JPH0642645Y2 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JPH0642645Y2
JPH0642645Y2 JP1989022646U JP2264689U JPH0642645Y2 JP H0642645 Y2 JPH0642645 Y2 JP H0642645Y2 JP 1989022646 U JP1989022646 U JP 1989022646U JP 2264689 U JP2264689 U JP 2264689U JP H0642645 Y2 JPH0642645 Y2 JP H0642645Y2
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JP
Japan
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endoscope
guide channel
scope
baby scope
tubular body
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JP1989022646U
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Inventor
康広 萬福
裕久 植田
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旭光学工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は内視鏡に関し、特に、いわゆる親子式の内視
鏡において、子内視鏡(以下「ベビースコープ」とい
う)を挿通する親内視鏡(以下「マザースコープ」とい
う)のガイドチャンネルの挿入口部分の改良に関する。
[従来の技術] 第5図は、従来の内視鏡(マザースコープ)のガイドチ
ャンネル53の挿入口部分を示している。図中51は操作
部。52は、ガイドチャンネル53の口元に接続されて外方
に突出して開口する挿入口金。54は、挿入口金52の口元
に着脱自在に取着されたゴム製の鉗子栓である。この鉗
子栓54は、一般に広く用いられているものであり、−状
または+状のスリットが中央部分に穿設されている。20
0はベビースコープの挿入管であり、鉗子栓54のスリッ
ト部分54aを押し開いて、ガイドチャンネル53内に挿通
される。
[考案が解決しようとする課題] 鉗子栓は、一般に鉗子その他の処置具類を挿通するため
に設けられたものである。したがって、臨床検査時間中
に組織片採取などを行うごく短い時間だけ、鉗子等が挿
通されることを前提として作られている。しかし、親子
式の内視鏡検査では、ベビースコープで観察を行う長時
間にわたって、鉗子栓にベビースコープが挿通されたま
まの状態となる。また、ベビースコープの操作は、単な
る鉗子等の操作と違って、挿脱、回転、ひねりその他複
雑な動作が絶えまなくくり返される。
そのため、第5図に一点鎖線で示されるように、ベビー
スコープ200鉗子栓の口元で小さな曲率半径で折り曲げ
られて座屈を起こし、破損して使用不能になってしまう
ことがあった。
また、検査中に、鉗子栓のスリットが「バカ」になって
栓機能が失われてしまい、体腔内から汚液等が噴出して
はなはだ不潔な事態が起こっていた。
本考案は、従来のそのような欠点を解消し、ベビースコ
ープを破損するおそれが少なく、また、ベビースコープ
が挿入された挿入口部を確実にシールすることができる
内視鏡を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本考案の内視鏡は、一端
が挿入部先端に開口して他端側から他の内視鏡が挿脱自
在に挿通されるガイドチャンネルと、上記ガイドチャン
ネルの他端側の口元に管軸を一致させて水密に取り付け
られた弾力性に富んだ非金属材料からなる筒状体とを有
することを特徴とする。
また、一端が挿入部先端に開口して他端側から他の内視
鏡が挿脱自在に挿通されるガイドチャンネルと、上記ガ
イドチャンネルの他端側の口元に管軸を一致させて水密
に取り付けられた弾力性に富んだ非金属材料からなる筒
状体と、上記筒状体の内側に挿通される他の内視鏡との
間を水密にシールするために、他の内視鏡の外径より僅
かに細い内径に上記筒状体の内面に形成された通孔から
なるシール手段とを有することを特徴とする。
[作用] 他の内視鏡(ベビースコープ)を弾力性に富んだ材料か
らなる筒状体内からガイドチャンネル内に挿通すると、
筒状体とベビースコープとの間はシール手段によってシ
ールされる。そして、このシール手段は、挿通されたベ
ビースコープの外径より僅かに細い内径の通孔により形
成されているので、ベビースコープが通孔を全体に平均
的に押し開いて挿通された状態となっている。したがっ
て、その部分で確実なシール性が維持される。
また、ベビースコープを大きくひねる等したときには、
筒状体が徐々に屈曲して、ベビースコープの急激な曲が
りを防止する。
[実施例] 図面を参照して実施例を説明する。
第2図は、本考案の内視鏡(マザースコープ)1のガイ
ドチャンネル2に他の内視鏡(ベビースコープ)100を
挿入した状態を示している。図中、3は、マザースコー
プ1の操作部。4は、挿入部を形成する可撓管。5は、
その先端側に形成され、操作部3に設けられた操作ノブ
6によって遠隔的に屈曲させることができる湾曲部。7
は、対物光学系などが内蔵された先端部本体であり、ガ
イドチャンネル2の先端部分が観察方向に開口形成され
ている。8は、ベビースコープ100の方向を制御するた
めに先端部本体7内に設けられ、操作部3に設けられた
操作レバー9によって遠隔的に揺動する起上台。10は接
眼部である。
一方、101は、ベビースコープ100の操作部、102は挿入
部を形成する可撓管。103は、その先端側に形成され、
操作部101に設けられた操作ノブ104によって遠隔的に屈
曲させることができる湾曲部。105は、対物光学系など
が内蔵された先端部本体。107は接眼部である。
第1図は、マザースコープ1のガイドチャンネル2の基
部側挿入口部分を示しており、操作部3下部に、斜め上
方を向いて突設されている。
図中、21は、ガイドチャンネル2に連通接続された挿入
口金であり、押えナット22によって操作部3に固定され
ている。この挿入口金21の口元は、いわゆるロアロック
タイプの形状に形成されており、挿入口は注射針の基部
と同じテーパ状に形成されている。そして、挿入口金21
の外面には、途中のリング状の突起部21aと操作部3の
端面との間に、円周状の凹溝21bが形成されている。そ
して、そこに、弾力性に富んだゴム材などの非金属材料
からなる筒状体23が、挿入口金21に管軸を一致させて
(したがって、ガイドチャンネル2に管軸を一致させ
て)着脱自在に連結されている。
この筒状体23は、第1図に示されるように、その下部で
は挿入口金21の凹凸部に沿った形状に形成され、しかも
そこで挿入口金21を締めつけるように形成されている。
したがって、この筒状体23と挿入口金21との間は水密に
シールされている。
この筒状体23は、取付部側から先端側へ漸次肉厚が薄く
なるテーパ状に形成されている。ただしその口元23aは
逆にテーパ状に開いた形状に形成されていて、ベビース
コープ100を挿入し易いようになっている。また、筒状
体23の内面には、ベビースコープ100との間をシールす
るために、ベビースコープ100の外径より僅かに細い内
径の通孔25が例えば2カ所に形成されている。したがっ
て、この通孔25の部分では、ベビースコープ100は締め
付けられた状態になり、ガイドチャンネル2の内部と外
部とが、ここで完全にシールされている。ただし、ベビ
ースコープ100を挿脱する際には、ベビースコープ100
は、通孔25部分でこすられながら、管軸方向(矢印C方
向)に容易に進退することができる。
また、操作の必要に応じてベビースコープ100を大きく
ひねったりしたときには、例えば第3図に示されるよう
に、筒状体23がそちらの方向に滑らかに徐々に屈曲す
る。したがって、ベビースコープ100が小さな曲率半径
で曲げられるような事態が防止される。
第4図は、本考案の第2の実施例を示しており、挿入口
金21内にきつく嵌合するテーパ状の差し込み口金32と、
ロアロックの雌ねじ口金34とが、筒状体33に一体に取り
付けられている。したがって、挿入口金21に対する取付
けが機械的に確実に行われると共に、テーパ面によるシ
ール効果も確実である。
[考案の効果] 本考案の内視鏡によれば、ガイドチャンネルに挿入した
他の内視鏡(ベビースコープ)を大きくひねったりして
も、筒状体が徐々に曲ってベビースコープは急激に曲げ
られないので、破損のおそれを大幅に減らすことができ
る。
また、ベビースコープの外径より僅かに細い内径の通孔
によってシール手段を形成して、ベビースコープ挿入口
部のシールを行ったので、シール性が確実であり、長時
間にわたってベビースコープを挿入した状態で使用して
も、汚物の噴出などを最後まで確実に防止することがで
き、またくり返して何度でも使用することができる等の
優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例の部分断面図、 第2図はその実施例の全体側面図、 第3図は使用状態の部分側面図、 第4図は第2の実施例の部分断面図、 第5図は従来の内視鏡の部分断面図である。 1…内視鏡(マザースコープ)、2…ガイドチャンネ
ル、21…挿入口金、23…筒状体、25…通孔(シール手
段)、100…他の内視鏡(ベビースコープ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端が挿入部先端に開口して他端側から他
    の内視鏡が挿脱自在に挿通されるガイドチャンネルと、 上記ガイドチャンネルの他端側の口元に、管軸を一致さ
    せて水密に取り付けられた弾力性に富んだ非金属材料か
    らなる筒状体と、 上記筒状体の内側に挿通される他の内視鏡との間を水密
    にシールするために、他の内視鏡の外径より僅かに細い
    内径に上記筒状体の内面に形成された通孔からなるシー
    ル手段とを有し、 上記筒状体は、内径が上記シール手段の部分を除いて上
    記の他の内視鏡の外径より太い略一定の径に形成され、
    外径が先側へ漸次細く形成されていることを特徴とする
    内視鏡。
JP1989022646U 1989-02-28 1989-02-28 内視鏡 Expired - Fee Related JPH0642645Y2 (ja)

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JPH02114004U JPH02114004U (ja) 1990-09-12
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9383045B2 (en) 2007-07-16 2016-07-05 Tenaris Connections Limited Threaded joint with resilient seal ring

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5637683U (ja) * 1979-08-31 1981-04-09
JPS5915615U (ja) * 1982-07-16 1984-01-30 中西金属工業株式会社 ベルト・コンベヤ

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JPS5671201U (ja) * 1979-11-05 1981-06-12

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