JPH06348220A - 表示装置の電源回路 - Google Patents

表示装置の電源回路

Info

Publication number
JPH06348220A
JPH06348220A JP13597293A JP13597293A JPH06348220A JP H06348220 A JPH06348220 A JP H06348220A JP 13597293 A JP13597293 A JP 13597293A JP 13597293 A JP13597293 A JP 13597293A JP H06348220 A JPH06348220 A JP H06348220A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
voltage
high voltage
display device
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP13597293A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinpei Yao
晋平 矢尾
Tomokatsu Kishi
智勝 岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP13597293A priority Critical patent/JPH06348220A/ja
Publication of JPH06348220A publication Critical patent/JPH06348220A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は外部より2種類の電圧を供給する表
示装置の電源回路に関し、保護回路が外部入力電源にシ
ーケンス用の回路を付属させなくても正常に動作するよ
うにするを目的とする。 【構成】 表示用の高電圧と回路制御用の低電圧とが供
給される表示装置100の電源回路であって、高電圧が
第一の所定電圧以下になった時に表示装置100への高
電圧の供給を停止させる保護回路1を備える表示装置の
電源回路において、高電圧と低電圧の供給開始時に、高
電圧が第一の所定電圧になるまで保護回路1の保護動作
を停止させる投入時保護部制御回路2を備えるように構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回路制御用の低電圧と
は別に表示用に高電圧が供給されるプラズマディスプレ
イ、エレクトロルミネッセンスディスプレイ、蛍光表示
管、発光ダイオード等の自発光により表示を行う表示装
置の電源回路に関し、特に高電圧に異常が生じた時に表
示装置への高電圧の供給を停止して表示装置を保護する
保護回路を有する電源回路の制御に関する。
【0002】
【従来の技術】自発光によって表示を行う表示装置にお
いては、回路制御用の低電圧とは別に表示用の高電圧を
必要とするものがほとんどでる。この表示用高電圧は回
路動作用に外部から入力される低電圧からDC−DCコ
ンバータにより生成する場合もあるが、多くの場合外部
から入力される高電圧を使用するか又はこの高電圧から
所定の電圧を生成している。このような表示装置の電源
回路においては、表示装置が過電流状態、或いは負荷短
絡状態等になった場合に回路の破損防止のために表示用
電圧出力を停止させる保護回路が付加されている。図6
は外部より高電圧が供給される表示装置の基本構成を示
す図であり、高電圧が直接使用されるのではなく、所定
の表示用電圧に変換された後使用される場合の構成を示
している。なお、図においては共通の機能部分には共通
の参照番号を付して表すものとする。
【0003】図6において、100は表示装置であり、
表示部101と制御部102で構成される。1は保護回
路であり、3は変換回路である。外部より供給される制
御用の低電圧は制御部102に供給されると共に、保護
回路1に供給される。高電圧は変換回路3により所定の
電圧に変換された後、表示部101に供給される。保護
回路1は変換回路3より出力される電圧の状態を検出し
て保護動作を行う。
【0004】図6では高電圧は変換回路3により所定の
電圧に変換された後表示部101に供給されるが、外部
より供給される高電圧がそのまま表示部101に供給さ
れる場合には変換回路は必要ない。なお、以下の説明に
おいては変換回路が存在するものとして説明を行う。図
6の変換回路3は、コンデンサ等で構成される平滑部回
路に高電圧を供給し、その平滑部回路の電圧が所定の電
圧になるように平滑部回路への高電圧の供給をスイッチ
ングするパルス幅変調(Pulse Width Mo
dulation (PWM))制御の回路を使用する
のが一般的である。図7はPWM制御による変換回路の
回路構成を示すブロック図である。
【0005】図7において、31は低電圧より基準電圧
(Vr電圧)を生成する基準電圧(Vr電圧)回路であ
り、32は外付けするコンデンサの容量と抵抗の抵抗値
で周波数が決定される基準三角波発振回路であり、33
はVr電圧によってPWM制御最大パルス幅を決めるD
TC電圧回路であり、34は上記のVr電圧と基準三角
波とDTC電圧及び平滑部回路の分圧値よりPWM制御
を行うPWM制御回路であり、35はPWM制御回路か
らのスイッチング波形をスイッチング用FET36が高
電圧をスイッチングできる電圧に変換するスイッチング
波形電圧/電流変換回路である。スイッチング用FET
36は、コイル37とダイオード38とコンデンサ39
で構成される平滑部回路への高電圧の供給を制御する。
41と42は基準三角波発振回路32に外付けするコン
デンサと抵抗であり、43と44は保護回路1に外付け
するコンデンサである。71と72は平滑部回路の出力
電圧を分圧する抵抗である。スイッチング用FET36
は、トランジスタとすることもでき、その場合はスイッ
チング波形電圧/電流変換回路はスイッチング波形に対
応した電流を出力する。なお、入力される高電圧をVs
で表し、低電圧をVccで表すこととする。
【0006】図8は、図7のPWM制御による変換回路
の動作を説明する図であり、この図に従って図7の回路
の動作を説明する。PWM制御においては、平滑部回路
に高電圧を供給する時間を制御することにより、平滑部
回路から出力される電圧を制御する。図8に示すよう
に、基準三角波発振回路32により生成される基準三角
波に対してDTC電圧がどの程度の値を示すかによって
PWM周波数(スイッチング周波数)とPWM制御最大
パルス幅を決めることができる。また、制御回路内で基
準電圧Vrより生成した比較基準電圧と表示用電圧出力
の分圧値を比較して、比較基準電圧値より分圧値が低い
場合はPWMパルス幅に合わせたパルス幅のスイッチン
グ波形を出力し、比較基準電圧値より分圧値が高くなっ
た場合はスイッチング波形を出力しないようにする。こ
れにより表示用電圧出力が低くなった場合はFETスイ
ッチングパルス幅が広くなって電圧を上げる方向に制御
がかかり、高くなった場合はFETスイッチングパルス
幅を狭くして(或いはパルスを止めて)電圧を下げる方
向に制御する構成となっている。
【0007】図6及び7に示した電源回路においては、
過電流状態或いは負荷短絡状態になった場合に回路に大
きな電流が流れて回路を破壊するのを防止するため、保
護回路を設けるのが一般的である。過電流状態或いは負
荷短絡状態になった場合には電源回路の出力電圧が低下
するため、保護回路は電源回路の出力電圧が所定電圧以
下に低下したことを検出することで故障の発生を検知し
ている。従来の保護回路の構成を図9に示す。
【0008】図9において、11は比較器であり、端子
12の表示用電圧の分圧値と基準電圧の分圧器13のV
r/nとを比較している。表示用電圧の分圧値は、表示
用電圧が設定値の時にVr/nになるように抵抗分圧さ
れている。分圧値がVr/nより高い場合は比較器11
は「H」信号を出力し、第一トランジスタ14をオン状
態にする。これにより回路中の電位Vscはアース(G
ND)に保持される。しかし、分圧値がVr/nより低
い場合は比較器11は「L」信号を出力し、第一トラン
ジスタ14はオフ状態になる。これにより、基準電圧回
路(Vr)より抵抗16を介して電流が流れて外付けの
コンデンサ43、44に電荷が蓄積され、電位Vscが
GNDから基準電圧Vrまでコンデンサ43、44の容
量と抵抗16の値で定まる時定数で上昇することにな
る。電位Vscがある電位になるとラッチ回路15が動
作してDTC電圧回路35に信号が出力され、これに応
じてDTC回路35はDTC電圧を電圧Vrまで上昇さ
せるため、PWM出力が止まる。ラッチ回路15は一旦
動作すると回路の電源をオフ状態にしない限りリセット
されないようになっている。表示用電圧の分圧値がVr
/n以下に低下してからラッチ回路15が動作するまで
の時間は、コンデンサ43、44の容量と抵抗16の値
で定まる時定数で決定され、通常動作による短時間の表
示電圧の低下ではラッチ回路15が動作しないようにな
っている。
【0009】上記のように、従来の表示装置用電源回路
の保護回路は、回路制御用の低電圧で動作し、表示用の
高電圧が所定電圧以下になった時に保護動作を開始する
ように構成されている。以上説明した電源回路及びその
保護回路は、個別の部品で基板上に回路を構成するディ
スクリート回路で構成する場合もあるが、コスト低減や
小型化のために上記の回路を1チップに集積した集積回
路を使用する場合が多い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の表示装置用電源
回路において、外部より供給される低電圧と高電圧の供
給は同時に開始されるとは限らず、供給開始に時間差が
あることが多く、通常は低電圧が高電圧より先に供給を
開始される。この場合、図9の回路においては低電圧が
入力された時点で比較器11が動作を開始するが、高電
圧が入力されるまでで表示用電圧は上昇しないので比較
器11の出力は「L」になり、第一トランジスタ14が
オフ状態になる。従って、上記の時定数で決定される期
間以上に渡って高電圧の入力が開始されなかった場合、
ラッチ回路15が動作してしまい保護回路が働いてしま
う。一旦動作した保護回路はリセットされないため、た
とえ外部よりの高電圧の供給が開始されてもこの電源回
路は動作しなくなってしまう。これを回避するために
は、回路制御用の低電圧が入力された後、保護回路が動
作する前に高電圧を入力する電源投入シーケンスが必要
となる。このような電源投入シーケンスを実現するため
に外部入力電源にシーケンス用の回路を付属させること
になり電源回路のコスト上昇及び回路規模の増大を起こ
すという問題があった。またこのようなシーケンス用回
路を付属させない場合には、保護回路の誤動作による表
示不良が発生するという問題があった。更に、このよう
な誤動作による表示不良の発生を防止するため保護回路
自体をなくしてしまった場合には表示電圧の異常が検知
できず、電源回路の破損といった問題が生じていた。
【0011】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、回路制御用の低電圧と表示用の高電圧が外部よ
り供給される表示装置の電源回路において、保護回路が
外部入力電源にシーケンス用の回路を付属させなくても
正常に動作するようにすることで、従来の電源回路のコ
スト増加及び信頼性の低下という問題を解決することを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図である。図1において、請求項1及び2に記載の構成
は変換回路3を除く部分に対応し、変換回路3を加えた
構成は請求項3以降に対応する。図示のように、請求項
1に記載の本発明の表示装置の電源回路は、表示用の高
電圧と回路制御用の低電圧とが外部より供給される表示
装置100の電源回路であって、高電圧が第一の所定電
圧以下になった時に表示装置100への高電圧の供給を
停止させる保護回路1を備える表示装置の電源回路にお
いて、高電圧と低電圧の供給開始時に、高電圧が第一の
所定電圧になるまで保護回路1の保護動作を停止させる
投入時保護部制御回路2を備えることを特徴とする。
【0013】請求項2に記載の表示装置の電源回路は、
保護回路1が高電圧が第二の所定電圧以上であるを検出
する上限オーバ検出回路を備え、高電圧が第二の所定電
圧以上になった時に、表示装置100への高電圧の供給
を停止させることを特徴とする。請求項3に記載の表示
装置の電源回路は、外部より供給される高電圧を所定の
表示用高電圧に変換する変換回路3を備え、保護回路1
は表示用高電圧が第一の所定電圧以下であるかを検出
し、投入時保護部制御回路2は表示用高電圧が第一の所
定電圧になるまで保護回路1の保護動作を停止させるこ
とを特徴とする。
【0014】請求項4に記載の表示装置の電源回路は、
変換回路3が外部より供給される高電圧の平滑回路部へ
の供給時間を出力に応じて変化させることで所定の電圧
を生成するパルス幅変調(PWM)制御回路であること
を特徴とする。請求項5に記載の表示装置用電源回路の
集積回路は、保護回路1と投入時保護部制御回路2と変
換回路3とを集積したことを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明の表示装置の電源回路は、高電圧と低電
圧の供給開始時に高電圧が第一の所定電圧になるまで保
護回路1の保護動作を停止させる投入時保護部制御回路
2を備えるため、誤動作がなくなる。また、請求項2に
記載の表示装置の電源回路は、保護回路1が高電圧が第
二の所定電圧以上であるを検出する上限オーバ検出回路
を備え、高電圧が第二の所定電圧以上になった時に、表
示装置100への高電圧の供給を停止させるため、保護
機能が改善される。
【0016】請求項3及び4に記載の表示装置の電源回
路は、図7に示した回路に対応するものであり、保護回
路1は変換回路3が生成する表示用高電圧が第一及び第
二の所定電圧以下であるか以上であるかを検出し、投入
時保護部制御回路2は表示用高電圧が第一の所定電圧に
なるまで保護回路1の保護動作を停止させるので、誤動
作がなくなる。
【0017】
【実施例】本発明の表示装置の電源回路の実施例は、図
7に示したPWM制御による変換回路を有する表示装置
の電源回路に本発明を適用したものであり、図7と同様
の構成を有し保護回路のみが異なるものであり、図7に
示すように、点線の部分を集積化したものである。
【0018】図2は、本実施例のにおける保護回路の構
成を示す図であり、図9の従来の保護回路に対応するも
のである。従って、図9と共通の部分については説明を
省略し、異なる部分のみを図9と対比させて説明する。
図2と9を比較して明らかなように、本実施例の保護回
路は従来の保護回路に対してNPNトランジスタ21と
PNPトランジスタ51を含む回路を追加した構成を有
する。電位がVscで示されるラッチ回路15に接続さ
れる線とアース(GND)の間にNPNトランジスタ2
1が接続され、NPNトランジスタ21のベースに接続
される端子23には信号SC2が印加される。端子23
とGNDの間には抵抗22が接続される。この回路部分
が、電源投入時に高電圧が所定値になるまで保護回路の
動作を停止させる回路である。更に、電位がVscで示
される線と外部より供給される低電圧Vccの電源線の
間には抵抗53を介してPNPトランジスタ51が接続
され、そのベースに接続される端子54には信号SC1
が印加される。端子54と低電圧Vccの電源線の間に
は抵抗52が接続される。この回路部分が、表示用高電
圧が高くなり過ぎた時に保護回路を動作させる回路であ
る。
【0019】図3と図4が、上記の信号SC1とSC2
を生成する投入時制御信号発生回路と上限オーバ検出回
路であり、図5は電源投入時と表示用高電圧が過大にな
った時のこれらの信号の変化を示す図である。以下これ
らの図に従って、本実施例の回路の動作を説明する。図
3の投入時制御信号発生回路では、表示用高電圧を分圧
回路7で分圧した電圧値と回路制御用低電圧を抵抗2
5、26で分圧した電圧値とを比較器24で比較する。
比較器24は回路制御用低電圧で動作する。分圧回路7
や抵抗25、26は、表示用高電圧が回路制御用低電圧
に対して通常の値である時に比較器24の出力が「H」
になるように定められている。従って、電源投入時には
回路制御用低電圧の方が表示用高電圧より早く立ち上が
るため、比較器24の出力は「L」であるが、表示用高
電圧も立ち上がった段階では出力は「H」になる。比較
器24の出力はフリップフロップ回路27に入力され、
フリップフロップ回路27の反転出力が信号SC2であ
る。最初フリップフロップ回路27はリセットされてお
り、反転出力は「H」である。電源が投入され、表示用
高電圧も立ち上がった段階で比較器24の出力が「H」
に変化した時にフリップフロップ回路27にクロック信
号が入力され、フリップフロップ回路27の反転出力は
「L」に変化する。これ以後、たとえ比較器24の出力
が変化してもフリップフロップ回路27の反転出力は変
化しない。従って図5に示すような信号SC2が得られ
る。
【0020】図4の上限オーバ検出回路では、表示用高
電圧の分圧値が基準電圧に対して所定値以上になった時
に比較器55の出力が「H」に変化する。従って、信号
1は図5に示すようになる。以上のような信号SC1と
SC2を端子23と54に入力することにより、図2の
回路は次のように動作する。
【0021】まず電源投入時には、回路制御電圧が入力
された段階で比較器11が動作を開始する。この時点で
はまだ高電圧Vsが入力されていないため、表示用高電
圧は出力されない。そのため、比較器11は表示用高電
圧が低下しているものと判定して「L」を出力し、第一
トランジスタ14はオフ状態になる。しかし、この時信
号SC2はPNPトランジスタ21をオン状態にする信
号「H」であるため、PNPトランジスタ21がオン状
態になって、第一トランジスタ14がオフ状態であって
もPNPトランジスタ21を介して線18はGNDに接
続されているため、電位VscはGND状態である。次
に、高電圧Vsが入力された状態ではSC2はPNPト
ランジスタ21をオフ状態にするため、電位Vscは上
昇を開始する。しかし、電位Vscがラッチ回路15を
動作させる電位に上昇するまでに、表示電圧が設定値ま
で上昇して比較器11の出力が「H」状態に変わり、第
一トランジスタ14をオン状態にすれば、ラッチ回路1
5は動作しない。従って、外付けのコンデンサの容量や
抵抗の値を適当に選択してこの期間ではラッチ回路15
が動作しないようにすれば電源投入時の誤動作が防止で
き、しかもこの電源投入時の所定期間が経過した後は、
従来と同様の保護回路として動作する。
【0022】また、表示用高電圧が正常の場合には信号
SC1は「H」であり、PNPトランジスタ51はオフ
状態になるため図の回路は従来と同様の保護動作を行う
が、表示用高電圧が上昇した場合には信号SC1が
「L」に変化するためPNPトランジスタ51がオン状
態になる。この時、第一トランジスタ14よりPNPト
ランジスタ51の電流供給能力が大きければ、電位Vs
cは上昇し、ラッチ回路15が動作して保護回路が動作
する。従来は電位Vscの低下のみを検出して保護回路
を動作させていたが、このように電位Vscの上昇によ
っても保護回路を動作させることにより、より高い信頼
正で保護を行うことが可能になる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
表示装置用電源回路において、回路制御用の低電圧と表
示用の高電圧の2種類の電圧によって駆動する電源回路
の保護回路を2種類の入力電圧によって制御することが
できるため、従来の保護回路で必要とした電源投入シー
ケンスが必要なくなり、保護回路の誤動作もなくすこと
ができる。これにより電源回路の信頼正が向上する。ま
た、集積化する電源回路の保護回路をこのようにするこ
とにより、コスト低減及び小型化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示装置用電源回路を示す原理構成図
である。
【図2】本発明の実施例における保護回路の構成を示す
図である。
【図3】実施例における電源投入時制御信号発生回路の
構成を示す図である。
【図4】実施例における上限オーバ検出回路の構成を示
す図である。
【図5】実施例における制御シーケンスを示す図であ
る。
【図6】回路制御用電圧に加えて高電圧が供給される表
示装置の基本構成を示す図である。
【図7】PWM制御による変換回路の構成を示す図であ
る。
【図8】PWM制御の動作を説明する図である。
【図9】従来の電源回路の保護回路の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…保護回路 2…投入時保護部制御回路 3…変換回路 11…比較器 15…ラッチ回路 31…基準電圧回路 32…基準三角波発振回路 33…DTC電圧回路 34…PWM制御回路 35…スイッチング波形電圧/電流変換回路 100…表示装置 101…表示部 102…制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示用の高電圧と、回路制御用の低電圧
    とが外部より供給される表示装置(100)の電源回路
    であって、前記高電圧が第一の所定電圧以下になった時
    に前記表示装置(100)への前記高電圧の供給を停止
    させる保護回路(1)を備える表示装置の電源回路にお
    いて、 前記高電圧と前記低電圧の供給開始時に、前記高電圧が
    前記第一の所定電圧になるまで前記保護回路(1)の保
    護動作を停止させる投入時保護部制御回路(2)を備え
    ることを特徴とする表示装置の電源回路。
  2. 【請求項2】 前記保護回路(1)は前記高電圧が第二
    の所定電圧以上であるかを検出する上限オーバ検出回路
    を備え、前記高電圧が第二の所定電圧以上になった時
    に、前記表示装置(100)への前記高電圧の供給を停
    止させることを特徴とする請求項1に記載の表示装置の
    電源回路。
  3. 【請求項3】 外部より供給される高電圧を所定の表示
    用高電圧に変換する変換回路(3)を備え、前記保護回
    路(1)は前記表示用高電圧が前記第一の所定電圧以下
    であるかを検出し、前記投入時保護部制御回路(2)は
    前記表示用高電圧が前記第一の所定電圧になるまで前記
    保護回路(1)の保護動作を停止させることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の表示装置の電源回路。
  4. 【請求項4】 前記変換回路(3)は外部より供給され
    る前記高電圧の平滑回路部への供給時間を出力に応じて
    変化させることで所定の電圧を生成するパルス幅変調
    (PWM)制御回路であることを特徴とする請求項3に
    記載の表示装置の電源回路。
  5. 【請求項5】 前記保護回路(1)と、前記投入時保護
    部制御回路(2)と、前記変換回路(3)とを集積した
    ことを特徴とする表示装置用電源回路の集積回路。
JP13597293A 1993-06-07 1993-06-07 表示装置の電源回路 Withdrawn JPH06348220A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13597293A JPH06348220A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 表示装置の電源回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13597293A JPH06348220A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 表示装置の電源回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06348220A true JPH06348220A (ja) 1994-12-22

Family

ID=15164176

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13597293A Withdrawn JPH06348220A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 表示装置の電源回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06348220A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004361690A (ja) * 2003-06-05 2004-12-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマディスプレイ装置
JP2005107003A (ja) * 2003-09-29 2005-04-21 Tohoku Pioneer Corp 自発光型表示装置
JP2007218970A (ja) * 2006-02-14 2007-08-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマディスプレイ装置
EP1837846A2 (en) * 2006-03-23 2007-09-26 Lg Electronics Inc. Plasma display apparatus
CN102376250A (zh) * 2010-08-06 2012-03-14 三星移动显示器株式会社 有机发光显示装置及有机发光显示装置的电源供给方法
US8144144B2 (en) 2002-10-21 2012-03-27 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device
US8587270B2 (en) 2009-10-28 2013-11-19 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. PWM limiter circuit having comparator and switch, and semiconductor device using the same
US8704504B2 (en) 2010-09-03 2014-04-22 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Power supply circuit comprising detection circuit including reference voltage circuits as reference voltage generation circuits
US9058773B2 (en) 2011-05-18 2015-06-16 Samsung Display Co., Ltd. DC-DC converter, display device including the same and method of controlling a driving voltage
US9178419B2 (en) 2010-04-16 2015-11-03 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Power source circuit including transistor with oxide semiconductor
JP2015226354A (ja) * 2014-05-27 2015-12-14 株式会社リコー 過電流検出回路及び電力供給装置

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8144144B2 (en) 2002-10-21 2012-03-27 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device
JP2004361690A (ja) * 2003-06-05 2004-12-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマディスプレイ装置
US8125479B2 (en) 2003-09-29 2012-02-28 Tohoku Pioneer Corporation Self light emitting type display device
JP2005107003A (ja) * 2003-09-29 2005-04-21 Tohoku Pioneer Corp 自発光型表示装置
JP2007218970A (ja) * 2006-02-14 2007-08-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマディスプレイ装置
EP1837846A3 (en) * 2006-03-23 2008-05-28 Lg Electronics Inc. Plasma display apparatus
US7990340B2 (en) 2006-03-23 2011-08-02 Lg Electronics Inc. Plasma display apparatus
EP1837846A2 (en) * 2006-03-23 2007-09-26 Lg Electronics Inc. Plasma display apparatus
US8587270B2 (en) 2009-10-28 2013-11-19 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. PWM limiter circuit having comparator and switch, and semiconductor device using the same
US9178419B2 (en) 2010-04-16 2015-11-03 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Power source circuit including transistor with oxide semiconductor
CN102376250A (zh) * 2010-08-06 2012-03-14 三星移动显示器株式会社 有机发光显示装置及有机发光显示装置的电源供给方法
CN102376250B (zh) * 2010-08-06 2015-04-22 三星显示有限公司 有机发光显示装置及有机发光显示装置的电源供给方法
US9082343B2 (en) 2010-08-06 2015-07-14 Samsung Display Co., Ltd. Organic light-emitting display apparatus and method of providing power therein
US8704504B2 (en) 2010-09-03 2014-04-22 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Power supply circuit comprising detection circuit including reference voltage circuits as reference voltage generation circuits
US9058773B2 (en) 2011-05-18 2015-06-16 Samsung Display Co., Ltd. DC-DC converter, display device including the same and method of controlling a driving voltage
JP2015226354A (ja) * 2014-05-27 2015-12-14 株式会社リコー 過電流検出回路及び電力供給装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100718522B1 (ko) Dc-dc 컨버터, dc-dc 컨버터의 제어 회로, 및dc-dc 컨버터의 제어 방법
US5818707A (en) Simplified active power factor correction controller IC
US7158394B2 (en) Switching power supply circuit with a soft-start function
US6137696A (en) Switching regulator for power converter with dual mode feedback input and method thereof
US5247239A (en) Dual dc/dc voltage converter power system
JP3639189B2 (ja) 負荷駆動回路
US5966003A (en) DC-DC converter control circuit
US7714555B2 (en) Switching regulation device and related method with over-current protection
US6188587B1 (en) Switching mode power supply having reduced switching losses in standby mode
JP2003244966A (ja) 駆動回路
JP2005520474A (ja) 3端子低電圧パルス幅変調制御ic
KR20000057052A (ko) 전원공급회로
US20040257056A1 (en) Switching regulator with improved load transient efficiency and method thereof
JPH06348220A (ja) 表示装置の電源回路
KR100422759B1 (ko) 전원장치 및 이를 이용한 전자기기 및 전원장치의 출력 단락 보호 방법
JPH10323026A (ja) 放電制御回路及びシリーズレギュレータ
JPH0757090B2 (ja) スイツチングレギユレータ用回路装置
JP3798527B2 (ja) Dc−dcコンバータの駆動回路の制御方法、dc−dcコンバータの制御回路、dc−dcコンバータ
JPH09149631A (ja) 電源装置
JP2003164142A (ja) 電圧変換回路
JP2000316276A (ja) 電源装置及び出力ラッチ方法
JP3387271B2 (ja) スイッチング電源制御回路
JPH1098872A (ja) 電源装置及びこれを用いた電気機器
JP2005287180A (ja) コンデンサ充電回路及びそれを備えたストロボ装置
JP4110789B2 (ja) 起動回路

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000905