JPH0637508Y2 - 引き出しの開閉機構 - Google Patents

引き出しの開閉機構

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JPH0637508Y2
JPH0637508Y2 JP6903988U JP6903988U JPH0637508Y2 JP H0637508 Y2 JPH0637508 Y2 JP H0637508Y2 JP 6903988 U JP6903988 U JP 6903988U JP 6903988 U JP6903988 U JP 6903988U JP H0637508 Y2 JPH0637508 Y2 JP H0637508Y2
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JP
Japan
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drawer
rail
bearing
stop member
closing mechanism
Prior art date
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Application number
JP6903988U
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JPH01172178U (ja
Inventor
幹夫 吉枝
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は引き出しの開閉機構に関し、特に引き出しの停
止部材を備える引き出しの開閉機構に関する。
[従来の技術] 従来この種の引き出しの開閉機構としては、特願昭59−
252409号に示すようなものがある。
この引き出しの開閉機構は第2図及び第3図に示すよう
に引き出し収納部21内に引き出し23を摺動可能に配設し
ている。
即ち、引き出し収納部21の内面に設けられたベアリング
22を引き出し23の外面に設けられたレール24に係合させ
て摺動させるようにしている。
そして、引き出し23の最大開放位置に達する途中で引き
出し23を停止させる停止部材である凸部25を引き出し23
の外面に設け、レール24と凸部25とによってベアリング
22をはさみ込むことによって途中位置で停止させるよう
にしていた。
[考案が解決しようとする課題] 上述した従来の引き出しの開閉機構にあっては、引き出
し収納部21の内面と引き出し23の外面との間隔を大きく
するとベアリング22への負荷が大きくなるとともに外形
寸法が大きくなるため、信頼性・使い易さの面で不利に
なり、このため第3図に示すどおり引き出し23を最大開
放位置に達する途中で停止させる凸部25の大きさ・形状
が制約されることになり、凸部25がその機能を発揮し得
るためには凸部の根元31に過大な負荷(曲げ応力)を生
じせしめることになる。この結果、凸部25の疲労破壊に
対する寿命が他の機構部材よりも著しく短かくなるとい
う欠点があった。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記課題を解決するためになしたもので、そ
の解決手段として本考案の引き出しの開閉機構は、引き
出し収納部内面に設けたレールと、上記引き出し収納部
内面を摺動する引き出しの外面にあって上記レールの表
面上を滑動するベアリングと、上記レールの所定位置に
設けた上記ベアリングと当接する引き出しの停止部材と
を備え、上記停止部材は上記引き出し収納部の内面と反
対側の面に回転可能に取付けられかつスプリングを介し
て上記引き出し収納部内面に形成した孔より上記レール
側に突出・付勢されている構成としている。
[実施例] 次に、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本考案の一実施例に係る引き出しの開閉機構を
示す平面状態断面図である。
図中11は引き出し収納部で、この引き出し収納部11内に
は引き出し13が収納されるようになっている。
即ち、引き出し収納部11の内面にはレール12が設けら
れ、引き出し13は外面にベアリング14が取付けられレー
ル12の内側を滑動して引き出し13が摺動する。引き出し
収納部11の内部、引き出し13の奥には引き出し13のコイ
ルスプリング16a付き駆動機構16、係止機構17が設けら
れている。
レール12の中央部にはベアリング14と当接する引き出し
13の停止部材15が設けられており、ベアリング14のころ
がりによる引き出し13の円滑な摺動に抵抗力を与えるよ
うになっている。
この停止部材15は、引き出し収納部11の内面と反対側の
面にあって、引き出し収納部11の内面に設けられたレー
ル12の一部を切欠き、ここにコイルスプリング15bによ
る付勢力によって適度な荷重が加えられ、前記レール12
の表面から出入り可能なように回転軸15aで支えられて
いる。引き出し13の外面に取付けられたベアリング14が
通過するためには、停止部材15は前記レール12の表面か
ら押し込められた状態になり、コイルスプリング15bに
は負荷が生じるが、線径・巻き径・巻き数を適当に決め
ることによりこの負荷に耐えることができる。
また前記引用の従来技術のように引き出し収納部内面と
引き出しのすきまといった狭い空間に機構を設ける必要
がないため、コイルスプリングの形状的な制約が少なく
なり、疲労破壊に対する寿命の大きな機構を実現するこ
とができる。
また、本体11の引き出し収納部内面にもベアリング18が
設けられており、引き出し13の円滑な摺動を助けるよう
になっている。
引き出し13の閉状態において、係止機構17が解除される
と、コイルスプリング16aの復元力により引き出し13は
ベアリング14をレール12上に滑走させて押し出され、開
放状態となる。コイルスプリング16aの復元力を適当な
強さにすればベアリング14がレール12上を滑走させる動
作は、レール面中央部に設けられた停止部材15にベアリ
ング14が衝突することで停止させることができる。すな
わち引き出し13はこの位置で一度停止し、第一の開放状
態となる。
ベアリング14が停止部材15を乗り越えるには予め調整さ
れたコイルスプリング16aの復元力に比べさらに大きな
力を加えねばならない。第一の開放状態において引き出
し13を手で引けば停止部材15はコイルスプリング15bの
付勢力にさらかって外側に振られ、ベアリング14は停止
部材15を乗り越えることができるため、引き出し12は容
易に最大開放位置まで引き出すことが可能である。ベア
リング14が停止部材15を乗り越えるのに要する力の大き
さはコイルスプリング15bの復元力を調整することで変
えられる。引き出し13を閉じる際は、引き出し13を手で
押し込めばベアリング14は停止部材15を再び乗り越え、
所定の位置まで後退し、係止機構17によって閉状態に固
定されることとなる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案の引き出しの開閉機構は、引
き出し収納部内面に設けたレールと、上記引き出し収納
部内面を摺動する引き出しの外面にあって上記レールの
表面上を滑動するベアリングと、上記レールの所定位置
に設けた上記ベアリングと当接する引き出しの停止部材
とを備え、上記停止部材は上記引き出し収納部の内面と
反対側の面に回転可能に取付けられかつスプリングを介
して上記引き出し収納部内面に形成した孔より上記レー
ル側に突出・付勢されているものとしたため、停止部材
の疲労破壊に対する寿命を長くできるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る引き出しの開閉機構を
示す平面状態断面図、第2図は従来の引き出しの開閉機
構を示す平面状態断面図、第3図は第2図のA−A線に
沿う拡大断面図である。 11:引き出し収納部 12:レール 13:引き出し 14:ベアリング 15:停止部材 15b:コイルスプリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】引き出し収納部内面に設けたレールと、上
    記引き出し収納部内面を摺動する引き出しの外面にあっ
    て上記レールの表面上を滑動するベアリングと、上記レ
    ールの所定位置に設けた上記ベアリングと当接する引き
    出しの停止部材とを備え、上記停止部材は上記引き出し
    収納部の内面と反対側の面に回転可能に取付けられかつ
    スプリングを介して上記引き出し収納部内面に形成した
    孔より上記レール側に突出・付勢されていることを特徴
    とする引き出しの開閉機構。
JP6903988U 1988-05-25 1988-05-25 引き出しの開閉機構 Expired - Lifetime JPH0637508Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6903988U JPH0637508Y2 (ja) 1988-05-25 1988-05-25 引き出しの開閉機構

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JP6903988U JPH0637508Y2 (ja) 1988-05-25 1988-05-25 引き出しの開閉機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01172178U JPH01172178U (ja) 1989-12-06
JPH0637508Y2 true JPH0637508Y2 (ja) 1994-09-28

Family

ID=31294333

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6903988U Expired - Lifetime JPH0637508Y2 (ja) 1988-05-25 1988-05-25 引き出しの開閉機構

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JPH01172178U (ja) 1989-12-06

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