JPH0642338U - 自動車用サンバイザーの取付構造 - Google Patents

自動車用サンバイザーの取付構造

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JPH0642338U
JPH0642338U JP8457092U JP8457092U JPH0642338U JP H0642338 U JPH0642338 U JP H0642338U JP 8457092 U JP8457092 U JP 8457092U JP 8457092 U JP8457092 U JP 8457092U JP H0642338 U JPH0642338 U JP H0642338U
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慎一 田村
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田村プラスチック製品株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工具を使用することなく、バイザー本体を車
体に対し簡単な操作で着脱し、合せて、意匠性及び取付
強度を改善する。 【構成】 バイザー本体5の長縁部及び短縁部に小判形
の長孔8,9を形成する。長孔8,9と対応する位置の
ルーフ部1に取付金具11,12を着脱可能に掛止す
る。取付金具11,12に長孔8,9と重なる挿通孔1
8,20を穿設する。短縁部の取付金具12に補強板1
3を添設し、これに長孔9と重なる挿通孔23を形成す
る。バイザー本体5の外側から長孔8,9及び挿通孔1
8,20,23にボルト14を挿通する。ボルト14に
偏平な頭部26と、長孔8,9に対し回動不能に嵌合す
る回り止め部27とを設ける。バイザー本体5の内側か
らボルト14にナット15を締め付けて、バイザー本体
5を取付金具11,12を介してルーフ部1に取り付け
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車用サンバイザーを車体に着脱するための取付構造に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
車体のルーフ部に装着されるルーフバイザーは、スキーキャリア搭載時や車検 時に取り外す必要があって、着脱の機会が多い。この着脱を可能にするため、従 来から、車体に取付金具を介してルーフバイザーを取り付ける技術が知られてい る。ここでは、バイザー本体が取付金具に対しボルト及びナットにより結合され る。そして、車幅方向に長いルーフバイザーの場合、長辺側を車体に仮止めした のち、バイザー本体を湾曲し、短辺側の位置を合わせて車体に組み付けるように なっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来の取付構造によると、ナットを締めたり緩めたりする際、ボル トの空転を止めるためにドライバ等の工具を使用する必要があり、作業性が悪い ばかりでなく、工具を掛けるためにボルトの頭部が大きくなり、これがバイザー 本体の表面に突出して意匠性を低下させるという問題点もあった。また、短辺側 の取付金具はバイザー本体を湾曲した際に変形しやすく、その状態で取り付ける と、バイザー本体にガタツキが発生するなどの不具合もあった。
【0004】 そこで、この考案の課題は、バイザー本体を車体に対し簡単な操作で着脱でき るとともに、意匠性及び取付強度を改善できる自動車用サンバイザーの取付構造 を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案の取付構造は、バイザー本体の長縁部 及び短縁部に小判形の長孔を形成し、各長孔と対応する位置の車体に取付金具を 着脱可能に掛止し、各取付金具には長孔に重なる挿通孔を穿設し、短縁部の取付 金具に補強板を添設し、補強板には長孔に重なる挿通孔を形成し、バイザー本体 の外側から長孔及び挿通孔にボルトを挿通し、ボルトには偏平な頭部と、長孔に 対し回動不能に嵌合する回り止め部とを設け、バイザー本体の内側からボルトに ナットを締め付けて、バイザー本体を取付金具を介し車体に取り付けて構成され る。
【0006】
【作用】
上記構成によれば、回り止め部が長孔に嵌合してボルトをバイザー本体に対し 回り止めするので、工具を使用する必要がなくなり、ナットを回すだけの簡単な 操作でバイザー本体を車体に着脱できるとともに、ボルトの頭部を偏平に形成し て、外観の見栄えを改善することができる。また、短縁部の取付金具は補強板に よって補強されるため、バイザー本体を湾曲した際に、取付金具が変形するおそ れがなく、この部分の取付強度を向上して、バイザー本体のガタツキを確実に防 止することができる。
【0007】
【実施例】
以下、この考案を乗用車のルーフバイザーに具体化した一実施例を図面に基づ いて説明する。図1はルーフバイザーの取付構造の全体を示すもので、図におい て、1は車体のルーフ部、2はルーフ部1に設けられた天窓、3は天窓2を開閉 するサンルーフ、4は天窓2を上方から覆うようにルーフ部1に取り付けられる ルーフバイザーである。
【0008】 ルーフバイザー4は車幅方向に長い合成樹脂製のバイザー本体5を備えている 。バイザー本体5の前側長縁部と左右両側短縁部とにはルーフ部1に密接するゴ ム製のモール6が装着されている。バイザー本体5の後部中央にはフラップ7が 上下に開閉回動自在に支持されている。バイザー本体5の前側長縁部には左右一 対の小判形の長孔8が形成され、また、左右両側短縁部にはそれぞれ一つの小判 形の長孔9が形成されている。
【0009】 ルーフ部1には天窓2の周縁に沿ってフランジ10が垂設されている。長縁部 の長孔8と対応する位置のフランジ10には前部取付金具11が着脱可能に掛止 されている。短縁部の長孔9と対応する位置のフランジ10には側部取付金具1 2が着脱可能に掛止され、その内側に補強板13が添設されている。各取付金具 11,12及び補強板13はそれぞれ弾性を有する短冊状の金属板を折り曲げて 形成されている。
【0010】 そして、バイザー本体5の前側長縁部は前部取付金具11を介しボルト14及 びナット15により天窓2の前縁に合わせてルーフ部1に取り付けられている。 また、バイザー本体5の左右両側短縁部は側部取付金具12を介しボルト14及 びナット15により天窓2の左右両側縁に合わせてルーフ部1に取り付けられて いる。
【0011】 図2はバイザー本体5の前側長縁部の取付構造をより詳細に示すもので、前部 取付金具11の下端にはフランジ10を弾性把持する把持部17が折曲形成され ている。前部取付金具11の上端部には長孔8に重なる挿通孔18が穿設されて いる。そして、長孔8及び挿通孔18にはバイザー本体1の外側からボルト14 が挿通され、このボルト14にはバイザー本体5の内側からナット15が締付け られている。
【0012】 図3はバイザー本体5の左右両側短縁部の取付構造をより詳細に示すもので、 側部取付金具12の下端にはフランジ10を弾性把持する把持部19が折曲形成 されている。側部取付金具12の上端部には長孔9に重なる挿通孔20が上下に 長く穿設されている。側部取付金具12の中間部にはスリット21が透設されて いる。補強板13の下端にはスリット21に係止される係止片22が折り曲げら れている。補強板13の上端部には長孔9に重なる挿通孔23が上下に長く形成 されている。そして、長孔9及び各挿通孔20,23にはバイザー本体1の外側 からボルト14が挿通され、このボルト14にはバイザー本体5の内側からナッ ト15が締付けられている。
【0013】 ボルト14は、図4及び図5に示すように、ネジ部25と、偏平な頭部26と 、長孔8,9と同じ小判形の回り止め部27とを備え、回り止め部27が長孔8 ,9に対し回動不能に嵌合するようになっている。ナット15は、図1、図2、 図3に示すように、略三角形の合成樹脂製のつまみ部28に金属製のネジ筒29 を埋設して構成され、つまみ部28の外周面には凹凸の滑り止め30が形成され ている。
【0014】 ルーフバイザー4の取り付けに際しては、まず、サンルーフ3を全開し、次い で、前部取付金具11を把持部17によりフランジ10に掛止する。次に、バイ ザー本体5の長孔8を前部取付金具11の挿通孔18に合せ、各孔8,18にボ ルト14を挿通し、これにナット15を締付けて、バイザー本体5の長縁部をル ーフ部1に仮止めする。続いて、側部取付金具12のスリット21に補強板13 の係止片22を係止して、側部取付金具12と補強板13とを一体に組み付け、 この一体品を把持部19によりフランジ10に掛止する。そして、バイザー本体 5を車幅方向へ若干湾曲して、長孔9と挿通孔20,23との位置を合せ、ボル ト14及びナット15を締付けて、バイザー本体5の左右両側短縁部をルーフ部 1に仮止めする。その後、各取付金具11,12がフランジ10に接合するよう に、バイザー本体5を前後左右に微調整して、各ナット15を本締めする。ルー フバイザー4の取り外しに際しては、ナット15を緩めたのち、ボルト14、バ イザー本体5、取付金具11,12を順次取り外せばよい。
【0015】 上記した着脱作業に際しては、ボルト14の回り止め部27が長孔8,9に嵌 合してボルト14をバイザー本体5に対し回り止めするので、従来のように工具 を使用する必要がない。したがって、ナット15を回すだけの簡単な操作でバイ ザー本体5をルーフ部1に容易に着脱できるとともに、ボルト14の頭部26を 偏平に形成して、外観の見栄えを改善することもできる。また、側部取付金具1 2は補強板13によって補強されているため、バイザー本体5を湾曲した際に、 側部取付金具12が変形するおそれがなく、従来と比較して、この部分の取付強 度が向上し、装着時におけるバイザー本体5のガタツキを確実に防止することが できる。
【0016】 なお、この考案はルーフバイザー4のみに限定されるものではなく、ハッチバ ック式乗用車のリヤバイザー、或いは、トラックのフロントバイザー、その他、 自動車の各部に装着されるサンバイザーの取付構造に応用することもでき、また 、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で各部の形状並びに構成を適宜に変更して具体 化することも可能である。
【0017】
【考案の効果】
以上詳述したように、この考案によれば、側部取付金具に補強板を添設すると ともに、ボルトに回り止め部を設けたので、バイザー本体を車体に対し簡単な操 作で着脱でき、意匠性及び取付強度を改善できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例であるルーフバイザーの取付
構造を示す斜視図である。
【図2】図1のルーフバイザーの長縁部の取付構造を示
す断面図である。
【図3】図1のルーフバイザーの短縁部の取付構造を示
す断面図である。
【図4】図2及び図3のボルトを拡大して示す正面図で
ある。
【図5】図4のボルトの底面図である。
【符号の説明】
1・・ルーフ部、2・・天窓、3・・サンルーフ、4・
・ルーフバイザー、5・・バイザー本体、6・・モー
ル、7・・フラップ、8,9・・長孔、10・・フラン
ジ、11・・前部取付金具、12・・側部取付金具、1
3・・補強板、14・・ボルト、15・・ナット、1
7,19・・把持部、18,20,23・・挿通孔、2
1・・スリット、22・・係止片、25・・ネジ部、2
6・・頭部、27・・回り止め部、28・・つまみ部、
29・・ネジ筒、30・・滑り止め。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バイザー本体の長縁部及び短縁部に小判
    形の長孔を形成し、各長孔と対応する位置の車体に取付
    金具を着脱可能に掛止し、各取付金具には長孔に重なる
    挿通孔を穿設し、短縁部の取付金具に補強板を添設し、
    補強板には長孔に重なる挿通孔を形成し、バイザー本体
    の外側から長孔及び挿通孔にボルトを挿通し、ボルトに
    は偏平な頭部と、長孔に対し回動不能に嵌合する回り止
    め部とを設け、バイザー本体の内側からボルトにナット
    を締め付けて、バイザー本体を取付金具を介し車体に取
    り付けてなることを特徴とする自動車用サンバイザーの
    取付構造。
JP8457092U 1992-11-12 1992-11-12 自動車用サンバイザーの取付構造 Expired - Lifetime JP2580745Y2 (ja)

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JP5592431B2 (ja) 2012-04-23 2014-09-17 株式会社ホンダアクセス 車両用サンルーフバイザーの取付構造
JP6786962B2 (ja) * 2016-08-30 2020-11-18 株式会社豊田自動織機 電池パックの端子取付構造

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