JPH0635778U - 管の接続構造 - Google Patents

管の接続構造

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JPH0635778U
JPH0635778U JP7804792U JP7804792U JPH0635778U JP H0635778 U JPH0635778 U JP H0635778U JP 7804792 U JP7804792 U JP 7804792U JP 7804792 U JP7804792 U JP 7804792U JP H0635778 U JPH0635778 U JP H0635778U
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pipe connection
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単で、しかも、余分なスペースをと
ることなく簡単に接続、分離を行うことができる管の接
続構造を提供すること。 【構成】 接続対象である二つの管5,6の端部にそれ
ぞれフランジ7,8を設けると共に、これらのフランジ
7,8の突き合わせ面7A,8Aとは反対側の側面を中
心から外縁に向けて傾斜するテーパ面11,12とする
一方、前記両フランジ7,8を包むように構成された二
つの半割り状のホルダーカップリング13,14の内面
のほぼ中央に凸状のリブ15,16をそれぞれ突設する
と共に、このリブ15,16の両側のホルダーカップリ
ング内側面を前記テーパ面11,12に対応するテーパ
面17,18とし、前記リブ15,16によって保持さ
れたシール部材22を介して突き合わされた両フランジ
7,8の外方から前記二つのホルダーカップリング1
3,14を被着し、これらのホルダーカップリング1
3,14を、前記突き合わせ方向においてねじ止めする
ように構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、管の接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
二つの管を分離自在に接続する構造として、図5に示されるものがある。すな わち、それぞれ内部に貫通孔51、52が形成されたボディ53、グランド54 を例えば金属管55,56の端部に溶接すると共に、ボディ53、グランド54 の接続端面間に金属製のガスケット57を介装し、固定用ナット58をボディ5 3の外面に形成した雄ねじ部59に螺合させている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の管の接続構造には次のような欠点がある。 接続しようとする金属管55,56の端部にボディ53、グランド54と 云った構造の異なる継手部材を溶接などにより固着する必要がある。 金属管55,56の接続または分離に際しては、固定用ナット58を回動 してXーY方向に移動しなければならないが、その移動のためのスペースがかな り必要となると共に、前記回動の際スパナなどの工具を用いる場合、その回動に 要するスペースも必要となるなど、所謂デッドスペースが大きくなる。 金属管55,56の接続または分離のための組立がかなり面倒で、接続、 分離にかなりの時間がかかる。
【0004】 本考案は、上述の事柄に留意してなされたもので、その目的とするところは、 構造が簡単で、しかも、余分なスペースをとることなく簡単に接続、分離を行う ことができる管の接続構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案に係る管の接続構造は、接続対象である二つ の管の端部にそれぞれフランジを設けると共に、これらのフランジの突き合わせ 面とは反対側の側面を中心から外縁に向けて傾斜するテーパ面とする一方、前記 両フランジを包むように構成された二つの半割り状のホルダーカップリングの内 面のほぼ中央に凸状のリブをそれぞれ突設すると共に、このリブの両側のホルダ ーカップリング内側面を前記テーパ面に対応するテーパ面とし、前記リブによっ て保持されたシール部材を介して突き合わされた両フランジの外方から前記二つ のホルダーカップリングを被着し、これらのホルダーカップリングを、前記突き 合わせ方向においてねじ止めするように構成されている。
【0006】
【作用】
前記管の接続構造においては、二つの管の端部にそれぞれ設けられたフランジ の突き合わせ面とは反対側にテーパ面が形成してある一方、二つの半割り状のホ ルダーカップリングの内面に、前記テーパ面に対応するテーパ面が形成してある ので、突き合わせられたフランジに対してホルダーカップリングを被着した状態 においては、ホルダーカップリング同士の突き合わせ方向の力がフランジの突き 合わせ方向に伝えられ、フランジの突き合わせが確実に行われる。そして、この 突き合わせ状態は、両フランジを覆うようにして被着したホルダーカップリング を、前記突き合わせ方向においてねじ止めすることにより確実に維持される。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説明する。
【0008】 先ず、図2は本考案に係る管の接続構造1をマスフローコントローラに適用し た例を示し、この図において、2はマスフローコントローラで、特に、拡大図示 するように、その流体入口側の流体流路に設けられている。なお、この図におい て、3,4はエアーオペレート弁である。
【0009】 前記管の接続構造1の詳細について、図1および図2の拡大図に基づいて説明 する。これらの図において、5はマスフローコントローラ2側の金属管、6はエ アーオペレート弁3側の金属管で、それぞれの先端には例えば平面視円形のフラ ンジ7,8が設けられている。このフランジ7,8は、金属管5,6とそれぞれ 一体であっても、また、溶接などの手法によって金属管5,6に固着してあって もよい。
【0010】 前記フランジ7,8の突き合わせ面7A,8Aの互いに対向する位置には環状 のリブ9,10が突設されている。そして、これらのフランジ7,8の突き合わ せ面7A,8Aとは反対側(管5,6側)の側面を中心から外縁に向けて傾斜す るテーパ面11,12に形成している。
【0011】 13,14は半割り状のホルダーカップリングで、前記フランジ7,8を包む ように構成されている。そして、これらのホルダーカップリング13,14の内 面のほぼ中央の互いに対向する位置には凸状のリブ15,16が突設されている と共に、このリブ15,16の両側のホルダーカップリング内側面を、フランジ 7,8のテーパ面11,12に対応するテーパ面17,18に形成している。ま た、一方のホルダーカップリング13の突き合わせ面13Aには、ねじ孔19が 形成され、他方のホルダーカップリング14の突き合わせ面14Aには、ねじ挿 通孔20が貫設されると共に、ねじ21を挿通させるための切欠部14Bが形成 されている。
【0012】 22は前記フランジ7,8の突き合わせ面7A,8A間に介装されるシール部 材としてのガスケットである。
【0013】 次に、二つの金属管5,6を接続する手順について説明すると、金属管5,6 の先端にそれぞれ設けられたフランジ7,8同士をその間に僅かな隙間ができる ように対向させる。この状態で、一方のホルダーカップリング13を例えば下方 からフランジ7,8に仮被着し、ガスケット22を前記隙間内に挿入する。
【0014】 他方のホルダーカップリング14を上方から仮被着し、両ホルダーカップリン グ13,14の突き合わせ面13A,14Aが近づくようにし、ホルダーカップ リング14側からねじ21をねじ挿通孔20に挿入し、これを適宜の工具で締め つける。この締めつけにより、ホルダーカップリング13,14同士の突き合わ せ方向の力がフランジ7,8突き合わせ方向に伝えられ、フランジ7,8の突き 合わせが確実に行われる。そして、フランジ7,8間に介装されるガスケット2 2は、ホルダーカップリング13,14のリブ15,16によって保持され位置 ズレすることがないと共に、リブ15,16がガスケット22の過圧縮を防止し て適正な締めつけ力がガスケット22に加えられるので、その破損などが防止さ れ、シールが良好に行われる。
【0015】 そして、前記接続状態にある金属管5,6を分離する場合は、適宜の工具を用 いてねじ21を緩め、両ホルダーカップリング13,14をフランジ7,8から 外せばよい。
【0016】 上述の説明から理解されるように、ねじ21を締めつけたり、緩めたりする方 向がフランジ7,8の突き合わせられる方向と垂直な方向(管の接続方向と垂直 な方向)であるから、これらのねじ21の締めつけやゆるめ時における工具の操 作が容易であると共に、従来のように広いスペースを要することがない。
【0017】 本考案は、上述の実施例に限られるものではなく、図3に示すように、ラバー Oリング23を用いたり、また、図4に示すように、メタルOリング24を用い るようにしてもよい。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る管の接続構造は、構造が簡単でありながら もシール性に優れている。そして、部品の標準化が可能である。また、管同士の 接続、分離を簡単に行うことができ、接続または分離の作業のためのスペースも 僅かで済むと云った利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る管の接続構造の一例を示す分解斜
視図である。
【図2】前記管の接続構造を実回路に適用した例を部分
拡大図と共に示す図である。
【図3】本考案の他の実施例に係る管の接続構造を示す
断面図である。
【図4】本考案の更に他の実施例に係る管の接続構造を
示す断面図である。
【図5】従来の管の接続構造を示す図である。
【符号の説明】
5,6…管、7,8…フランジ、7A,8A…フランジ
の突き合わせ面、11,12…フランジのテーパ面、1
3,14…ホルダーカップリング、15,16…リブ、
17,18…ホルダーカップリングのテーパ面、21…
ねじ、22,23,24…シール部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続対象である二つの管の端部にそれぞ
    れフランジを設けると共に、これらのフランジの突き合
    わせ面とは反対側の側面を中心から外縁に向けて傾斜す
    るテーパ面とする一方、前記両フランジを包むように構
    成された二つの半割り状のホルダーカップリングの内面
    のほぼ中央に凸状のリブをそれぞれ突設すると共に、こ
    のリブの両側のホルダーカップリング内側面を前記テー
    パ面に対応するテーパ面とし、前記リブによって保持さ
    れたシール部材を介して突き合わされた両フランジの外
    方から前記二つのホルダーカップリングを被着し、これ
    らのホルダーカップリングを、前記突き合わせ方向にお
    いてねじ止めするように構成したことを特徴とする管の
    接続構造。
JP1992078047U 1992-10-14 1992-10-14 管の接続構造 Expired - Fee Related JP2595818Y2 (ja)

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JPH0635778U true JPH0635778U (ja) 1994-05-13
JP2595818Y2 JP2595818Y2 (ja) 1999-06-02

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011117468A (ja) * 2009-11-30 2011-06-16 Ihara Science Corp 位置決めリング
JP2011117469A (ja) * 2009-11-30 2011-06-16 Ihara Science Corp 傾斜リング
US8979137B2 (en) 2009-11-30 2015-03-17 Ihara Science Corporation Coupling ring
WO2024136172A1 (ko) * 2022-12-20 2024-06-27 주식회사 포스코 튜브 연결 구조체 및 이의 연결방법

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JP2595818Y2 (ja) 1999-06-02

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