JPH0635549U - 車両用ドアハンドルの取付け構造 - Google Patents

車両用ドアハンドルの取付け構造

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JPH0635549U
JPH0635549U JP7120392U JP7120392U JPH0635549U JP H0635549 U JPH0635549 U JP H0635549U JP 7120392 U JP7120392 U JP 7120392U JP 7120392 U JP7120392 U JP 7120392U JP H0635549 U JPH0635549 U JP H0635549U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取付け時の位置決めを確実にできるとともに
仮保持でき、組付け精度,及び作業性を向上でき、さら
にはドア開閉時の衝撃力に対する強度を向上できる車両
用ドアハンドルの取付け構造を提供する。 【構成】 ハンドルケース7にハンドルレバー8を回動
可能に配設するとともに、該ハンドルケース7に取付け
ナット11を埋設して右ドア用のドアハンドル6を構成
する。このドアハンドル6を車両用ドア4のアウタパネ
ル5にボルトで締め付けて固定する場合に、上記ハンド
ルケース7に位置決めピン13を一体に突出形成し、上
記アウタパネル5に上記位置決めピン13が挿入される
挿入孔15を形成する。また上記ハンドルケース7に上
記ハンドルレバー8の回動角度を規制するストッパ部7
cを設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車用ドアハンドルの取付け構造に関し、特に取付け時の位置決 めを確実にして組付け精度を向上できるとともに、ドア開閉時の操作力に対する 取付け強度を向上できるように改善された構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動車のドアには該ドアを開閉するドアハンドルが取付けられており 、このドアハンドルはドアアウタパネルにボルト締め固定するのが一般的である (例えば、実開平2−89158 号公報参照) 。
【0003】 この種のドアハンドルの取付け構造を例えば、ワンボックス型自動車のスライ ドドアに適用した例として、従来、図9及び図10に示すものがある。この構造 では、スライドドア31のアウタパネル32に凹設された取付け凹部32a内に 樹脂製のドアハンドル33がボルト34a,34bで締め付けて固定されている 。このドアハンドル33は、ハンドルケース35にハンドルレバー36をピンを 介して回動可能に装着するとともに、ハンドルケース35の上部,下部にそれぞ れ取付けナット37a,37bをインサートして構成されている。
【0004】 上記ドアハンドル33をスライドドア31に取付ける場合、上記アウタパネル 32の上部の取付け孔38aを組付け基準とするとともに上記ボルト34aを基 準ピンがわりとし、下部の取付け孔38bを逃げ孔としている。そして、ナット 37aにボルト34aをアウタパネル32の内側から取付け孔38aを通してね じ込んで位置決めし、次いでナット37bにボルト34bを取付け孔38bを通 してねじ込んで固定する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の取付け構造では、ボルトを基準ピンとして使用して いることから、このボルトの螺子山と谷との径の差によって、取付け位置にばら つきが生じ易いという問題点がある。このため極端な場合はドアロック装置のリ ンク機構との連結に支障をきたし、ドアの開閉が円滑にできないことがある。
【0006】 また、アウタパネルの取付け孔にナットを位置合わせしながらボルトを締め付 けるという作業となることから、取付けに手間がかかり作業性が悪いという問題 もある。
【0007】 さらに、上記従来構造では、ドアを開閉する際の操作力を2本のボルト固定部 だけでドアに伝達することとなり、この部分に応力が集中し易く、場合によって はドアハンドルが変形するおそれがあり、この点での改善が要請されている。
【0008】 本考案は、上記従来の問題点を解決するためになされたもので、ドアハンドル の位置決めを確実にして組付け精度を向上できるとともに、取付け時の作業性を 向上でき、さらには開閉時の操作力に対する強度を向上できる車両用ドアハンド ルの取付け構造を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案は、ハンドルケースにハンドルレバーを回動可能に配設してなる ドアハンドルを、車両用ドアのアウタパネルにボルト締め固定するようにした車 両用ドアハンドルの取付け構造において、上記ハンドルケースに複数の位置決め ピンを突出形成し、上記アウタパネルに上記位置決めピンが挿入される位置決め 孔を形成し、上記ハンドルレバーの回動角度を規制するストッパを上記ハンドル ケースに設けたことを特徴としている。
【0010】 ここで、上記位置決めピンは、ハンドルケースに設けられたストッパのドアパ ネル側の面に植設することが望ましい。このようにした場合は強度上有利となる 。
【作用】 本考案に係る車両用ドアハンドルの取付け構造によれば、ハンドルケースに位 置決めピンを一体形成したので、この位置決めピンをアウタパネルの位置決め孔 に挿入するだけで位置決めできるとともに仮保持でき、従来のボルトを基準ピン とする場合に比べて取付け位置のばらつきを抑制でき、かつ取付け時の作業性を 向上できる。その結果、ドアロック装置を組付けた場合の精度を向上でき、ドア の開閉を円滑に行うことができる。
【0011】 また、ドア開閉時におけるハンドルレバーへの操作力は上記ストッパから位置 決めピンとボルトを介してドアパネルに分散されて伝達されることから、ドアハ ンドルの変形を防止できる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図について説明する。 図1ないし図8は本考案の一実施例による車両用ドアハンドルの取付け構造を 説明するための図である。本実施例では、ワンボックス型自動車の右側のスライ ドドアに適用した場合を例にとって説明する。
【0013】 図8において、1はワンボックス型自動車であり、これは車体2の前部にフト ントドア3を車幅方向に開閉自在に配設するとともに、車体2の側面中央部にス ライドドア4を車体前後方向に開閉自在に配設して構成されており、このスライ ドドア4はインナパネル(図示せず)とアウタパネル5とを最中状に接合した構 造となっている。
【0014】 上記アウタパネル5の前縁中央部には取付け凹部5aが凹設されており、この 凹部5aに本実施例の樹脂製ドアハンドル6が取付けられている。このドアハン ドル6は、ハンドルケース7にハンドルレバー8をシャフト10で回動自在に装 着して構成されている。
【0015】 上記ハンドルケース7は大略コ字状に形成された本体部7aの外周縁に枠部7 bを一体形成するとともに、該本体部7aの上部にストッパ部7cを形成した構 造となっている。上記本体部7aの下部にはロックレバー9が回動可能に装着さ れており、該ロックレバー9は図示しないドアロック装置に連結されている。ま た上記本体部7aの上部,下部には取付けナット11が埋設されており、この各 ナット11はインサート成形されたものである。
【0016】 上記ハンドルレバー8の上部,及び下部にはこれと略直角をなす係合部8a, 8bが一体形成されている。この下部の係合部8bは上記ロックレバー9に当接 し、かつケース本体部7aのストッパ部7dに対向しており、上部の係合部8a は上記ケース本体部7aのストッパ部7cに対向している。これにより上記ハン ドルレバー8を開方向に回動させると、該回動に伴ってまず下部の係合部8bが ロックレバー9を回動させてドアロックを解除し、次に上部の係合部8aと下部 の係合部8bがストッパ部7c,7dに当接して該ハンドルレバー8の回動角度 が規制されるようになっている。
【0017】 また、上記ハンドルケース7の本体部7aには上記ストッパ部7cからストッ パ部7dに向かって縦方向に延びる補強用リブ12が一体形成されており、この リブ12と枠部7bとは複数の連結用リブ部12aで一体に連結されている。そ して、上記ハンドルケース7の補強用リブ12の上下両端部には位置決めピン1 3が一体に突出形成されている。
【0018】 上記アウタパネル5の凹部5aの上記各取付けナット11に対応する部分には ボルト孔5bが形成されており、上記取付けナット11にはボルト14がアウタ パネル5の内側から上記各ボルト孔5bを通して螺挿されている。そして上記ア ウタパネル5の凹部5aの各位置決めピン13に対応する部分には位置決め孔1 5が形成されており、この各位置決め孔15に上記位置決めピン13が挿入され ている。これによりドアハンドル6は位置決めされた状態で上記ボルト14によ って締め付け固定されている。
【0019】 次に、本実施例の作用効果について説明する。 本実施例のドアハンドル6を取付けるには、図1及び図7に示すように、ハン ドルケース7をこれの位置決めピン13をアウタパネル5の位置決め孔15に差 し込んで位置決めするとともに仮保持する。この状態で各ボルト14をアウタパ ネル5の内側から各ナット11に螺挿して締め付ける。
【0020】 このように本実施例によれば、ハンドルケース7のリブ12に位置決めピン1 3を形成したので、この位置決めピン13をアウタパネル5の位置決め孔15に 挿入することでドアハンドル6の位置決め,及び仮保持を行うことができ、それ だけ組付け精度を向上できるとともに、作業性を向上できる。その結果、ドアロ ック装置への連結時の支障がなくなり、スライドドア4の開閉を円滑に行うこと ができる。しかも上記位置決めピン13を一体形成し、アウタパネル5に挿入孔 13を形成するだけの構造であるから、上記位置決め,仮保持を部品点数を増や すことなく実現でき、コストの上昇を抑制できる。
【0021】 また、本実施例では、ストッパ部7cからストッパ部7dに向かって縦方向に 延びる補強用リブ12を形成するとともに、該リブ12に位置決めピン13を形 成したので、スライドドア4を開く際のドアハンドル6への操作力は上記ストッ パ部7c,7dから補強用リブ12,各位置決めピン11を介して、及び2本の ボルト14を介してドアに分散して伝達される。そのため従来のボルト2本だけ で取り付けた場合に比べて応力を分散でき、それだけ操作力に対する強度を向上 でき、ドアハンドル6の変形を防止できる。
【0022】 なお、上記実施例では、ハンドルケース7の本体部7aに補強用リブ12を一 体形成し、このリブ12に位置決めピン13を形成した場合を例にとって説明し たが、本考案は必ずしもこれに限るものではない。例えば、上記本体部,枠部に 位置決めピンを形成してもよく、また補強用リブと枠部とを底壁で一体に接続形 成し、この底壁に位置決めピンを形成してもよい。また、上記実施例では、ワン ボックス車の右側のスライドドアを例にとったが、本考案はこれに限るものでは なく、左スライドドア、左,右フロントドア,あるいは他の自動車のドアにも勿 論適用できる。
【0023】
【考案の効果】
以上のように、本考案に係る車両用ドアハンドルの取付け構造によれば、ハン ドルケースに位置決めピンを一体に突出形成し、この位置決めピンをアウタパネ ルの位置決め孔に挿入したので、この位置決めピンを挿入することでドアハンド ルを確実に位置決めできるとともに仮保持でき、組付け精度及び作業性を向上で きる効果があり、またドア開閉時の操作力に対する取付け強度を向上できる効果 がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による車両用右側のドアハン
ドルの取付け構造を説明するための車両前方から見た正
面図である。
【図2】上記実施例のドアハンドルの車内側から見た背
面図である。
【図3】図2のIII-III 線断面図である。
【図4】図3のIV-IV 線断面図である。
【図5】図3のV-V 線断面図である。
【図6】図2のVI-VI 線断面図である。
【図7】上記実施例のドアハンドルの取付け状態を右前
方から見て示す分解斜視図である。
【図8】上記実施例のドアハンドルが適用されたワンボ
ックス型自動車の右側面図である。
【図9】従来の左側ドアハンドルの取付け構造を示す断
面正面図である。
【図10】従来の取付け状態を左前方から見て示す分解
斜視図である。
【符号の説明】
4 スライドドア 5 アウタパネル 6 ドアハンドル 7 ハンドルケース 8 ハンドルレバー 11 取付けナット 13 位置決めピン 14 ボルト 15 挿入孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドルケースにハンドルレバーを回動
    可能に配設してなるドアハンドルを、車両用ドアのアウ
    タパネルにボルト締め固定するようにした車両用ドアハ
    ンドルの取付け構造において、上記ハンドルケースに複
    数の位置決めピンを一体に突出形成し、上記アウタパネ
    ルに上記位置決めピンが挿入される位置決め孔を形成
    し、上記ハンドルレバーの回動角度を規制するストッパ
    を上記ハンドルケースに設けたことを特徴とする車両用
    ドアハンドルの取付け構造。
JP1992071203U 1992-10-13 1992-10-13 車両用ドアハンドルの取付け構造 Expired - Fee Related JP2525673Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2354384A3 (en) * 2010-01-28 2011-11-09 Kabushiki Kaisha Honda Lock Vehicle door handle system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6419731U (ja) * 1987-07-28 1989-01-31
JPH0223720U (ja) * 1988-07-30 1990-02-16

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US9181733B2 (en) 2010-01-28 2015-11-10 Kabushiki Kaisha Honda Lock Vehicle door handle system

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