JPH0636369B2 - 電極集成体を巻装する方法 - Google Patents

電極集成体を巻装する方法

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JPH0636369B2
JPH0636369B2 JP60198720A JP19872085A JPH0636369B2 JP H0636369 B2 JPH0636369 B2 JP H0636369B2 JP 60198720 A JP60198720 A JP 60198720A JP 19872085 A JP19872085 A JP 19872085A JP H0636369 B2 JPH0636369 B2 JP H0636369B2
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winding
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wound
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は再充電可能な電気化学的電池用の電極集成体
を巻装する方法、更に具体的に云えば、末巻装の(すな
わち、未だ巻装していない)電極集成体を巻装して円筒
形の巻装済みの電極集成体を形成し、その後巻装済みの
円筒形の電極集成体を電池容器内に挿入する方法に関す
る。
この業界では、負及び正の電極条片と両条片間を隔てる
セパレータ材料とで構成される末巻装の電極集成体を巻
装して円筒形の完全な巻装済みの電極集成体を形成し、
その後この巻装済みの電極集成体を容器の中に入れるこ
とにより、再充電可能な電気化学的電池を作ることがよ
く知られている。電極集成体の巻装並びに容器への電極
集成体の挿入を自動化する為に多大の努力が払われてい
る。この様な1つの装置が米国特許第4,203,20
6号に記載されていて、効率的にコスト効果のある巻装
と電池容器内への巻装済みの電極集成体の挿入を達成す
るのに特に適していることが実証された。この米国特許
に記載されている装置では、負及び正の電極が、両電極
間にあるセパレータと共に、装置内の単一の入れ子(ne
st)部位に導入され、1対のアーバ・セグメントを用い
て、この部位で円筒形の電極集成体に巻装される。電極
集成体全体の巻装は単一の入れ子部位で行なわれる。ど
んな時も、一度に1つの巻装部しか利用することが出来
ないので、何時でも一度に1つの電極集成体しか巻装す
ることが出来ず、従って、この装置の全体的な出力速度
は、電極集成体全体を巻装するのに要する期間によって
制限される。云い方を変えれば、巻装済みの電極集成体
をその中に挿入した電池容器ざ装置から送出される速度
は、電極集成体全体を円筒形の巻き体に巻装する速度よ
りも低い速度に制限される。こういう装置を1台持って
いる工場の生産ラインの出力を増加するには、生産ライ
ンに同様な装置を1台又は更に多く追加するか或いはそ
の実質的な部分を追加するしかない。勿論、これは費用
がかゝり経済的な負担が大きい。
従って、この発明の目的は、電極集成体を巻装し、この
集成体を電池容器に挿入する効率のよいコスト効果のあ
る方法を提供することである。
この発明の目的は、電極集成体の巻装が従来の方法並び
に装置で行なわれていた速度よりも速い速度で行なわれ
る様にして、電極集成体を巻装し且つ巻装済みの電極集
成体を電池容器に挿入する方法を提供することである。
発明の要約 簡単に云うと、上記並びに以下の説明から明らかになる
その他の目的や利点が、この発明によって達成される。
この発明の1形式では、電気化学的電池の末巻装の第1
及び第2の電極集成体を同時に円筒形に巻装する方法を
提供する。各々の電極集成体は負の電極条片、正の電極
条片及びその間に配置されたセパレータで構成されてい
る。この方法は、第1及び第2の巻装ステーションを用
意し、第1の巻装ステーションで、末巻装の第1の電極
集成体を一部分巻装して部分巻きの第1の電極集成体を
形成し、部分巻きの第1の電極集成体を第1の巻装ステ
ーションから第2の巻装ステーションへ移送し、該第2
の巻装ステーションで部分巻きの第1の電極集成体を更
に巻装する工程から成る。更にこの方法は、第2の巻装
ステーションで部分巻きの第1の電極集成体を更に巻装
するのと同時に、第1の巻装ステーションで、末巻装の
第2の電極集成体を一部分巻装して部分巻きの第2の電
極集成体を形成することを含む。電極集成体の少なくと
も一部分が常に別の電極集成体と同時に巻装されている
から、この発明の方法は、従来の方法並びに装置で現在
慣行となっている様に、同じ所定の数の電極集成体を逐
次的に巻装する場合に要する時間よりも短い時間で、任
意の所定の数の電極集成体を巻装することが出来る。
この発明の要旨は特許請求の範囲に具体的に且つ明確に
記載してあるが、この発明は以下図面について好ましい
実施例を説明する所から、更によく理解されよう。
好ましい実施例の説明 第1図及び第2図にはこの発明の方法を実施するのに役
立つ装置10が図式的に示されている。装置10は不動
の枠部材12を持ち、これに全体的に円形の複数個のホ
イール14、16及び軌道ホイール集成体18が枠部材
12に対して選択的に回転出来る様に取付けられてい
る。
容器受けホイールすなわちキャニング(canning)ホイ
ール14は、枠部材12に設けた軸受22によって回転
出来る様に支持された第1の軸20により、枠部材12
に対し、選択的に回転出来る様に取付けられている。キ
ャニング・ホイール14の周縁に複数個の凹部24が配
置されていて、各々両端が開放していて、円筒形の電池
容器26を受入れる。
キャニング・ホイール14の回転は、各々の凹部24を
複数個のキャニング・ホイール割出し位置32、34、
36、38へ移動させる様に作用する。キャニング・ホ
イール割出し位置32にある凹部24が、電池容器26
の供給源(図に示してない)から電池容器26を受取る
様になっている。電池容器26をその中に持つ凹部24
は、キャニング・ホイール割出し位置32から、キャニ
ング・ホイール14の選択的な回転により、キャニング
・ホイール割出し位置34へ移動することが出来るが、
この割出し位置34では、完全に巻装済みの電極集成対
40を電池容器26内に挿入することが出来る。その態
様は後で詳しく説明する。完全に巻装済みの電極集成対
40を収容している電池容器がその中に入っている凹部
24は、キャニング・ホイール割出し位置34から、キ
ャニング・ホイール14の選択的な回転によってキャニ
ング・ホイール割出し位置36へ移動し得る。この割出
し位置36では、電池容器26を凹部24から取出すこ
とが出来る。凹部24はキャニング・ホイール割出し位
置36からキャニング・ホイール14の選択的な回転に
より、キャニング・ホイール割出し位置38へ移動し得
る。この割出し位置38では、凹部24はキャニング・
ホイール割出し位置32に再び配置されるのを待つ。こ
の割出し位置32で凹部24がもう1つの電池容器26
を受取ることが出来る。
ホイール16は、移送ホイールとも呼ぶが、軸受44に
よって回転出来る様に支持された第2の軸42により、
枠部材12に対し選択的に回転出来る様に取付けられて
いる。移送ホイール16の周縁には複数個の電極集成体
受入れ溝路46が設けられている。各々の溝路46は移
送ホイール16の回転により、複数個の移送ホイール割
出し位置48、50、52、54へ移動し得る。移送ホ
イール割出し位置48では、各々の溝路46は部分巻き
の電極集成体56を受取る。そのやり方は後で詳しく説
明するが、部分巻きの電極集成体56が(溝路46が割
出し位置48にある間に)溝路46内で更に巻装され
て、完全に巻装済みの電極集成体40を形成する。完全
に巻装済みの電極集成体40がその中に入っている溝路
46は、移送ホイール割出し位置48から移送ホイール
16の選択的な回転により、割出し位置50(保持位
置)、次いで、割出し位置52へと移動し得る。移送ホ
イール16及びキャニング・ホイール14は、互いに平
行な別々の軸線の周りに回転し得る様に相対的に配置さ
れている。移送ホイール16の回転軸線は、移送ホイー
ル割出し位置52がキャニング・ホイール割出し位置3
4と整合し又は重なり合うことが出来る位の距離だけ、
キャニング・ホイール14の回転軸線から離れている。
第1図に一番よく示されているが、更にキャニング・ホ
イール14及び移送ホイール16は、夫々の平行な回転
軸線に対して垂直な相異なる平面内に来る様に配置され
ている。キャニング・ホイール14及び移送ホイール1
6がこの様に配置されていると、溝路46が凹部24と
重なり、それと整合する。従って、完全に巻装済みの電
極集成対40を(図に示してない手段によって)溝路4
6から押出して、凹部24に入っている電池容器26内
に入れることが出来る。電極集成対40をこの様にして
溝路46から取出した後、溝路46は割出し位置52か
ら割出し位置54へ移動し得る。割出し位置54では、
溝路46が部分巻きのもう1つの電極集成体56を受取
るために割出し位置48に移送されるのを待つ。
軌道ホイール集成体18は第1図に断面で示してある
が、互いに軸方向に隔たっていて、中心駆動軸62に対
して垂直に、それから半径方向外向きに伸びる全体的に
円形の1対のホイール58、60で構成されている。ホ
イール58、60は平行な平面内に配置されているが、
駆動軸62に固定されていて、軸線x−xの周りに選択
的に回転する。枠12に取付けられた軸受64が中心駆
動軸62を支持して、(図に示していない手段によっ
て)中心駆動軸を回転させて、軸線x−xの周りに軌道
ホイール集成体18の選択的な軌道運動が出来る様にす
るが、そのやり方並びに目的は後で説明する。
今述べた様に円形のホイール58、60は軸線x−xに
沿って相隔たって互いに平行に配置されている。移送ホ
イール割出し位置48が相隔たる円形のホイール58、
60の間の空間に入り込む様に、軌道ホイール集成体1
8が移送ホイール16に対して位置ぎめされる。軌道ホ
イール集成体18に取付けられた第1の対の巻装アーバ
66、68が、移送ホイール割出し位置48に配置され
た溝路46の中に進入し且つそこから後退する様になっ
ている。アーバ66がホイール58に取付けられた軸受
70により、(図に示してない手段によって)選択的に
回転出来る様に支持されている。アーバ66は、軸線y
−yの周りに回転自在である他に、軸線y−yに沿って
(図に示してない手段によって)並進可能であり、この
為、移送ホイール割出し位置48に配置され溝路46内
にアーバ66を選択的に進入させ且つそれから後退させ
ることが出来る。
アーバ66は軌道ホイール集成対18のホイール60に
装着された軸受72により、(図に示してない手段によ
って)選択的に回転出来る様に支持されている。アーバ
68も、軸線y−yの周りに回転自在である他に、軸線
y−yに沿って(図に示してない手段によって)並進可
能であり、この為、アーバ68は移送ホイール割出し位
置48に配置された溝路46内に進入し且つそれから後
退せることが出来る。
第2の対の巻装アーバ74、76が、軌道ホイール集成
体18上のアーバ66、68の円周方向の位置から18
0゜ずらして、軌道ホイール集成体18に取付けられて
いる。詳しく云うと、巻装アーバ74が、アーバ66か
ら180゜ずれ、且つ軸線x−xからアーバ66と同じ
距離だけ離れた円形のホイール58上の点で、選択的に
回転出来る様に取付けられている。ホイール58に装着
された軸受78がアーバ74を軸線z−zの周りに回転
出来る様に支持する。同様に、巻装アーバ76が、アー
バ68から180゜ずれ且つ軸線x−xからアーバ68
と同じ距離だけ離れた円形のホイール60上の点で、選
択的に回転出来る様に取付けられている。ホイール60
に装着された軸受80がアーバ76を軸線z−zの周り
に回転出来る様に支持する。各々の巻装アーバ74、7
6は、軸線z−zの周りに回転自在であると共に、軸線
z−zに沿って並進可能である。詳しく云うと、アーバ
74、76は、何れも第1図に示した位置から、アーバ
74、76が重なり合わない位置へ、軸線z−zに沿っ
て(図に示してない手段によって)並進可能である。
巻装アーバ74、76は、第1図に示す位置にある時、
第1の巻装ステーション82まで伸びる。第1の巻装ス
テーション82は、アーバ74、76の他に、末巻装の
電極集成体の部品を(後で説明する様な形で)受取る様
になっている。アーバ74、76が軸線z−zの周りに
回転することにより、末巻装の電極集成体が巻装ステー
ション82で一部分巻装されて部分巻きの電極集成体5
6になる。
第2の巻装ステーション84が移送ホイール割出し位置
48と一致して限定されている。具体的に云うと、割出
し位置48にある溝路46がアーバ66、68及び部分
巻きの電極集成体56を受取る様になっている。アーバ
66、68が軸線y−yの周りに回転することにより、
巻装ステーション84で、部分巻きの電極集成体56が
完全に巻装済みの電極集成体40へと更に巻装される。
前に述べた様に、巻装アーバ56、68が軸線y−yの
周りに回転自在であり、巻装アーバ74、76が軸線z
−zの周りに回転自在である。これらの軸線の周りの回
転が電極集成体を巻装する様に作用する。アーバ74、
76の回転は部分巻きの電極集成体56を作る様に作用
し、アーバ66、68の回転は完全に巻装済みの電極集
成体40を作る様に作用する。今述べたアーバ66、6
8、74、76の回転の他に、軌道ホイール集成体18
の全体が軸62の回転により、軸x−xの周りに回転自
在である。軸線x−xの周りに軌道ホイール集成体18
全体が回転することは、対のアーバ66、68が巻装ス
テーション84に来て、対のアーバ74、76が巻装ス
テーション82に来るまで、対のアーバ66、68及び
対のアーバ74、76を軸線x−xの周りにその位置を
変える様に作用する。具体的に云うと、部分巻きの電極
集成体56が巻装ステーション82で作られた後、軌道
ホイール集成体18の全体を軸線x−xの周りに回転さ
せることにより部分巻きの電極集成体とアーバ74、7
6とが、巻装ステーション82から巻装ステーション8
4に移送される。軸線x−xの周りの軌道ホイール集成
体18の同じ回転により、同時に巻装アーバ66、68
が巻装ステーション84から巻装ステーション82に移
送される。そうして、後で詳しく説明する様に、対のア
ーバ66、68及び74、76を巻装ステーション82
から巻装ステーション84へ、そして再び巻装ステーシ
ョン82へと逐次的に変位させて、複数個の電極集成体
の巻装を行なうことが出来る。
第2図はこの発明の方法に於ける第1の位置にある前述
の巻装装置を図式的に示している。具体的に云うと、第
2図では、軌道ホイール集成体18が反時計廻りに回転
して、対のアーバ66、68及び部分巻きの電極集成体
56を巻装ステーション82から巻装ステーション84
へ変位させた直後の状態が示されている。更に第2図に
示す様に、対のアーバ66、68及び部分巻きの電極集
成体56が移送ホイール割出し位置48にある溝路46
内に入る。部分巻きの電極集成体56の未だ巻装されて
いない部分86が溝路46の外へ伸出すことが第2図に
示されている。第1の空気シリンダ作動圧力板機構88
が巻装ステーション84にある部分巻きの電極集成体5
6に若干の力を加えて、部分巻きの電極集成体56が巻
き解けない様にする。同様に、第2のばね作動圧力機構
90が巻装ステーション82にある末巻装の電極集成体
に若干の力を加える。セパレータ切断機構92が加熱ワ
イヤ94を用いている。この加熱ワイヤは、空気シリン
ダ96により、1対のセパレータ条片98と接触する様
に可動であって、セパレータ材料の1対の連続的なリー
ル(図に示してない)から来るセパレータ条片98を切
断する。空気シリンダ96による作動の代りとして、セ
パレータ切断機構92は、この機構92と軌道ホイール
集成体18の間にカム及び従動機構を設けることによっ
て、カム作動にすることが出来る。そのやり方は後で説
明するが、第3のばね作動圧力機構97がセパレータ条
片98に若干の圧力をかけることにより、切断作業の
間、セパレータ条片98はぴいーんと張った状態にとゞ
まる。ばね作動圧力機構97は、この発明の工程の間、
セパレータ条片98が確実に位置ぎめされた状態に保た
れる様にする。第2図に示す場合、セパレータは既に切
断されている。
セパレータ条片98が供給リールに接続されたまゝでい
る間に、この条片に後向きの張力を加えるのが有利であ
ることが判った。そうしないと、旋回する供給リールの
慣性により、リールから過剰のセパレータ条片材料が送
出され、こうしてリール98と対とアーバ74、76の
間にセパレータ条片98に弛みが生ずる傾向がある。後
向きの張力を加えることは、供給リールに制動力を加え
ることによって容易に達成することが出来る。この代り
に、供給リールとアーバ74、76の中間の場所で、セ
パレータ条片98に直接的に制動力を加えることによっ
て、後向きの張力を加えることが出来る。この別の方式
では、張力を生ずる力は、アーバ74、76と制動力を
加える場所との中間の場所で、セパレータ条片98に直
接的に加えることが出来る。この別の方式では、制動力
は、上に述べた弛みを確実に避け、張力を生ずる力は、
アーバ74、76による巻装が達成される様にするのに
十分な張力がセパレータ条片98に得られる様に保証す
る。
第2図は巻装ステーション84にある部分巻きの電極集
成体56と、巻装ステーション82でアーバ76、74
の間を通り越す1対のセパレータ条片98とを示してい
る。この発明の方法の最初の工程は、負の電極102及
び正の電極104を巻装ステーション82にごく接近す
る様に導入する。電極102、104をその供給源から
ピック・アップし、電極102、104を巻装ステーシ
ョン82の近辺まで持って来る為のシャトル機構にこれ
らの電極にのせるのに、ピック・アンド・プレース(pi
ck and place)機構の様な業界で普通見受けられる自動
送り機構(図に示してない)を用いることが好ましい。
自動送り機構は少なくとも2つの部位を持つ回転自在の
カルーゼル(carousel)で構成することが出来る。一方
の部位を使って巻装装置10に電極を供給する間、他方
の部位に機械のオペレータが電極を装入することが出来
る。第1の部位にある電極の供給源を使い切った時、カ
ルーゼルを回転し、今装入したばかりの部位から巻装機
械へ電極を供給することが出来、この時空の部位には機
械のオペレータが電極の新しい供給源を装入することが
出来る。
電極102、104が巻装ステーション82にごく接近
して導入される間、アーバ74、76を大体半回転させ
て、アーバ74、76が1対のセパレータ条片98を捕
捉する様にする。アーバ74、76の回転が同時に行な
われる様にする為に、1台の駆動機構によって各々のア
ーバ74、76を軸線z−zの周りに回転させるのが非
常に有利であることが判った。これは、1個の中心駆動
軸又は同じ遊星歯車にアーバ74、76を結合するとい
う様な従来公知の技術を用いることによって達成し得
る。各々のアーバ66、68を軸線y−yの周りに回転
させるために、軸線z−zの周りのアーバ74、76の
回転を行なわせるのと同じ駆動機構を用いるのが非常に
有利であることも判った。この為、1個の駆動機構によ
って対のアーバ74、76及び対のアーバ66、68を
回転させ、全てのアーバ66、68、74、76の回転
が同時に起る様にすることが好ましい。その為、前に述
べた様に、アーバ74、76がセパレータ条片98を捕
捉することが出来る様にする為に、アーバ74、76を
半回転させる時、アーバ66、68も半回転させ、こう
して巻装ステーション84で部分巻きの電極集成体66
を更に若干巻装する。
第3図は、前に述べたアーバ74、76の半回転の後、
並びに巻装ステーションの近くに電極102、104を
導入した後の巻装装置の位置を図式的に示している。第
3図で見ると、セパレータ条片の一部分106がアーバ
74、76を通越していて、電極集成体の最初の内側の
ターンを形成するために電極102及び電極104の間
にセパレータ材料の追加の層が配置される。
この方法の次の工程は、第3図に示す状態から、巻装ス
テーション82に負の電極102を導入して、電極10
2がセパレータ条片98の間に配置され、且つその前縁
がアーバ74、76の直ぐ近くに来る様にすることであ
る。この位置にある時、ばね作動圧力機構90は圧力ホ
イール108を介して作用して、セパレータ条片98及
び電極102の前縁で構成されたサンドイッチ体に十分
な力を加えて、アーバ74、76が更に回転したとき電
極102の前縁がアーバ74、76の周りに曲げられる
様にする。今述べた様にアーバ74、76に対して電極
102が差し向けられた時、アーバ74、76が更に
1.5回転して、第4図に示す位置に来る。前に述べた
様に、アーバ74、76がアーバ66、68と同じ駆動
機構によって駆動されるので、アーバ74、76が1.
5回転すると、アーバ66、68も1.5回転し、こう
して部分巻きの電極集成体56が更に若干巻装される。
第4図では、今述べた様に、更に1.5ターン回転した
後の巻装ステーション82にあるアーバ76、74が示
されている。第4図と共に第4a図を見れば、その両側に
セパレータ条片98を持つ102が、アーバ74、76
の周りに約1.5回巻装されていることが判る。この位
置にある時、セパレータ条片98の部分106はその一
部が電極102のごく最初の部分と共に巻装されてい
て、部分106の内の未だ巻装されていない短いセグメ
ントが残っている。更に、部分106の未だ巻装されて
いないセグメント(普通分割テールと呼ばれる)及びセ
パレータ条片98により、電極102の片側に各セパレ
ータ条片98の3倍の厚さのセパレータ材料が存在する
こと認められる。この後、残りの正の電極104を巻装
ステーション82に挿入して、電極104及び電極10
2の前縁の間にセパレータ条片98の3倍の厚さができ
る様にする。3倍の厚さにするのは、電極102及び電
極104の前縁の間の電気的な接触によって起る惧れの
ある電気的な短絡に対する保護として、追加のセパレー
タ材料を付け加える為である。電極集成体のこの区域は
電気的な短絡を生じ易い。これは電極104を最初に巻
装する時、その前縁がセパレータ条片98の中に食い込
んで、電極102と接触する傾向を持つからである。3
倍の厚さのセパレータ材料がこの接触を防止するのに適
切な障壁となる。
今述べた様に電極104を挿入した時、アーバ74、7
6を軸線z−zの周りに所要の回数だけ回転させて、巻
装ステーション82で電極102、104とセパレータ
条片98を一部分巻装して部分巻きの電極集成体56を
作る。この場合も、アーバ74、76がアーバ66、6
8と同じ駆動機構によって駆動されるから、この駆動機
構はアーバ74、76を回転させて、巻装ステーション
82で末巻装の電極集成体を一部分巻装して部分巻きの
電極集成体56を形成する様に作用するだけでなく、巻
装ステーション84で、アーバ66、68も回転させ
て、別の部分巻き電極集成体56を完全に巻装済みの電
極集成体40に形成する仕上げ巻装もを同時に行なう様
に作用する。
巻装ステーション82で一部分巻装して部分巻きの電極
集成体56を形成するのに費やす時間が、巻装ステーシ
ョン84で仕上げ巻装を行って完全に巻装済みの電極集
成体40を形成するのに費す時間と等しいことが理想的
である。電極集成体の巻装が進むにつれて電極集成体の
直径が大きくなるから、巻装ステーション82、84の
巻装時間が等しければ、巻装ステーション82よりも巻
装ステーション84では、電極集成体のより多くの部分
が巻装されることになる。
第5図は、巻装ステーション82に於ける一部分の巻装
と巻装ステーション84に於ける仕上げ巻装とを今述べ
た様に同時に行なった直ぐ後の巻装装置を示している。
この為、完全に巻装済みの電極集成体40が巻装ステー
ション84に示されており、部分巻きの電極集成体56
が巻装ステーション84に示されている。この発明の方
法の次の工程は、部分巻きの電極集成体56を巻装ステ
ーション82から巻装ステーション84に移送すること
である。更に詳しく云うと、アーバ66、68を移送ホ
イール割出し位置48にある溝路46から引き抜いた
後、軸42によって移送ホイール16の反時計廻りに回
転し、こうして完全に巻装済みの電極集成体を移送ホイ
ール割出し位置48から移送ホイール割出し位置50へ
移動する。この様に移送ホイール16を回転すると、空
の溝路46が移送ホイール割出し位置54から移送ホイ
ール割出し位置48へ移動し、そこで空の溝路46は部
分巻きの電極集成体56が挿入されるのを待つ。最後
に、移送ホイール16の回転がそれまでに完全に巻装さ
れた巻装済みの電極集成体40を割出し位置50から割
出し位置52へ移送し、そこでこの電極集成体40は電
池容器26に装入されるのを待つ。
移送ホイール16の回転後、軌道ホイール集成体18が
軸62によって軸線x−xの周りに180゜回転し、こ
うしてアーバ66、68を巻装ステーション84から巻
装ステーション82に持って来る。この様に軌道ホイー
ル集成体18が回転すると、アーバ74、76が依然と
してその中に装入されたまゝになっている部分巻きの電
極集成体56が巻装ステーション82から巻装ステーシ
ョン84に移動する。このため、巻装ステーション84
で、部分巻きの電極集成体56が移送ホイール16の空
き溝路46に入る。云い換えれば、軸62の回転によ
り、アーバ66、68及び74、76部分巻きの電極集
成体56とを含む軌道ホイール集成体18が回転する。
この回転により、部分巻きの電極集成体56が、巻装ス
テーション82から巻装ステーション84に移送され、
次いでこの巻装ステーション84で、この発明の方法の
次の工程の間、この電極集成体が完全に巻装されて巻装
済みの電極集成体40となる。今述べた様に軌道ホイー
ル集成体18が回転した後、アーバ66、68を軸線y
−y(この時巻装ステーション82にある)に沿って接
近する向きに並進させ、セパレータ条片98がアーバ6
6、68の間に来る様にする。
第6図は今述べた様にホイール16及び18が回転した
直後の巻装装置を示している。第6図から判る様に、部
分巻きの電極集成体が割出し位置48の溝路46内にあ
る。完全に巻装済みの電極集成体40は移送ホイール割
出し位置50、52の溝路46にある。セパレータ条片
98は依然として夫々の連続的なロール(図に示してな
い)に接続されたまゝである。この発明の重要な1面
は、前に述べた様に、セパレータ条片98を連続的な供
給源のロールから切断する前に、セパレータ条片98の
各々の側にアーバ66、68を挿入することである。更
に、ばね作動圧力機構97が、セパレータ条片を切断す
る際にセパレータ条片を捕捉して確実に位置ぎめする。
さらに詳しく云うと、この発明の方法では、第1及び第
2の巻装ステーションの間の場所でばね作動圧力機構9
7によってセパレータ条片98を捕捉する手段を設けて
いる。セパレータ条片98の切断は、往復動する様にセ
パレータ切断機構92を作動することによって行なわれ
る。この時、加熱ワイヤ94をばね作動圧力機構97に
よりセパレータ条片98を捕捉する場所と第2の巻装ス
テーションとの間の所で、セパレータ条片98と接触さ
せる。
セパレータ条片98の切断と略同時に、完全に巻装済み
の電極集成体40(図に示してない手段により)移送ホ
イール割出し位置52にある溝路46から電池容器26
へ押込む。この発明の方法の残りの工程が完了した時、
巻装装置10は第2図に示す位置にあり、この発明の方
法の工程を繰返して、別の電極集成体を巻装する。
この後、こうして相次ぎぐ電極集成体を第1及び第2の
巻装ステーションで巻装して、電池容器に装入する。電
極集成体の初期の一部分の巻装が第1の巻装ステーショ
ン82で、前に第1の巻装ステーションで一部分巻装さ
れた別の電極集成体の最終的な巻装が第2の巻装ステー
ション84で同時に行なわれるので、この発明の方法は
従来公知の方法よりも一層速い。詳しく云うと、この発
明による完全に巻装済みの電極集成体の出力は、1つの
巻装ステーションで電極集成体全体を逐次的に巻装する
従来の方法よりも(ホイール18の軌道を廻る時間を考
慮しなければ)2倍の速さにすることが出来る。
電極集成体がら旋形になるのを避ける為に、巻装アーバ
に電極の前縁を差し向けるのは、精度に注意を払って行
なわなければならないことが判った。詳しく云うと、巻
装アーバに差し向ける時に、電極条片にスキューがある
と、電極を巻装することにより、電極の相次ぐターンが
互いにずれる。云い換えれば、電極の任意の所定のター
ンがその前に巻装されたターン(1つ又は複数)と正確
に重ならなくなる。この様な望ましくない結果を普通ら
旋形と呼ぶ。ら旋形になることを防止しようとした従来
の従来の方式は、巻装アーバに対して電極を移動し且つ
差し向けるのに、シャトル又は支持体機構を用いてい
た。こういう方式では、電極をシャトル内の固定空所内
に入れ、この空所は電極の周りにごくぴったりとはまる
様な寸法にしていた。こういう方式は巻装アーバに対し
て電極を正しく差し向ける点では成功したが、空所と電
極の間の密なはめ合せの結果、電極をシャトル機構に装
入するのにかなりの困難さがあった。自動装入装置は、
シャトル機構の空所に対して電極を配置する場所を狂わ
せる場合が多く、その結果電極にスキューが生じ、巻装
アーバに対して電極が正しくない形で差し向けられた。
この発明の次に述べる特徴は、この難点を取上げるもの
である。
第7図及び第8図には、電極の供給源から電極102を
受取って、この電極を移動して巻装アーバ66、68及
び74、76に差し向けるシャトル又は支持体機構11
0が図式的に示されている。シャトル機構110はU字
形断面を持つ細長いシャトル案内部材112と、この案
内部材112上で、それに沿って、アーバ74、76に
接近する向き及び遠ざかる向きに往復動する様に装着さ
れたシャトル又は支持体部材114とを有する。シャト
ル案内部材112はU字形断面の底を形成する細長い基
部116を持ち、これから1対の相隔たるレール11
8、120が伸びていて、U字形断面の脚部を構成して
いる。レール118、120が互いに向い合う案内面1
22、124を持ち、これらが平行に伸びている。案内
部材112はその1端を巻装アーバ74、76に接近す
る様に配置して、面122、124が巻装アーバ74、
76の回転軸線に対して垂直に配置される様にする。
シャトル部材114が案内122、124と平行な方向
に往復動する様にシャトル案内部材112の上に取付け
られる。シャトル部材114は反対向きの面128、1
30を持つシャトル基部126で構成される。シャトル
部材114の面128が案内部材112の支持面132
と摺動係合する様になっており、この為シャトル部材1
14が前に述べた往復動が出来る様に支持されている。
シャトル部材114の面130が電極102と係合し
て、それを支持する様になっている。第1の固定壁要素
134がシャトル部材114と基部126から外向きに
伸びていて、第2の可動壁要素136及び面128と協
働して、シャトル部材114の中に端が開放した凹部1
38を限定し、その中に電極102を受入れる。可動壁
要素136はピン140の周りに、壁要素136が電極
102の幅Wより実質的に大きな距離だけ固定壁要素1
34から隔たる第1の位置から、電極102の幅Wに略
等しい距離だけ固定壁要素134から隔たる第2の位置
へと旋回し得る。この為、固定壁要素134及び可動壁
要素136が、可動壁要素136の位置に従って可変の
幅を持つ凹部138を構成する。可動壁要素136が前
述の第1の位置にある字、可変の凹部138の幅は電極
102の幅より実質的に大きい。可動壁要素136が前
述の第2の位置にあると、可変の凹部138の幅は電極
102の幅と略等しい。従って、電極条片102を受入
れて、電極条片を巻装アーバ74、76に差し向ける為
に整合させる、壁要素134、136の形をした手段が
設けられている。
可動壁要素136が前述の第1の位置にある時、可変の
凹部134の幅は十分大きく、自動ピック・アンド・プ
レース機構によっても、電極102を容易に凹部138
に配置することが出来る。凹部と電極の間のきつい又は
ぴったりしたはめ合せを必要とする従来の方式で起った
難点が避けられる。電極102を凹部138に装入した
後、シャトル部材114を作動棒140の形をしたシャ
トル部材移動手段又は並進手段により、案内部材112
に沿って左へ(第7図で見て)並進させる。作動棒14
0がカム従動機構又は空気動力シリンダの様な普通の動
力源に接続される。案内部材112の案内面122、1
24がシャトル部材114の相補的な面142、144
に摺動係合する。こうしてシャトル部材114が、面1
22、124と平行な線に沿って、従って、アーバ7
4、76の回転軸線に対して垂直な線に沿って移動する
様に案内される。
第9図には、シャトル部材114が、電極102の前縁
をアーバ74、76に差し向ける位置まで並進した後
の、シャトル機構110が図式的に示されている。作動
棒140によってシャトル部材114が第7図に示す位
置から第9図に示す位置まで移動したことにより、壁要
素136が第1の位置から第2の位置へ移動しているこ
とが容易に認められる。壁要素136の移動は、可動壁
要素136を移動して凹部138の幅を変える手段によ
って行なわれる。更に詳しく云うと、可動壁要素136
を移動する手段が、案内部材112に固定されカム14
8のカム面146、及び可動壁要素136に固定された
カム従動体152のカム従動面150の形で設けられて
いる。前に述べたシャトル部材114の左向きの移動に
より、カム従動面150がカム面146と係合して、こ
のカム面にのり上げ、こうして可動壁要素136を時計
廻り(第9図で見て)に枢軸140の周りに回転させ
て、可動壁要素136が前述の第2の位置に来る様にす
ることにより、凹部138の幅を変えることが出来る。
この位置で、可動壁要素136は電極102の幅に略等
しい距離だけ、固定壁要素134から隔たっている。こ
の第2の位置では、固定壁要素134の整合面154及
び可動壁要素136の整合面156が夫々電極102の
縁155、157と係合している。整合面154、15
6は案内部材112の案内面122、124と平行であ
り、従ってアーバ74、76の回転軸線に対して垂直で
ある。従って、可動壁要素136が第2の位置に移動し
たことにより、電極102が整合して、それが巻装アー
バ74、76の回転軸線に対して略垂直に伸びる様にな
る。こうして、電極102がスキューのない向きで巻装
アーバ74、76に差し向けられ、電極を渦巻形にする
ことなく、巻装する。電極102の前縁がアーバ74、
76によって捕足された後、シャトル部材114を右
(第9図で見て)に移動することにより、電極102は
凹部138から出ると共に、可動壁要素136は、カム
従動体152がカム148から離脱する為、並びに張力
ばね160によって加えられる力の為、その第1の位置
へと反時計廻りに旋回する。アーバ74、76に電極1
02を差し向けるシャトル機構110について説明した
が、アーバ74、76に電極104を差し向ける為の同
一のシャトル機構も設けられていることを承知された
い。
この発明の考えが適切に理解される様に、この発明の好
ましい実施例を詳しく説明したが、この発明の範囲内
で、種々の変更が可能であることを承知されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の方法を実施するのに役立つ巻装装置
を示す略図、第2図はこの発明の方法を実施する時、第
1の位置に配置された第1図に示した装置の略図、第3
図はこの発明の方法を実施する際、第2の位置に配置さ
れた第2図の装置を示す略図、第4図は、この発明の方
法を実施する時、第3の位置に配置された第2の装置を
示す略図、第4a 図は第4図に示した位置にある第1の
巻装ステーションに配置されている最初に巻装された電
極集成体の拡大図、第5図はこの発明の方法を実施する
時、第4の位置に配置される第2図の装置の略図、第6
図は、この発明の方法を実施する時、第5の位置に配置
される第2図の装置の略図、第7図はこの発明に従って
巻装装置の巻装アーバに電極条片を送出すシャトル機構
の簡略平面図、第8図は第7図の線8−8で切った断面
図、第9図は第2の位置にある第7図に示したシャトル
機構の略図である。 (主な符号の説明) 14:キャニング・ホイール 16:移送ホイール 18:軌道ホイール集成体 40:完全に巻装済みの電極集成体 56:部分巻きの電極集成体 66、68:巻装アーバ 74、76:巻装アーバ 82、84:第1及び第2の巻装ステーション 86:セパレータ条片 102、104:電極

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】負の電極条片と正の電極条片と前記両電極
    条片の間に配置されたセパレータとからなる電気化学的
    電池用の第1の電極集成体と、 負の電極条片と正の電極条片と前記両電極条片の間に配
    置されたセパレータとからなる電気化学的電池用の第2
    の電極集成体と、 を同時に円筒形に巻装する方法において、 (イ) 第1及び第2の巻装ステーションを用意し、 (ロ) 前記第1の巻装ステーションで未巻装の第1の電極
    集成体を一部分巻装して第1の部分巻きの電極集成体を
    形成し、 (ハ) 前記第1の部分巻きの電極集成体を前記第1の巻装
    ステーションから前記第2の巻装ステーションへ移送
    し、 (ニ) 前記第2の巻装ステーションで前記第1の部分巻き
    の電極集成体を更に巻装し、 (ホ) 前記第1の部分巻きの電極集成体を前記第2の巻装
    ステーションで更に巻装するのと同時に、未巻装の前記
    第2の電極集成体を前記第1の巻装ステーションで一部
    分巻装して第2の部分巻きの電極集成体を形成する、 各工程を有することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載した方法に於
    て、電池容器を用意し、前記更に巻装した電極集成体を
    前記容器の中に挿入するための第3のステーションを用
    意し、前記更に巻装した電極集成体を前記第3のステー
    ションへ移動し、該第3のステーションで前記更に巻装
    した電極集成体を前記容器の中に挿入し、前記更に巻装
    した電極集成体を収容した前記電池容器を前記第3のス
    テーションから取去る工程を含む方法。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第2項に記載した方法に於
    て、セパレータ材料の連続的なロールから、前記第1の
    巻装ステーションで前記セパレータを末巻装の電極集成
    体に供給する工程を含む方法。
  4. 【請求項4】特記請求の範囲第3項に記載した方法に於
    て、前記移送する工程(ハ)が、前記セパレータが前記
    連続的なロールに接続されている間に、前記第1の部分
    巻きの電極集成体を前記第2の巻装ステーションへ移送
    することを含む方法。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第4項に記載した方法に於
    て、前記第1の部分巻きの電極集成体が前記第1の巻装
    ステーションから移送された後に前記セパレータを前記
    ロールから切断する工程を含む方法。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第5項に記載した方法に於
    て、前記切断する工程の前に、前記第1及び第2の巻装
    ステーションの間の場所で前記セパレータを捕捉する捕
    捉手段を用意する工程を含む方法。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第6項に記載した方法に於
    いて、前記切断する工程が、前記場所と前記第2の巻装
    ステーションの間で、前記セパレータを前記ロールから
    切断することを含む方法。
  8. 【請求項8】負の電極条片と正の電極条片と前記両電極
    条片の間に配置されたセパレータとからなる電気化学的
    電池用の第1の電極集成体と、 負の電極条片と正の電極条片と前記両電極条片の間に配
    置されたセパレータとからなる電気化学的電池用の第2
    の電極集成体と、 を同時に円筒形に巻装する方法において、 (イ) 第1及び第2の巻装ステーションを用意し、 (ロ) 前記第1及び第2の巻装ステーションにそれぞれ配
    置された第1の対及び第2の対の巻装アーバを持つ第1
    の軌道ホイールを設け、該アーバは前記第1の軌道ホイ
    ールに対して回転できるように装着し、 (ハ) 一方の対の前記アーバを用いて、前記第1の巻装ス
    テーションで未巻装の前記第1の電極集成体を一部分巻
    装して第1の部分巻きの電極集成体を形成し、 (ニ) 前記軌道ホイールを回転して、前記一方の対のアー
    バ及び前記第1の部分巻きの電極集成体を前記第1の巻
    装ステーションから前記第2の巻装ステーションへ移送
    すると同時に、他方の1対のアーバを前記第2の巻装ス
    テーションへ移送し、 (ホ) 前記他方の1対のアーバを用いて、前記第1の巻装
    ステーションで末巻装の前記第2の電極集成体を一部分
    巻装して第2の部分巻きの電極集成体を形成し、 (ヘ) 該第1の巻装ステーションでの前記第2の部分巻き
    の電極集成体を形成するための巻装と同時に、前記一方
    の対のアーバを用いて、前記第2の巻装ステーションで
    前記第1の部分巻きの電極集成体を更に巻装して巻装済
    みの電極集成体を形成する、 各工程を含む方法。
  9. 【請求項9】特許請求の範囲第8項に記載した方法に於
    て、前記第1の部分巻きの電極集成体を受入れる溝路を
    持つ回転自在の第2の移送ホイールを用意し、前記溝路
    内で前記更に巻装する工程(へ)を行ない、前記第2の
    移送ホイールを回転して、前記溝路及び前記巻装済みの
    電極集成体を、該巻装済みの電極集成体を該溝路から取
    出す為の割出し位置へ移送し、該割出し位置で前記巻装
    済みの電極集成体を電池容器内に挿入する工程を含む方
    法。
  10. 【請求項10】特許請求の範囲第9項に記載した方法に
    おいて、前記電池容器を受入れる凹部を持つ第3の容器
    受けホイールを用意し、該凹部内に電池容器を供給し、
    前記凹部及び前記電池容器を前記割出し位置と隣接して
    整合するように位置ぎめし、該割出し位置において前記
    巻装済みの電極集成体を前記溝路から取出して前記容器
    内に入れ、前記第3の容器受けホイールを回転して、前
    記巻装済みの電極集成体を収容した前記電池容器を前記
    割出し位置から、前記電池容器を前記凹部から取出す位
    置へ移動する工程を含む方法。
JP60198720A 1984-09-10 1985-09-10 電極集成体を巻装する方法 Expired - Lifetime JPH0636369B2 (ja)

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