路25から分岐する垂直経路29と、
略水平な反転経路33と、略水平な中間排出経路37
と、前記反転経路と中間排出経路との間に設けられる略
水平な中間トレイと、前記中間トレイの下流に設けら
れ、シートを画像形成部4の導く垂直返送経路20を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中間トレイを備える画
像形成装置に係り、詳しくは、一面に画像が形成された
所望枚数のシート材(例えば転写材)を、その他面又は
同一面に再び画像形成を行うように構成された自動両面
・自動多重画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機等の画像形成装置は、シス
テム化によってその各種作動の自動化が進められ、自動
両面複写機構および自動多重複写機構を備えるようにし
た装置が開発されている。そして、上記自動両面複写機
構等を構成するにあたっては、一般的に中間トレイ装置
と称せられるシートの集積部が使用され、そこに一面に
複写が終了した所望枚数のシートが一旦集積され、そこ
から再び複写部へと給紙が行われて、上記一面に複写済
のシートの他面あるいは同一面に再度複写がなされる方
法が採用されており、この様な方法は特に両面複写ある
いは多重複写される複写物を多数作成する際に極めて有
効なものとなっている。
【0003】そして、従来、両面又は多重複写を具体化
するにあたり、一面に複写済のシートを、両面複写時に
は画像面を上にして中間トレイに収納させるべく、また
多重複写時には画像面を下にして中間トレイに収納させ
るべく、夫々適宜経路を通過させて中間トレイに収納
し、そこから複写部へ再給紙してシートに両面又は多重
画像を形成する方法が一般的に採用されている。
【0004】次に、それらの方法を概略構成図を用いて
説明すると、 (1) 図3(a)の如き複写機では、給紙部Aより供
給されたシートは、画像形成部Bにおいてその一面に画
像を形成され、定着部Cを通過し、片面複写モードの場
合、第1フラッパーaは実線状態となり、正転する排出
ローラ対Rにより定着済のシートは排紙部Dへと排出さ
れる。そして、両面又は多重複写モードの場合には、第
1フラッパーaは鎖線状態に切換えられ、シートは搬送
経路Iを通り、両面複写モードの場合実線状態の第2の
フラッパーbを経て搬送経路IIを通り、シートは画像
面を上にした状態で中間トレイ部即ち再給紙部Eへ収納
される。また、多重複写モードの場合は、鎖線状態の第
2フラッパーbを経て搬送経路IIIを通り、シートは
画像面を下にした状態で再給紙部Eへ収納される。その
後、両面又は多重複写モードの何れの場合も、シートは
再給紙部Eより搬送経路IVを経て再び画像形成部Bへ
搬送されて両面又は多重複写が行われ、その後複写済の
シートは実線状態の第1フラッパーaを経て排紙部Dへ
と排出される。
【0005】(2) 図3(b)の如き複写機では、片
面複写モードの場合、上記(1)と同様にして排出部D
へと排出され、両面複写モ−ドの場合、実線状態のフラ
ッパーaを経てシートは正転状態の排出ローラ対Rによ
り排紙部D方向へと搬送された後、センサXにてシート
の後端が検出されると、シートは排出ローラ対Rの逆回
転により搬送経路I、IIIを経由し、画像面を上にし
た状態で再給紙部Eへ収納される。又、多重複写モ−ド
の場合、フラッパーaは鎖線の状態に切換えられ、シー
トは搬送経路II、IIIを経由し、画像面を下にした
状態で再給紙部Eへと収納される。その後は上記(1)
と同様にして、両面又は多重画像形成済のシートは排出
部Dへと排出される。
【0006】(3) 図3(c)の如き複写機では、片
面複写モ−ドの場合、やはり上記(1)と同様にして排
出部Dへと排出され、両面複写モ−ドの場合、上記片面
複写モ−ドの場合と同様にして排出部Dと兼用の機外の
再給紙部Eへ収納される。また、多重複写モ−ドの場
合、フラッパーaは鎖線状態に切換えられ、シートは搬
送経路Iを通り、更に正転状態のローラ対R′により搬
送経路II方向に搬送された後、センサXによりシート
の後端が検出されると、シートはローラ対R′の逆回転
により搬送経路IIIを経て、画像面を下にした状態で
機外の再給紙部Eへと収納される。その後は上記(1)
と同様にして両面又は多重画像が形成されたシートは排
出部Dへと排出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
(1)の複写機の場合、、定着部Cから再給紙部Eまで
のシートの搬送経路が非常に長くなり、そのため、装置
の大きさ、特にその高さ寸法が大きくなってしまう欠点
があり、また、同じく搬送経路が長いため、ジャムが発
生した際にジャム処理を行う箇所が多くなり、ジャム処
理操作に手間が掛る欠点があった。
【0008】また、上記(2)の複写機においては、排
出ローラ対Rが正逆転ローラとなっている構造上、両面
複写モ−ドに際して、反転されるシートが一旦機外に露
出するため、ユーザーが誤ってそのシートを無理に引き
出してしまう危険があり、万一引き出された場合ジャム
を生ずる結果となる不都合があった。また、同じくシー
トが機外に露出することに起因して、排紙部Dの位置に
ソーターや綴じ装置あるいは折り装置等のフィニッシャ
ーの装着が困難となる欠点があった。
【0009】更に、上記(3)の複写機では、機外に再
給紙部Eが配置されているため、装置の横幅が大きくな
り、また(2)の複写機と同様に、ソーターやフィニッ
シャーの装着が困難となる欠点があった。
【0010】以上のように、従来の複写機では、装置が
大型化したり、ジャム処理が大変であったり、更にはソ
ーター、フィニッシャー等のアプリケーションの装着が
困難となる欠点があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述問題点を
解消することを目的とするものであって、画像形成部を
経由する経路を形成し、該経路の下流に排出経路と垂直
経路とを夫々分岐配設し、該垂直経路の下流で上記経路
の下方に上下に夫々略水平に中間排出経路と反転経路と
を分岐して設け、上記中間排出経路と反転経路との間に
上記中間排出経路から排出されるシート材を集積する中
間トレイ部を略水平に配設し、該中間トレイ部の下流に
シート材を再び上記経路に向けて搬送する垂直返送経路
を設け、更に、上記経路と排出経路および垂直経路との
間に上記経路からのシート材を排出経路又は垂直経路に
切換える第1の切換手段を配設し、上記垂直経路と中間
排出経路および反転経路との間に垂直経路からのシート
材を中間排出経路又は反転経路に切換え、反転経路から
のシート材を中間排出経路に切換える第2の切換手段を
配設し、上記垂直返送経路と上記経路との間に垂直返送
経路からのシート材を上記経路に向けて搬送する合流手
段を設けたことを特徴としている。
【0012】
【作用】上述構成に基づき、画像形成部を経由する経路
を搬送されることにより画像形成部にて一面に画像形成
がなされたシート材は、片面モ−ドの場合、第1の切換
手段の第2の切換状態により排出経路を経てそのまま排
紙部へと排出される。
【0013】そして、両面又は多重モ−ドの場合は、第
1の切換手段の第1の切換状態によりシート材は画像形
成装置の外部に露出されることなく垂直経路に向けて搬
送される。
【0014】ここで、両面モ−ドが選択されている場
合、第2の切換手段の第1の切換状態により、シート材
は垂直経路から一旦、反転経路に搬送された後、該反転
経路から同じく第1の切換状態の第2の切換手段により
中間排出経路を経て、画像面を上にした状態で画像形成
装置内部の中間トレイ部に集積される。
【0015】また、多重モ−ドが選択されている場合、
シート材は第2の切換手段の第2の切換状態により垂直
経路から直接中間排出経路を経て、画像面を下にした状
態で中間トレイ部に集積される。
【0016】その後、両面又は多重モ−ド何れかの場合
も、シート材は順次中間トレイ部から垂直返送経路を経
て合流手段に向けて搬送され、該合流手段により再びシ
ート材の他面又は同一面に画像形成がなされるべく上記
画像形成部を経由する経路へと合流される。
【0017】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。
【0018】図1は一実施例装置の概略構成を示す縦断
正面図である。本例の装置は、循環式自動原稿送り装置
(RDF装置)Bを具備し、両面・多重複写処理可能な
電子複写機Aである。
【0019】I 複写機A 1は複写機本機の外装筐、2はその外装筐の上面板面に
大きく形成した開口に不動に嵌めつけた原稿台で、ガラ
ス板等の透明板である。この原稿台上に後述するRDF
装置Bによりシート原稿Oが自動的に給送・排送され
る。
【0020】3は、原稿台上面の所定位置に位置決めセ
ット状態の原稿の下向き画像面を一端辺側から他端辺側
に順次に光学走査して回転感光体4の周面に原稿画像を
投影露光する移動型光学系であり、移動照明ランプ3a
・移動ミラー群3b・結像レンズ3c・固定ミラー群3
d等からなる。
【0021】感光体4は軸5を中心に矢示方向に所定の
周速度で回転駆動されるドラム型感光体であり、帯電器
6により正又は負の一様な帯電処理を受け、露光部7に
て上記光学系3による原稿画像投影露光を受けることに
より、周面に露光原稿画像パターンに対応した静電潜像
が順次に形成されていく。その潜像は次いで第1現像器
8又は第2現像器9のうちの予め選定された現像器でト
ナー像として順次に現像される。感光体の現像面は帯電
器10により転写前に電位均一安定化処理を受け、転写
帯電器11部にて該帯電器と感光体4との間に感光体4
の回転と同期どりされて第1〜第3の給紙部15〜17
の何れかから給送された転写材の面に感光体4面側のト
ナー像が順次に転写されていく。
【0022】像転写を受けた転写材は帯電器12で感光
体4面から順次に剥離され、搬送ベルト22で定着ロー
ラ対23のニップ部へ搬送され、定着ローラ対23を通
過することにより像定着処理される。像転写後の感光体
4面は帯電器13で転写残りトナーの感光体面への付着
力が弱められ、次いでクリーナ14で転写残りトナーの
除去処理を受け、繰り返して像形成に供される。
【0023】給紙は、第1給紙部15が選定された場合
は該給紙部の転写材が給紙ローラ15aの回転により1
枚宛繰り出され、補助搬送ローラ18→シートパス15
b→シートパス20→レジストローラ21の経路で転写
部11へ給送される。第2給紙部16の場合は、該給紙
部の転写材が給紙ローラ16aの回転により1枚宛繰り
出され、シートパス16b→シートパス20→レジスト
ローラ21の経路で転写部11へ給送される。第3給紙
部17の場合は該給紙部の転写材が給紙ローラ17aの
回転により1枚宛繰り出され、シートパス17b→シー
トパス20→補助ローラ19→レジストローラ21の経
路で転写部11へ給送される。
【0024】而して、定着ローラ対23を通った第1回
目複写済み転写材は予め指定されている複写モ−ド、即
ち片面複写モ−ド、両面複写モ−ド、多重複写モ−ドの
各場合によって夫々以後の搬送経路が異なる。
【0025】(1)片面複写モ−ドの場合 定着ローラ対23の次位の第1デフレクタ24につい
て、これが2点鎖線示の第1切換え姿勢に保持される。
これにより定着ローラ対23を出た第1回目複写済み転
写材は該第1デフレクタ24の上側を通りシートパス2
5→排紙ローラ対26→排紙口27の経路で機外のコピ
ートレイ28に片面複写物として順次に排出され積載し
ていく。
【0026】(2)両面複写モ−ドの場合 第1デフレクタ24は実線示の第2切換え姿勢に保持さ
れる。これにより定着ローラ対23を出た第1回目複写
済みの転写材は該第1デフレクタ24の下側ガイドに沿
ってシートパス29へ案内され、中継ぎ搬送ローラ対3
0→実線示の第1切換え姿勢に保持されている第2デフ
レクタ31の垂直ガイド面→正転駆動状態の正逆転ロー
ラ対32の経路でスイッチバック通路33内へ導かれ
る。その転写材後端辺の第1デフレクタ31位置通過が
センサS1により検知されると、その信号により正逆転
ローラ対32が逆転駆動状態に切換えられ、上記スイッ
チバック通路33内へ導入された転写材が逆搬送されて
第2デフレクタ31の下側ガイド面に沿うシートパス3
4から中継ぎ搬送ローラ対36へ搬送される。37は該
中継ぎ搬送ローラ対36の次位に配設した第3デフレク
タであり、搬送転写材が大サイズのものであるときは実
線示の第1切換え姿勢に保持されており、中継ぎローラ
対36を通った転写材は該第3デフレクタ37の下側を
通って中間トレイ38に第1回目複写画像面上向きで導
入される。又搬送転写材が小サイズのものであるときは
第3デフレクタ37は2点鎖線示の略水平の第2切換え
姿勢に保持されており、中継ぎ搬送ローラ対36を通っ
た転写材は該第3デフレクタ37の上面に沿って該デフ
レクタ37の次位の中継ぎ搬送ローラ対39へ導入さ
れ、該ローラ対39から中間トレイ38に第1回目複写
画像面上向きで導入される。
【0027】マルチコピーの場合には上記の経路で中間
トレイ38に対して第1回目複写済み転写材が夫々画像
面上向きで次々と導入され積載していく。
【0028】而して、中間トレイ38に一旦導入収納さ
れた第1回目複写済み転写材は、1枚分離給送ローラ対
40により下のものから1枚づつシートパス20へ導入
され、該シートパス20内をローラ対41・同19・レ
ジストローラ対21で順次に中継ぎ搬送されて転写部1
1へ再給送され、該転写部で第1回目複写済みの面とは
反対側の転写材面に第2回目の複写(像転写)を受け、
感光体4面から分離され、ベルト22で定着ローラ対2
3へ再搬送されることにより第2回目複写画像の定着処
理を受ける。第1デフレクタ24は2点鎖線示の第1切
換え姿勢に切換え保持されていく、定着ローラ対23を
出た転写材即ち両面複写済み転写材はシートパス25→
排紙ローラ対26→排紙口27の経路を通って機外の排
紙トレイ28上に順次に排出される。
【0029】(3)多重複写モ−ドの場合 第1デフレクタ24は実線示の第2切換え姿勢に保持さ
れる。第2デフレクタ31は2点鎖線示の第2切換え姿
勢に保持される。これにより定着ローラ対23を出た第
1回目複写済みの転写材は第1デフレクタ24の下側ガ
イド面に沿ってシートパス29へ案内され、中継ぎ搬送
ローラ対30→第2デフレクタ31の上側ガイド面に沿
うシートパス35→中継ぎ搬送ローラ対36の経路を通
り、搬送転写材が大サイズの場合はローラ対36から、
小サイズの場合はローラ対36→2点鎖線示の第2切換
え姿勢に切換え保持されている第3デフレクタ37の上
側を通ってローラ対39から、夫々中間トレイ38上に
第1回目複写画像面下向きで導入される。
【0030】マルチコピーの場合には上記の経路で中間
トレイ38に対して第1回目複写済み転写材が夫々画像
面下向きで次々と導入されて積載していく。
【0031】而して、中間トレイ38に一旦導入収納さ
れた第1回目複写済み転写材は上記(2)の両面複写の
場合と同様に1枚分離給送ローラ対40により下のもの
から1枚宛シートパス20を介して転写部11へ再給送
され、該転写部で第1回目複写済みの面と同じ面に対し
て第2回目の複写(像転写)を受け、感光体4面から分
離され、ベルト22で定着ローラ対23へ再搬送される
ことにより第2回目複写画像の定着処理を受ける。第1
デフレクタ24は2点鎖線示の第1切換え姿勢に切換え
保持されていて、定着ローラ対23を出た転写材即ち多
重複写済み転写材はシートパス25→排紙ローラ対26
→排紙口27の経路を通って機外の排紙トレイ28上に
順次に排出される。
【0032】II RDF装置B 50は原稿トレイであり、このトレイ上にシート原稿O
が積載セットされる。51は原稿分離給送機構、52は
複写機本機Aの原稿台2上に原稿を給送・排送する正逆
転ベルトである。
【0033】(1)第1給送モ−ド これは原稿Oが片面画像原稿である場合の給送モ−ドで
あり、原稿Oは画像面を上向きにしてトレイ50上に積
載セットされる。
【0034】トレイ50上の原稿は分離給送機構51
で下のものから1枚宛分離されてシートパス53→ロー
ラ対54・55→シートパス57の経路で原稿台2の左
端へ送られ、正回動aの状態のベルト52により原稿台
2上を画像面下向きで右方へ摺動搬送され、原稿台2上
の所定の位置まで搬送された時点でベルト52の回動が
停止することによりその位置に保持される。次いで複写
機本機A側において上記原稿台2上の原稿の下向き画像
面についての所定枚数分の片面複写処理、或は両面又は
多重複写の第1回目の複写処理が実行される。
【0035】所定枚数分の光学走査が終了すると、ベ
ルト52が逆回動駆動bされる。これにより原稿は原稿
台2上を左方へ摺動搬送され、実線示の第1切換え姿勢
に保持されているデフレクタ58の上面→ローラ対55
・56→シートパス60→同61→排出ローラ対62の
経路で原稿トレイ50側へ戻し搬送され、トレイ50上
の原稿の上に画像面上向きで排出される。
【0036】このようにしてトレイ50上の片面画像
原稿が下のものから順次に自動的に原稿台2に対して給
送・排送されることにより、複写機本機A側において片
面画像原稿を元とする所定枚数の片面複写処理、或は両
面又は多重複写処理が自動的に実行される。
【0037】(2)第2給送モ−ド これは原稿Oが両面画像原稿である場合の給送モ−ドで
あり、原稿の表裏反転動作が入る。
【0038】前記第1給送モ−ドのと同じ。
【0039】所定枚数分の光学走査が終了すると、ベ
ルト52が逆回動駆動bされる。デフレクタ58は2点
鎖線示の第2切換え姿勢に保持される。これにより原稿
は原稿台2上を左方へ摺動搬送され、デフレクタ58の
下側のシートパス63→正転状態の正逆転ローラ対64
の経路でスイッチバック通路65内へ導かれる。その原
稿後端辺のシートパス63からの抜け切りがセンサS2
で検知されると、その信号により正逆転ローラ対64が
逆転駆動状態に切換えられ、上記スイッチバック通路6
5内へ導入された原稿が逆搬送されてシートパス61側
へ導入される。原稿はシートパス61内を通り、排出ロ
ーラ対62で中継ぎされて原稿トレイ50上に出てくる
が、途中、その原稿後端辺がシートパス61と同60の
分岐部を通過したことがセンサS3で検知されると排出
ローラ対62が逆転駆動に切換えられる。これにより原
稿はシートパス61→逆転駆動状態のローラ対55・5
6→シートパス59→第1切換え姿勢状態のデフレクタ
58の上面側の経路で原稿台2の左端へ送られ、正回動
a状態のベルト52により原稿台2上の右方へ摺動搬送
される。この原稿台2上の搬送原稿は上記の経路通過に
より表裏反転処置されたもので、原稿台2上の所定の位
置まで搬送された時点でベルト52の回動が停止するこ
とによりその位置に保持される。次いで複写機本機A側
において、上記表裏反転処理されている原稿台2上の原
稿の下向き画像面についての所定枚数分の片面複写処
理、或は両面又は多重複写の第2回目複写処理が実行さ
れる。
【0040】所定枚数分の光学走査が終了すると、ベ
ルト52が逆回動駆動bされて原稿は原稿台2の左方へ
摺動搬送される。そしてその原稿は、第1切換え姿勢状
態のデフレクタ58の上面→シートパス59→同60→
同61→排出ローラ対62の経路で再反転処置なしに原
稿トレイ50上に排出されるか、第2切換え姿勢状態の
デフレクタ58の下側のシートパス63→スイッチバッ
ク通路65→シートパス61→排出ローラ対62の経路
を通させることにより再反転処置されて原稿トレイ50
上に排出される。
【0041】このようにしてトレイ50上の両面画像
原稿が下のものから順次に自動的に原稿台2に対して給
送・反転再給送・排送されることにより、複写機本機A
側において両面画像原稿を元とする所定枚数の片面複写
処理、或は両面又は多重複写処理が自動的に実行され
る。
【0042】66は原稿一循検知手段であり、原稿O上
の最上位にのせた検出レバー66aとレバーの位置検出
センサ66bからなり、トレイ50上の原稿Oが最下部
から送り出されるとレバー66aはそれにともなって下
降して行き、当初最上位にあった原稿が送り出される
と、レバーは下降してセンサ66bの位置に達して原稿
の一循を検知することが出来るものである。レバー66
aは原稿一循後再び最上位の原稿の上に戻し手段(モー
タ等)で自動的にのせられる。
【0043】本実施例は以上のような構成よりなるの
で、以下図1における必要部分のみを概略的に示した図
2を用いてその作動について説明すると、略水平な転写
経路イを搬送されることにより画像形成部4において第
一面に複写がなされた転写紙は、片面複写モ−ドが選択
されている場合、点線で示す切換状態の第1の切換手段
24により排出経路ハを経て直接ソーターあるいはフィ
ニッシャー等のアプリケーションを採用し得る排紙部2
8へと排出される。そして、両面又は多重複写モ−ドが
選択されている場合には、実線で示す切換状態の第1の
切換手段24の案内作用により、転写紙は垂直経路ロに
向けて搬送され、両面複写モ−ドの場合、該垂直経路ロ
から実線切換状態の第2の切換手段31により一旦反転
経路ホに搬送された後正逆転ローラ32の反転作動によ
り同じく実線切換状態の第2の切換手段の案内作用によ
り中間排出経路ニを経て、複写がなされている第1面を
上にした状態で中間トレイ部ヘに集積される。また、多
重複写モ−ドの場合、転写紙は、点線切換状態の第2の
切換手段31により直接垂直経路ロから中間排出経路ニ
を経て、複写面を下にした状態で中間トレイ部ヘ上に集
積される。そして、次で両面あるいは多重複写が指令さ
れると、中間トレイ部ヘ上に集積された転写紙は再給紙
ローラ40により下のものから順次垂直返送経路トそし
て合流部を経て、再び転写紙の他面又は同一面に複写が
なされるべく転写経路イに合流される。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように画像形成装置を構成
したので、装置本体内に再給紙部である中間トレイ部を
設けることができ、しかも略水平な各経路(中間排出経
路、中間トレイ部、反転経路)を近接して平行に配設す
ることができ、それにより画像形成装置の装置本体の横
幅及び高さを小さくでき、また、各経路(経路、中間排
出経路、中間トレイ部、反転経路)が多層に近接して配
設されていることにより、ジャム処理に際して広範囲に
亘る点検作業が不要となり、更に、両面画像形成に際し
て装置本体の内部でシート材の反転を行いシート材が外
部に一時的にも露出しないため、オペレータが両面画像
形成すべきシート材を片面画像形成の状態で誤って引き
出してしまう危険性が全くなくなり、加えて、排紙部に
ソーターあるいはフィニッシャー等の各種アプリケーシ
ョンの装着が自由となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を複写機に適用した一実施例を示す側断
面図。
【図2】作動説明のために図1を簡略化して示す概略側
断面図。
【図3】(a)〜(c)は夫々従来の複写機を示す概略
構成図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置(複写機) 4 画像形成部 24 第1の切換手段 31 第2の切換手段 イ 画像形成部を経由する経路(転写経路) ロ 垂直経路 ハ 排出経路 ニ 中間排出経路 ホ 反転経路 ヘ 中間トレイ部 ト 垂直返送経路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成部にて一面に画像が形成された
    シート材を、一旦中間トレイ部に集積した後、再び画像
    形成部へと搬送し、上記シート材の他面又は同一面に再
    び画像形成を行うように構成された画像形成装置におい
    て、 画像形成部を経由する経路を形成し、 該経路の下流に排出経路と垂直経路とを夫々分岐配設
    し、 該垂直経路の下流で上記経路の下方に上下に夫々略水平
    に中間排出経路と反転経路とを分岐して設け、 上記中間排出経路と反転経路との間に上記中間排出経路
    から排出されるシート材を集積する中間トレイ部を略水
    平に配設し、 該中間トレイ部の下流にシート材を再び上記経路に向け
    て搬送する垂直返送経路を設け、 更に、上記経路と排出経路および垂直経路との間に上記
    経路からのシート材を排出経路又は垂直経路に切換える
    第1の切換手段を配設し、 上記垂直経路と中間排出経路および反転経路との間に垂
    直経路からのシート材を中間排出経路又は反転経路に切
    換え、反転経路からのシート材を中間排出経路に切換え
    る第2の切換手段を配設し、 上記垂直返送経路と上記経路との間に垂直返送経路から
    のシート材を上記経路に向けて搬送する合流手段を設け
    たことを特徴とする画像形成装置。
JP5129375A 1993-05-31 1993-05-31 中間トレイを備える画像形成装置 Pending JPH0643711A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4884134A (en) * 1987-10-07 1989-11-28 Olympus Optical Co., Ltd. Video endoscope apparatus employing device shutter

Citations (2)

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JPS5843465A (ja) * 1981-09-08 1983-03-14 Canon Inc 画像形成装置の再給紙装置
JPS61124975A (ja) * 1984-11-21 1986-06-12 Toshiba Corp 画像形成装置

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