JPH0641082U - 同軸コネクタ - Google Patents

同軸コネクタ

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JPH0641082U
JPH0641082U JP7654492U JP7654492U JPH0641082U JP H0641082 U JPH0641082 U JP H0641082U JP 7654492 U JP7654492 U JP 7654492U JP 7654492 U JP7654492 U JP 7654492U JP H0641082 U JPH0641082 U JP H0641082U
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sleeve
contact
coaxial connector
male
coaxial cable
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JP7654492U
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Inventor
博一 松本
昌紀 松川
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エス・ディ・ケイ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被接触側スリーブの口径寸法の製造ばらつき
による接触不良や挿脱の困難性、あるいはスリーブにす
り割りがあるためにシールド特性等が劣化したり、製造
上、加工工程数が増加するといった点を解決する。 【構成】 金属製スリーブ110の少なくとも前部を弾
性変形可能な完全円筒構造にし、さらにその内周面に1
個又は複数個の凸部111aを設ける。おす側スリーブ
1への挿入時に、スリーブ110の前部が弾性変形し、
その内周面に設けた凸部111aが該おす側スリーブ1
に接触する。また、スリーブ110にはすり割りが設け
られていないので、シールド特性等が向上する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、同軸ケーブルに接続され、コンタクトとスリーブが同心円状になっ た挿抜方式の同軸コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2は従来の挿抜方式のめす形同軸コネクタの一構成例を示す縦断面図、及び 図3はそのA−A線断面図である。 このめす形同軸コネクタは、同心円状に設けられたおす側の円筒状金属製スリ ーブ1及び丸ピン形コンタクト2に対して押込み又は引抜き可能な構造になって おり、同軸ケーブル50のシールド線52に接続された金属製スリーブ10を備 えている。スリーブ10は、おす側スリーブ1の外側に挿入される円筒状のスリ ーブ本体11を有し、そのスリーブ本体11の後部には、キャップ形のシールド カバー部12が連結されている。
【0003】 スリーブ本体11は、例えば1枚の硬質性金属板をプレス成型加工によって円 筒状に形成され、それには、中心軸方向Xに対して弾性を持たせておす側スリー ブ1との接触を良好にするために2個のすり割り11aが形成されている。シー ルドカバー部12は、同軸ケーブル50との接続箇所をシールドすると共に該同 軸ケーブル50を固定するためのものであり、その後部に、口径の小さな円筒状 のケーブル挾持部12aが形成されている。ケーブル挾持部12aは、同軸ケー ブル50の端末を挾持固定すると共に、該同軸ケーブル50から露出させたシー ルド線52と接続されている。
【0004】 スリーブ本体11の中心軸には、おす側コンタクト2と嵌合するすり割り形の めすコンタクト20が配置され、該めすコンタクト20の後部に、端子部21が 延設されている。端子部21には、同軸ケーブル50の芯線51が半田付け、圧 着等で接続されている。めすコンタクト20は、スリーブ10内に設けた合成樹 脂製の絶縁体30によって支持、固定されている。さらに、スリーブ10の外側 には、合成樹脂等でできた絶縁性のカバー40が嵌合されている。
【0005】 この種の同軸コネクタの組立てと同軸ケーブル50の接続は、例えば次のよう にして行われる。 シールドカバー部12の前方から絶縁体30を挿入し、該絶縁体30及びシー ルドカバー部12を、スリーブ本体11の後方から嵌入する。カバー40に貫挿 した同軸ケーブル50の端末の外被を剥離し、芯線51及びシールド線52を露 出させ、該芯線51をめすコンタクト20の端子部21に半田付け、圧着等で接 続する。そして、シールドカバー部12のケーブル挾持部12aの後方から、め すコンタクト20を通し、絶縁体30内に該めすコンタクト20を挿着する。
【0006】 次に、スリーブ本体11とシールドカバー部12との重なりあった部分を、圧 着等で固定し、該スリーブ本体11及びシールドカバー部12内に絶縁体30を 固定する。そして、圧着工具等を用いてシールドカバー部12のケーブル挾持部 12aを圧着し、該ケーブル挾持部12aによって同軸ケーブル50を挾持し、 該ケーブル挾持部12aとシールド線52とを接続する。その後、カバー40を スリーブ10の後方から圧入すれば、同軸ケーブル50の接続と同軸コネクタの 組立てが完了する。 このようにして組立てられた同軸コネクタのスリーブ10を、おす側スリーブ 1の外側へ挿入すれば、めすコンタクト20がおす側コンタクト2の外側に嵌合 し、該スリーブ10とおす側スリーブ1とが電気的に接続されると共に、該めす コンタクト20とおす側コンタクト2とが電気的に接続される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成の同軸コネクタでは、次のような課題があった。 (a) 従来の同軸コネクタでは、機械的強度等の点から、スリーブ本体11が 、例えば1枚の硬質性金属板を用いてプレス成型加工で円筒状に形成されている 。スリーブ本体11にはすり割り11aが形成され、このすり割り11aにより 、該スリーブ本体11を中心軸方向Xに変位可能にばね性を持たせている。しか し、スリーブ本体11は、その構造上、ばね性に劣る。 おす側スリーブ1の口径寸法は、日本電子機械工業会等の規格で定められてお り、許容誤差の寸法が厳しいものとなっている。そのため、製造ばらつき等によ っておす側スリーブ1の口径寸法が小さすぎると、スリーブ本体11との電気的 な接触不良が生じる。逆に、おす側スリーブ1の口径寸法が大きすぎると、それ に対するスリーブ本体11の挿脱が困難になる。この際、スリーブ本体11をお す側スリーブ1の外側へ圧入すると、このおす側スリーブ1によってスリーブ本 体11のすり割り11aの部分が広がり、該スリーブ本体11が楕円形に変形す る。そのため、おす側スリーブ1との接触面積が少なくなって、該おす側スリー ブ1との電気的な接触不良の問題が生じる。
【0008】 (b) スリーブ本体11にはすり割り11aを設けてばね性を持たせているが 、そのようなすり割り11aがあると、電磁波のシールド特性等が劣化すると共 に、製造上、加工工程数が増え、コスト高になるという問題もあった。 本考案は、前記従来技術が持っていた課題として、おす側スリーブの口径寸法 の製造ばらつきによる接触不良や挿脱の困難性、あるいはすり割りのためにシー ルド特性等が劣化したり、製造上、加工工程数が増加するといった点について解 決した同軸コネクタを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
第1の考案は、前記課題を解決するために、円筒状をなしその後部に同軸ケー ブルのシールド線が接続された金属製スリーブと、前記同軸ケーブルの芯線に接 続され前記スリーブの中心軸に配置されたコンタクトと、前記スリーブと前記コ ンタクトを電気的に絶縁しかつ該コンタクトを該スリーブ内に固定する絶縁体と 、前記スリーブの外側に嵌合される絶縁性のカバーとを、備えた同軸コネクタに おいて、次のような手段を講じている。即ち、前記金属製スリーブは、少なくと もその前部を弾性変形可能な完全円筒構造にし、かつその内周面に1個又は複数 個の凸部を設けている。 第2の考案では、第1の考案の同軸コネクタにおいて、前記金属製スリーブの 側面に樹脂注入用の注入孔を形成し、その注入孔を通して前記絶縁体及びカバー を合成樹脂を用いたモールド加工で一体成型している。
【0010】
【作用】
第1の考案によれば、以上のように同軸コネクタを構成したので、スリーブの 少なくとも前部を弾性変形可能な完全円筒構造にすることは、製造時における被 接触側スリーブ等の口径寸法のばらつきに対し、それに応じて該スリーブが弾性 変形し、挿脱を可能にする働きがある。さらに、スリーブの内周面に設けられた 凸部は、被接触側スリーブ等に対し、該スリーブのばね性によって良好な電気的 接触状態を得る働きがある。 第2の考案によれば、注入孔を通して絶縁体及びカバーを合成樹脂を用いたモ ールド加工で一体成型することは、コンタクトをスリーブ内に固定すると同時に 、該スリーブの外側をカバーで被覆する働きがある。従って、前記課題を解決で きるのである。
【0011】
【実施例】第1の実施例 図1は本考案の第1の実施例を示す挿抜方式のめす形同軸コネクタの縦断面図 、図4は図1の左側面図、図5は図1のB−B線断面図、及び図6は図1中のス リーブの斜視図である。 この同軸コネクタは、従来と同様に、同軸ケーブル50に接続され、おす側の 円筒状金属製スリーブ1及び丸ピン形コンタクト2に対して押込み及び引抜き可 能な構造になっており、該おす側スリーブ1の外側に挿入される金属製スリーブ 110を備えている。スリーブ110は、図6等に示すように、おす側スリーブ 1の外側に挿入される円筒状のスリーブ本体111と、その後部に延設された口 径の小さな円筒状のシールドカバー部112とで構成され、それらがプレス成型 加工等で一体成型されている。
【0012】 スリーブ本体111は、肉厚の薄いばね性を持った燐青銅等の材料で形成され ており、従来のようなすり割りのない弾性変形可能な完全円筒構造である。スリ ーブ本体111の前部の内周面には、おす側スリーブ1の外側に接触する例えば 2個の凸部111aが形成されている。このスリーブ本体111の後部に延設さ れたシールドカバー部112は、同軸ケーブル50の端末を挾持し、該同軸ケー ブル50のシールド線52と接続されている。 スリーブ本体111の中心軸には、おす側コンタクト2と嵌合するすり割り形 のめすコンタクト120が配置されている。このめすコンタクト120は、ばね 性を持った燐青銅等の金属でできており、その後部には端子部121が延設され 、該端子部121に半田付け、スポット溶接、圧着等で同軸ケーブル50の芯線 51が接続されている。
【0013】 めすコンタクト120は、合成樹脂等でできた絶縁体130により、スリーブ 本体111内に固定、支持されている。即ち、絶縁体130がスリーブ本体11 1内に固定され、該絶縁体130に形成された貫通孔131内に、めすコンタク ト120が挿着されている。 スリーブ110の外側には、塩化ビニール等の軟質樹脂製のカバー140が嵌 合されている。 以上のように構成される同軸ケーブル付き同軸コネクタの組立て例を説明する 。 スリーブ110の前方より絶縁体130を嵌入する。カバー140に貫挿した 同軸ケーブル50の端末の外被を剥離し、芯線51及びシールド線52を露出さ せ、該芯線51を半田付け、スポット溶接、圧着等でめすコンタクト120の端 子部121に接続する。同軸ケーブル50に接続されためすコンタクト120を 、スリーブ110のシールドカバー部112の後方から通し、絶縁体130の貫 通孔131内に挿着する。
【0014】 次に、スリーブ本体111の外側をかしめる等して内部の絶縁体130を固定 すると共に、シールドカバー部112の外側からかしめる等して該シールドカバ ー部112で同軸ケーブル50を挾持、固定し、該シールドカバー部112とシ ールド線52とを接続する。その後、カバー140をスリーブ110の後方から 圧入すれば、同軸ケーブル付き同軸コネクタの組立てが完了する。 このようにして組立てられた同軸ケーブル付き同軸コネクタのスリーブ110 を、おす側スリーブ1の外側へ挿入すれば、めすコンタクト120がおす側コン タクト2の外側に嵌入される。そして、スリーブ110の内側の凸部111aが めす側スリーブ1と接触すると共に、めすコンタクト120がおす側コンタクト 2と接触し、該同軸コネクタがおす側と電気的に接続される。
【0015】 本実施例の同軸コネクタでは、次のような利点等を有している。 (1) おす側スリーブ1の製造ばらつき等による口径のばらつきを考慮し、該 おす側スリーブ1の外径よりも少し大きめにスリーブ本体111の内径を形成し ておく。このようにしておけば、おす側スリーブ1の外側にスリーブ本体111 を挿入した場合、該スリーブ本体111の内側の凸部111aが、おす側スリー ブ1によって中心軸方向Xの外側へ押し広げられる。この際、スリーブ本体11 1がそのばね性によって弾性変形するため、該スリーブ本体111の円滑な挿入 が行える。 しかも、スリーブ本体111の外側が軟質樹脂製のカバー140で覆われてい るので、該カバー140の弾性力によって該スリーブ本体111が中心軸方向X に押圧される。そのため、スリーブ本体111のばね性と相俟ってカバー140 の押圧力により、凸部111aとおす側スリーブ1との良好な電気的接触状態が 得られる。 また、おす側スリーブ1からスリーブ110を引抜く場合、該スリーブ本体1 11の全体がそのばね性によって弾性変形するため、スリーブ110の円滑な引 抜きが行える。
【0016】 (2) スリーブ本体111には従来のようなすり割りが形成されていないので 、従来に比べて電磁波のシールド効果等が向上し、さらに製造時においてすり割 り形成工程が省略できるので、プレス成型加工等の加工工程数が減り、低コスト 化が可能となる。 (3) スリーブ110は、スリーブ本体111及びシールドカバー部112で 構成され、それらがプレス成型加工等で一体成型されているので、従来に比べて 部品点数が減り、同軸ケーブル付き同軸コネクタを簡単に組立てることができる 。
【0017】第2の実施例 図7は、本考案の第2の実施例を示す挿抜方式のめす形同軸コネクタの縦断面 図であり、第1の実施例を示す図1及び図4〜図6中の要素と共通の要素には共 通の符号が付されている。 この同軸コネクタでは、図1のスリーブ本体111の側面に樹脂注入用の注入 孔111bが形成され、その注入孔111bを通して、該スリーブ本体111内 においてめすコンタクト120を支持、固定するための絶縁体130Aと、スリ ーブ110及び同軸ケーブル50の端末部を覆うカバー140Aとが、硬質樹脂 を用いたモールド加工(例えば、インサート成型等)で一体成型されている。絶 縁体130Aは、図1の絶縁体130とほぼ同一の形状である。カバー140A は、スリーブ本体111の前部が弾性変形可能なように、該スリーブ本体111 の後部、シールドカバー部112、及び同軸ケーブル50の端末部を覆うような 形で形成されている。
【0018】 本実施例の同軸ケーブル付き同軸コネクタは、例えば次のようにして組立てら れる。 同軸ケーブル50の端末を剥離して芯線51をめすコンタクト120の端子部 121に半田付け、スポット溶接、圧着等で接続し、該めすコンタクト120を シールドカバー部112の後方より挿入し、該めすコンタクト120をスリーブ 本体111の中心軸に位置決めする。シールドカバー部112を外側からかしめ る等して該シールドカバー部112で同軸ケーブル50のシールド線52の部分 を挾持し、該シールドカバー部112とシールド線52とを接続する。
【0019】 次に、インサート成型等のモールド加工方法を用い、同軸ケーブル50が接続 されたスリーブ110を金型にセットし、溶融された硬質樹脂を該金型に注入す る。すると、スリーブ110の注入孔111bを通して金型の絶縁体部分及びカ バー部分に溶融樹脂が充填されるので、その充填された樹脂を固化すれば、絶縁 体130A及びカバー140Aを一体成型でき、同軸ケーブル付き同軸コネクタ の組立てが完了する。 本実施例の同軸コネクタでは、スリーブ本体111の外側の前部がカバー14 0Aで被覆されていないので、おす側スリーブ1に対する押込みあるいは引抜き 時において、該スリーブ本体111の前部がそのばね性によって弾性変形しやす くなり、該おす側スリーブ1に対する良好な接触状態が得られると共に、円滑な 挿脱が行える。しかも、スリーブ本体111の注入孔111bを通して、インサ ート成型等のモールド加工によって絶縁体130Aとカバー140Aとを一体成 型できるので、同軸ケーブル付き同軸コネクタを簡単に製造できる。
【0020】 なお、本考案は上記実施例に限定されず、種々の変形が可能である。その変形 例としては、例えば次のようなものがある。 (a) 図1又は図7のスリーブ110は、従来の図2と同様に、分離された円 筒状のスリーブ本体とシールドカバー部とで構成し、組立て時においてその両者 をかしめ加工等によって連結するような構造にしてもよい。さらに、それらのス リーブ110を他の形状や構造に変更したり、それらに形成される凸部111a を3個以上設けてもよい。 (b) めすコンタクト120は、すり割り形以外に、クリップばね形等といっ た他の形状にしたり、あるいはそれらのめすコンタクト120を支持、固定する ための絶縁体130,130Aを図示以外の形状にしてもよい。さらに、カバー 140,140Aも、スリーブ110の外形等に応じて、任意の形にすることが 可能である。 (c) 上記実施例ではめす形同軸コネクタについて説明したが、凸部111a を有するスリーブ本体111等をおす形同軸コネクタに適用することも可能であ る。
【0021】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、第1の考案によれば、金属製スリーブの少なくと も前部を弾性変形可能な完全円筒構造にし、かつその内周面に1個又は複数個の 凸部を設けたので、該スリーブの弾性力によって凸部による被接触側スリーブ等 との良好な電気的接触状態が得られ、挿脱作業も容易に行える。しかも、スリー ブの前部は完全円筒構造であり、従来のようなすり割りがないため、電磁波のシ ールド特性等が優れ、さらにその製造上、すり割り形成の工程数が減り、低コス ト化が可能となる。 又、絶縁性のカバーを例えば軟質樹脂で形成した場合、そのカバーの弾性力に よって金属製スリーブの弾性力を補強できるので、被接触側スリーブ等とのより 有効な電気的接触状態が得られると共に、挿脱作業もより容易に行える。 第2の考案によれば、金属製スリーブの側面に設けた注入孔を通して絶縁体及 びカバーを合成樹脂を用いたモールド加工で一体成型したので、第1の考案とほ ぼ同様の効果が得られる上に、コンタクトをスリーブ内に固定すると同時にカバ ーを形成できるので、同軸ケーブル付き同軸コネクタをより簡単に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す同軸コネクタの縦
断面図である。
【図2】従来の同軸コネクタの縦断面図である。
【図3】図2に示す同軸コネクタのA−A線断面図であ
る。
【図4】図1に示す同軸コネクタの左側面図である。
【図5】図1に示す同軸コネクタのB−B線断面図であ
る。
【図6】図1中のスリーブの斜視図である。
【図7】本考案の第2の実施例を示す同軸コネクタの縦
断面図である。
【符号の説明】
1 おす側スリーブ 2 おす側コンタクト 50 同軸ケーブル 51 芯線 52 シールド線 110 スリーブ 111 スリーブ本体 111a 凸部 111b 注入孔 112 シールドカバー部 120 めすコンタクト 121 端子部 130,130A 絶縁体 131 貫通孔 140,140A カバー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状をなしその後部に同軸ケーブルの
    シールド線が接続された金属製スリーブと、前記同軸ケ
    ーブルの芯線に接続され前記スリーブの中心軸に配置さ
    れたコンタクトと、前記スリーブと前記コンタクトを電
    気的に絶縁しかつ該コンタクトを該スリーブ内に固定す
    る絶縁体と、前記スリーブの外側に嵌合される絶縁性の
    カバーとを、備えた同軸コネクタにおいて、 前記金属製スリーブは、少なくともその前部を弾性変形
    可能な完全円筒構造にし、かつその内周面に1個又は複
    数個の凸部を設けたことを特徴とする同軸コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記金属製スリーブの側面に樹脂注入用
    の注入孔を形成し、その注入孔を通して前記絶縁体及び
    カバーを合成樹脂を用いたモールド加工で一体成型した
    ことを特徴とする請求項1記載の同軸コネクタ。
JP7654492U 1992-11-06 1992-11-06 同軸コネクタ Pending JPH0641082U (ja)

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