JPH063648A - 温度異常保護回路 - Google Patents

温度異常保護回路

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Publication number
JPH063648A
JPH063648A JP4164495A JP16449592A JPH063648A JP H063648 A JPH063648 A JP H063648A JP 4164495 A JP4164495 A JP 4164495A JP 16449592 A JP16449592 A JP 16449592A JP H063648 A JPH063648 A JP H063648A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
temperature
voltage
crystal display
display device
Prior art date
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Pending
Application number
JP4164495A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yamaguchi
浩 山口
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH063648A publication Critical patent/JPH063648A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶パネルを用いた液晶表示装置において、
液晶パネルを高温から保護するため、温度をマイコンで
検知し、温度異常を液晶表示装置に表示した後通電を停
止する。 【構成】 サーミスタ6の温度特性を利用し、サーミス
タ6と抵抗7で分圧された第1の電圧V1と、抵抗8と
抵抗9で分圧された第2の電圧V2とをトランジスタ1
1と12で構成される比較回路17で比較し、その出力
をマイコン15へ送り、ある温度以上になると液晶表示
装置2に警告を表示し、半導体スイッチ5をオフし、液
晶表示装置2への通電を停止し、高温度における液晶パ
ネルの破壊を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶パネルを利用した
液晶表示装置に用いられる温度異常保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶パネルを利用した液晶表示装
置の普及は目ざましいものがあり、とりわけ車載用とし
て車内でのテレビ受像機やその他の情報表示用として液
晶表示装置が薄型、軽量、省電力という長所を活かし大
幅に普及してきている。液晶表示装置は薄型、軽量、省
電力の長所をもつ反面、温度に弱いという欠点がある。
特に、高温になると液晶の組成が壊れてしまい、常温に
戻しても使用できなくなるという致命的欠点がある。車
載用としての利用を考えると、夏の炎天下では車内の温
度は非常に高くなり、上記欠点は致命的なものとなるの
で、従来は液晶パネル部の温度を検知して電源を停止す
るいう方法がとられていた。
【0003】以下、従来の温度異常保護回路の一例につ
いて図3を参照しながら説明する。図3において、1は
温度ヒューズ、2は液晶表示装置、3は電源供給端子+
側、4は電源供給端子−側である。液晶表示装置2は液
晶パネル、液晶パネルのバックライト、映像処理回路、
液晶パネルとバックライトと映像処理回路用電源で構成
されているものとする。
【0004】以下その動作について説明する。電源供給
端子3,4より液晶表示装置2に電源を供給する。周囲
の温度が上昇し、液晶パネルの限界温度になると温度ヒ
ューズ1が切れて液晶表示装置2への電源供給を停止
し、液晶パネルを保護する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、ある温度になると何の予告もなしに突
然、液晶表示装置が動作を停止してしまうため、温度に
よる停止なのかその他の故障による停止なのか、判断が
つかなくなるという問題点がある。
【0006】本発明は上記問題点に鑑み、温度異常を検
知したときにまず液晶表示装置の画面に警告を表示し、
その後通電を停止することのできる温度異常保護回路を
提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の温度異常保護回路は、温度依存性抵抗(以下
サーミスタという)と第1の抵抗の分圧によって得られ
る第1の電圧と、第2の抵抗と第3の抵抗の分圧によっ
て得られる第2の電圧とを比較する温度検出回路と、前
記温度検出回路の出力を受け液晶表示装置の温度異常を
前記液晶表示装置に表示させ、かつ前記液晶表示装置へ
の通電の制御を行うマイクロコンピュータ(以下マイコ
ンという)とで構成したものである。
【0008】
【作用】本発明は上記した構成により、マイコンが時系
列的に温度異常の監視を行っているので、ある一定時間
連続して温度異常信号が入力されたときのみ温度異常と
判定して、液晶表示装置に警告を表示した後に通電を停
止することができる。また、ある一定時間連続して温度
異常信号が入力されたときのみ温度異常と判定するので
ランダムに発生するノイズに対しての誤動作も防止でき
る。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例の温度異常保護回路に
ついて、図1および図2を参照しながら説明する。
【0010】図1において、2は液晶表示装置、3,4
はそれぞれ電源供給端子の+側,−側、5は半導体スイ
ッチ、6はサーミスタ、7,8,9,10,14は抵
抗、15はマイコン、17はトランジスタ11,12と
抵抗10で構成した比較回路、13は比較回路17の出
力によりマイコン15を駆動するトランジスタ、16は
ノイズ除去用のコンデンサである。以下その動作につい
て説明する。
【0011】まず、図2はサーミスタ6と第1の抵抗7
とで分圧された第1の電圧V1と、第2の抵抗8と第3
の抵抗9とで分圧された第2の電圧V2と、比較回路1
7からの出力電圧V3の温度に対する特性を示すグラフ
である。抵抗8,9で分圧して作られた電圧V2は温度
に無関係に一定であるが、サーミスタ6は、温度上昇に
従ってその抵抗値が減少する性質のため、サーミスタ6
と抵抗7で分圧して作られた電圧V1は、温度と共に上
昇する。
【0012】トランジスタ11,12で構成される比較
回路17に、サーミスタ6と抵抗7とで分圧される電圧
1と、抵抗8と抵抗9とで分圧される電圧V2が加えら
れている。温度が低い間は、電圧V1に比べ電圧V2が高
いから、トランジスタ12がオン状態にあり、トランジ
スタ11はオフし、トランジスタ13もオフしているか
ら、比較回路17の出力電圧V3は0Vになる。温度が
高くなり電圧V2より電圧V1が大きくなると、トランジ
スタ12がオフし、トランジスタ11がオンし、抵抗1
4に電流が流れトランジスタ13がオンし、マイコン1
5へ出力電圧V 3が供給される。
【0013】マイコン15は常時比較回路の出力電圧V
3を監視しており、温度異常になった時点で液晶表示装
置2に警告を表示してから、半導体スイッチ5へ信号を
送り、液晶表示装置2への通電を停止する。
【0014】以上のように本実施例によれば、サーミス
タ6と抵抗7の分圧によって得られる第1の電圧V
1と、抵抗8と抵抗9の分圧によって得られる第2の電
圧V2と、この第1の電圧V1と第2の電圧V2を比較す
るトランジスタ11,12よりなる比較回路17と、比
較回路17の出力を受け液晶表示装置2の表示と通電の
制御を行うマイコン15を設けることにより、温度異常
により突然液晶表示装置が停止することがなくなり、停
止の原因が温度異常によるものか、その他の原因かを容
易に判断することができる。
【0015】なお、本実施例において半導体スイッチ5
をリレーとしてもよい。またサーミスタ6に普通の抵
抗、抵抗7に温度係数が正の抵抗を用いてもよい。ま
た、マイコン15はテレビジョンの選局、リモコン制御
等に使用のマイコンを共用できる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明は、サーミスタと第
1の抵抗の分圧によって得られる第1の電圧と、第2の
抵抗と第3の抵抗の分圧によって得られる第2の電圧と
を比較する比較回路と、比較回路の出力を受け液晶表示
装置の表示と通電の制御を行うマイコンを設けることに
より、温度異常により突然液晶表示装置が停止すること
がなくなり、停止の原因が温度異常によるものか、その
他の原因かを容易に判断することができ、その実用的効
果は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の温度異常保護回路の回路図
【図2】同、各部電圧の温度に対する特性を示す図
【図3】従来の温度異常保護回路の回路図
【符号の説明】
2 液晶表示装置 6 温度依存性抵抗 7 第1の抵抗 8 第2の抵抗 9 第3の抵抗 15 マイクロコンピュータ 17 比較回路(温度検出回路) V1 第1の電圧 V2 第2の電圧

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温度依存性抵抗と第1の抵抗の分圧によっ
    て得られる第1の電圧と、第2の抵抗と第3の抵抗の分
    圧によって得られる第2の電圧とを比較する温度検出回
    路と、前記温度検出回路の出力を受け液晶表示装置に前
    記液晶表示装置の温度異常を警告文として表示させ、か
    つ前記液晶表示装置への通電の制御を行うマイクロコン
    ピュータとを備えた温度異常保護回路。
JP4164495A 1992-06-23 1992-06-23 温度異常保護回路 Pending JPH063648A (ja)

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