JPH0638479Y2 - 電子部品のシールドケース - Google Patents

電子部品のシールドケース

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JPH0638479Y2
JPH0638479Y2 JP1989050188U JP5018889U JPH0638479Y2 JP H0638479 Y2 JPH0638479 Y2 JP H0638479Y2 JP 1989050188 U JP1989050188 U JP 1989050188U JP 5018889 U JP5018889 U JP 5018889U JP H0638479 Y2 JPH0638479 Y2 JP H0638479Y2
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electronic
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 本考案はプリント基板に対し直立して固定される電子部
品を包囲するシールドケースと、該シールドケースに前
記電子部品を面接触せしめるように前記電子部品の固定
部を挟持する電子部品取付部と、前記シールドケースか
ら筐体へ放熱する放熱部と、前記シールドケースを前記
プリント基板に挿入せしめられる固定用足部とからなる
電子部品のシールドケースであって、高出力電子部品の
高密度実装を容易可能に実現できる。
〔産業上の利用分野〕
本考案は電子部品をシールドする電子部品のシールドケ
ースに関する。特に高出力の電子部品を高密度に実装す
るには電気的干渉等を防止するとともに放熱を考慮した
シールドケースが必要である。
特に本考案は電子部品の高密度化を容易にする電子部品
のシールドケースの構造に言及する。
〔従来の技術〕
第3図は従来の電子部品のシールドケースを示す図であ
る。以下に本図を用いて電子部品のシールドケースの構
成を説明する。なお、全図を通じて同様の構成要素につ
いては同一参照番号または記号をもって表す。シールド
ケース1は電子部品5を包囲するため第3図の矢印に示
すように被せるダイカスト製あるいは、板金製の鉄板等
のケースであり、プリント基板へネジ止めまたは半田づ
けで固定される。電子部品5は無線機、ラジオ等で用い
られる高出力用部品であり、通常、平坦な構造をしてい
る。筐体9は例えばダイカスト製のアルミからなり、台
部9aを有し、該台部9aの上に寝かせるように、つまり電
子部品5の平坦面を載せる構造になっている。ネジ5は
電子部品5を凹形の固定部6を介して台部9aへネジ止め
する。プリント基板8は、筐体9との距離を調整して、
電子部品5の端子部7が接続される。
ここで電子部品の外形を説明する。第5図は第3図にお
ける電子部品の外形を説明する図である。第5図の
(a)は電子部品5の平面図である。凹形の固定部6は
電子回路5の電子回路本体から突出し、電子部品を固定
するのに用いられる。端子部7は電子部品5に入力され
る信号の端子部である。第5図の(b)は第5図の
(a)の矢印Aからみた側面図である。
次に、電子部品のシールドケースの機能を説明する。シ
ールドケース1によって、電子部品5は電子部品間の電
気的干渉、高周波の影響を防止することができ、また筐
体9によって、電子部品5は自己の発熱を放散すること
ができる。このようにして放熱を兼ね備えたシールドケ
ースによって電子部品の高密度化が図れる。
他方、さらに電子部品を高密度化する必要が要求される
場合がある。第4図は従来の他の電子部品のシールドケ
ースを示す図である。第4図の構成において、第3図と
異なるのは、電子部品5をプリント基板8に対して直立
して、端子部7により固定することである。第3図の筐
体9に代わって設けられる放熱板12は例えば折れ曲がっ
たアルミ製、銅製の板であり、電子部品5の平坦面と面
接触するように、凹形の固定部6を介してネジ11によっ
て、電子部品5にネジ止めされる。シールドケース1
は、この放熱板12の上から被せられる。このようにし
て、電子部品のシールドケースの機能面では第3図で説
明したと同様に電子部品に対する電気的干渉、高周波の
影響を防止し、放熱機能も維持して、さらに第3図の構
成で得られる以上の電子部品の高密度実装を実現してき
た。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら従来の電子部品のシールドケースでは、専
用の放熱板12が必要であり、電子部品5の取り付けが複
雑となりコスト高になるという問題点があった。
そこで、本考案は上記問題点に鑑み、電子部品の高密度
実装を容易にする電子部品のシールドケースを提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案では前記問題点を解決するために、次の構成を有
する電子部品のシールドケースを提供する。すなわち、
筐体内に形成され、電子回路本体から突出する凹形の固
定部およびプリント基板に固定される端子部を有する電
子部品シールドケースに、前記プリント基板に対し、前
記端子部により直立して固定される一つの前記電子部品
を包囲するシールドケースが設けられる。該シールドケ
ースの内側に設けられる電子部品取付部はシールドケー
スに前記電子部品を面接触せしめるように前記固定部を
挟持する。前記シールドケースの一部に切れ目を入れて
形成された細長切片である放熱部は、該細長切片がシー
ルドケースの外側に折り曲げられかつ弾性力で前記筐体
へ面接触することによりシールドケースから筐体へ熱伝
導で放熱を行い、かつ、前記細長切片が外側に折り曲げ
られた跡の切口が排気口として前記電子部品からシール
ドケース内の空間へ放たれた熱を対流によりシールドケ
ースの外気へ逃がす。さらに、前記シールドケースには
前記プリント基板に挿入せしめられる固定用足部が設け
られる。
〔作用〕
本考案によれば以上のように電子部品のシールドケース
を構成したので、シールドケースによって高出力の電子
部品の高密度実装ができ、かつ電気的干渉の影響を防止
し、電子部品取付部によって高出力の電子部品で発生す
る熱をシールドケースへ逃がし、かつ、シールドケース
の電子部品の取り付けを容易ならしめ放熱部によって、
シールドケースと外部筐体の接触を容易可能にし、固定
用足部によって、シールドケースをプリント基板へ取り
付けるのを容易にする。
したがって前記問題点を解消し、電子部品を高密度実装
を容易にする電子部品のシールドケースを提供すること
ができる。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例について図面を参照して詳細に説
明する。
第1図は本考案の一実施例を示す図である。本図の構成
を説明する。シールドケース1はプリント基板8に対し
て直立して固定される電子部品5を包囲するケースで、
その材質には例えばバネ用りん青銅等が用いられる。シ
ールドケース1には電子部品取付部2、放熱部3、固定
用足部4が設けられる。電子部品取付部2および放熱部
はバネ用りん青銅が用いられることによって弾性を有す
る。電子部品取付部2はシールドケース1の長手方向の
一の側面の2箇所に図に示すようにそれぞれ切込みを入
れた細長い板であり、電子部品5を挟持せしめるための
弾性を有するように折り曲げられている。この2つの電
子部品取付部2の間の距離は第5図に示す電子部品5の
固定部6の2つの凹部10間の距離に等しくしてある。放
熱板3はシールドケース1の上部に図に示すように切込
みを入れた細長い板であり、筐体9に面接触せしめるた
め弾性を有するように折り曲げられている。放熱板3を
切り抜いた後にできた穴13はシールドケース1内の排気
口として用いられる。この穴13の大きさは電気的干渉等
の影響を受けない程度の大きさにする。固定用足部4は
シールドケース1の下部からの複数の突起部であり、プ
リント基板8へ挿入するために用いられる。
次に電子部品のシールドケースの機能を説明する。第2
図は第1図の実施例において電子部品を実装した一例を
示す図である。まず、電子部品5は高密度化のためシー
ルドケース1内に立てて入れられる。該シールドケース
1によって電子部品間の電気的干渉等の影響を受けるこ
とを防止する。該電子部品5の平坦面はシールドケース
1の側面に面接触する。該面接触を維持すべく、電子部
品5の固定部6における凹部10は、弾性を利用した電子
部品取付部2とシールドケース1の側面とによって挟持
されるので、その取り付けが容易可能になった。よっ
て、従来の技術で説明した専用の放熱板が不要となり、
電子部品5で発生する熱の大部分はシールドケース1に
伝導され、放熱される。該シールドケース1へ伝導され
た熱は、弾性を利用した放熱部3によって面接触する筐
体9へ逃がすことが容易になった。また電子部品5で発
生する熱の一部はシールドケース1内の空間に放熱され
るが、排気口13によって、対流により外気へ逃がす。電
子部品5の端子部7とともに固定用足部4がプリント基
板8のスルーホールへ挿入され、半田槽につけるディッ
プ工程の処理がなされるので、プリント基板8への取り
付けは容易になる。さらに修理においてもシールドケー
ス1と電子部品5との取り外しが容易になった。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように本考案によれば、弾性を利用
した電子部品取付部と放熱部および固定用足部を電子部
品のシールドケースに設けたので特に高出力の電子部品
の高密度実装を容易にし、さらに従来の専用の放熱板を
不要とするのでコスト低下の効果を期待することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す図、 第2図は第1図の実施例において電子部品を実装した一
例を示す図、 第3図は従来の電子部品のシールドケースを示す図、 第4図は従来の他の電子部品のシールドケースを示す
図、 第5図は第3図における電子部品の外形を説明する図で
ある。 図において、 1……シールドケース、2……電子部品取付部、 3……放熱部、4……固定用足部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体(9)内に形成され、電子回路本体か
    ら突出する凹形(10)の固定部(6)およびプリント基
    板(8)に固定される端子部(7)を有する電子部品
    (5)のシールドケースにおいて、 前記プリント基板(8)に対し、前記端子部(7)によ
    り直立して固定される一つの前記電子部品(5)を包囲
    するシールドケース(1)と、 該シールドケース(1)の内側に設けられ、シールドケ
    ース(1)に前記電子部品(5)を面接触せしめるよう
    に前記固定部(6)を挟持する電子部品取付部(2)
    と、 前記シールドケース(1)の一部に切れ目を入れて形成
    された細長切片であって、該細長切片がシールドケース
    (1)の外側に折り曲げられかつ弾性力で前記筐体
    (9)へ面接触することによりシールドケース(1)か
    ら筐体(9)へ熱伝導で放熱を行い、かつ、前記細長切
    片が外側に折り曲げられた跡の切口が排気口(13)とし
    て前記電子部品(5)からシールドケース(1)内の空
    間へ放たれた熱を対流によりシールドケース(1)の外
    気へ逃がす放熱部(3)と、 前記プリント基板(8)に挿入せしめられる前記シール
    ドケース(1)の固定用足部(4)とから構成されるこ
    とを特徴とする電子部品のシールドケース。
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