JPH0640659U - 自動車用シガレットライタ - Google Patents

自動車用シガレットライタ

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Publication number
JPH0640659U
JPH0640659U JP7503492U JP7503492U JPH0640659U JP H0640659 U JPH0640659 U JP H0640659U JP 7503492 U JP7503492 U JP 7503492U JP 7503492 U JP7503492 U JP 7503492U JP H0640659 U JPH0640659 U JP H0640659U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
rivet
peripheral wall
case
cigarette lighter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7503492U
Other languages
English (en)
Inventor
紅三 河野
明 川口
正翁 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP7503492U priority Critical patent/JPH0640659U/ja
Publication of JPH0640659U publication Critical patent/JPH0640659U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヒータエレメントの外径側端部とヒータケー
スの周壁とを、安定した品質で接合できる構造のシガレ
ットライタを提供する。 【構成】 ヒータケース3の周壁3aの内面側に、ヒー
タリベット4の突出方向沿いに延在する接合面3cを形
成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車用シガレットライタに係り、特に、渦巻き状に巻かれたヒー タエレメントの外径側端部とヒータケースの周壁との接合部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動車用シガレットライタの本体部、すなわち保持スリーブ等の部品を 除いた部分の一部破断側面図を図8に、その要部拡大図を図9に示している。図 において、11はプラグボディ、12はプラグ碍子、13は円形の皿状のヒータ ケース、14はヒータリベット、15,16はそれぞれインシュレータ、17は 図10に示すように帯状の素材を渦巻き状に巻いて形成したヒータエレメントで ある。
【0003】 ヒータケース13は、自動車のダッシュボードに設けられるソケットへの着脱 時に、シガレットライタへの通電用の部材としてソケット内に設けられたバイメ タルとの接触を滑らかに行えるように、図11に示すように周壁13aの先端側 を径方向内方へ絞り込んだ形で形成されている。ヒータエレメント17は、ヒー タリベット14の先端部に形成された溝14aに内径側端部17bが挿入され、そ の部分をかしめたり、アーク溶接を行ったりすることにより接合される。また、 ヒータエレメント17の外径側端部17aは、ヒータケース13の周壁13aの内 面に対してスポット溶接やレーザ溶接等により接合される。ヒータエレメント1 7は、ソケットへの装着時にヒータケース13及びヒータリベット14を介して 通電することにより発熱し、たばこへの着火が可能となる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記構成では、ヒータケース13の周壁13aの先端側が径方向内方 へ湾曲した形に形成されているために、図9示すようにヒータケース13の周壁 13aとヒータエレメント17の外径側端部17aとの間に隙間が生じて接触面積 が小さくなり、接合強度が不安定になりやすいという問題があった。また、逆に 接合部の強度を安定させるためには溶接電流や通電時間その他の溶接条件を高め に設定しなければならず、散りの発生が多くなるとともに、変形が生じて外観が 低下するという問題があった。
【0005】 したがって、本考案の解決すべき技術的課題は、ヒータエレメントの外径側端 部とヒータケースの周壁とを安定した状態で接合でき、しかも外観の低下を防止 できる構造のシガレットライタを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の技術的課題を解決するため、本考案に係る自動車用シガレットライタは 以下のように構成されている。すなわち、このシガレットライタは、プラグボデ ィから突出するヒータリベットと、ヒータリベットの周囲に位置し且つヒータリ ベットの突出方向先端側が径方向内方へ絞られた形状の周壁を有するヒータケー スと、帯状の素材が渦巻き状に巻かれて形成され且つ内径側端部がヒータリベッ トに接合されるとともに外径側端部がヒータケースの周壁の内面に接合されるヒ ータエレメントとを備えた自動車用シガレットライタであって、ヒータケースが 、周壁の内面側に、ヒータリベットの突出方向に略平行な平面である接合面を備 えたことを特徴としている。
【0007】
【作用・効果】
上記構成においては、ヒータエレメントの内径側端部は、従来と同様にアーク 溶接やかしめ等の方法によりヒータリベットに接合される。一方、ヒータエレメ ントの外径側端部は、ヒータケースの周壁の内面に形成された接合面がヒータリ ベットの突出方向沿いに延在しているため、該接合面に沿った状態でほぼ隙間な く接触する。
【0008】 したがって、上記構成によれば、溶接条件を高めに設定しなくてもヒータエレ メントの外径側端部とヒータケースの周壁とを安定した状態で接合できる。その ため、散りの発生やヒータケースの変形を抑えられるから、接合部の外観の低下 も防止できる。
【0009】
【実施例】
以下に、図1から図7を用いて本考案の実施例に係る自動車用シガレットライ タについて詳細に説明する。
【0010】 図はこのシガレットライタの本体部、すなわち、保持スリーブ等の部品を除い た部分を示し、図1は一部破断側面図、図2は要部拡大図である。図において、 1はプラグボディ、2はプラグ碍子、3はヒータケース、4はヒータリベット、 5,6はそれぞれインシュレータ、7は帯状の素材を渦巻き状に巻いて形成した ヒータエレメントを示している。本実施例においては、ヒータケース3のみが、 従来例で説明したものと異なる構造となっている。
【0011】 このヒータケースを図3に示しており、(a)図は平面図、(b)図は(a)図の中央 横断面図、(c)図は側面図である。ヒータケース3は、ステンレス鋼の板材をプ レス加工して形成したものであり、周壁3aを周方向に三等分した位置に四角形 の凹部3bが形成され、その内面側が、ヒータリベット4の突出方向沿いに延在 する接合面3cとして形成されている。凹部3bは、プレス加工等により、平面図 の部分拡大図である図4に示すように平面状に形成されている。
【0012】 ヒータエレメント7の内径側端部は、従来と同様に、ヒータリベット4の先端 部に形成された溝4aに挿入され、その部分がアーク溶接やかしめ等の方法によ り接合される。一方、ヒータエレメント7の外径側端部7aは、ヒータケース3 の接合面3cと隙間なく接触する。
【0013】 したがって、ヒータエレメント7の外径側端部7aとヒータケース3の接合面 3cを、溶接条件を高めに設定しなくてもスポット溶接やレーザ溶接等により安 定した状態で接合できる。また、溶接条件を高めに設定する必要がなくなるため 、散りの発生やヒータケース3の変形も抑えられる。さらに、ヒータケース3の 周壁3aに凹部3bを設けたことによって、接合位置が明確となり、ヒータエレメ ント7のセットが容易となる。なお、ヒータケース3の周壁3aの外周に凹部3b が形成されているが、これは周壁3aの全周に比べれば部分的であるため、ヒー タケース3とソケット側のバイメタルとの接触に悪影響を及ぼすことはない。
【0014】 本考案は上記実施例に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施する ことが可能である。例えば、図では、ヒータエレメント7は帯状となっているが 、形状はこれに限定するものではない。また、接合面3cは、平面状でなく図5 に示すように曲面状に形成してもよい。このようにすれば接合面3cとヒータエ レメント7の外径側端部7aとが面接触するから、両者をより安定した状態で接 合できる。また、接合面3cは、四角形の凹部3bにより形成する以外にも、図6 に示す円形や図7に示す楕円形などその他の形状の凹部3bにより形成してもよ い。
【0015】 なお、接合面3cの数は3箇所でなくてもよく、周壁3aに対してほぼ均等な間 隔で複数設けることが好ましい。これは、接合面3cが1箇所であるとヒータエ レメント7の外径側端部7aの位置決めに時間がかかり、組み付け及び接合の作 業性が低下しやすいためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例に係る自動車用シガレット
ライタの本体部の一部破断側面図である。
【図2】 図1の要部拡大図である。
【図3】 ヒータケースを示す図であり、(a)図は平面
図、(b)図は(a)図の中央横断面図、(c)図は側面図であ
る。
【図4】 図3(a)の部分拡大図である。
【図5】 ヒータケースの変形例を示す部分拡大図であ
る。
【図6】 ヒータケースの他の変形例を示す側面図であ
る。
【図7】 ヒータケースの他の変形例を示す側面図であ
る。
【図8】 従来例に係るシガレットライタの本体部の一
部破断側面図である。
【図9】 図8の要部拡大図である。
【図10】 ヒータエレメントの斜視図である。
【図11】 ヒータケースの半断面側面図である。
【符号の説明】
1 プラグボディ 2 プラグ碍子 3 ヒータケース 3a 周壁 3b 凹部 3c 接合面 4 ヒータリベット 5,6 インシュレー
タ 7 ヒータエレメント 7a 外径側端部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラグボディ(1)から突出するヒータリ
    ベット(4)と、該ヒータリベット(4)の周囲に位置し且つ
    該ヒータリベット(4)の突出方向先端側が径方向内方へ
    絞られた形状の周壁(3a)を有するヒータケース(3)と、
    帯状の素材が渦巻き状に巻かれて形成され且つ内径側端
    部が該ヒータリベット(4)に接合されるとともに外径側
    端部(7a)が該ヒータケース(3)の周壁(3a)の内面に接合
    されるヒータエレメント(7)とを備えた自動車用シガレ
    ットライタにおいて、 上記ヒータケース(3)が、上記周壁(3a)の内面側に、上
    記ヒータリベット(4)の突出方向に略平行な平面である
    接合面(3c)を備えたことを特徴とする自動車用シガレッ
    トライタ。
JP7503492U 1992-10-28 1992-10-28 自動車用シガレットライタ Pending JPH0640659U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7503492U JPH0640659U (ja) 1992-10-28 1992-10-28 自動車用シガレットライタ

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JP7503492U JPH0640659U (ja) 1992-10-28 1992-10-28 自動車用シガレットライタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0640659U true JPH0640659U (ja) 1994-05-31

Family

ID=13564512

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7503492U Pending JPH0640659U (ja) 1992-10-28 1992-10-28 自動車用シガレットライタ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5620703U (ja) * 1979-07-25 1981-02-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5620703U (ja) * 1979-07-25 1981-02-24

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