JPH0635135A - 反転物質の処理 - Google Patents
反転物質の処理Info
- Publication number
- JPH0635135A JPH0635135A JP5139006A JP13900693A JPH0635135A JP H0635135 A JPH0635135 A JP H0635135A JP 5139006 A JP5139006 A JP 5139006A JP 13900693 A JP13900693 A JP 13900693A JP H0635135 A JPH0635135 A JP H0635135A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- washing
- reversal
- steps
- bath
- fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C5/00—Photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents
- G03C5/26—Processes using silver-salt-containing photosensitive materials or agents therefor
- G03C5/50—Reversal development; Contact processes
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 反転処理においては、反転浴を少なくとも２
段階以上で向流で操作する場合には、写真の品質の何ら
の損失無しで、第一現像と反転浴との間の洗浄を回避す
ることができる。 【効果】 洗浄のための水の使用量を節減できる。
段階以上で向流で操作する場合には、写真の品質の何ら
の損失無しで、第一現像と反転浴との間の洗浄を回避す
ることができる。 【効果】 洗浄のための水の使用量を節減できる。
Description
【０００１】カラー反転フィルムは、以下のステップ：
第一現像、第一洗浄、反転浴、発色現像、調節浴、漂白
浴、定着浴、最終洗浄、固定浴、乾燥を含有して成る標
準化された方法、即ちＥ６方法によって世界中で処理さ
れている（処理製造所へのイーストマン コダックの通
達、１９８５年１２月）。
第一現像、第一洗浄、反転浴、発色現像、調節浴、漂白
浴、定着浴、最終洗浄、固定浴、乾燥を含有して成る標
準化された方法、即ちＥ６方法によって世界中で処理さ
れている（処理製造所へのイーストマン コダックの通
達、１９８５年１２月）。
【０００２】ヒドロキノンスルホン酸が、９．７のｐＨ
値での第一現像液として使用される。未露光のハロゲン
化銀を現像可能にする反転浴は、約ｐＨ５．８で使用さ
れる少なくとも一種のスズ（ＩＩ）錯体を含む。発色現
像液は、ｐＨ１２．１で発色現像液化合物ＣＤ３と共に
使用される。
値での第一現像液として使用される。未露光のハロゲン
化銀を現像可能にする反転浴は、約ｐＨ５．８で使用さ
れる少なくとも一種のスズ（ＩＩ）錯体を含む。発色現
像液は、ｐＨ１２．１で発色現像液化合物ＣＤ３と共に
使用される。
【０００３】第一洗浄の目的は、第一現像時間の後の化
学的反応を妨害すること及び第一現像液が反転浴中に移
ることを防止することである。不適切な洗浄、不正確な
水温度（３３〜３９℃の温度が推奨される）または過剰
に長い洗浄時間（１〜４分の時間が推奨される）は、濃
度（感光度利用状態）の変化及びカラーシフトを引き起
こす可能性がある。第一洗浄の重要性は、１分あたり
７．５リットルの新鮮な水を使用しなければならないと
いう事実に反映されている。
学的反応を妨害すること及び第一現像液が反転浴中に移
ることを防止することである。不適切な洗浄、不正確な
水温度（３３〜３９℃の温度が推奨される）または過剰
に長い洗浄時間（１〜４分の時間が推奨される）は、濃
度（感光度利用状態）の変化及びカラーシフトを引き起
こす可能性がある。第一洗浄の重要性は、１分あたり
７．５リットルの新鮮な水を使用しなければならないと
いう事実に反映されている。
【０００４】洗浄が十分に完全でなければ、反転浴のｐ
Ｈ値の増加が予期され、結果として酸化によるこの浴の
一層速い老化をもたらす可能性があり、そしてかぶり核
が形成されるだけであると想像されるけれども、ハロゲ
ン化銀は銀への還元を受けることが予期される可能性が
あり、これは、結果として上で述べた望ましくない写真
効果をもたらす。
Ｈ値の増加が予期され、結果として酸化によるこの浴の
一層速い老化をもたらす可能性があり、そしてかぶり核
が形成されるだけであると想像されるけれども、ハロゲ
ン化銀は銀への還元を受けることが予期される可能性が
あり、これは、結果として上で述べた望ましくない写真
効果をもたらす。
【０００５】他方、大量の洗浄水は生態上の問題を提示
しそして廃棄のための必要性によってかなりのコストを
引き起こす。
しそして廃棄のための必要性によってかなりのコストを
引き起こす。
【０００６】本発明によって扱われる問題は、写真の結
果における何らの劣化無しで改善を提供することであっ
た。
果における何らの劣化無しで改善を提供することであっ
た。
【０００７】以下の反転浴を少なくとも２段階そして好
ましくは２〜４段階を含有して成る向流カスケードで使
用する場合には、洗浄の必要性を実質的に排除すること
ができることがここに驚くべきことに見い出された。
ましくは２〜４段階を含有して成る向流カスケードで使
用する場合には、洗浄の必要性を実質的に排除すること
ができることがここに驚くべきことに見い出された。
【０００８】従って、本発明は、以下のステップ：
（ａ）第一現像、（ｂ）反転、（ｃ）発色現像、（ｄ）
調節、（ｅ）漂白、（ｆ）定着、（ｇ）洗浄、（ｈ）固
定及び（ｉ）乾燥を含有して成る写真用反転ハロゲン化
銀物質を処理するための方法であって、ステップ（ａ）
と（ｂ）との間に実質的に洗浄を行わずそしてステップ
（ｂ）を少なくとも２段階以上で向流で実施することを
特徴とする方法に関する。
（ａ）第一現像、（ｂ）反転、（ｃ）発色現像、（ｄ）
調節、（ｅ）漂白、（ｆ）定着、（ｇ）洗浄、（ｈ）固
定及び（ｉ）乾燥を含有して成る写真用反転ハロゲン化
銀物質を処理するための方法であって、ステップ（ａ）
と（ｂ）との間に実質的に洗浄を行わずそしてステップ
（ｂ）を少なくとも２段階以上で向流で実施することを
特徴とする方法に関する。
【０００９】ステップ（ａ）と（ｂ）との間の実質的な
無洗浄とは、ステップ（ａ）と（ｂ）との間の洗浄を好
ましくは全く省略するけれども、推奨された７．５ｌ／
分よりもかなり少ない量の水による洗浄を除外しないこ
とを意味する。
無洗浄とは、ステップ（ａ）と（ｂ）との間の洗浄を好
ましくは全く省略するけれども、推奨された７．５ｌ／
分よりもかなり少ない量の水による洗浄を除外しないこ
とを意味する。
【００１０】もう一つの有利な実施態様においては、反
転浴のための補充溶液の推奨された量を増さない。１１
００ｍｌ／ｍ2の反転物質が推奨される。加えて、反転
浴の組成も変えない。
転浴のための補充溶液の推奨された量を増さない。１１
００ｍｌ／ｍ2の反転物質が推奨される。加えて、反転
浴の組成も変えない。
【００１１】しかしながら、反転浴は、ｐＨ値における
そして濃厚物の希釈係数における改変された手順にそし
て流れ込み量（ｃａｒｒｙｏｖｅｒ ｒａｔｅ）に適し
ている可能性がある。
そして濃厚物の希釈係数における改変された手順にそし
て流れ込み量（ｃａｒｒｙｏｖｅｒ ｒａｔｅ）に適し
ている可能性がある。
【００１２】もう一つの有利な実施態様においては、標
準的な方法においては７．５ｌ水／分がまた推奨されて
いる最後の洗浄もまた省略され、そして固定浴が少なく
とも２段階以上そして好ましくは３〜５段階で向流で操
作される。１１００ｍｌ／ｍ2の固定浴のための補充溶
液の推奨量を、好ましくは越さない。固定浴の組成もま
た変えずに留める。
準的な方法においては７．５ｌ水／分がまた推奨されて
いる最後の洗浄もまた省略され、そして固定浴が少なく
とも２段階以上そして好ましくは３〜５段階で向流で操
作される。１１００ｍｌ／ｍ2の固定浴のための補充溶
液の推奨量を、好ましくは越さない。固定浴の組成もま
た変えずに留める。
【００１３】従って、商業的に入手できる反転及び固定
浴並びにすべてのその他の浴は、本発明による方法にお
いては改変無しで使用することができる。
浴並びにすべてのその他の浴は、本発明による方法にお
いては改変無しで使用することができる。
【００１４】
【実施例】実施例１ （比較） ３つの商業的に入手できる反転フィルム： Ａｇｆａｃｈｒｏｍｅ １００ ＲＳ Ｅｋｔａｃｈｒｏｍｅ Ｐｌｕｓ １００ Ｆｕｊｉｃｈｒｏｍｅ ＲＤＰ １００ を各々艶消しステップくさび（ｇｒｅｙ ｓｔｅｐ ｗ
ｅｄｇｅ）によって露光しそしてＥ６明細に従って現像
した。以下の表中に示された値が得られた。
ｅｄｇｅ）によって露光しそしてＥ６明細に従って現像
した。以下の表中に示された値が得られた。
【００１５】実施例２（本発明） 実施例１におけるのと同じフィルムを、本発明による方
法によって、即ち第一現像液の後の洗浄無しでそして２
段階反転浴向流カスケードによって現像したが、その他
の処理データは標準的な方法に対応していた。
法によって、即ち第一現像液の後の洗浄無しでそして２
段階反転浴向流カスケードによって現像したが、その他
の処理データは標準的な方法に対応していた。
【００１６】以下の表中に示されたセンシトメトリック
な値が得られた。
な値が得られた。
【００１７】実施例３（本発明） 反転浴の再生量は１．１ｌ／ｍ2であった。現像液の反
転浴中への流れ込みは７０ｍｌ／ｍ2であった。
転浴中への流れ込みは７０ｍｌ／ｍ2であった。
【００１８】従って、その使用中の状態において、反転
浴は第一段階において６４ｍｌ第一現像液／ｌそして第
二段階において４．５ｍｌ第一現像液／ｌを含む。
浴は第一段階において６４ｍｌ第一現像液／ｌそして第
二段階において４．５ｍｌ第一現像液／ｌを含む。
【００１９】段階１及び２においては、これらの浴はそ
れ以外は実施例２におけるのと同じ条件下で使用され
た。
れ以外は実施例２におけるのと同じ条件下で使用され
た。
【００２０】以下の表中に示されたセンシトメトリック
な値が得られた。
な値が得られた。
【００２１】以下の表においては： ガンマ０＝かぶりの上の０．１ｌｏｇ Ｉ．ｔと５ｌｏ
ｇ Ｉ．ｔとの間の階調勾配 ガンマ１＝５ｌｏｇ Ｉ．ｔと１０ｌｏｇ Ｉ．ｔとの
間の階調勾配 ガンマ２＝１０ｌｏｇ Ｉ．ｔと１５ｌｏｇ Ｉ．ｔと
の間の階調勾配 Ｄ ｍａｘ．＝最大濃度 Ｄ ｍｉｎ．＝かぶり 黄色、マゼンタ色及び青緑色に関する濃度が左から示さ
れている。
ｇ Ｉ．ｔとの間の階調勾配 ガンマ１＝５ｌｏｇ Ｉ．ｔと１０ｌｏｇ Ｉ．ｔとの
間の階調勾配 ガンマ２＝１０ｌｏｇ Ｉ．ｔと１５ｌｏｇ Ｉ．ｔと
の間の階調勾配 Ｄ ｍａｘ．＝最大濃度 Ｄ ｍｉｎ．＝かぶり 黄色、マゼンタ色及び青緑色に関する濃度が左から示さ
れている。
【００２２】すべての実施例において、殆ど誤差の限界
内であるほんの僅かな偏差が、使用された３つの商業的
に入手できる反転フィルムに関して観察された。
内であるほんの僅かな偏差が、使用された３つの商業的
に入手できる反転フィルムに関して観察された。
【００２３】
【表１】
【００２４】本発明の主なる特徴及び態様は以下の通り
である。
である。
【００２５】１．以下のステップ：（ａ）第一現像、
（ｂ）反転、（ｃ）発色現像、（ｄ）調節、（ｅ）漂
白、（ｆ）定着、（ｇ）洗浄、（ｈ）固定及び（ｉ）乾
燥を含有して成る写真用反転ハロゲン化銀物質を処理す
るための方法であって、ステップ（ａ）と（ｂ）との間
に実質的に洗浄を行わずそしてステップ（ｂ）を少なく
とも２段階以上で向流で実施することを特徴とする方
法。
（ｂ）反転、（ｃ）発色現像、（ｄ）調節、（ｅ）漂
白、（ｆ）定着、（ｇ）洗浄、（ｈ）固定及び（ｉ）乾
燥を含有して成る写真用反転ハロゲン化銀物質を処理す
るための方法であって、ステップ（ａ）と（ｂ）との間
に実質的に洗浄を行わずそしてステップ（ｂ）を少なく
とも２段階以上で向流で実施することを特徴とする方
法。
【００２６】２．洗浄（ｇ）を殆ど回避しそしてステッ
プ（ｈ）を少なくとも２段階以上で向流で実施すること
を特徴とする、上記１に記載の方法。
プ（ｈ）を少なくとも２段階以上で向流で実施すること
を特徴とする、上記１に記載の方法。
Claims (1)
- 【請求項１】 以下のステップ：（ａ）第一現像、
（ｂ）反転、（ｃ）発色現像、（ｄ）調節、（ｅ）漂
白、（ｆ）定着、（ｇ）洗浄、（ｈ）固定及び（ｉ）乾
燥を含有して成る写真用反転ハロゲン化銀物質を処理す
るための方法であって、ステップ（ａ）と（ｂ）との間
に実質的に洗浄を行わずそしてステップ（ｂ）を少なく
とも２段階以上で向流で実施することを特徴とする方
法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4217022.2 | 1992-05-22 | ||
| DE4217022A DE4217022A1 (de) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | Verarbeitung von Umkehrmaterialien |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0635135A true JPH0635135A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=6459525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5139006A Pending JPH0635135A (ja) | 1992-05-22 | 1993-05-18 | 反転物質の処理 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5869224A (ja) |
| EP (1) | EP0570796B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0635135A (ja) |
| DE (2) | DE4217022A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB9716554D0 (en) * | 1997-08-06 | 1997-10-08 | Eastman Kodak Co | New fogging solution for a reversal process |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6161160A (ja) * | 1984-08-31 | 1986-03-28 | Fuji Photo Film Co Ltd | ハロゲン化銀カラ−写真感光材料の処理方法 |
| JPS63129341A (ja) * | 1986-11-19 | 1988-06-01 | Fuji Photo Film Co Ltd | ハロゲン化銀カラ−反転写真感光材料の処理方法 |
| JPH07109497B2 (ja) * | 1987-04-06 | 1995-11-22 | コニカ株式会社 | ハロゲン化銀カラ−感光材料の処理方法 |
| US4948711A (en) * | 1988-02-29 | 1990-08-14 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method for processing silver halide photographic light-sensitive materials |
| EP0364845B1 (de) * | 1988-10-20 | 1995-01-04 | Agfa-Gevaert AG | Fotografisches Umkehrverfahren |
| JPH06509667A (ja) * | 1992-05-12 | 1994-10-27 | イーストマン コダック カンパニー | 水性写真安定化液用添加剤 |
-
1992
- 1992-05-22 DE DE4217022A patent/DE4217022A1/de not_active Withdrawn
-
1993
- 1993-05-10 DE DE59309118T patent/DE59309118D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-05-10 EP EP93107557A patent/EP0570796B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1993-05-12 US US08/059,983 patent/US5869224A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-05-18 JP JP5139006A patent/JPH0635135A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5869224A (en) | 1999-02-09 |
| EP0570796A2 (de) | 1993-11-24 |
| EP0570796A3 (en) | 1994-08-10 |
| DE4217022A1 (de) | 1993-11-25 |
| DE59309118D1 (de) | 1998-12-17 |
| EP0570796B1 (de) | 1998-11-11 |
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