JPH0641896Y2 - 車両のバンパ取付部の構造 - Google Patents

車両のバンパ取付部の構造

Info

Publication number
JPH0641896Y2
JPH0641896Y2 JP8431489U JP8431489U JPH0641896Y2 JP H0641896 Y2 JPH0641896 Y2 JP H0641896Y2 JP 8431489 U JP8431489 U JP 8431489U JP 8431489 U JP8431489 U JP 8431489U JP H0641896 Y2 JPH0641896 Y2 JP H0641896Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bumper
vehicle
side member
rear floor
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8431489U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0324952U (ja
Inventor
英樹 寺前
健 仲谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP8431489U priority Critical patent/JPH0641896Y2/ja
Publication of JPH0324952U publication Critical patent/JPH0324952U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0641896Y2 publication Critical patent/JPH0641896Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、車両のバンパ取付部の構造に関する。
(従来の技術) 従来、リア側のバンパを車両ボデーに取付けるにあた
り、バンパの裏面側に突設されたバンパアームを車両ボ
デーのリアフロアサイドメンバ内に挿入固定するよう構
成された車両が、例えば実開昭63-8145号公報,実開昭6
3-119150号公報に開示されている。
通常、このような車両では、第6図に示すように、車両
ボデー1のフロアパネル2の後部下面における両側領域
に車両前後方向に沿って2本の横断面逆ハット形のリア
フロアサイドメンバ3(同図において片側のみ示す)が
取付けられる。一方、バンパ4には、その裏面側に車幅
方向に沿ってバンパリインホースメント5が取付けられ
るとともに、第7図に示すようにバンパリインホースメ
ント5には、上記2本のリアフロアサイドメンバ3に対
応して2本のバンパアーム6(同図において片側のみ示
す)がそれぞれ突設される。
そして、バンパアーム6を、それぞれリアフロアサイド
メンバ3内に後端開口よりそれぞれ挿入して、その底壁
に固着具7,7により固定する。こうして、バンパ4が車
両ボデー1に取付けられる。
(考案が解決しようとする課題) ところで、近年、バンパ4のライセンスプレート取付領
域の周辺部に照明器具を配置して、夜間走行時にライセ
ンスプレートを照明するように構成された車両がある。
このような車両におけるバンパの組付は、まず第8図想
像線に示すように、バンパアーム6の先端をそれぞれリ
アフロアサイドメンバ3の後端底面にそれぞれ係止させ
ながら、バンパ4の中央部を作業者自身でささえること
により、バンパ4の裏面側と車両ボデー1との間に作業
用スペースaを確保し(以下「バンパ仮置状態」と称
す)、つぎにその作業用スペースaを利用してバンパ4
側のハーネスと車両ボデー1側のハーネスとを接続した
後、上述したようにバンパ4を車両ボデー1側に奥まで
押し込んで固定する。
しかしながら、従来のバンパ取付部の構造では、バンパ
仮置状態において十分な作業用スペースaが確保される
ように、バンパアーム6の長手寸法を長く設定すると、
バンパアーム6の本固定時において、リアフロアサイド
メンバ3とバンパアーム6との重ね合わせ部により構成
される剛性の高い領域が必要以上に長くなり、その分だ
け車両衝突時におけるリアフロアサイドメンバ3のクラ
ッシュ量が減少するとともに、変形モードが悪化して、
衝突エネルギーの十分な吸収が阻害されるという問題が
生じる。
逆に、衝突エネルギーの吸収を十分に確保するためにバ
ンパアーム6の長手寸法を短く設定すると、バンパアー
ム6の先端をリアフロアサイドメンバ3に係止するバン
パ仮置状態で、バンパ4の裏面側と車両ボデー1との間
の作業用スペースaが小さくなり、ハーネスの結線作業
が困難になる。
(考案の目的) この考案は、上記従来技術の問題を解消し、車両衝突時
のエネルギー吸収量を十分に確保しつつ、バンパ仮置状
態で十分な作業用スペースを確保できる車両のバンパ取
付部の構造を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この考案は、車両前後方向に沿って配設される横断面略
U字形のサイドメンバ内に、バンパの裏面側に突設され
たバンパアームが、前記サイドメンバの端部開口より挿
入固定された車両であって、上記目的を達成するため、
前記サイドメンバの端部底面に係載自在なバンパ仮置用
水平片を有する略逆L字形フランジの、その垂直片下端
を前記バンパアームの先端に連結している。
(実施例) 第1図はこの考案の一実施例である車両のバンパ取付部
の構造を示す分解斜視図、第2図は第1図のII-II線断
面図である。なお、このバンパ取付部の構造が適用され
ている車両には、そのリヤ側バンパ14にライセンスプレ
ート10を照明するための図示しない照明器具が装備され
ている。
両図に示すように、車両ボデー11のフロアパネル12に
は、その下面側における両側領域に車両前後方向に沿っ
てリアフロアサイドメンバ13,13がそれぞれ取付けられ
る。このリアフロアサイドメンバ13,13は、第3図に示
すように、横断面が逆ハット形に仕上げられており、両
リップ片がそれぞれフロアパネル12の下面に固定されて
いる。
一方、リヤ側バンパ14の裏面側には、車幅方向に沿って
バンパリインホースメント15が取付けられる。さらに、
このバンパリインホースメント15には、上記2本のリア
フロアサイドメンバ13,13にそれぞれ対応して、先端が
それぞれ車内方向に延びる2本のバンパアーム16,16が
それぞれ取付けられる。このバンパアーム16,16は、第
4図に示すように、横断面U字形に仕上げられており、
その底片先端には一旦上方へ垂直に延びてから車内方向
に向けて水平に延びる逆L字形フランジ20が連設され
る。
このように構成されたバンパ14の車両ボデー11への組付
けは、第2図想像線および第5図に示すように、まず、
バンパアーム16,16先端のフランジ20の水平片21を、リ
アフロアサイドメンバ13,13の後端部の底片上面にそれ
ぞれ係載するとともに、バンパ14の中央部を作業者自身
でささえることにより、バンパ14の裏面側と車両ボデー
11との間に作業用スペースcを確保する(以下「バンパ
仮置状態」と称す)。この場合、フランジ20の垂直片22
をリアフロアサイドメンバ13,13の底片後端面に係止す
ることにより、バンパ14の前後方向の位置決めが図られ
る。
次に、上記作業用スペースcを利用して、バンパ14の照
明器具から引き出されたハーネスを車両ボデー11側に設
けられたハーネスと接続する。
結線作業が終了すれば、バンパ14を一旦上方へ持ち上げ
るようにしてバンパアーム16,16をそれぞれリアフロア
サイドメンバ13,13内に後方より挿入し、バンパアーム1
6,16の下面をリアフロアサイドメンバ13,13の底面上に
重ね合わせるようにして固着具17,17によりそれぞれ固
定する。こうしてバンパ14が車両ボデー11に取付けられ
る。
以上のように、バンパアーム16の先端にバンパ仮置用の
逆L字形フランジ20を設けたため、バンパ14の仮置きは
逆L字形フランジ20をリアフロアサイドメンバ13に係載
して行なうことができ、言い換えればバンパアーム16の
先端をリアフロアサイドメンバ13に係載する必要がない
ため、その分バンパアーム16の長さを従来より短く設定
しながら作業用スペースcを十分に確保することができ
る。また、バンパアーム16を短くできる結果、リアフロ
アサイドメンバ13とバンパアーム16との重ね合う部の寸
法も短くなり、車両衝突時におけるリアフロアサイドメ
ンバ13の十分なクラッシュ量が確保されるとともに良好
な変形モードが保証されて、衝突エネルギーが十分に吸
収される。なお、バンパ14が車両ボデー11に本固定され
た状態においては、フランジ20がリアフロアサイドメン
バ13と非接触の状態にあるため、フランジ20によりリア
フロアサイドメンバ13の剛性が高められることはない。
(考案の効果) 以上のように、この考案の車両のバンパ取付部の構造に
よれば、バンパアームの先端にバンパ仮置用の略逆L字
形フランジを設けているため、車両衝突時のエネルギー
吸収量を十分に確保しつつ、バンパ仮置状態で十分な作
業用スペースを確保できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例である車両のバンパ取付部
の構造を示す分解斜視図、第2図は第1図のII-II線断
面図、第3図は上記構造に適用されたリアフロアサイド
メンバの断面図、第4図は同じく上記構造に適用された
バンパアームを示す斜視図、第5図はこの実施例におけ
るバンパ仮置状態を説明するための断面図、第6図は従
来の車両のバンパ取付部の構造を示す断面図、第7図は
その構造に適用されたバンパアームを示す斜視図、第8
図は第6図の要部拡大断面図である。 11…車両ボデー、 13…リアフロアサイドメンバ、 14…バンパ、16…バンパアーム、 20…フランジ、21…水平片、 22…垂直片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両前後方向に沿って配設される横断面略
    U字形のサイドメンバ内に、バンパの裏面側に突設され
    たバンパアームが、前記サイドメンバの端部開口より挿
    入固定された車両において、 前記サイドメンバの端部底面に係載自在なバンパ仮置用
    水平片を有する略逆L字形フランジの、その垂直片下端
    が前記バンパアームの先端に連結されたことを特徴とす
    る車両のバンパ取付部の構造。
JP8431489U 1989-07-18 1989-07-18 車両のバンパ取付部の構造 Expired - Lifetime JPH0641896Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8431489U JPH0641896Y2 (ja) 1989-07-18 1989-07-18 車両のバンパ取付部の構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8431489U JPH0641896Y2 (ja) 1989-07-18 1989-07-18 車両のバンパ取付部の構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0324952U JPH0324952U (ja) 1991-03-14
JPH0641896Y2 true JPH0641896Y2 (ja) 1994-11-02

Family

ID=31632700

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8431489U Expired - Lifetime JPH0641896Y2 (ja) 1989-07-18 1989-07-18 車両のバンパ取付部の構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0641896Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0324952U (ja) 1991-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0641896Y2 (ja) 車両のバンパ取付部の構造
JPH0319777U (ja)
JPH086628Y2 (ja) 自動車のバンパサイド取付構造
JPH0343084Y2 (ja)
JP3173540B2 (ja) ヘッドランプステー取付部構造
JP2510536Y2 (ja) 車両の前部車体構造
JPH0726218Y2 (ja) ダツシユパネル用クロスメンバ構造
JPH0748448Y2 (ja) 自動車の車体構造
JPH0620653Y2 (ja) 自動車の前部車体構造
JPH0338287U (ja)
JPH0439822Y2 (ja)
JPH0545559Y2 (ja)
JPH0514928Y2 (ja)
JPS6311280U (ja)
JPS5911078U (ja) 自動車用シ−トベルト取付部の補強構造
JPS63152727U (ja)
JPH0232462U (ja)
JPH0781626A (ja) 車両フロアにおけるクロスメンバ構造
JPH0176373U (ja)
JPS63112956U (ja)
JPS6313361U (ja)
JPH0234362U (ja)
JPH02115716U (ja)
JPH0458454U (ja)
JPS6352654U (ja)