JPH0639422Y2 - 自動販売機用見本体 - Google Patents

自動販売機用見本体

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JPH0639422Y2
JPH0639422Y2 JP1989017964U JP1796489U JPH0639422Y2 JP H0639422 Y2 JPH0639422 Y2 JP H0639422Y2 JP 1989017964 U JP1989017964 U JP 1989017964U JP 1796489 U JP1796489 U JP 1796489U JP H0639422 Y2 JPH0639422 Y2 JP H0639422Y2
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JP
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mounting member
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real
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JP1989017964U
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JPH02111871U (ja
Inventor
紀夫 渡辺
新治 西片
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株式会社明和スクリーン
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動販売機の陳列棚に適用される見本体に関
し、特に、別個の缶体の外周壁に貼着等して取付けられ
ることなく、自ら円筒状に保形されてなる見本体に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、清涼飲料、コーヒーなどの自動販売機の見本陳列
棚には、 (i)内容物のはいっていない金属製、プラスチック製
等の実物の缶体(以下実物缶という) (ii)上記実物缶のかわりに、金属製、磁気製等の缶体
の表面にほうろう印刷等で実物缶と同一の文字・図形・
色彩を施してなる特製見本缶 (iii)さらに、実物缶やそれと同形の空缶の外周壁に
実物缶と同一の文字・図形・色彩を施してなる低変褪色
性の表紙シートを貼着した見本缶等を陳列していた。
しかしながら、(i)の実物缶では、長期間変褪色しな
い印刷は経済上からもなされていないので、この種の缶
を陳列すると、自動販売機の内部照明等に基づく機内温
度の上昇や急激な温度差更には戸外に設置する場合の日
光の影響等により缶体の外壁に印刷された表示が短期間
に変褪色しその結果商品の新鮮性を阻害し販買意欲を減
殺することとなっていた。このため、頻繁に実物缶を取
り替えねばならず、厖大な数の自動販売機について取換
え作業をなすことは極めて煩瑣であり、また、経済的に
も著しく不適当であった。
これを改善すべくなされたのが(ii)の特製見本であっ
て、特に耐変褪色性を改善するためほうろう印刷等を施
したものが出現している。しかし、この種のものは、高
価であるので、逐年数量が増加ししかも販売する商品の
種別が頻繁に変動することの多い自動販売機見本缶とし
て不利であるため次第に減少する傾向にあった。
かかる理由から(iii)の表示シートの使用が急速に拡
大してきた。即ち、このものは実物缶の文字・図形・色
彩と同一に表示されて変褪色性が低く屈撓性を有する印
刷が施されてなる所定厚の紙等のシートを、実物缶又は
同形の缶体の外周壁に貼着して見本缶を形成するもので
あるが、これによれば、前記実物缶を見本缶とするのに
比較して短期間の取換えが不要となり、また、ほうろう
印刷等の特製見本缶に比較してかなり低廉になる等の利
点があって好ましいのであるが、シートの剥離、貼着等
がかなり煩瑣であることから販売機の設置現場ではその
作業が無理であって別の作業場等で実施したのち該現場
に再運搬することが必要となり、それに伴う缶体の移動
等に係る手間やコストを考えると依然不利益であること
が免れなかった。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は叙上の実状に鑑みてなされたもので、従来最も
有利であった前述の(iii)に係る実物缶又は同形の缶
体の外周壁に貼着する表示シートにおける欠点、即ち、
旧シートを缶体から剥離又は新シートを貼着する手間と
コスト、さらに新缶体の調達等の不経済性をなくするた
めに、貼着・剥離の対象となる缶体を全く必要としない
見本品の出現を企図しなされたものであって、特に、本
考案は、自動販売機用見本体本体が、最も好ましく横方
向の周端部で連結が可能で、しかも、該連結部分となる
取付部材が円筒状に形成される見本体本体内部に導入さ
れる照明を最も効果的に前面に集光反射するように形成
されているもので、該取付部材に対し見本体本体が確実
に安定した状態でセットされ、さらに、据付け、取除し
が軽易に行われて至短時間で設置され、また、見本体本
体が横方向に指定するので、保形部材をその縦方向の上
下に嵌入する保形効果が一層顕著である等多くの利点を
有し、しかも、諸経費を大幅に低減しうるが如き見本体
を提供することをその目的としてなされたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、 A.a.横方向に屈撓して円筒状に形成される矩形状の薄板
からなり、 b.その縦長が実物缶の縦長とほぼ同長に裁断され、 c.その横方向の左右端縁部が後記の取付部材の縦溝部に
挿入される突出部に形成され、 d.該突出部近傍に該取付部材の引掛部に係止する挿入孔
が穿設され、 e.また、その表面に実物缶に現われている文字・図形・
色彩と同一の文字・図形・色彩が施される f.見本体本体と B.g.横方向の断面が円弧状に形成されて、 h.その縦長が前記見本体本体の縦長とほぼ同長に裁断さ
れ、 i.その中央部付近に左右対称に前記見本体本体の左右端
縁部の突出部を挿入する縦溝部及び j.該各縦溝部の側方に前記見本体本体の挿入孔の縁部を
係止する引掛部を備えかつ k.裏面に照明光を見本体本体の内側面部に反射する反射
壁部を形成する l.取付部材と、 m.円筒状の見本体本体と取付部材との結合物の縦方向の
上及び下端部を夫々嵌入する円形の溝部を有してなる円
板状の上部及び下部保形部材とを設けた n.自動販売機用見本体 以上を要旨として成立するものである。
〔実施例〕
以下図面を参照し、実施例に基づいて本考案を説明す
る。
第1図は本考案に係る見本体本体を示す平面図である。
この本体Aは、横方向即ち図のα方向に屈撓して丸めら
れて円筒状に形成されその4隅に切欠き部を有し全体が
概ね矩形状の半硬質の薄板からなり、その縦長Xは、こ
の見本体が対象となる実物缶の縦長とほぼ同長に裁断さ
れている。また、横幅Yも実物缶の円筒長にほぼ同長に
形成される。
さらに、その横方向即ちα方向の左右端縁部は突出部1
a,1bに形成され、該突出部は後記する取付部材の縦溝部
に投入的に挿入されるようになっている。この薄板はポ
リ塩化ビニール、ポリエチレン、ポリエステル又はポリ
カーボネートの透光性を有する所定厚の半硬質プラスチ
ックで形成される。
円筒状に丸められてなる見本体本体の少なくとも、顧客
から見える表面には実物缶に現われている文字・図形・
色彩と同一の文字・図形・色彩が、通常、印刷されて施
される。
さらに、この本体には、後記する取付部材の引掛部に係
止される挿入孔1c,1c′,1d,1d′が穿設されている。
販売機に陳列時の本考案品を外部から看る人に、その文
字・図形・色彩の表示が十分に確認されるには見本体本
体を透光性として円筒状の本体内に照明光を導入するこ
とが好ましく、特に見本体が載置される陳列棚の下部か
ら見本体内部に光を入射しこれが反射して見本体本体か
ら外側にボンボリ式に透過光として出射するのが最も好
ましい。
次に本考案の重要な特徴部分のひとつである見本体本体
の取付部材について説明する。
取付部材Bは、第2図(i)においてその表面が、ま
た、第2図(ii)において、その裏面が示される。この
ものはアルミニウム板又はステンレス板等からなり、そ
の横方向の断面が円弧状に形成され、縦長Zが見本体本
体の縦長X(第1図参照)とほぼ同長に裁断されまた、
その横幅長が屈撓して円筒に形成される見本体本体の周
長の約3分の1程度の長さを有する。中央部付近には、
左右対称に見本体本体の突出部1a,1bを挿入する縦溝部2
a,2bが貫設されている。さらに、縦溝部2a,2bの側方に
は、前記の見本体本体の挿入孔1c,1c′,1d,1d′の縁部
を夫々係止する引掛部2c,2c′,2d,2d′が設けられてい
る。
また、本部材の裏面3(第2図(ii)参照)には、第3
図(i)または第3図(ii)に示す如く、屏風状の断面
凹凸形状又はダイヤモンドカット状の折曲げ形状をなす
照明光の反射壁が形成されている。反射壁は、見本体本
体の下部から投入される照明光を、屏風状の断面凹凸形
状の場合には、見本体の前面即ち自動販売機にセットさ
れた場合に該見本体を看る顧客が概ね正対する部分の内
側面部全体に分散して該前面を平均して明るくし、前面
全体の視認効果を挙げることとなり、また、ダイヤモン
ドカット状断面折曲げ形状の場合には、見本体の前面の
ほぼ中央部に集光して該中心部を明るくし該中心部を看
る顧客に顕著に視認させる効果が極めて大である。ま
た、上述の如き反射壁面を用いず、凹凸等のないただの
曲面であっても十分反射効果を有する。
次に、第4図(i)及び(ii)に基づいて、保形部材を
説明する。保形部材とは、取付部材に取付けられて円筒
状に形成される見本体本体と該取付部材との結合物の縦
方向の上又は下端部を嵌入するほぼ円形の溝部4a,5aを
夫々外周部分に有してなる所定厚の円板状の上部保形部
材4及び下部保形部材5をいう。各溝部のうち、若干溝
幅が広くなっている4b,5bの部分には取付部材Bの上下
端部が挿入される。
上部及び下部保形部材は見本体を確実に定置させるに必
要であるとともに、実物缶の上下端の巻締部を擬似せし
める役目を有する。下部保形部材は見本体の安定をよく
するため多少重量のあるものが好ましい。本考案品は殆
んど下側から照明光を導入するため、下部保形部材はそ
の中央部が穿孔部に形成され、反面、該照明光を反射さ
せるため上部保形部材は穿孔等設けず、かえって、その
裏面を反射板に形成する。
次に、第5図は、取付部材Bに見本体本体Aが取付られ
る過程を示す説明図である。図では、見本体本体Aの突
出部1aは既に縦溝部2aに没入的に挿入されており、挿入
孔1e,1e′も引掛部2c,2c′に係止されている。また、図
の右側には見本体本体の裏面A′があらわれ、突出部1b
が、次に縦溝部2bに挿入されようとしている状態が示さ
れる。
さらに、第6図には、第5図における見本体本体Aと取
付部材Bとの結合がすみ、これに上部保形部材4及び下
部保形部材5を夫々装着して完成した本考案に係る見本
体が示されている。これらの結合装着或は分解は極めて
軽易に行われ、通常何等熟練を要しない。
〔考案の効果〕
本考案は、以上の如く取付部材に装着して円筒状に形成
される見本体本体の上下端部に保形部材を嵌入してなる
見本体であって、既存の見本缶等と比較し、その構成及
び効果が全く別異のものであり、特に、従来最も進歩的
であるといわれていた表示シートの如くこれを施すため
の別個の缶体を全く必要とせず、表示シートシステムに
おける旧シートの剥離や新シートの貼着等に必要な煩わ
しい手数と費用とが全く不用となる。本考案による新規
又は交換の見本体を必要とする場合は、薄板からなる見
本体本体を持参又は殆んど平板状の取付部材等を運搬し
て、自動販売機設置現場で容易に結合装着が可能であ
り、従来見本缶におけるかさ高性が極端に減少し、ま
た、取扱性及びコストの点において極めて顕著な効果を
奏しうるものである。
就中、従来の表面のみの光反射性の見本缶等と異なり、
見本体本体を透光性にし、下側から導入される照明光を
利用してボンボリ型照明の形式にする場合には、所謂ボ
ンボリ型となって見本体の存在が極めて鮮明に視認され
ることとなり、顧客の販売意欲を促進するのに多大の効
果があり、設置を必要とする見本体本来の目的が完全に
達成されることとなり、極めて有用な考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る見本体本体の平面図、第2図
(i)及び同図(ii)は、夫々取付部材の表面及び裏面
を示す斜視図、第3図(i)及び同図(ii)は夫々取付
部材の裏面に形成される反射壁の態様を示す説明図、第
4図(i)及び同図(ii)は夫々上部保形部材の裏面及
び下部保形部材の表面を示す斜視図、第5図は取付部材
に見本体本体を装着する過程を示す説明図、第6図は見
本体本体を取付部材に装着し、さらに、上下部保形部材
を取付けて完成された見本体を示す斜視的説明図であ
る。 A……見本体本体、1a,1b……本体の突出部、1c,1c′,1
d,1d′……挿入孔、B……取付部材、2a,2b……縦溝
部、2c,2c′,2d,2d′……引掛部、3……取付部材の裏
面の反射壁、4……上部保形部材、5……下部保形部
材、4a,4b……上部保形部材の円形溝部、5a,5b……下部
保形部材の円形溝部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】横方向に屈撓して円筒状に形成される矩形
    状の透光性薄板からなり、その縦長が実物缶の縦長とほ
    ぼ同長に裁断され、その横方向の左右端縁部が後記の取
    付部材の縦溝部に挿入される突出部に形成され、該突出
    部近傍に前記取付部材の引掛部に係止する挿入孔が穿設
    され、また、その表面に実物缶に現われている文字・図
    形・色彩と同一の文字・図形・色彩が施される見本体本
    体と、横方向の断面が円弧状に形成され、その縦長が前
    記見本体本体の縦長とほぼ同長に裁断され、その中央部
    付近に左右対称に前記見本体本体の左右端縁部の突出部
    を挿入する縦溝部及び該各縦溝部の側方に前記見本体本
    体の挿入孔の縁部を係止する引掛部を備えかつ裏面に装
    着された見本体本体内部に導入される照明光を見本体本
    体の内側面部に反射する反射壁部を形成する取付部材
    と、円筒状の見本体本体と取付部材との結合物の縦方向
    の上及び下端部を夫々嵌入する円形の溝部を有してなる
    円板状の上部及び下部保形部材とを設けて構成されるこ
    とを特徴とする自動販売機用見本体。
JP1989017964U 1989-02-20 1989-02-20 自動販売機用見本体 Expired - Lifetime JPH0639422Y2 (ja)

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JPH02111871U JPH02111871U (ja) 1990-09-06
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59126375U (ja) * 1983-02-15 1984-08-25 株式会社明和スクリーン 自動販売機用見本缶
JPH052946Y2 (ja) * 1987-11-12 1993-01-25

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JPH02111871U (ja) 1990-09-06

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