JPH0634313B2 - エラ−訂正方法 - Google Patents

エラ−訂正方法

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JPH0634313B2
JPH0634313B2 JP58197365A JP19736583A JPH0634313B2 JP H0634313 B2 JPH0634313 B2 JP H0634313B2 JP 58197365 A JP58197365 A JP 58197365A JP 19736583 A JP19736583 A JP 19736583A JP H0634313 B2 JPH0634313 B2 JP H0634313B2
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健次 中野
久芳 森脇
ひろみ 高野
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1833Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs by adding special lists or symbols to the coded information

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Detection And Correction Of Errors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、例えばデイジタルオーデイオ信号を記録再
生する時に適用されるエラー訂正方法に関する。
「背景技術とその問題点」 デイジタルオーデイオ信号に用いられるエラー訂正方法
のひとつとして、CRCコードによりエラーを検出し、1
ビツトでもエラーの時には、エラー検出の対象とされる
系列に含まれる全てのシンボルにエラーフラツグを付
け、これにより全てのシンボルをイレージヤしたのちク
ロスインターリーブ符号により訂正するものがある。し
たがつて、本当は、エラーデータでないにも拘らず、エ
ラーデータと共通のCRC系列にあるために、エラーデー
タと判断されるデータが生じる。このようなデータが訂
正により求める時は、問題ないが、訂正できない場合に
は、正しいデータを捨てて補間により得られたデータを
用いるために、再生音の劣化が生じる。
また、エラー訂正符号化がなされたデータを伝送する時
には、ブロツク毎に区切られ、ブロツク毎に同期信号及
びアドレスが付加される。この同期信号及びアドレスに
エラーがある場合には、そのブロツクの全てのデータが
無効とされる。しかし、同期信号及びアドレスにエラー
がなく、ブロツク内の一部のデータが誤つている時に
は、ブロツク内に他の正しいデータがあるにも拘らず、
全てイレージヤーしている。したがつて、上述と同様
に、再生音の劣化が生じる。
「発明の目的」 したがつて、この発明の目的は、エラー検出符号の系列
に含まれるデータの1部にエラーがあるために、本来
は、正しいにも拘らずエラーデータと判断する問題点が
解決されたエラー訂正方法の提供を目的とするものであ
る。
この発明の他の目的は、同期信号,アドレスデータなど
デイジタル情報信号以外のデイジタル信号のエラーとデ
イジタル情報信号のエラーとを区別することができるエ
ラーフラツグを形成し、正しいデータを有効に利用する
ことができるようにしたエラー訂正方法の提供を目的と
するものである。
「発明の概要」 この発明は、エラー訂正符号系列を形成する複数シンボ
ルの各シンボルに対してポインタイレージヤのためのエ
ラー検出符号の符号化がなされたデイジタル情報信号の
エラー訂正方法である。この発明は、エラー検出符号に
よるエラー検出を行ない第1のエラーフラツグを生成す
るステツプと、エラー訂正符号系列に関してシンドロー
ムを生成するステツプと、シンドロームが0となるエラ
ー訂正符号系列に含まれる第1のエラーフラツグを第2
のエラーフラツグに変更するステツプと、データがエラ
ーでない可能性が高い場合に第2のエラーフラツグをク
リアするステツプと、第1又は第2のエラーフラツグが
付加されたシンボルのエラー訂正を行なうステツプとか
らなるものである。
この発明は、また、第1及び第2のエラーフラツグに加
えて、デイジタル情報信号以外のデイジタル信号のエラ
ー検出を行ない、第3のエラーフラツグを形成するもの
である。第3のエラーフラツグに関しては、エラーフラ
ツグの変更及びクリアを行なわないものである。
「実施例」 以下、図面を参照してこの発明の一実施例について説明
する。この一実施例は、完結形のクロスインターリーブ
符号を用いる場合にこの発明を適用したものである。
第1図は、この発明を適用することができるエラー訂正
符号の構成の一例を示すものである。このエラー訂正符
号は、第1図Aに示すように、例えばオーデイオPCM信
号のnワードとエラー訂正符号の2ワードの冗長データ
(以下、Pパリテイ及びQパリテイと称する)との計
(n+2)ワード横方向にm個並べ、縦方向の(n+
2)ワードごとにエラー検出用のrビットのCRCコード
を付加した2次元配列を有している。この(n+2)ワ
ードのデータ及びこのデータに関するCRCコードに対し
て第1図Bにも示すように、ブロツク同期信号及びブロ
ツクアドレスが付加され、この1ブロツクごとに順に記
録される。
回転ヘツドを用いて、ビデオ信号及びこのビデオ信号に
関連するオーデイオPCM信号を磁気テープに記録する場
合には、サンプリング周波数が2H(但し、H:水平
周波数)とされ、1ワードが8ビツトとされる。NTSC方
式の時には、1フイールドで1050ワードとなり、
(n=8,m=132)と選ばれる。この場合、(8×132
=1056ワード)となり、6ワード分のデータとしては、
コントロールデータが挿入される。CCIR方式の時では、
(n=8,m=157)とされる。CRCコードのビツト数r
は、例えば16ビツトとされる。また、Pパリテイ系列
は、オーデイオPCM信号の8ワードとパリテイワードP
との計9ワードからなるもので、この9ワードの間の距
離は、14ブロツクの均等又は6箇所が15ブロツクで
2箇所が14ブロツクとされる。また、Qパリテイ系列
は、オーデイオPCM信号の8ワードとパリテイワードP
とパリテイワードQとの計10ワードからなるもので、
この10ワードの間の距離は、12ブロツクの均等にさ
れる。Qパリテイ系列内にパリテイワードPが含まれて
いるので、このパリテイワードPは、Qパリテイ系列に
よるエラー訂正によつてエラー訂正されうる。
この一実施例は、上述のようなクロスインターリーブ符
号化がなされたもののエラー訂正にこの発明を適用した
ものである。この一実施例は、Pパリテイ系列又はQパ
リテイ系列内で1ワードエラーまで訂正することができ
る能力のエラー訂正符号例えば、単純パリテイ符号を用
いている。また、この一実施例及び後述の一実施例にお
いて、エラーが有ることを示すエラーフラツグとして、
少なくとも2ビツトであつて、3通りの情報を示すもの
が用いられる。つまり、エラー検出は、ブロツク同期信
号,ブロツクアドレス及びデータの夫々についてなさ
れ、ブロツク同期信号又はブロツクアドレスにエラーが
有ると判別された場合、データのエラーの有無と無関係
にエラーフラツグFAを付け、データをイレージヤ即ち
全ビツトが0のものをメモリに書込み、データのみのエ
ラーの場合には、エラーフラツグFBを付け、このデー
タをメモリに書込むようになされる。ブロツク同期信号
又はブロツクアドレスを正しく抽出できないブロツクの
データは、エラー訂正に利用することができないので、
イレージヤされると共に、このことを示すエラーフラツ
グFAが付けられ。エラーフラツグFBが付けられたデー
タについては、シンドロームが0の時には、本当は、正
しいデータの可能性が高いものと判断し、エラー訂正の
処理において、エラーフラツグCに変更する。そして、
このエラーフラツグFCが付けられたデータに関して、
本当に正しいかどうかがチエツクされ、正しい時には、
エラーフラツグFCをクリアする。
この一実施例について第2図を参照して更に詳述する。
第2図において、垂直方向の破線1A,1B,1C,1
Dは、CRC系列を夫々示し、×印は、各系列中に含まれ
る本当のエラーワードである。第2図において、斜めの
線2A及び2Bは、Pパリテイ系列を夫々示し、斜めの
線3A,3BがQパリテイ系列を夫々示す。CRCコード
のエラー検出は、1ブロツクごとになされるので、たと
え、1系列中にワード或いは2ワードのエラーワードが
含まれる図示の例では、そのブロツクの全てのワードが
エラーと判定されてしまう。したがつて、Pパリテイ系
列及びQパリテイ系列の夫夫が1ワードエラーまでエラ
ー訂正できる時には、従来のように、1種類のエラーフ
ラツグしか付加しないと、第2図において、黒いドツト
で示されるように、Pパリテイ系列及びQパリテイ系列
の夫々において2ワードエラーが生じ訂正不可能とな
る。
この一実施例では、エラーフラツグFBが付けられてメ
モリに書込まれたデータに関し、Pパリテイ系列又はQ
パリテイ系列の夫々にエラーフラツグ数が2個の場合
に、シンドロームの計算結果が0の場合に、エラーフラ
ツグFBをFCに変更又はエラーフラツグFCのクリアを
行なう。Pパリテイ系列の場合で、シンドローム0の時
に、エラーフラツグをFBからFCに変更し、Qパリテイ
系列の場合で、シンドローム0の時に、エラーフラツグ
Cをクリアする。このような処理を行なうことによつ
て、第2図において、黒いドツトが付されたワードのエ
ラーフラツグは、最終的にクリアされ、正しいものと判
断され、このワードは、データの再生に利用される。し
たがつて、エラー訂正が不可能なため補間処理を受ける
ワード数を減少させることができ、実質的にエラー訂正
能力の向上を図ることができる。
第3図は、この発明の一実施例を実施するための構成の
一例を示す。再生されたデータは、データRAM11及び
同期信号チエツク回路12に供給される。同期信号チエ
ツク回路12は、再生データから所定のビツトパターン
のブロツク同期信号が正しく抽出されたかどうかをチエ
ツクするものである。再生データは、同期信号チエツク
回路12の次にアドレスチエツク回路13に供給され、
ブロツクアドレスが正しく再生データから分離されたか
どうかが調べられる。アドレスチエツク回路13の次に
CRCチエツク回路14により、再生データにエラーが有
るかどうかが調べられる。
アドレスチエツク回路13は、再生データから分離され
たブロツクアドレスの変化が規則性を有している場合例
えば1ステツプずつ変化している場合に、ブロツクアド
レスの分離が正しくされたものと判定する。この規則性
から外れるブロツクアドレスは、エラーと判断される。
同期信号チエツク回路12又はアドレスチエツク回路1
3の何れか一方においてエラーが検出される時には、そ
のブロツクのワードに関してエラーフラツグFAが付け
られると共に、データRAM11には、このワードが書込
まれない。CRCチエツク回路14からのエラーフラツグ
BがRAMタイミング発生回路15に供給され、フラツグ
RAM16に書込まれる。初期設定は、データRAM11の内
容が全て0とされると共に、フラツグRAM16に全ての
ワードに関してエラーフラツグFAが書込まれる。そし
て、エラーが検出されない時では、データRAM11に再
生データが書込まれると共に、フラツグRAM16の対応
するアドレスのエラーフラツグFAがクリア即ちエラー
フラツグのビツトとして全て0が書込まれる。また、ブ
ロツク同期信号又はブロツクアドレスにエラーが有る時
には、データRAM11及びフラツグRAM16の両者への書
込が禁止される。更に、データのエラーが検出された時
には、データRAM11に再生データが書込まれると共
に、フラツグRAM16の対応するアドレスにエラーフラ
ツグFBが書込まれる。
1フイールド分のオーデイオPCMデータ〔(n+2)×m〕が
データRAM11に書込まれると共に、上述のエラー検出
がなされると、エラー訂正動作がなされる。つまり、第
4図に示すフローチヤートにおいて初期設定のステツプ
31,エラー検出のステツプ32及び判定ステツプ33
が終了すると、エラー訂正のステツプ34に移る。エラ
ー検出のステツプ32は、第5図に示されている。判定
ステツプ41,42,43によつて同期信号チエツク回
路12,アドレスチエツク回路13及びCRCチエツク回
路14の何れによつてもエラーが検出されない時には、
ステツプ44及び45で示すように、フラツグRAM16
のエラーフラツグFAがクリアされ、データがデータRAM
11に書込まれる。同期信号チエツク回路12及びアド
レスチエツク回路13の判定結果が正しくて、CRCチエ
ツク回路14によりエラー有りと検出されたデータは、
データRAM11に書込まれると共に、ステツプ46で示
すように、フラツグRAM16にエラーフラツグFBがセツ
トされる。同期信号チエツク回路12又はアドレスチエ
ツク回路13の何れかの検出結果がエラーの時には、デ
ータRAM11及びフラツグRAM16が初期設定のままとさ
れる。
エラー訂正は、破線で夫々囲んで示すデコード回路17
及びエラーフラツグチエツク回路20によつてなされ
る。デコード回路17は、データRAM11から読出され
た1個のパリテイ系列のデータ即ちnワードのPCMデー
タと1ワードのパリテイデータを(mod.2)の加算を行
なうことによりシンドロームを発生し、シンドロームが
0かどうかを示す信号を発生するシンドローム計算回路
18と、エラーフラツグをポインタとして1ワードエラ
ーまでの訂正を行ない訂正後のデータをデータRAM11
に書込むエラー訂正回路19とからなる。エラーフラツ
グチエツク回路20は、フラツグ数チエツク回路21と
フラツグランクチエツク回路22とエラーフラツグ生成
回路23とから構成され、これらの回路は、フラツグRA
M16から読出されたエラーフラツグを処理し、処理後
のエラーフラツグをフラツグRAM16に書込む。
第4図のフローチヤートで示すように、エラー訂正のス
テツプ34は、1フイールド分のデータに関してなされ
ると共に、Pパリテイ系列を用いたP復号とQパリテイ
系列を用いたQ復号とを複数回行なうものとされてい
る。これは、エラー訂正がされたデータを用いて次のエ
ラー訂正を行なうことにより、エラー訂正能力を向上さ
せるためである。例えば、第1回目のP復号,第1回目
のQ復号,第2回目のP復号,第2回目のQ復合,第3
回目のP復号の計5回の復号を順次行なうようになされ
る。第4図における判定ステツプ35は、各々の復号ス
テツプの終了を検出するためのもので、判定ステツプ3
6は、一連のエラー訂正動作の終了を検出するためのも
のである。第6図は、P復号又はQ復号の1個のパリテ
イ系列に関するエラー訂正動作のフローチヤートを示す
ものである。
第6図において、51で示すように、エラーフラツグ数
チエツク回路21によるチエツク動作がなされる。1個
のパリテイ系列内のエラーフラツグ数が1個の時には、
エラー訂正がなされ(ステツプ52)、このエラーフラ
ツグ数が0又は3個以上の時には、エラーフラツグの変
更又はクリア動作がなされない(ステツプ53)。エラ
ー訂正動作のステツプ52は、データのエラー訂正とそ
のフラツグと対応するエラーフラツグのクリアの動作と
の両者を含むものである。エラーフラツグ数が2個の時
には、フラツグランクチエツク回路22によつて、2個
のうちで1個でもエラーフラツグFAであるかどうかが
判定される(ステツプ54)。この判定ステツプ54に
より、エラーフラツグFAであることが分かると、エラ
ーフラツグの変更又はクリアを行なわないステツプ53
になり、エラーフラツグFAでない時には、シンドロー
ム計算回路18からの信号によつて、シンドロームが0
かどうかが調べられる(ステツプ55)。シンドローム
が0でない時には、処理動作を行なわないステツプ53
となり、シンドロームが0の時には、次の判定ステツプ
56に移る。この判定ステツプ56は、フラツグランク
チエツク回路22によつてなされるもので、2個のエラ
ーフラツグの何れか一方がFBであるか、又は共にFC
あるかを調べるものである。
エラーフラツグがFBの時には、現在デコード中の系列
がPパリテイ系列かどうかが調べられる(ステツプ5
7)。Pパリテイ系列の時には、フラツグFBがフラツ
グFCに変更される(ステツプ58)。Pパリテイ系列
でない時は、処理動作を行なわないステツプ53とな
る。判定ステツプ56において、2個のエラーフラツグ
が共にFCの時には、次に、現在デコード中の系列がP
パリテイ系列かどうかが調べられる(ステツプ59)。
Pパリテイ系列の時には、処理動作を行なわないステツ
プ53となり、Pパリテイ系列でない時即ちQパリテイ
系列時には、エラーフラツグがクリアされる(ステツプ
60)。エラーフラツグのランクの変更とエラーフラツ
グのクリアとは、エラーフラツグ生成回路23において
なされる。現在デコード中のものがPパリテイ系列かQ
パリテイ系列かは、復号が何回目かどうかを調べること
が分かり、この判定は、エラーフラツグ生成回路23に
おいてなされる。
上述のエラー訂正動作を〔(n+2)×mワード〕のデータ
について延べ5回にわたつて行なうことにより、エラー
訂正ができないワード数を減少させることができる。エ
ラー訂正の動作が全て終了した後に、エラーフラツグF
A,FB又はFCが付いているオーデイオPCM信号は、図示
せずも、次段のエラー補間処理を受ける。
この発明の他の実施例について説明する。他の実施例
は、オーデイオPCM信号のみならずCRCコードもデータRA
Mに取り込み、P復号及びQ復号を複数回繰り返す際
に、CRCによるエラー検出も複数回行なうようにしたも
のである。例えば、第1回目のCRCによるエラー検出を
行ない、第1回目のP復号及びQ復号を行ない、次に第
2回目のCRCによるエラー検出を行ない、次に第2回目
のP復号及びQ復号を行なう。エラーフラツグとして、
A,FB,FCの3種類を用い、エラーフラツグFBから
Cへの変更並びにエラーフラツグFCのクリアを行なう
ことは、前述の一実施例と同様である。
この他の実施例のエラー訂正動作について第7図を参照
して説明する。第7図において、垂直方向の破線1E,
1F,1G,1Hの夫々は、CRCコードのエラー検出の
系列を示し、斜めの線2C,2D,2Eは、Pパリテイ
系列を示し、斜めの線3C,3D,3Eは、Qパリテイ
系列を示している。第7図において、X及び三角形のド
ツトで示すワードが本当のエラーワードを表し、四角形
のドツト,白いドツト,黒ドツトは、エラーワードでな
いが、エラー検出によつてエラーフラツグが付くものを
表している。
第1回目のQ復号により、Qパリテイ系列3Cの1ワー
ドエラーである三角形のドツトで示すエラーワードが訂
正される。また、前述の一実施例と同様の処理によつ
て、Qパリテイ系列3D及び3E中の黒いドツトで示す
2ワードのエラーフラツグがクリアされる。また、四角
形のドツト及び白い円形のドツトで示すワードは、Pパ
リテイ系列2Cに他に本当のエラーワードがないため
に、前述の一実施例の処理によつて、エラーフラツグが
BからFCへ変換される。
したがつて、CRCによるエラー検出を繰り返すと、系列
1Eがエラー無しと判定されるので、四角形のドツトで
示すワードのエラーフラツグFCをクリアする。これに
よつて、Pパリテイ系列2Cには、白い円形ドツトで示
す1ワードがエラーとして残る状態となり、したがつ
て、この1ワードエラーを訂正することができる。
この発明は、クロスインターリーブ符号でない場合にも
適用することができる。例えば、1個のエラー訂正符号
系列で、2ワードエラーまで訂正可能なリードソロモン
符号を用いる場合にこの発明を適用した更に他の実施例
について説明する。
第8図は、この発明の更に他の実施例の構成を示すもの
である。再生データが同期信号チエツク回路12,アド
レスチエツク回路13及びCRCチエツク回路14により
エラー検出され、同期信号及びブロツクアドレスの一方
又は両者がエラーの場合には、データがイレージヤされ
ると共に、エラーフラツグFAが付けられる。データRAM
11のデータを用いて処理を行なうデコード回路61が
設けられ、このデコード回路61のシンドローム計算回
路62によつてシンドロームが0かどうか調べられ、デ
コード回路61のエラー訂正回路63によつて、リード
ソロモン符号のエラー訂正がなされる。
フラツグRAM16のエラーフラツグを処理するエラーフ
ラツグチエツク回路64が設けられる。エラーフラツグ
数チエツク回路65は、1個のリードソロモン符号系列
内のエラーフラツグ数が1及び2の場合、エラーフラツ
グ数が3の場合、エラーフラツグ数が0又は4以上の場
合を区別するものである。エラーフラツグ数が1及び2
の時には、リードソロモン符号のエラー訂正動作がなさ
れる。エラーフラツグ数が0又は4以上の場合は、エラ
ーフラツグFBの変更又はクリア動作を行なわない。エ
ラーフラツグ数が3の時で、且つエラーフラツグランク
チエツク回路66により、エラーフラツグがFBと判定
される時には、シンドローム計算回路62でなされたシ
ンドロームが0であることを条件として、エラーフラツ
グがFBからFCへ変更される。このエラーフラツグの変
更は、エラーフラツグ生成回路67においてなされる。
エラー訂正及びエラーフラツグのチエツクは、クロスイ
ンターリーブ符号でないためめ、繰り返されない。ま
た、データRAM11から読出されたデータが値予測回路
68及び比較回路69に供給される。この値予測回路6
8は、オーデイオPCM信号の時系列上で現在のデータの
前後に位置するデータに基いて、予測値の上限及び下限
の夫々の値を発生して比較回路69に供給する。比較回
路69は、この予測値の範囲内にオーデイオPCMデータ
が含まれているかどうかを判断する。予測値の範囲内に
含まれるオーデイオPCMデータは、正しいデータの可能
性が高いと判断され、この正しい可能性が高いと判断さ
れたオーデイオPCMデータに関するエラーフラツグFC
エラーフラツグ生成回路67においてクリアされる。こ
のエラーフラツグのクリアは、次段のエラー補間回路の
入力段において行なうようにしても良い。
この発明では、エラー検出符号として、CRC符号以外
に、単純パリテイ符号,隣接符号などを用いることがで
きる。また、この発明では、エラー訂正符号として、同
様に、隣接符号などのものを用いることができる。更
に、ブロツクアドレスのエラー検出をデータと別個のエ
ラー検出符号により行なうようにしても良い。この発明
は、デイジタルオーデイオ信号以外のデイジタル情報信
号例えばデイジタルビデオ信号の伝送に適用できること
は勿論である。
「発明の効果」 この発明に依れば、エラー検出系列に1シンボルでもエ
ラーであると、その系列に含まれるシンボルを全てエラ
ーとしてイレージヤするのと異なり、本来正しいデータ
が失なわれる割合を低減することができる。したがつ
て、この発明が適用されたオーデイオPCM記録再生機
は、エラー訂正が不可能なために補間に移されるデータ
を少なくすることができ、高品質のオーデイオ再生を行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を適用することができるエラー訂正符
号の一例の説明に用いる略線図、第2図はこの発明の一
実施例の説明に用いる略線図、第3図はこの発明の一実
施例のブロツク図、第4図,第5図及び第6図はこの発
明の一実施例の動作説明に用いるフローチヤート、第7
図はこの発明の他の実施例の動作説明に用いる略線図、
第8図はこの発明の更に他の実施例のブロツク図であ
る。 11……データRAM、12……同期信号チエツク回路、
13……アドレスチエツク回路、14……CRCチエツク
回路、16……フラツグRAM、17,61……デコード
回路、20,64……エラーフラツグチエツク回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−8624(JP,A) 特開 昭56−105315(JP,A) 特開 昭52−2289(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エラー訂正符号系列を形成する複数シンボ
    ルの各シンボルに対してポインタイレージヤのためのエ
    ラー検出符号の符号化がなされたデイジタル情報信号の
    エラー訂正方法において、 上記デイジタル情報信号のエラー検出を行い第1のエラ
    ーフラツグを生成するステツプと、 上記デイジタル情報信号に付加されたこのデイジタル情
    報信号以外のデイジタル信号のエラー検出を行い第3の
    エラーフラツグを生成するステツプと、 上記エラー訂正符号系列に関してシンドロームを生成す
    るステツプと、 上記シンドロームが0となるエラー訂正符号系列に含ま
    れる上記第1のエラーフラツグを第2のエラーフラツグ
    に変更するステツプと、 データがエラーでない可能性が高い場合に上記第2のエ
    ラーフラツグをクリアするステツプと、 上記第1、第2又は第3のエラーフラツグが付加された
    シンボルのエラー訂正を行なうステツプとを備え、 上記第3のエラーフラツグ及びイレージヤデータをメモ
    リに初期設定し、上記デイジタル情報信号以外のデイジ
    タル信号のエラーが検出される時に、上記メモリへの上
    記デイジタル情報信号及びエラーフラツグの書込みを禁
    止することにより上記第3のエラーフラツグを生成する
    ことを特徴とするエラー訂正方法。
JP58197365A 1983-10-21 1983-10-21 エラ−訂正方法 Expired - Lifetime JPH0634313B2 (ja)

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