JPH0640430Y2 - 水封式水中モータ口出線接続構造 - Google Patents

水封式水中モータ口出線接続構造

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JPH0640430Y2
JPH0640430Y2 JP2414689U JP2414689U JPH0640430Y2 JP H0640430 Y2 JPH0640430 Y2 JP H0640430Y2 JP 2414689 U JP2414689 U JP 2414689U JP 2414689 U JP2414689 U JP 2414689U JP H0640430 Y2 JPH0640430 Y2 JP H0640430Y2
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coil
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side rubber
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JP2414689U
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勝 植木
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は温泉用のような高温又は深井戸ポンプのような
高水圧中で使用するポンプモータに電力を送るのに使用
する高温高水圧用水中ケーブルとモータコイルの接続構
造に関するものである。
従来の技術 近年、ポンプモータは高温高水圧中で使用されている。
従来、特開昭63-190512号公報に記載された「高温水中
用電力ケーブルの接続構造」のような耐熱性の接着剤を
内側に塗布した熱収縮チューブによる同径のケーブルの
接続、テーピングの重複重ね巻きによる異径のケーブル
とモータコイルの接続が行われている。
いずれの構成もチューブの収縮力及びテープの収縮力及
び内側に塗布された接着剤の“圧接着”により接続部の
機密性を確保するものであった。
考案が解決しようとする課題 しかし、上記のような構成では、水中電力用ケーブル
(以下ケーブルと称す)のシースとモータコイル絶縁体
層のような径の太さが大きく異なる異径物の防水保護は
現状の収縮チューブの収縮率では出来ないし、一本の水
中ケーブル導体と数本のモータコイル(以下コイルと称
す)の防水保護も出来ない。一方、テープの重複多重重
ね巻きは上記コイルの接続部の防水保護として現在使用
されているが、熟練作業者の手作業に依存し、径段差を
なくすためテープの多重重ね巻きを必要とし作業時間が
長く工程上のネックになってしまうという問題点を有し
ていた。
また、生産台数が少なく、接続部のケーブルとコイルの
組合せの多い水中ポンプモータでは、前記耐熱絶縁接続
部を含みケーブル側シース部とコイル側電線皮膜部の所
定部分を一体モールド化したり径に合わせたゴム管を製
作することは経済的に問題があった。
本考案は上記問題点に鑑み、一つのケーブルに対して数
十種類発生するモータコイル本数及び径違いの組合せに
対して、テーピング接続法のように熟練の手作業によら
ず、折り曲げ性がよく、コンパクトにコイルエンドに収
まり長期間使用しても接続部からの浸水及び絶縁性の低
下の起こらない高温高水圧用水封式水中モータ口出線接
続構造を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため本考案の水封式水中モータ口出
線の接続構造は、水封式水中モータの耐水絶縁コイル
(以下“コイル”と略す)と水中用電力ケーブル(以下
“ケーブル”と略す)の接続部において、コイルに装着
された第1の耐水絶縁弾性体(以下“コイル側ゴム管”
と称す)とケーブル側に装着されるとともにコイル側ゴ
ム管にも装着された第2の耐水絶縁弾性体(以下“ケー
ブル側ゴム管”と称す)とで構成され、ケーブル側ゴム
管の外周部を圧縮させてそれぞれの装着部を密着したも
のである。
作用 本考案は上記した構成によって、一定の力で圧縮固定さ
れたゴム管の復元力により、耐熱絶縁接続部の近傍両端
のシース部及び電線皮膜及びコイル側ゴム管外径の耐水
層とケーブル側ゴム管の耐水層が螺旋状(スパイラル
状)にバインド線の巻回数に従って何重にも耐水保護シ
ール部が形成され信頼性の高い耐熱耐水絶縁保護を形成
したこととなる。
又、コイル側ゴム管をケーブル側ゴム管と分離したダブ
ルゴム管方式とすることによりコイルエンド側の引き出
し寸法が短くなり、コイル巻線作業性を改善するために
太いコイルを細い線径のコイル2本並列にする(2本持
ち)巻線工法の採用も、コイル側ゴム管のコイル穴を2
ヶにするといった簡単な変更で対応できる。
実施例 以下本考案の一実施例の水封形ポンプモータコイルの接
続構造について、図面を参照しながら説明する。
第1図(a),(b),(c)は本考案の一実施例でモ
ータコイルが2本の場合の実施例における水封形ポンプ
モータコイルの接続構造を示すものである。
1はケーブルで1−1は耐熱耐水性絶縁シース部、1−
2は耐熱絶縁体被覆、1−3は芯線導体、2はコイルで
2−1は耐水耐熱絶縁線電線皮膜、2−2は芯線導線、
3は芯線導体を電気的且つ機械的に接続する圧着端子、
4は耐熱性絶縁テープ、5は耐熱耐水絶縁性ケーブル側
ゴム管(以下ケーブル側ゴム管と称す)、6は耐熱耐水
絶縁性コイル側ゴム管(以下コイル側ゴム管と称す)、
7は耐熱耐腐食性バインド線、8は耐熱性収縮チュー
ブ。
以上のように構成された水封式水中モータ口出線の接続
構造について説明する。
第2図に示す様にコイルの芯線電線2−2と段状に剥離
した芯線導体1−3とを圧着端子3により電気的且つ機
械的に接続し、第1図(a)に示すように内側に接着剤
の塗布されたテープ4によりコイル側電線皮膜2−1及
びケーブル側絶縁被覆部1−2及び該圧着端子3の充電
部を絶縁し耐熱絶縁接続部を形成する。次にケーブル1
に事前に挿通していたケーブル側ゴム管5を上記テーピ
ング接続部側へ移動させるとともに事前に芯線導体接続
部近辺に挿通していたコイル側ゴム管6を覆うように挿
入する。コイル側ゴム管6及びケーブル1が挿入された
ケーブル側ゴム管5の外周をそれぞれバインド線7によ
り適当な力で巻付け、端部を捻り固定して、バインド線
7の外周を熱収縮チューブ8で覆い圧縮固定するもので
ある。
以上のように本実施例により、芯線導体接続部の屈曲性
を確保するとともに耐水保護を確実なものにすることが
できる。又、一種類のケーブルシースのサイズに合わせ
たケーブル側ゴム管に対して、コイル側ゴム管の穴の個
数及び径を変えることにより異電圧巻線、2本持ち巻線
等種々モータコイルに対応することができる。
なお、上記実施例ではケーブル側ゴム管の表面を直線的
なものとしたが、第3図(a),(b)に示すようにケ
ーブル側ゴム管の表面(外周)にスパイラル状の溝又は
蛇腹状に複数の溝を設け、その屈曲性をよくすることが
でき、接続部をモータのコイルエンド部にコンパクトに
収納することができる。
考案の効果 以上のように本発明は、耐熱絶縁芯線接続部をケーブル
側はシース径に合わせた内径のケーブル側ゴム管を、そ
して、コイル側は電線皮膜径に合わせた穴径をもち外径
がケーブル側ゴム管に挿入可能なコイル側ゴム管に分離
したダブルゴム管を挿入した構成にすることにより芯線
接続部の耐水保護を確実なものにし、複数かつ異径線の
接続ができると共に、折り曲げ性がよく、コイルエンド
にコンパクトにおさめることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本考案の一実施例における水封形ポンプ
モータコイルの接続構造の断面図、第1図(b)はケー
ブルの断面図、第1図(c)はコイルの断面図、第2図
は芯線導体の接続部断面図、第3図は他の実施例のケー
ブル側ゴム管の外観図である。 1……ケーブル、2……コイル、3……圧着端子、4…
…テープ、5……ケーブル側ゴム管、6……コイル側ゴ
ム管、7……バインド線、8……収縮チューブ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水封式水中モータの耐水絶縁コイル(以下
    “コイル”と略す)と水中用電力ケーブル(以下“ケー
    ブル”と略す)の接続部において、コイルに装着された
    第1の耐水絶縁弾性体(以下“コイル側ゴム管”と称
    す)とケーブル側に装着されるとともにコイル側ゴム管
    にも装着された第2の耐水絶縁弾性体(以下“ケーブル
    側ゴム管”と称す)とで構成され、ケーブル側ゴム管の
    外周部を圧縮させてそれぞれの装着部を密着した水封式
    水中モータ口出線接続構造。
  2. 【請求項2】ケーブル側ゴム管の外周部に同心状又は螺
    旋状の溝又は突起をもうけ、たわみ性をもたせた請求項
    1記載の水封式水中モータ口出線接続構造。
JP2414689U 1989-03-01 1989-03-01 水封式水中モータ口出線接続構造 Expired - Lifetime JPH0640430Y2 (ja)

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JP2414689U JPH0640430Y2 (ja) 1989-03-01 1989-03-01 水封式水中モータ口出線接続構造

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JPH02114334U JPH02114334U (ja) 1990-09-13
JPH0640430Y2 true JPH0640430Y2 (ja) 1994-10-19

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