JPH0643224U - 産業用車両の冷却装置 - Google Patents

産業用車両の冷却装置

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Publication number
JPH0643224U
JPH0643224U JP7832392U JP7832392U JPH0643224U JP H0643224 U JPH0643224 U JP H0643224U JP 7832392 U JP7832392 U JP 7832392U JP 7832392 U JP7832392 U JP 7832392U JP H0643224 U JPH0643224 U JP H0643224U
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JP
Japan
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radiator
shroud
cooling
fan
outer peripheral
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Withdrawn
Application number
JP7832392U
Other languages
English (en)
Inventor
孝一 永吉
Original Assignee
東洋運搬機株式会社
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Publication date
Application filed by 東洋運搬機株式会社 filed Critical 東洋運搬機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ラジエータ3の後方に設けられた冷却ファン
4aの外縁部に、冷却ファン4aを囲むリング状のファ
ンガード5を取付け、ラジエータ3側に、ラジエータ3
からファンガード5の外周方を覆うシュラウド6を設
け、このシュラウド6に、ファンガード5の外周面が摺
接するブラシ8を取付けた。冷却ファン4aの回転とと
もにファンガード5の外周面がブラシ8に摺接している
ため、ファンガード5の外周面とシュラウド6の端部と
の隙間7はブラシ8によりシールされる。 【効果】 外部の空気11が隙間7からシュラウド6内に
流入することは防止されるため、ラジエータ3に供給さ
れる冷却用空気10の量が減少することはなく、以て、冷
却効果が向上する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、フォークリフトなどの産業用車両に設けられる冷却装置に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の冷却装置としては例えば図5および図6に示されるものがある 。すなわち、21はフォークリフトなどの産業用車両のエンジンであり、エンジン 21の後方にはラジエータ22が設けられる。そして、ラジエータ22に対向して冷却 ファン23a,23bが設けられている。このうち、図5に示すものは吸い込み式の 冷却ファン23aであり、ラジエータ22の後方に設けられる。また、図6に示すも のは押し出し式の冷却ファン23bであり、ラジエータ22の前方に設けられる。
【0003】 上記ラジエータ22側には、ラジエータ22から冷却ファン23a,23bの外周方を 覆うシュラウド24が取付けられ、このシュラウド24はラジエータ22に供給される 冷却用空気25の拡散を防止している。上記冷却ファン23a,23bの外縁端とシュ ラウド24の端部との間には通常10〜15mmの隙間26が形成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記の従来形式において、図5に示すように吸い込み式の冷却ファン 23aの場合は、シュラウド24内が外部よりも低圧になるため、外部の空気27(点 線矢印)が上記隙間26を通ってシュラウド24内に流入し、ラジエータ22に供給さ れる冷却用空気25の量が減少して冷却効果が低下した。また、図6に示すように 押し出し式の冷却ファン23bの場合は、シュラウド24内が外部よりも高圧になる ため、ラジエータ22に供給される冷却用空気25の一部(点線矢印)が上記隙間26 からシュラウド24の外部へ逃げ出して、冷却効果が低下した。
【0005】 このような冷却効果の低下を防止するためには、上記隙間26を狭くすることが 考えられるが、隙間26を狭くした場合、凹凸の激しい路面走行中に生じる車体フ レームの捩じれにより、冷却ファン23a,23bがシュラウド24に接触して破損す るといった新たな不具合が発生した。
【0006】 本考案は上記問題を解決するもので、冷却ファンの外縁端とシュラウドの端部 との隙間から空気が出入りすることを防止し得る産業用車両の冷却装置を提供す ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するために本考案における産業用車両の冷却装置は、ラジエー タの冷却ファンの外縁部に、冷却ファンを囲むリング状のファンガードを取付け 、ラジエータ側に、ラジエータからファンガードの外周方を覆うシュラウドを設 け、このシュラウドに、ファンガードの外周面が摺接するシール材を設けたもの である。
【0008】
【作用】
上記構成によれば、冷却ファンの回転とともにファンガードの外周面がシール 材に摺接しているため、ファンガードの外周面とシュラウドの端部との隙間は上 記シール材によりシールされる。したがって、この隙間から空気が出入りするこ とは防止されるため、ラジエータに供給される冷却用空気の量が減少することは なく、冷却効果が向上する。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1〜図3に基づいて説明する。 1は産業用車両の一例であるフォークリフトであり、車体の後部にエンジン2 が設けられている。このエンジン2の後方にはラジエータ3が設けられ、ラジエ ータ3の後方には吸い込み式の冷却ファン4aが設けられている。この冷却ファ ン4aの外縁端部には、冷却ファン4aを囲むリング状のファンガード5が取付 けられている。
【0010】 上記ラジエータ3の後側には、ラジエータ3からファンガード5の外周方を覆 うシュラウド6が設けられている。そして、ファンガード5の外周面と、ファン ガード5の外周面に対向するシュラウド6の端部との間には、所定寸法の隙間7 が形成されている。
【0011】 シュラウド6の端部後面には、シール材の一例であるリング状のブラシ8がね じ9を介して着脱自在に取付けられている。このブラシ8の先端部はファンガー ド5の外周面に接触し、これにより、ファンガード5の外周面はブラシ8の先端 部に摺接自在となっている。
【0012】 以下、上記構成における作用を説明する。 図1に示すように、冷却ファン4aを回転することにより、冷却用空気10が前 方から吸込まれてラジエータ3に供給される。そして、ラジエータ3を通過した 冷却用空気10はシュラウド6内から冷却ファン4aの後方に強制排気される。
【0013】 この際、冷却ファン4aの回転とともにファンガード5の外周面がブラシ8の 先端部に摺接しているため、隙間7はブラシ8によりシールされる。したがって 、シュラウド6内は外部よりも低圧になっているが、外部の空気11(点線矢印) が隙間7からシュラウド6内に流入することは防止されるため、ラジエータ3に 供給される冷却用空気10の量が減少することはなく、冷却効果が向上する。また 、ブラシ8が摩耗した場合は、ねじ9を取り外して新品のものと交換することが できる。
【0014】 上記隙間7は所定寸法に形成されているため、凹凸の激しい路面走行中に車体 フレームに捩じれが生じても、ファンガード5がシュラウド6に接触するといっ た不具合は防止できる。
【0015】 次に、本考案の他の実施例を図4に基づいて説明する。 4bは押し出し式の冷却ファンであり、ラジエータ3の前方に設けられている 。そして、シュラウド6はラジエータ3の前側に設けられ、ブラシ8はシュラウ ド6の端部前面に取付けられている。
【0016】 これによると、冷却ファン4bを回転することにより、冷却用空気10が冷却フ ァン4bの後方に押し出されてラジエータ3に供給される。この際、冷却ファン 4bの回転とともにファンガード5の外周面がブラシ8の先端部に摺接している ため、隙間7はブラシ8によりシールされる。したがって、シュラウド6内は外 部よりも高圧になっているが、シュラウド6内の冷却用空気10の一部(点線矢印 )がこの隙間7から外部に逃げ出すことは防止されるため、ラジエータ3に供給 される冷却用空気10の量が減少することはなく、冷却効果が向上する。
【0017】 上記各実施例では、リング状のブラシ8を着脱自在にシュラウド6に取付けて いるが、着脱を容易にするために、ブラシ8を半割りあるいはそれ以上の複数割 りにしてもよい。
【0018】 上記各実施例では、シール材の一例としてブラシ8を用いたが、これはゴム板 やスポンジなどの弾性材を用いたものでもよい。
【0019】
【考案の効果】
以上述べたように、シュラウドに、ファンガードの外周面が摺接するシール材 を設けたことにより、ファンガードの外周面とシュラウドの端部との隙間はシー ル材によりシールされる。したがって、この隙間から空気が出入りすることは防 止されるため、ラジエータに供給される冷却用空気の量が減少することはなく、 以て、冷却効果が向上する。これにより、ラジエータを小型化でき、車両全体の コンパクト化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における冷却装置の一部切欠
き側面図である。
【図2】図1におけるA−A矢視図である。
【図3】フォ−クリフトの後部切欠き側面図である。
【図4】本考案の他の実施例における冷却装置の一部切
欠き側面図である。
【図5】従来例における冷却装置の一部切欠き側面図で
ある。
【図6】従来例における冷却装置の一部切欠き側面図で
ある。
【符号の説明】
1 フォ−クリフト(産業用車両) 3 ラジエータ 4a 冷却ファン 4b 冷却ファン 5 ファンガード 6 シュラウド 8 ブラシ(シール材)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラジエータの冷却ファンの外縁部に、冷
    却ファンを囲むリング状のファンガードを取付け、ラジ
    エータ側に、ラジエータからファンガードの外周方を覆
    うシュラウドを設け、このシュラウドに、ファンガード
    の外周面が摺接するシール材を設けたことを特徴とする
    産業用車両の冷却装置。
JP7832392U 1992-11-16 1992-11-16 産業用車両の冷却装置 Withdrawn JPH0643224U (ja)

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JP7832392U JPH0643224U (ja) 1992-11-16 1992-11-16 産業用車両の冷却装置

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JP7832392U JPH0643224U (ja) 1992-11-16 1992-11-16 産業用車両の冷却装置

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JPH0643224U true JPH0643224U (ja) 1994-06-07

Family

ID=13658756

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JP7832392U Withdrawn JPH0643224U (ja) 1992-11-16 1992-11-16 産業用車両の冷却装置

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JP (1) JPH0643224U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100803919B1 (ko) * 2006-04-14 2008-02-15 주식회사 두원공조 팬 조립체의 쉬라우드
JP2010248990A (ja) * 2009-04-15 2010-11-04 Tcm Corp 産業用車両のエンジン冷却装置
JP2016180354A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 ヤンマー株式会社 作業車両

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2010248990A (ja) * 2009-04-15 2010-11-04 Tcm Corp 産業用車両のエンジン冷却装置
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Legal Events

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19970306