JPH0635020Y2 - 水切材 - Google Patents
水切材Info
- Publication number
- JPH0635020Y2 JPH0635020Y2 JP1988033966U JP3396688U JPH0635020Y2 JP H0635020 Y2 JPH0635020 Y2 JP H0635020Y2 JP 1988033966 U JP1988033966 U JP 1988033966U JP 3396688 U JP3396688 U JP 3396688U JP H0635020 Y2 JPH0635020 Y2 JP H0635020Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- draining
- draining material
- roof
- material body
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、上階の外壁と下階の屋根とのコーナー部に使
用される断面略Ｌ形の水切材に関し、詳しくは施工性を
高め、コーナー部への雨水の浸入を阻止しながら、コー
ナー部の屋根材の葺き替えも容易にさそうとする技術に
係るものである。
用される断面略Ｌ形の水切材に関し、詳しくは施工性を
高め、コーナー部への雨水の浸入を阻止しながら、コー
ナー部の屋根材の葺き替えも容易にさそうとする技術に
係るものである。
［従来の技術］ 従来、上階の外壁と下階の屋根とのコーナー部の雨仕舞
いを行うのに、第５図に示すように、外壁１の下地1aと
屋根２の屋根下地2aとのコーナー部に断面略Ｌ形の水切
材15を桟材12を介して配し、このような水切材15の横片
部分10の上に屋根材2bを葺設し、その上から桟13を配
し、そして桟13の上に水切14を配し、コーナー部におけ
る雨仕舞いを行うものであった。
いを行うのに、第５図に示すように、外壁１の下地1aと
屋根２の屋根下地2aとのコーナー部に断面略Ｌ形の水切
材15を桟材12を介して配し、このような水切材15の横片
部分10の上に屋根材2bを葺設し、その上から桟13を配
し、そして桟13の上に水切14を配し、コーナー部におけ
る雨仕舞いを行うものであった。
［考案が解決しようとする課題］ ところが、このように水切材15にてコーナー部の水切り
を行うとともに水切14にてコーナー部側の屋根材2bの端
部におけり水切りを行うものあっては、水切材15以外に
水切14を要することになり、施工性が悪く、しかも屋根
材2bの葺き替えも面倒になる等の問題があった。
を行うとともに水切14にてコーナー部側の屋根材2bの端
部におけり水切りを行うものあっては、水切材15以外に
水切14を要することになり、施工性が悪く、しかも屋根
材2bの葺き替えも面倒になる等の問題があった。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、水切材Ａのみにてコーナー部
及びコーナー部の屋根材2bの端部における雨仕舞いを行
うことができ、施工性を向上させ、しかも屋根材2bの葺
き替えも容易に行うことができる水切材を提供すること
にある。
その目的とするところは、水切材Ａのみにてコーナー部
及びコーナー部の屋根材2bの端部における雨仕舞いを行
うことができ、施工性を向上させ、しかも屋根材2bの葺
き替えも容易に行うことができる水切材を提供すること
にある。
［課題を解決するための手段］ 本考案の水切材は、上階の外壁１と下階の屋根２とのコ
ーナ部に使用される水切材Ａであって、金属芯材７の表
面に合成樹脂層８が被覆された断面略Ｌ形の水切材本体
３を構成し、その水切材本体３の合成樹脂層８と一体に
形成され、かつ前記水切材本体３の長さ方向に長く形成
された覆い片11を構成し、その覆い片11の先端を、前記
水切材本体３から前記コーナ部側の屋根材2bの端部上面
に弾発的に接触するようにして、外壁材1bとその下地1a
間に介装される前記水切材本体３の縦片部分４に設けて
成るものである。
ーナ部に使用される水切材Ａであって、金属芯材７の表
面に合成樹脂層８が被覆された断面略Ｌ形の水切材本体
３を構成し、その水切材本体３の合成樹脂層８と一体に
形成され、かつ前記水切材本体３の長さ方向に長く形成
された覆い片11を構成し、その覆い片11の先端を、前記
水切材本体３から前記コーナ部側の屋根材2bの端部上面
に弾発的に接触するようにして、外壁材1bとその下地1a
間に介装される前記水切材本体３の縦片部分４に設けて
成るものである。
［作用］ 本考案の水切材の作用について述べる。水切材本体３の
合成樹脂層８と一体に形成され、かつ水切材本体３の長
さ方向に長く形成して構成されている覆い片11で、屋根
材2bのコーナ部側の端部上面を覆うことにより、屋根材
2bの端部の雨仕舞いを行ない、また、覆い片11の先端
を、水切材本体３からコーナ部側の屋根材2bの端部上面
に弾発的に接触させているから、覆い片を、その弾性に
抗してめくり上げることによって、容易で、しかも能率
的な屋根材の葺き替え工事ができる。
合成樹脂層８と一体に形成され、かつ水切材本体３の長
さ方向に長く形成して構成されている覆い片11で、屋根
材2bのコーナ部側の端部上面を覆うことにより、屋根材
2bの端部の雨仕舞いを行ない、また、覆い片11の先端
を、水切材本体３からコーナ部側の屋根材2bの端部上面
に弾発的に接触させているから、覆い片を、その弾性に
抗してめくり上げることによって、容易で、しかも能率
的な屋根材の葺き替え工事ができる。
［実施例］ 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
水切材Ａは金属芯材７の全表面に合成樹脂層８を被覆し
て充分な耐水性を有し、容易に屈曲変形させることがで
き、その変形形状を維持できるものである。そして水切
材本体３のうち外壁材1bとその下地1a間に介装される縦
片部分４に水切材本体３の長さ方向に長い水切ひれ片５
を縦方向に間隔を隔てて複数本突設してある。これら水
切ひれ片５は合成樹脂層８と一体に押出成形され、弾性
を有していて、斜め下方に向けて傾斜させてある。水切
材本体３のうち屋根下地2aと屋根材2bとの間に介装され
る横片部分10にも水切ひれ片５の複数本を略平行に形成
し、これら水切ひれ片５を斜め上方に向けてある。そし
て、水切材本体３のうち外壁材1bとその下地1a間に介装
される縦片部４に水切材本体３の長さ方向に長くかつ水
切材本体３からコーナー部側の屋根材2bの端部上面に至
るひれ状の覆い片11を形成してある。この覆い片11も合
成樹脂層８と一体化してある。
て充分な耐水性を有し、容易に屈曲変形させることがで
き、その変形形状を維持できるものである。そして水切
材本体３のうち外壁材1bとその下地1a間に介装される縦
片部分４に水切材本体３の長さ方向に長い水切ひれ片５
を縦方向に間隔を隔てて複数本突設してある。これら水
切ひれ片５は合成樹脂層８と一体に押出成形され、弾性
を有していて、斜め下方に向けて傾斜させてある。水切
材本体３のうち屋根下地2aと屋根材2bとの間に介装され
る横片部分10にも水切ひれ片５の複数本を略平行に形成
し、これら水切ひれ片５を斜め上方に向けてある。そし
て、水切材本体３のうち外壁材1bとその下地1a間に介装
される縦片部４に水切材本体３の長さ方向に長くかつ水
切材本体３からコーナー部側の屋根材2bの端部上面に至
るひれ状の覆い片11を形成してある。この覆い片11も合
成樹脂層８と一体化してある。
しかして断面略Ｌ形の水切材Ａのたて縦片部分４の上部
が下地1aと外壁材1b間に介装され、屋根下地2aの上に敷
設けされた横片部分10の上に屋根材2bが葺設され、この
ようにして上階の外壁１と下階の屋根２とのコーナー部
の雨仕舞い行いながら、水切材本体３のうち外壁材1bと
その下地1a間に介装される縦片部分４に水切材本体３の
長さ方向に長くかつ水切材本体３からコーナー部側の屋
根材2bの端部上面に至るひれ状の覆い片11を形成するこ
とで、覆い片11にて屋根材2bのコーナー部側の端部上面
を覆い、屋根材2bの端部の雨仕舞いも行うのである。そ
して覆い片11はひれ状で弾性を有していて、屋根材2bの
葺き替えも容易に行うことができるのである。
が下地1aと外壁材1b間に介装され、屋根下地2aの上に敷
設けされた横片部分10の上に屋根材2bが葺設され、この
ようにして上階の外壁１と下階の屋根２とのコーナー部
の雨仕舞い行いながら、水切材本体３のうち外壁材1bと
その下地1a間に介装される縦片部分４に水切材本体３の
長さ方向に長くかつ水切材本体３からコーナー部側の屋
根材2bの端部上面に至るひれ状の覆い片11を形成するこ
とで、覆い片11にて屋根材2bのコーナー部側の端部上面
を覆い、屋根材2bの端部の雨仕舞いも行うのである。そ
して覆い片11はひれ状で弾性を有していて、屋根材2bの
葺き替えも容易に行うことができるのである。
［考案の効果］ 以上要するに本考案は、断面略Ｌ形の水切材にて上階の
外壁と下階の屋根とのコーナー部の雨仕舞いを行うこと
ができながら、水切材本体のうち外壁材とその下地間に
介装される縦片部分に水切材本体の長さ方向に長くかつ
水切材本体からコーナー部側の屋根材の端部上面に至る
ひれ状の覆い片を形成してあるから、覆い片にて屋根材
のコーナー部側の端部上面を覆い、屋根材の端部の雨仕
舞いも行うことができ、しかも覆い片を屋根材の端部上
面に至らせる故、屋根材の葺き替えも容易に行うことが
でき、かつ従来のように二枚のものを要することがな
く、その施工性も高めることができる利点があり、さら
に断面略Ｌ形の水切材本体は、金属芯材の表面に合成樹
脂層が被覆されて構成されているから、水切材全体の形
状が変形することがないように保持されることになり機
械的な強度が大きい利点がある。また覆い片は、水切材
本体を覆う合成樹脂層と一体に形成されているから弾性
を有しており、水切材本体からコーナ部側の屋根材の端
部上面に、その覆い片の先端が弾発的に接触した状態で
は、この部分の防水性が確保されるという利点がある。
また、弾性を有する覆い片の先端を、その弾性に抗して
めくり上げることによって、屋根材の葺き替えを容易に
行うことができる利点もある。
外壁と下階の屋根とのコーナー部の雨仕舞いを行うこと
ができながら、水切材本体のうち外壁材とその下地間に
介装される縦片部分に水切材本体の長さ方向に長くかつ
水切材本体からコーナー部側の屋根材の端部上面に至る
ひれ状の覆い片を形成してあるから、覆い片にて屋根材
のコーナー部側の端部上面を覆い、屋根材の端部の雨仕
舞いも行うことができ、しかも覆い片を屋根材の端部上
面に至らせる故、屋根材の葺き替えも容易に行うことが
でき、かつ従来のように二枚のものを要することがな
く、その施工性も高めることができる利点があり、さら
に断面略Ｌ形の水切材本体は、金属芯材の表面に合成樹
脂層が被覆されて構成されているから、水切材全体の形
状が変形することがないように保持されることになり機
械的な強度が大きい利点がある。また覆い片は、水切材
本体を覆う合成樹脂層と一体に形成されているから弾性
を有しており、水切材本体からコーナ部側の屋根材の端
部上面に、その覆い片の先端が弾発的に接触した状態で
は、この部分の防水性が確保されるという利点がある。
また、弾性を有する覆い片の先端を、その弾性に抗して
めくり上げることによって、屋根材の葺き替えを容易に
行うことができる利点もある。
第１図は本考案の一実施例の斜視図、第２図は同上の断
面図、第３図は同上の施工箇所を示す斜視図、第４図は
同上の断面図、第５図は従来例の断面図であり、１は外
壁、２は屋根、３は水切材本体、４は縦片部分、1aは下
地、1bは外壁材、2aは屋根下地、2bは屋根材、７は金属
芯材、８は合成樹脂層、11は覆い片、Ａは水切材であ
る。
面図、第３図は同上の施工箇所を示す斜視図、第４図は
同上の断面図、第５図は従来例の断面図であり、１は外
壁、２は屋根、３は水切材本体、４は縦片部分、1aは下
地、1bは外壁材、2aは屋根下地、2bは屋根材、７は金属
芯材、８は合成樹脂層、11は覆い片、Ａは水切材であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭52−161912（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−14026（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭59−12329（ＪＰ，Ｙ２)
Claims (1)
- 【請求項１】上階の外壁と下階の屋根とのコーナ部に使
用される水切材であって、金属芯材の表面に合成樹脂層
が被覆された断面略Ｌ形の水切材本体を構成し、その水
切材本体の合成樹脂層と一体に形成され、かつ前記水切
材本体の長さ方向に長く形成された覆い片を構成し、そ
の覆い片の先端を、前記水切材本体から前記コーナ部側
の屋根材の端部上面に弾発的に接触するようにして、外
壁材とその下地間に介装される前記水切材本体の縦片部
分に設けて成る水切材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988033966U JPH0635020Y2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | 水切材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988033966U JPH0635020Y2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | 水切材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01138034U JPH01138034U (ja) | 1989-09-21 |
| JPH0635020Y2 true JPH0635020Y2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=31260685
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988033966U Expired - Lifetime JPH0635020Y2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | 水切材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0635020Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52161912U (ja) * | 1976-06-01 | 1977-12-08 | ||
| JPS5912329U (ja) * | 1982-07-15 | 1984-01-25 | 松下電工株式会社 | 軒樋 |
| JPS6014026U (ja) * | 1983-07-08 | 1985-01-30 | ロンシール工業株式会社 | 構造物の防水シ−ト張設構造 |
-
1988
- 1988-03-15 JP JP1988033966U patent/JPH0635020Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01138034U (ja) | 1989-09-21 |
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