JPH0635067U - フォークリフト - Google Patents

フォークリフト

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JPH0635067U
JPH0635067U JP7269392U JP7269392U JPH0635067U JP H0635067 U JPH0635067 U JP H0635067U JP 7269392 U JP7269392 U JP 7269392U JP 7269392 U JP7269392 U JP 7269392U JP H0635067 U JPH0635067 U JP H0635067U
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JP
Japan
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driver
seat
parking brake
brake device
forklift
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Pending
Application number
JP7269392U
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English (en)
Inventor
伸一 朝岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブレーキ操作が容易であり、しかも乗降の際
に運転手の邪魔にならないようなパーキングブレーキ装
置を有するフォークリフトを提供する。 【構成】 フォークリフトは、運転席3と、その前方に
あるかじ取り装置のハンドル4と、該ハンドルの近傍に
配置され、制動力を付与する作動位置及び該制動力を解
除する解除位置の間に移動可能なブレーキレバーを含む
パーキングブレーキ装置10とを備える。パーキングブ
レーキ装置10は、そのブレーキレバーを運転席から離
間する方向に押した時に、解除位置から作動位置に移動
するように配列されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、フォークリフトに関し、特にそのパーキングブレーキ装置の配置構 造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は、従来のパーキングブレーキ装置の配置構造をもつフォークリフトの概 略側面図を示すもので、ヒンジ部1aを中心として回動可能に機台2に装着され たエンジンフード1上には、該エンジンフード1と一体に回動可能に運転席3が しつらえてある。また、その前方には、かじ取り装置のハンドル4が配置され、 運転席3に着席した運転手により操作されるようになっている。
【0003】 そして、ハンドル4の手前側には、フロントプロテクターPにブラケット6を 介して取り付けられたパーキングブレーキ装置7が配設されている。このパーキ ングブレーキ装置7は、機台に制動力即ちブレーキを付与する際には、運転席3 の運転手によって後方(紙面において右側)に引かれて、符号Aで図示した実線 位置(作動位置)をとり、ワイヤ8を含むブレーキ操作系に連結された図示しな いブレーキ主体部を介して車輪に制動力を加える。また、ブレーキを解除する際 には、パーキングブレーキ装置7は、運転手によって押されて、符号Bで図示し た点線位置(解除位置)をとる。
【0004】 機台2の側方にはステップ9が設けられていて、運転手は、乗車時にも降車時 にもこのステップ9を利用して運転席3に乗降する。パーキングブレーキ装置7 は、解除位置にある時、その先端がフロントピラー5より前に飛び出してマスト (図示せず)と干渉しないように、配列されている。そのため、作動位置にある 時には、パーキングブレーキ装置7は、運転席3に向かって突き出した状態にな る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
パーキングブレーキ作動時には、運転席3に腰を降ろした運転手がパーキング ブレーキ装置7のブレーキレバー7aを自身の方に引く作業がどうしても必要で あり、その操作力は約25Kg±5Kgであるが、この操作力の反作用で、運転 手の体が持ち上がる方向に力が働き、レバー操作が非常に重くなる。特に、最近 では、女性が様々な職場に目覚ましく進出する傾向が実際に見られ、また、労働 力の不足を補うために高齢者を雇用しフォークリフトの操作に従事させる場合が 往々にしてあるので、レバー操作が重いことは、女性や高齢者にとって重労働を 強いることになり、改善が強く望まれていた。
【0006】 また、上述したように、運転手が乗降する際にパーキングブレーキ装置7は常 に作動位置にある。この位置では、パーキングブレーキ装置7は、運転席3に向 かって突出しているため、乗り降りの邪魔になっていたが、「ブレーキは引いて 作動させる」という固定観念が強く、何等対策は講じられていなかった。
【0007】 従って、本考案の目的は、ブレーキ操作が容易であり、しかも乗降の際に運転 手の邪魔にならないようなパーキングブレーキ装置を有するフォークリフトを提 供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本考案は、運転席と、その前方にあるかじ取り装 置のハンドルと、該ハンドルの近傍に配置され、制動力を付与する作動位置及び 該制動力を解除する解除位置の間に移動可能なブレーキレバーを含むパーキング ブレーキ装置とを備えるフォークリフトにおいて、前記パーキングブレーキ装置 は、そのブレーキレバーを前記運転席から離間する方向に押した時に、前記解除 位置から前記作動位置に移動するように配列されている、ことを特徴とするもの である。
【0009】
【作用】 ブレーキレバーは、作動位置から解除位置に戻す時よりも作動位置に移行させ る時の方が当然のことながら運転手にとって大きな力を必要とするが、作動位置 に移行させる時に前方のブレーキレバーを、従来のように引く動作ではなく、上 述のように押す動作により移行させると、着座姿勢の運転手にとっては、その際 に上半身を前方に倒すような動きの反動を利用できる。
【0010】 また、運転手が運転席に入り込んだり、運転席から退出するのはフォークリフ トが停止状態、即ちパーキングブレーキ装置が作動位置にある時であるから、運 転手は、該パーキングブレーキ装置のブレーキレバーが運転席から一層離間した 状態で乗降することになる。
【0011】
【実施例】
次に、本考案の好適な実施例について添付図面を参照して詳細に説明するが、 図中、同一符号は同一又は対応部分を示すものとする。
【0012】 図1は、本考案の実施例に従ってトグル式パーキングブレーキ装置10が搭載 されたフォークリフトの一部の側面を示している。図4に関連して説明した従来 のフォークリフトと同様に、ヒンジ部1aを中心として回動可能に機台2に装着 されたエンジンフード1上には、該エンジンフード1と一体に回動可能に運転席 3がしつらえてある。また、その前方には、かじ取り装置のハンドル4が配置さ れ、運転席3に着席した運転手により操作されるようになっている。この運転席 3にはステップ9を利用して乗降する。
【0013】 そして、パーキングブレーキ装置10は、紙面においてハンドル4の手前側で 、フロントプロテクターPにブラケット6を介して取り付けられている。このパ ーキングブレーキ装置10は、従来と同様に、運転席3に着座した運転手により 操作されるが、本考案によれば、従来とは反対に、運転手によって後方(紙面に おいて右側)に引かれて、符号B’で図示した点線位置(解除位置)をとり、運 転手によって押されると、符号A’で示した実線位置(作動位置)をとり、ワイ ヤ8等を含むブレーキ操作系を介してブレーキ主体部(図示せず)により車輪に 制動力を加える。
【0014】 図2は上述したパーキングブレーキ装置10の詳細を示している。同図におい て、その機械的構造自体は周知のものでよいため、簡単に説明すると、ブラケッ ト6に装着された架台12には長孔14が形成され、該長孔14に挿通されたガ イドピン16に案内されて直動するフック18には、ブレーキ主体部(図示せず )に連結したブレーキ操作系のケーブル8の端部が結合されている。上記フック 18を介して連動するケーブル8を強力に牽引するトグル機構は、架台12上に おいて上記長孔14の長手方向軸線上の一点にピン22により回動可能に枢着さ れたブレーキレバー24と、該ブレーキレバー24の中間点及びフック18のガ イドピン16を連節するリンクプレート26とからなり、ブレーキレバー24を 鎖線で示す解除位置から、死点を僅かに越えた実線の作動位置まで回動操作する ことにより、リンクプレート26及びフック18を介してケーブル8が牽引され 、ブレーキ主体部が作動して車輪を制動するように構成されている。
【0015】 また、ブレーキレバー24は中空筒状に形成され、リンクプレート26の一端 は該中空筒内に嵌挿された摺動子28とピン30により連結されると共に、該摺 動子28はブレーキレバー24の上端から上記中空筒内に挿入された調節杆32 の先端と螺合されている。従って、該調節杆32の頂端ノブ34を回し、摺動子 28をピン30と共にブレーキレバー24の長孔36に沿って摺動させることに より、連節するリンクプレート26を介してフック18の位置を調節し、上述し たブレーキ操作系の遊びを吸収するようになっている。
【0016】 従って、ブレーキレバー24に嵌着したグリップ24aを握って矢印で示す方 向に押せば、パーキングブレーキ装置10は鎖線の解除位置B’から実線の作動 位置A’に移行し、ケーブル8が上方に牽引されて、制動力が付与される。また 、逆に作動位置A’から解除位置B’にブレーキレバー24を引けば、制動力は 解除される。尚、図2に符号Aで鎖線により示されているのは、従来のパーキン グブレーキ装置7の作動位置であり、これと本考案の場合の作動位置A’とを比 較すると、本考案では、作動位置A’においてブレーキレバー24がより前方に 位置していることが容易に分かる。
【0017】 上記実施例ではトグル式のパーキングブレーキ装置を使用した場合について説 明したが、本考案はこれに限定されるものではなく、図3に示すラチェット式パ ーキングブレーキ40を用いても同等の作用効果を奏する。
【0018】 即ち、図3(a)は、従来の仕方でパーキングブレーキ装置40を配列したも ので、符号Aは実線の作動位置、符号Bは鎖線の解除位置を示しており、解除位 置にあるパーキングブレーキ装置は、ブレーキレバー41をピン42を中心とし て矢印で示す時計方向(図示しない運転席の方向)に引くことによって、作動位 置Aに移行され、ケーブル8を牽引して車輪に制動力が付与される。そして、作 動位置Aから解除位置Bへの移行は、押しボタン45を押して操作杆46を介し てラチェット44をセクター43に形成されたラチェット歯から離脱させながら 、ブレーキレバー41を矢印とは反対方向に押すことによって行われる。
【0019】 図3(b)は、本考案に従ってパーキングブレーキ装置40を配列したもので 、解除位置B’にあるパーキングブレーキ装置40は、矢印で示す反時計方向に ブレーキレバー41を押すことによって実線で示す作動位置A’に移動される。 この移動により、ケーブル8が牽引され制動力が車輪に付与される。
【0020】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、運転席の前方にあるーキングブレーキ装置は 、運転手が前方にブレーキレバーを押して運転席からより離間させた時に解除位 置から作動位置に切り替わるように配列されている。ブレーキレバーは、作動位 置から解除位置に戻す時よりも作動位置に移行させる時の方が当然のことながら 運転手にとって大きな力を必要とするが、作動位置に移行させる時に前方のブレ ーキレバーを、従来のように引く動作ではなく、上述のように押す動作により移 行させると、着座姿勢の運転手にとっては、その際に上半身を前方に倒すような 動きの反動を利用でき、女性や高齢者のように比較的に非力な者でも、腰が浮き 上がるような不安定な姿勢を回避しながら、容易に駐車ブレーキをかけることが できる。
【0021】 また、運転手が運転席に入り込んだり、運転席から退出するのはフォークリフ トが停止状態、即ちパーキングブレーキ装置が作動位置にある時であるから、該 パーキングブレーキ装置のブレーキレバーが運転席から一層離間した状態で乗降 することになり、邪魔なブレーキレバーが運転席に向かって突出していないため 、運転室の間口が実質的に広がり乗降が非常に容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に従ってトグル式パーキングブレーキ
装置が配列されたフォークリフトの一部の概略側面図で
ある。
【図2】 図1のトグル式パーキングブレーキ装置の詳
細配列図である。
【図3】 (a)はラチェット式パーキングブレーキ装
置の従来の仕方による配列を示す概略図、(b)は同ラ
チェット式パーキングブレーキ装置の本考案に従った配
列を示す概略図である。
【図4】 従来によりトグル式パーキングブレーキ装置
が搭載されたフォークリフトの一部を示す概略側面図で
ある。
【符号の説明】
3は運転席、4はかじ取り装置のハンドル、10はパー
キングブレーキ装置、9はステップ、24はブレーキレ
バー、40はパーキングブレーキ装置、A’は作動位
置、B’は解除位置である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転席と、その前方にあるかじ取り装置
    のハンドルと、該ハンドルの近傍に配置され、制動力を
    付与する作動位置及び該制動力を解除する解除位置の間
    に移動可能なブレーキレバーを含むパーキングブレーキ
    装置とを備えるフォークリフトにおいて、前記パーキン
    グブレーキ装置は、そのブレーキレバーを前記運転席か
    ら離間する方向に押した時に、前記解除位置から前記作
    動位置に移動するように配列されていることを特徴とす
    るフォークリフト。
JP7269392U 1992-10-19 1992-10-19 フォークリフト Pending JPH0635067U (ja)

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JP7269392U JPH0635067U (ja) 1992-10-19 1992-10-19 フォークリフト

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013208976A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Honda Motor Co Ltd 車両
CN109809332A (zh) * 2019-02-12 2019-05-28 安徽合力股份有限公司 一种叉车制动***

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JP2013208976A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Honda Motor Co Ltd 車両
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