JPH0642103U - 切断工具 - Google Patents

切断工具

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Publication number
JPH0642103U
JPH0642103U JP8043992U JP8043992U JPH0642103U JP H0642103 U JPH0642103 U JP H0642103U JP 8043992 U JP8043992 U JP 8043992U JP 8043992 U JP8043992 U JP 8043992U JP H0642103 U JPH0642103 U JP H0642103U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
base
cut
cutting
hole
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8043992U
Other languages
English (en)
Inventor
総一郎 溝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP8043992U priority Critical patent/JPH0642103U/ja
Publication of JPH0642103U publication Critical patent/JPH0642103U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切断した切断溝の周囲が剥離しないように切
断して外観よく切断する。切断するとき刃先や罫書き線
が見やすくて作業性が向上する 【構成】 駆動機構を収納したハウジングと、ハウジン
グに取着されたベース5と、ベース5の刃孔19より突
出した刃物を有する。ベース5を被切断材の表面に沿わ
せて移動しながら往復駆動される刃物で被切断材を切断
する。これにおいて、ベース5に形成した長い刃孔19
の周囲に下面側に向けて幅が狭くなるように下り傾斜し
たテーパー部29を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、合板、石膏ボード、ロッウウール板等の建築用材料を切断するため の切断工具に関し、詳しくはベースを被切断材の表面に沿わせて移動しながら往 復駆動される刃物で切断する切断工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の切断工具としては、鋸刃を単純な往復運動させるジグソーと称 されるものや、実公平1−26402号公報に示されたもののように鋸刃やナイ フ刃等の刃物を前後に往復揺動させると共に上下に往復運動させるものがある。 これらは、ベースを被切断材の表面に沿わせて摺接させながら刃物にて切断する 構造のため刃物はベースの刃孔からベースの下方に突出させてある。これらのベ ースは切断するとき切断反力を受けて被切断材や工具を安定して支持する機能を 有する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来のベースによると、往復駆動される刃物の刃先の位置を見やす くするため刃孔は刃の周囲で大きく切り欠く必要があった。そのためロックウー ル等の軟質材の切断においては切断溝に周囲が剥離して外観を著しく損なうとい う問題があった。
【0004】 本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであって、本考案の目的とするとこ ろは切断した切断溝の周囲が剥離しないように切断して外観よく切断でき、しか も切断するとき刃先や罫書き線が見やすくて作業性が向上する切断工具を提供す るにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案切断工具は、駆動機構を収納したハウジング6 と、ハウジング6に取着されたベース5と、ベース5の刃孔19より突出した刃 物2を有し、ベース5を被切断材4の表面に沿わせて移動しながら往復駆動され る刃物2で被切断材4を切断する切断工具において、ベース5に形成した長い刃 孔19の周囲に下面側に向けて幅が狭くなるように下り傾斜したテーパー部29 を設けて成ることを特徴とする。
【0006】
【作用】
上記構成によれば、ベース5に形成した長い刃孔19の周囲に下面側に向けて 幅が狭くなるように下り傾斜したテーパー部29を設けたことにより、刃物2に て被切断材4を切断するとき切断した切断溝の周囲がベース5にて確実に押さえ られて切断溝の周囲が剥離しないように切断できて外観が悪くならないように切 断でき、しかも刃孔19の周囲にテーパー部29を有することにより、刃孔19 を通して刃物2の刃先や罫書き線が見やすく作業性が向上し、正確な切断作業が できる。
【0007】
【実施例】
図5、図6に示すようにベース5が取り付けられたハウジング6は、ベース5 に対して傾斜しているグリップ部7と、ベース5と平行に延設されたモータ収容 部8を備えている。グリップ部7の端部には電池パック20が着脱自在に装着さ れ、電源スイッチ(トリガースイッチ)9がグリップ部7とモータ収容部8との 交点に設けられている。
【0008】 ハウジング6の両側壁間には図7に示すように回転軸10を架設してあり、回 転軸10の両端の軸支部10a,10bをハウジング6に回転自在に軸支してあ る。この回転軸10には従動歯車11を一体に装着してあり、モータ等の原動機 に連結される駆動歯車12を従動歯車11に歯合させてあり、駆動歯車12にて 回転軸10が回転駆動されるようになっている。この回転軸10には回転軸10 の軸芯に対して所定量偏芯した偏芯カム13を設けてあり、駆動アーム1の基端 に設けた係合孔14に偏芯カム13を回転自在に係合してあり、偏芯カム13に て駆動アーム1を駆動できるようになっている。駆動アーム1の基端と先端との 間の中間部には上下に長い長孔15を設けてあり、駆動アーム1の先端には刃物 2を取り付けてある。駆動アーム1の長孔15に対応する位置でハウジング6に 揺動支点16が設けられ、揺動支点16が駆動アーム1の長孔15に挿通してあ る。刃物2は上下方向に長い矩形板状に形成され、上下方向に切刃部3を鋸刃状 に設けてある。切刃部3は刃物2の進行方向である前側の縁の切刃部3aと後側 の縁の切刃部3bと下端の円弧状の縁の切刃部3cとで構成されている。この刃 物2は駆動アーム1の先端部と押さえ板17との間に挟持し、締め付けねじ18 を締結することにより取り付けてある。上記駆動アーム1の先端はハウジング6 より突出しており、刃物2をベース5の刃孔19に挿通してあって、刃物2をベ ース5の下面に突出させてある。
【0009】 またベース5は図1、図2に示すように鋼板等からなる金属基板22の下面側 に合成樹脂の摺接部23を一体に設けて形成されている。摺接部23は合成樹脂 の成形品であって、摺接部23を金属基板22に一体にするには接着剤による接 着や、ねじ30によるねじ止めにて取り付けてある。ベース5の金属基板22は ベース5全体の補強の役目を果たし、合成樹脂の摺接部23は被切断材4に摺接 する役目を果たす。ベース5には取り付け孔25を設けてあり、この取り付け孔 25を図3に示すようにハウジング6の下端のねじ孔26に合致させ、取り付け 孔25から取り付けねじ27をねじ孔26に螺合して取り付けてある。ベース5 にはベース5の中心線上で、スリット状の刃孔19を穿孔してあり、刃孔19の 前方に刃孔19に連続するように刃孔19より幅の広い切り屑の排出孔28を設 けてある。刃物2はこの刃孔19に通してあって、刃物2をベース5の下面側に 突出させてある。刃孔19の周囲には下方に向かって幅が狭くなるようにθの角 度傾斜したテーパー部29を設けてある。このテーパー部29を有することによ り、刃物2や罫書き線が見やすく、作業性が向上し、適切な切断作業が可能にな る。ベース5の前方の先端部には下面から上面に向けて曲面となった曲面部24 を設けてある。ベース5の前端及び後端には刃物2の位置に対応する中心線上に 位置するように切り込み31を設けてあり、この切り込み31にて被切断材4に 引かれる罫書き線と刃物2の位置を合わせることができるようになっている。ま た刃物2は前後に揺動運動すると共に上下に往復運動して切断するため、切断さ れる切り幅は刃物2の刃幅より大きくなる。そこでベース5に切り幅の範囲を示 すマーク21を設けてある。このマーク21としては、本実施例の場合、ベース 3の側縁部に切り幅と同じ幅の切欠部21aを設けてある。
【0010】 しかして回転軸10を回転することにより、偏芯カム13にて駆動アーム1が 揺動支点16を支点として揺動運動するように駆動され、駆動アーム1と一緒に 刃物2が前後に揺動すると共に刃物2の長手方向(上下方向)に往復動し、ベー ス5を被切断材4の表面に摺接させて移動させることにより刃物2で被切断材4 が切断される。このように刃物2が駆動されることにより、刃物2の刃先は図8 の矢印のように移動して前後に揺動すると共に上下に往復動する。ここでXは上 下動する量であり、Yは前後に往復動する量である。切断工具で切断するとき、 ベース5を被切断物4の表面に沿わせ、前方に移動することにより刃物2の前側 の切刃部3aで前方に切断され、後方に移動するとき刃物2の後側の切刃部3b で切断されるようになっている。このときベース5の合成樹脂の摺接部23が被 切断材4に摺接するので被切断材4の表面に傷が付いたりしない。またベース5 の刃孔19の周囲にテーパー部29があるので、切断するとき刃孔19を通して 刃先や罫書き線が見やすく、切断するときの作業性が向上し、また被切断材4の 切断溝の周縁が確実に押さえられて奇麗に切断することができる。被切断材4に 下孔を明けないで切り込んで行く場合は、図9に示すようにベース5の前端の曲 面部24を被切断材4に当接し、この当接した部分を支点として図9の矢印のよ うに力を加え、刃物2の下端の切刃部3cで主に切り込んで刃物2を被切断材4 に貫通させる。このとき曲面部24を被切断材4に当接して支点とするので正確 な切り込み作業ができる。
【0011】
【考案の効果】
本考案は叙述のようにベースに形成した長い刃孔の周囲に下面側に向けて幅が 狭くなるように下り傾斜したテーパー部を設けたので、刃物にて被切断材を切断 する切断した切断溝の周囲がベースにて確実に押さえられて切断溝の周囲が剥離 しないように切断できて外観が悪くならないように切断できるものであり、しか も刃孔の周囲にテーパー部を有することにより、刃孔を通して刃物の刃先や罫書 き線が見やすく、作業性が向上し、正確な切断作業ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のベースを示し、(a)は斜
視図、(b)は(a)のA−A線断面図である。
【図2】同上のベースと刃物を示す断面図である。
【図3】同上のベースを取り付ける状態を説明する斜視
図である。
【図4】同上のベースの刃孔を示す平面図である。
【図5】同上の全体を示す斜視図である。
【図6】同上の全体の一部切欠正面図である。
【図7】同上の駆動機構を示す分解斜視図である。
【図8】同上の刃物の動作を説明する説明図である。
【図9】同上の下孔を明けないで切り込んで行く状態を
説明する説明図である。
【符号の説明】
2 刃物 4 被切断材 5 ベース 6 ハウジング 19 刃孔 29 テーパー部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動機構を収納したハウジングと、ハウ
    ジングに取着されたベースと、ベースの刃孔より突出し
    た刃物を有し、ベースを被切断材の表面に沿わせて移動
    しながら往復駆動される刃物で被切断材を切断する切断
    工具において、ベースに形成した長い刃孔の周囲に下面
    側に向けて幅が狭くなるように下り傾斜したテーパー部
    を設けて成ることを特徴とする切断工具。
JP8043992U 1992-11-20 1992-11-20 切断工具 Withdrawn JPH0642103U (ja)

Priority Applications (1)

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JP8043992U JPH0642103U (ja) 1992-11-20 1992-11-20 切断工具

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JP8043992U JPH0642103U (ja) 1992-11-20 1992-11-20 切断工具

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Publication Number Publication Date
JPH0642103U true JPH0642103U (ja) 1994-06-03

Family

ID=13718298

Family Applications (1)

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JP8043992U Withdrawn JPH0642103U (ja) 1992-11-20 1992-11-20 切断工具

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JP (1) JPH0642103U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010083038A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Panasonic Electric Works Co Ltd 切断工具
WO2015050055A1 (ja) * 2013-10-01 2015-04-09 日立工機株式会社 切断工具
JP2015071228A (ja) * 2013-10-01 2015-04-16 日立工機株式会社 切断工具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015050055A1 (ja) * 2013-10-01 2015-04-09 日立工機株式会社 切断工具
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