JPH0636923Y2 - サ−マルヘツド - Google Patents

サ−マルヘツド

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Publication number
JPH0636923Y2
JPH0636923Y2 JP1986163144U JP16314486U JPH0636923Y2 JP H0636923 Y2 JPH0636923 Y2 JP H0636923Y2 JP 1986163144 U JP1986163144 U JP 1986163144U JP 16314486 U JP16314486 U JP 16314486U JP H0636923 Y2 JPH0636923 Y2 JP H0636923Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermal head
ink ribbon
heating element
thermal
printing
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1986163144U
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English (en)
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JPS6368439U (ja
Inventor
和治 板倉
元 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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  • Electronic Switches (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はサーマルプリンタおよび熱転写プリンタに関
し、特にそれらの印字ヘッドであるサーマルヘッドの構
造に関する。
〔従来の技術〕 従来のサーマルヘッドの構造の一例を第３図に示す。第
３図に示すように従来のサーマルヘッド10はセラミック
基盤11の上にグレーズ層というガラス体を線状に盛り上
げその上に発熱体12を形成している。また、セラミック
基盤11の外周には、ヒートシンク13が設けられセラミッ
ク基盤11を保持している。サーマルヘッド10の下部に
は、接続端子部14が設けられている。
第４図は第３図に示すサーマルヘッド10を用いてインク
リボン15を往復使用する場合の両者の位置関係を示して
いる。第４図に示すように、サーマルヘッド10はその発
熱体12でインクリボン15上をこすりながら、プラテン16
上に配された記録紙17に印字を行うものである。
〔解決すべき問題点〕
上述したような従来のサーマルヘッド10で印字を行う
と、インクリボン15に加わる摩擦負荷がインクリボン15
の上下でアンバランスであるため、印字中にインクリボ
ン15が下方にゆがみ、この結果インクリボン15にしわが
発生するという欠点があった。
〔問題点の解決手段〕
本考案は上述した従来の問題点を解決することを目的と
してなされたものであり、かかる目的を達成するため本
考案は、インクリボンをこすりながら記録紙上に印字を
行う発熱体を有するサーマルプリンタおよび熱転写プリ
ンタのサーマルヘッドにおいて、前記サーマルヘッド
は、前記発熱体を形成した基盤と、この基盤のプラテン
へ押圧される押圧面より下に配置されると共に前記押圧
面に対しプラテン方向に傾斜した傾斜面を有する基体と
を設けて構成してなる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例について図面を参照して詳細に
説明する。
第１図は本考案の一実施例に係るサーマルヘッドの斜視
図である。本実施例のサーマルヘッド１は、セラミック
基盤２と、セラミック基盤２上にグレーズ層というガラ
ス体を線状に盛り上げて形成した発熱体３と、セラミッ
ク基盤２の外周を保持するヒートシンク４と、サーマル
ヘッド１をプリンタの印字部に接続する接続端子６によ
って構成されている。
そして、前述したと同じようにその発熱体３でインクリ
ボン15上をこすりながら印字を行う。
さて、本実施例のサーマルヘッド１においては、印字中
にインクリボン15が摺動する側面部分に位置するヒート
シンク４を図示の如く発熱体３に対してプラテン方向に
傾斜させ、傾斜面５を形成してある。このような傾斜面
５を形成したのは、側面部分を摺動するインクリボン15
に加わる張力が、インクリボン15の上下でアンバランス
となるようにするためである。
本実施例のサーマルヘッド１を用いると、第２図に示す
ように、インクリボン15に発熱体３がこすることによっ
て加わる摩擦負荷のアンバランスによって生じる下向き
のモーメントａと、インクリボン15に加わる張力のアン
バランスによって生じる上向きのモーメントｂとが互い
に逆方向に作用して打ち消し合うため、印字中のインク
リボン15がゆがむことがなくなりしわの発生を防止す
る。
尚、本実施例ではサーマルヘッド１の側面部の上部をプ
ラテンに近づける方向に傾けたが、インクリボン15の下
側を印字する往復印字方式の装置の場合は、本実施例と
は逆にサーマルヘッド１の側面部の下部をプラテンに近
づける方向に傾けることは自明である。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、インクリボンをこすりな
がら記録紙上に印字を行う発熱体を有するサーマルプリ
ンタおよび熱転写プリンタのサーマルヘッドにおいて、
前記サーマルヘッドは、前記発熱体を形成した基盤と、
この基盤のプラテンへ押圧される押圧面より下に配置さ
れると共に前記押圧面に対しプラテン方向に傾斜した傾
斜面を有する基体とを設けたことによって、インクリボ
ンのゆがみを防止しインクリボンにしわが発生すること
を防ぐことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案の一実施例に係るサーマルヘッドの外観
斜視図、 第２図は第１図に示すサーマルヘッドによって印字を行
う場合にインクリボンに働く力の具合を説明するための
図、 第３図は従来のサーマルヘッドの外観斜視図、 第４図は第３図に示すサーマルヘッドを用いて印字を行
う場合を説明するための図である。 1:サーマルヘッド、2:セラミック基盤 3:発熱体、4:ヒートシンク 5:傾斜面、6:接続端子 15:インクリボン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】インクリボンをこすりながら記録紙上に印
    字を行う発熱体を有するサーマルプリンタおよび熱転写
    プリンタのサーマルヘッドにおいて、 前記サーマルヘッドは、前記発熱体を形成した基盤と、
    この基盤のプラテンへ押圧される押圧面より下に配置さ
    れると共に前記押圧面に対しプラテン方向に傾斜した傾
    斜面を有する基体とを設けたことを特徴とするサーマル
    ヘッド。
JP1986163144U 1986-10-24 1986-10-24 サ−マルヘツド Expired - Lifetime JPH0636923Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6368439U JPS6368439U (ja) 1988-05-09
JPH0636923Y2 true JPH0636923Y2 (ja) 1994-09-28

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5761579A (en) * 1972-04-26 1982-04-14 Ricoh Co Ltd Printer

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5761579A (en) * 1972-04-26 1982-04-14 Ricoh Co Ltd Printer

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Publication number Publication date
JPS6368439U (ja) 1988-05-09

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