JPH0635325Y2 - 回転操作機構 - Google Patents

回転操作機構

Info

Publication number
JPH0635325Y2
JPH0635325Y2 JP1988024152U JP2415288U JPH0635325Y2 JP H0635325 Y2 JPH0635325 Y2 JP H0635325Y2 JP 1988024152 U JP1988024152 U JP 1988024152U JP 2415288 U JP2415288 U JP 2415288U JP H0635325 Y2 JPH0635325 Y2 JP H0635325Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
code
plate
rotation mode
solenoid
spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988024152U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01129734U (ja
Inventor
敏雄 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP1988024152U priority Critical patent/JPH0635325Y2/ja
Publication of JPH01129734U publication Critical patent/JPH01129734U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0635325Y2 publication Critical patent/JPH0635325Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、回転操作機構に関するものであり、詳しく
は、選択的に間欠回転操作感または連続回転操作感が得
られる機構に関するものである。
(従来の技術) 回転操作機構には、ロータリーエンコーダのように滑か
な連続回転に関連した信号を出力するものと、ロータリ
ースイッチのように間欠回転動作に関連した信号を出力
するものとがある。
例えばレコーダでは、ペン位置の指定や任意値の設定に
あたっては前者のロータリーエンコーダのように滑かな
連続回転に関連した信号を出力するものが用いられ、入
力レンジの切換やチャート速度の切換にあたっては後者
のロータリースイッチのように間欠回転動作に関連した
信号を出力するものが用いられている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、このような従来の構成によれば、連続回転動作
に関連した信号と間欠回転動作に関連した信号を得るた
めにはそれぞれに応じた機構部品を用いなければなら
ず、部品点数が増加するとともに構成が複雑になる。
本考案は、これらの点に着目したものであり、その目的
は、共通の機構部品を用い、その機械的構成を変更する
ことなく、電気的な制御により連続回転操作感または間
欠回転操作感を選択的に得ることができる回転操作機構
を操作することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の回転操作機構は、 円周方向に沿って等角間隔で複数のコード要素が形成さ
れ、回転可能に配置されたコード板と、 このコード板を回転駆動するノブと、 前記コード板のコード要素を検出するコード検出器と、 外周に等角間隔で複数の湾曲溝が形成され、前記コード
板の回転と連動して回転する回転板と、 端部にこの回転板の湾曲溝に嵌め合うように球状の突起
体が形成されたプランジャと、 端部に形成された球状の突起体が前記回転板の湾曲溝に
嵌め合うようにこのプランジャを付勢するスプリング
と、 このスプリングの付勢力に抗して前記プランジャを選択
的に磁気吸引し、回転板の湾曲溝と球状の突起体との嵌
合を解除するソレノイドと、 連続回転モードと間欠回転モードを指定するキーボード
と、 キーボードの回転モード指定を識別し、連続回転モード
指定状態ではソレノイドを励磁して間欠回転モード指定
状態ではソレノイドを非励磁にするように制御する演算
制御部、 とで構成されたことを特徴とする。
(実施例) 以下、図面を用いて本考案の実施例を詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す構成説明図、第2図は
第1図の要部の部分正面図である。これら図面におい
て、1は例えばプラスチックにより一体成形されたコー
ド板であり、円周方向に沿って等角間隔で複数のスリッ
ト2よりなるコード要素が形成され、回転可能に配置さ
れた軸3に取り付けられている。4はこのコード板1を
回転駆動するノブである。5はコード板1のコード要素
2を検出するコード検出器であり、本実施例ではフォト
インタラプタを用いている。6はコード板1の回転と連
動して回転するように軸3に固定された回転板であり、
外周には等角間隔で複数の湾曲溝7が形成されている。
8はプランジャであり、端部には回転板6の湾曲溝7に
嵌め合うように球状の突起体9が形成されている。10は
スプリングであり、端部に形成された球状の突起体9が
回転板6の湾曲溝7に嵌め合うようにプランジャ8を付
勢する。11は選択的に励磁されるソレノイドであり、励
磁されることによってスプリング10の付勢力に抗してプ
ランジャ8を選択的に磁気吸引し、回転板6の湾曲溝7
と球状の突起体9との嵌合を解除する。
第3図は本考案を用いたレコーダの具体例を示す構成説
明図であり、第1図および第2図と同一部分には同一符
号を付けている。第3図において、12はレコーダの設定
すべき測定条件を選択するキーボードであり、インタフ
ェース13を介して演算制御部14に加えられる。コード検
出器5の出力信号はカウンタ15で計数された後演算制御
部14に加えられる。16はソレノイド11を励磁するドライ
バであり、演算制御部14によりキーボード12の操作キー
に従って選択的に駆動される。
このような構成において、キーボード12の操作キーによ
り例えば入力レンジの切換やチャート速度の切換が選択
されると、演算制御部14はこれらの操作状態を識別して
ソレノイド11を非励磁にする。これにより、プランジャ
8はスプリング10の付勢力に従って回転板6の湾曲溝7
に押圧されることになり、動作モードは間欠回転モード
に設定されてノブ4を回転操作させた場合には従来のロ
ータリースイッチのようなクリック動作を伴った間欠回
転操作感が得られる。
これに対し、キーボード12の操作キーにより例えばペン
位置の変更モードが選択されると、演算制御部14はこの
ようなキーボード12の操作状態を識別してソレノイド11
を励磁する。これにより、プランジャ8はスプリング10
の付勢力に抗して磁気吸引されることから湾曲溝7との
嵌合が解除されて連続回転モードに設定されることにな
り、ノブ4を回転操作させた場合には従来のロータリー
エンコーダのように滑かな連続回転操作感が得られる。
すなわち、第3図のように構成することにより、1個の
回転操作機構でレコーダの各種のパラメータの設定や調
整を行うことができる。
なお、第3図ではレコーダに適用した例を示したが、各
種の装置における調整設定機構としても有効である。
また、上記実施例ではコード要素としてスリットを用
い、コード検出器として通過型のフォトインタラプタを
用いる例を示したが、コード要素として反射コードを用
いてコード検出器として反射型のフォトインタラプタを
用いてもよいし、これらコード発生機構を磁気的要素で
構成してもよい。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、共通の機構部品
を用い、その機械的構成を変更することなく、電気的な
制御により連続回転操作感または間欠回転操作感を選択
的に得ることができる回転操作機構が実現でき、実用上
の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す構成説明図、第2図は
第1図の要部の部分正面図、第3図は本考案を用いたレ
コーダの具体例を示す構成説明図である。 1……コード板、2……スリット、3……軸、4……ノ
ブ、5……コード検出器、6……回転板、7……湾曲
溝、8……プランジャ、9……球状突起体、10……スプ
リング、11……ソレノイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円周方向に沿って等角間隔で複数のコード
    要素が形成され、回転可能に配置されたコード板と、 このコード板を回転駆動するノブと、 前記コード板のコード要素を検出するコード検出器と、 外周に等角間隔で複数の湾曲溝が形成され、前記コード
    板の回転と連動して回転する回転板と、 端部にこの回転板の湾曲溝に嵌め合うように球状の突起
    体が形成されたプランジャと、 端部に形成された球状の突起体が前記回転板の湾曲溝に
    嵌め合うようにこのプランジャを付勢するスプリング
    と、 このスプリングの付勢力に抗して前記プランジャを選択
    的に磁気吸引し、回転板の湾曲溝と球状の突起体との嵌
    合を解除するソレノイドと、 連続回転モードと間欠回転モードを指定するキーボード
    と、 キーボードの回転モード指定を識別し、連続回転モード
    指定状態ではソレノイドを励磁して間欠回転モード指定
    状態ではソレノイドを非励磁にするように制御する演算
    制御部、 とで構成されたことを特徴とする回転操作機構。
JP1988024152U 1988-02-25 1988-02-25 回転操作機構 Expired - Lifetime JPH0635325Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988024152U JPH0635325Y2 (ja) 1988-02-25 1988-02-25 回転操作機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988024152U JPH0635325Y2 (ja) 1988-02-25 1988-02-25 回転操作機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01129734U JPH01129734U (ja) 1989-09-04
JPH0635325Y2 true JPH0635325Y2 (ja) 1994-09-14

Family

ID=31243753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988024152U Expired - Lifetime JPH0635325Y2 (ja) 1988-02-25 1988-02-25 回転操作機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0635325Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2523233Y2 (ja) * 1991-08-30 1997-01-22 ティーオーエー株式会社 ロータリエンコーダの制動装置
JP2002189556A (ja) * 2000-12-22 2002-07-05 Alps Electric Co Ltd 手動入力装置及びこれを用いた車載機器制御装置
JP6246183B2 (ja) * 2015-12-21 2017-12-13 株式会社東海理化電機製作所 シフト装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57145236U (ja) * 1982-02-22 1982-09-11
JPS6025996U (ja) * 1983-07-28 1985-02-21 三菱電機株式会社 操作装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01129734U (ja) 1989-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6577120B2 (en) Display controller including a multifunctional encoder
CN109716260B (zh) 带操作触感型输入装置
ATE164470T1 (de) Interaktives, drehbares regelsystem mit taktiler rückführung
US20070188454A1 (en) Magnetic ratchet for input device roller
US5351161A (en) Variable scale rotary switch
JPH0815389B2 (ja) ステップ型モータおよびその駆動回路
JPH0635325Y2 (ja) 回転操作機構
JPH02131208A (ja) レンズ駆動装置
JPH0655236B2 (ja) ミシン制御装置
JPH0238787Y2 (ja)
US3528315A (en) Control knob construction and the like
CN110178105B (zh) 用于在输入设备的旋转控制组件中使用的步进电机
JPH07276266A (ja) 多軸マスタ・スレーブ形サーボマニプレータのマスタアーム
JPH0626894Y2 (ja) モータ駆動の羽根作動装置
JPH0722431U (ja) ロータリスイッチ
JPS5819711Y2 (ja) シャットオフ装置
JPH0643754Y2 (ja) からくり時計
JPS6336307Y2 (ja)
JPS62147519A (ja) 入力装置
JP2522301B2 (ja) デ−タ入力装置
JPH07324945A (ja) 位置検出装置
JPH0343472Y2 (ja)
JPH075272A (ja) 時計の表示切換機構
JP3616175B2 (ja) 係脱自在の係止ロック機構
JP4206511B2 (ja) ロータリーエンコーダ装置